PR
BooksTonton
Books Tonton（ブックスとんとん）は、本や音楽をはじめ、日々気になったことなどを、あれこれのんびり書いていきたいと思います。
Freepage List
Comments
2006.03.22
カテゴリ： 本・作家
久世光彦氏が亡くなって、そういえば読もう読もうと思いながら未読の本があったんだった。
『一九三四年冬-乱歩』
販売用の古本と分けて「これは売らない」のコーナーに置いておいた。
ページを開くと、止まらなくなった。
描写も構成も綿密で、しかも文章から匂いというか色香が立ちのぼってくる。
虚と実が入り乱れ、江戸川乱歩が作中で短編小説を執筆する。
ものすごい知的刺戟に満ちた作品だ。
イチローがすごかったように、すごい人はすごいのだ。
お気に入りの記事を「いいね！」で応援しよう
Last updated
2006.03.22 14:53:52 コメントを書く
[本・作家] カテゴリの最新記事
-
川端康成『雪国』書き出しの「国境」はど… 2024.02.04
-
イマドキ言葉の超訳が面白すぎる「万葉集… 2023.06.07
-
ブックデザインをきっかけに本を買いました 2022.04.10
【毎日開催】
15記事にいいね！で1ポイント
© Rakuten Group, Inc.
