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Books Tonton（ブックスとんとん）は、本や音楽をはじめ、日々気になったことなどを、あれこれのんびり書いていきたいと思います。
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2005.03.30
カテゴリ： 本・作家
青山ブックセンターに立ち寄った時に、表紙が目に入って買う。
長谷川四郎は戦時中に大陸にいてシベリヤ抑留を経験したそうである。
外国語に精通し翻訳作品も手がけ、スパイ容疑をかけられたこともある。
そんな長谷川氏がシベリヤ抑留体験をもとに小説を書いている。
五木寛之は、長谷川四郎が小説に描いた抑留体験について、
「のんきすぎる」だったか、「現実はそんなものではない」だったか、批判したという話がある。
五木氏自身、朝鮮半島から引き揚げてきた際、悲惨な体験をしているから長谷川氏独特のユーモア感覚に違和感があったのだと思う。
小説はドキュメンタリーではなくてフィクションなのだから、作家の主観で描けばいいと思いますがね。
長谷川四郎は戦時中に大陸にいてシベリヤ抑留を経験したそうである。
外国語に精通し翻訳作品も手がけ、スパイ容疑をかけられたこともある。
そんな長谷川氏がシベリヤ抑留体験をもとに小説を書いている。
五木寛之は、長谷川四郎が小説に描いた抑留体験について、
「のんきすぎる」だったか、「現実はそんなものではない」だったか、批判したという話がある。
五木氏自身、朝鮮半島から引き揚げてきた際、悲惨な体験をしているから長谷川氏独特のユーモア感覚に違和感があったのだと思う。
小説はドキュメンタリーではなくてフィクションなのだから、作家の主観で描けばいいと思いますがね。
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