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2005年04月03日
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カテゴリ: 映画
『ムッシュカステラの恋』のアニエス・ジャウイ監督の作品。


やっぱり今回も私の好きなタイプのフランス映画で、大満足!
このアニエス監督、『ムッシュ~』同様、女優としても出演している才能あふれる女流監督なのだ。
ムッシュ・カステラ役をしたジャン=ピエール・バクリも監督、出演していた。
この人、ものすごーく嫌な人を演じさせたら右に出るものはいないほどの 人相の悪さ。(笑)
でも、彼の演じる男性は 悪いところばかりじゃあなくて、人間らしい弱みも持っていたりして、なかなか共感してしまうところが面白いのだ!


<内容>有名大作家を父親に持つ二十歳のロリータは、親の影に隠れてパッとしない自分にコンプレックスを持っている。一番の悩みは、理想とは程遠いぽっちゃり体型だが、皮肉にも、父の連れてきた新しい母は、自分と年の変わらぬスレンダーな美女。父親が自分に無関心なのは、容姿のせいだと考え、唯一の特技である歌で父の気を引こうとするが、自己中心的でワガママな父には気づいてもえない。ジャーナリストの卵であるボーイフレンドに対しても、父とのコネが目当てでは・・・と疑心暗鬼になってしまう。
一方、ロリータの歌の教師シルヴィアは、売れない作家を夫に持つ。夫の才能を信じ、日々、夫を励まし支える彼女は、自分の仕事には、とりたてて情熱を持っていない。練習をせがむロリータのことも初めは疎ましく思っていたが、あるとき、ロリータの父の素性を知り、夫のために急接近。晴れて、夫はビッグ・チャンスを手にするが、そんななか、シルヴィアのロリータに対する感情は、徐々に変化していき・・・。


原題はCOMME UNE IMAGE 。求められるイメージや理想に近づこうとしている人たちのもがきや苦悩を 描いている。主人公の太目の女の子が かなりかわいそう。でも、大作家の父親も、若く美貌の継母も、主人公の歌の先生も、そのダンナのいきなり脚光を浴びてしまった売れなかった作家も、みーんなみんなそれぞれに 悩んだりもがいたりしている。傍から見て、完璧だと思える人も 実は悩みを抱えていたりするもの。



その他にも 人と人の駆け引きで、控えめに遠慮深く出る者に対して、見下したり、低く見たりする人間の悲しい習性をも 描いている。堂々と出る者に対しては いくら我侭でエゴイストでも、一目置いてしまったり。これには ちと考えさせられた。えらぶることはないけど、堂々としていることって結構大切なのだよなーっと。


それにしても、出演人物みんな一人として、クリーンな人間はいない。主人公のかわいそうな女の子も うじうじと屁理屈をこねていたり、嫌がっている父親を時には利用してみたり、歌の先生も 練習熱心な主人公を疎ましく思ったり、その子が実は自分の大好きな作家の娘だと分かったとたん、態度を変えたり、まったく人間らしい。実にいろいろなタイプの人間がでてくるので、見る人見る人で感情移入してしまう人物が違うのではないかなーと思う。私の場合はその我侭な大作家。自分勝手なとこが似てるー!!反省しましたです!


そして、まあ、ワインを飲むシーンが多いこと!!
プレゼントにワイン、レストランでのお食事にワイン、旅行にワイン持参、お城でのパーテイにワイン、友人が訪ねてきたらワイン・・・。

ワインワインワインワイン・・・・!!!

禁酒3週目になる元々ワイン好きな私は 物凄く飲みたくなってしまったのだった!!
でもここまで続いてきた禁酒が たった一本のワインで元に戻るのも嫌だなと思い、ワイン醸造所で作られる濃いぶどうジュースとブリーチーズを購入し、欲求を満たしたのでした!!





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最終更新日  2005年04月04日 19時54分58秒
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