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あと2週間で衆議院議員選挙。16年ぶりの政権交代がなされる可能性がある、世紀の大一番である。今にも政権を取ろうとしている民主党。この民主党のマニフェストの目玉の1つが高速道路無料化だ。でもこの高速道路無料化、一歩間違えば自民党が実施した高速道路料金一律1000円施策以上の愚策となる可能性がある。言うまでもなく、理由は二酸化炭素(CO2)の排出量の大幅増大だ。以下に8月13日の朝日新聞の記事を抜粋する。<抜粋ここから>民主党が衆院選のマニフェスト(政権公約)に掲げた高速道路の無料化と自動車関連の暫定税率の廃止が実施された場合、二酸化炭素(CO2)の排出量が年980万トン増えるとの試算をシンクタンクがまとめた。一般家庭の年間排出量に換算すると約180万世帯分に相当。麻生政権が導入した休日の高速道路「千円乗り放題」で増加が見込まれる年245万トンと比べても4倍となる。 民主党の公約が地球温暖化対策に与える影響について試算したのは、自治体の環境政策に携わるシンクタンク「環境自治体会議・環境政策研究所」(東京都千代田区)。県境をまたぐ移動に新幹線や高速バスなど公共交通機関を使っていた人の一部が、自動車を利用するようになると仮定して分析した。 それによると、高速無料化と暫定税率廃止が実施された場合、自動車の輸送量が21%増えるのに対し、鉄道は36%減、バスは43%減、航空機は11%減と公共交通機関は軒並み減るという結果が出た。鉄道離れが特に進むのは、東京圏からは東北や近畿方面などに向かう路線と、大阪圏からは東海や四国方面などへの路線とみられるという。 国内の運輸部門のCO2排出量は2億4900万トン(07年度)で、これを約4%押し上げる計算になる。 <抜粋ここまで>世界中が地球温暖化防止に向けてCO2削減に取り組んでいる中、単に高速道路を無料化しただけでは意味がないことは容易にわかることだ。実際高速道路無料化を実施する場合は、環境税の導入を同時に考えなければならない。環境税は二酸化炭素排出の大きな原因になっているガソリンに課税するのである。8月13日現在、ガソリンの値段は1リットルあたり125円である。一旦暫定税率を廃止したのち、再度環境税を課税するのである。個人的にはガソリンの値段が1リットルあたり500円でもかまわないと思っている。高速道路無料化とは、言い換えれば一般道の有料化とも言える。ガソリン使用量に応じて、道路使用料を支払うことになるのだ。また、環境税の導入は、燃費がよく、低公害の自動車の開発を自動車メーカーに促す効果もある。本気でCO2削減に取り組むのであれば、これくらいのことをしないとダメだ。民主党は本当に高速道路無料化を環境税とセットで考えているのだろうか?ちなみに、民主党はこの環境税について公式には言及していない。岡田幹事長は導入する方針であると発言したことはあるが、選挙対策で公にしていないなのだろうか?まさかこんなことはないと思うが、もし民主党が高速道路無料化の財源について、埋蔵金や無駄の排除「だけ」で賄えると本気で思っているのなら、政権を取るべきではない。
2009年08月14日
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昨日、SMAPのくさなぎ剛が公然わいせつで逮捕された。夜中に公園で全裸で騒いでいたらしい。まあよくある話なので、今日あたりにでも不起訴処分で釈放されるだろう。僕も酒にまつわる失態は過去にいろいろあるが、それも20代の話。30代になってからは一度もない。同年代の人間として、30代半ばにもなって泥酔して公園で全裸で騒ぐというのはどうかな、と思う。それよりも気になったのは、くさなぎの逮捕を受けての鳩山総務大臣の発言。「めちゃくちゃな怒りを感じている。なんでそんな者をイメージキャラクターに選んだのか。 恥ずかしいし、最低の人間だ。絶対許さない」をいをい、あの程度で「最低の人間」だったら、世の中に最低以下の人間はゴマンといるだろう!そもそも「最低」とは「最も低い」という意味である。「最低以下」がいれば少なくとも「最低」ではない。日本語としておかしい。飲酒運転をしたり暴行して怪我させたりしていたのならともかく、少なくともくさなぎの行為は最低とは思えない。はっきり言って、泥酔会見で世界に醜態をさらした「日本の恥さらし」こと中川元財務大臣のほうが、よっぽど「最低」に値する。少なくとも、中川元大臣の泥酔会見の時に、鳩山大臣が「最低」と評した記憶は無い。中川元大臣に限らず、政治家の中にも「最低」以下に値する者は多くいる。僕は昔から、この鳩山大臣のような、第三者の立場でありながら、調子に乗って見下すような発言が大嫌いである。特に高い立場にあるのならなおさらである。今回のくさなぎの行為は品がないが、鳩山大臣の発言は、政治家の発言として「最も品がない」レベルである。
2009年04月24日
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この連休中、ちょっと気になった記事が。http://www.nikkansports.com/sports/sumo/p-sp-tp3-20071122-286233.html【引用ここから】現役最年長力士の東序二段103枚目・一ノ矢(46=高砂)が、今場所限りで引退を予定していることが21日、分かった。83年九州場所でデビューし、この日で1001度土俵に上がった。引退後は、高砂部屋のマネジャーとして第2の人生を歩む。 この日、517敗目を喫した一ノ矢は「入門前から土俵に上がることが夢で、1000回以上も続けられて幸せです。年を取っても強くなれることを証明したい。欲を言えば、関取になりたいけど、無理だね」。引退時期の明言は避けたが、今場所を最後に土俵人生に別れを告げる覚悟は固めている。 引退後は、3年前に取材を機に知り合った雑誌編集者のAさん(40)と結婚する予定。今年1月にプロポーズし、来年2月2日に都内で挙式も予定している。「一緒にいて楽だし、いろんな面で気が合う。子供はほしいですね」。土俵に青春をささげた一ノ矢が、今度は裏方として大好きな相撲を陰から支える。【引用ここまで】自分の会社でいうと、46歳ぐらいだと部長・次長クラス。普通の人生を歩んだなら、社会的にも相応の地位が与えられる年齢だ。大相撲の場合、幕下以下は見習扱いで、衣食住は足りているものの、給料は出ない。しかも個室は与えられず、大部屋での共同生活。結婚も許されない。世間一般のものさしで、勝ち組か負け組かで判断すると、明らかに負け組だろう。(個人的には勝ち組、負け組という単語は大嫌いなのだが)でも、お金や名声に全く執着することなく、ひたすら自分の好きな相撲に打ち込んでいる。ある意味うらやましい人生である。同じ部屋の、あの朝青龍が一目置いているらしい。番付が絶対の相撲界で、横綱が序二段の力士に頭が上がらないなんて考えられないこと。さらに、希少な国立大学(琉球大学)出身で、閉鎖的な相撲部屋では初めてホームページを開設したなど、話題は年齢だけではない。そういえば、相撲界でも僕と同じ年で親方になったのもいる。あのリンチ殺人事件で前親方が解雇され、無理やり現役を引退させられ親方にさせられた現時津風親方(元時津海)である。34歳の親方がいる一方、46歳の序二段がいる。なぜか不思議な感じがしてきた。なぜか、自然と「お疲れ様」という言葉が出てくる。
2007年11月25日
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最近のお笑いのネタで最も流行っているものの1つがタカアンドトシの「欧米か!」であろう。漫才の中で、相手方が西洋かぶれした行動や言動を取ったときに入る突っ込みのことである。ではここで疑問なのが、「欧米ってどこの国のことなのか?」ということである。日本語を話すべきところを得意気に英語で話していたとしたら、それは「米英か!」となる。間違ってもフランスやドイツやスペインやイタリアでは英語は普段は話されていない(はず)。アメリカとヨーロッパって歩んできた文化が違うから、一括りにできないんじゃないか。確かに人種としての起源は同じかもしれない・・・と書こうとしたら、アメリカには白人以外にも、黒人、アジア系など、多くの人種がいるね。ヨーロッパも最近は移民が多いみたいだけど。よく自称有識者や評論家が得意気に「欧米では○○です。だから日本はダメなんです。○○すべきです。」なんて話している人を見るけど、こういうのを見ると、「欧米って具体的にどこの国のことやねん!」と突っ込みたくなってくる。ヨーロッパだけでも、ざっと44の独立国ある。アイスランド共和国、アイルランド、アルバニア共和国、アンドラ公国、イギリス、イタリア共和国、ウクライナ、エストニア共和国、オーストラリア共和国、オランダ王国、ギリシャ共和国、クロアチア共和国、サンマリノ共和国、スイス連邦、スウェーデン王国、スペイン、スロバキア共和国、スロベニア共和国、セルビア共和国、チェコ共和国、デンマーク共和国、ドイツ連邦共和国、ノルウェー共和国、バチカン市国、ハンガリー共和国、フィンランド共和国、フランス共和国、ブルガリア共和国、ベラルーシ共和国、ベルギー共和国、ポーランド共和国、ボスニア・ヘルツェゴビナ、ポルトガル共和国、マケドニア共和国、マルタ共和国、モナコ公国、モルドバ共和国、モンテネグロ共和国、ラトビア共和国、リトアニア共和国、リヒテンシュタイン公国、ルーマニア、ルクセンブルク大公国、ロシア連邦そうすると、44種類の文化があると考えるのが普通で、安易に「ヨーロッパでは」と表現することはできないと思う。この44ヶ国すべてに行ったことのある日本人は非常に稀だろうし、「欧米では・・・」と得意気になっている評論家で、これら44ヶ国の事情をすべて熟知しているのは皆無に近いと思う。「どうせイギリスかフランスかドイツあたりの事情しか見てないやろ!」と評論家に向かって突っ込んでしまう自分がいる。もちろん、「欧米では・・・」を連発する自称評論家に説得力が無いのは言うまでもない。ましてや、これら44ヶ国とアメリカの事情が同じ事象って、世の中にはほとんどないと思う。それなのに、なぜこうも安易に「欧米では・・・」と語られるのか、不思議でしょうがない。【追伸】アメリカの国を列挙するのは、ヨーロッパの国を列挙するだけで疲れたからやめます。(爆)
2007年01月28日
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安倍さんが新首相になって1週間。なんでも、戦後最年少首相らしく、そのせいか、内閣支持率も高いらしい。でも、思想がちょっとやばそう・・・それはともかく、以下の記事を。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060929-00000052-mai-pol<引用ここから>安倍晋三首相の所信表明演説は政策面でカタカナ言葉が目立つ。「オープンな経済社会」に「イノベーション(技術革新)の創造」と明記するように、具体的な数値目標の代わりにカタカナ言葉を多用することで、斬新なイメージをアピールする狙いもありそうだ。しかし「美しい国、日本」を掲げ、伝統や歴史を重視する保守色の濃い内容に比べると、ちぐはぐな印象も否めない。所信表明は全体で8301字。自民党総裁選で訴えた政権構想の内容を網羅的に盛り込んだ結果、就任後初の演説としては森喜朗元首相の4982字、小泉純一郎前首相の6452字より長い。この中でカタカナ言葉は、ミサイルやテロなど日本語に置き換えにくいものや、国の名前などの固有名詞を含めると、延べ109回も登場。カタカナや役所言葉を嫌った小泉前首相の就任時演説に比べ約4倍の分量だ。例を挙げると「自宅での仕事を可能にするテレワーク」や「日本がアジアと世界の架け橋となる『アジア・ゲートウェイ構想』の推進」「未来に向けた新しい日本の『カントリー・アイデンティティー』」といった具合。聞いただけではピンとこないものも多く、多用の効果には疑問符も付きそうだ。(毎日新聞)<引用ここまで>「安倍さんの所信表明演説は中身がない」と野党から叩かれているが、僕が一番いいたいのは以下のことだ。イノベーションってなんやねん!技術革新でええやん!いくらカタカナ言葉を使おうとも、斬新だとは全く思わない。逆に宇宙人が話しているみたいだ。聞き手のことを全く考えていないと言える。外来語多様の日本語は、全く醜い。イノベーション以外にも、以下のような意味不明な単語が・・・アジアゲートウェイ構想子育てフレンドリー人生のリスクに対するセイフティーネットオープンな経済社会テレワークカントリーアイデンティティー (゚Д゚)ハァである。美しい国とか言う前に、美しい日本語使おうよ!ちなみに、前任の小泉さんは徹底的に外来語を嫌い、官僚に文章を書き直させたとか。関連してもう一つ気になる記事が。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060928-00000012-maip-pol<引用ここから>次期学習指導要領に盛り込まれる見通しの小学校5年生以上の英語必修化について、伊吹文明文部科学相は27日、「必須化する必要は全くない。まず美しい日本語が書けないのに、外国の言葉をやってもダメ」と必修化に慎重な考えを示した。文科省が実施した市民からの意見募集でも必修化に消極的な意見が約4割を占めており、今後論議を呼びそうだ。 伊吹文科相は、英語教育よりも最低限の素養や学力を身につけさせることが先決だという認識を示した。さらに中央教育審議会が英語必修化を答申した場合について、「中教審のお考えを入れるか入れないかは、私が判断をしなければいけない」と述べた。(毎日新聞)<引用ここまで>この伊吹さん、旧京都1区の自民党議員で、昔からあまり良い印象は無いのだが、今回の発言については、全くの同意である。これは、国語が苦手科目で理系を選んだ僕が、英語よりもまず日本語だろ!と考えていたことと一致する。ゆとり教育が叫ばれて久しいが、聞いたところによると、それはそれはひどい惨状らしい。今や小学生ですら暴力事件を起こす時代である。義務教育では、英語を教える前に、もっと教えるべきことがあるだろう!と思う。いくら国際化だからといって、100人中100人とも生涯英語が必要となるようなことはありえない。そもそも、国際化と英語を話せることとは直接の関係はない。英語を学びたい人、最低限の基礎学力を身につけた人は、英語をどんどん学べばいいと思う。しかし、読み、書き、計算の基礎学力すら見についていない生徒に英語を教えても、全くの無駄というものである。また、「外国=アメリカ、イギリス」ではない。確かに、ビジネスの世界で最も使われている言語は英語であるが、話者は3億人程度で、地球の全人口の20分の1程度である。最も使われているのは中国語だし、スペイン語、アラビア語も多くの国で話されている。英語だけが外国語ではない。言葉というものは、その国の文化と密接に関係するものであり、異文化の理解抜きには言語の習得はありえない。義務教育で特定の国の文化のみに接するというのは、大いに問題ありだと思う。言葉の最大の目的はコミュニケーションである。コミュニケーションにあたって大事なのは、どの言語を使うかではなく、自分の思い・意思・意図・考え方を正確に伝えられるか、他人の思い・意思・意図・考え方を正確に捉えることができるかである。仮に外国人とうまくコミュニケーションを取れなかったとすれば、英語力が問題ではなく、その人のコミュニケーション能力が問題なのである。そういえば、僕が受けてきた国語教育を考えると、文章を読むことに重点が置かれ、文章を書くことが疎かになっているように思う。今の僕の仕事(技術職)では、英語力よりもきちんとした文章を書くことが求められている。日本語で自分の意見を主張する能力を義務教育で徹底的に教えるべきだと思う。余談であるが、英語の話者にとって、日本語、韓国語、中国語、アラビア語は、最も習得が難しい言語であるらしい(以下のページ参照)。http://www.kirihara-kyoiku.net/peripatos/05/01.html逆に言えば、日本語、韓国語、中国語、アラビア語の話者にとっては、英語の習得は難しいともいえる。TOEICのスコアだけを見て、日本の英語教育が遅れているというのは、全く無意味である。
2006年10月01日
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写真に入ろうとする時、どのような格好をするだろうか。おそらく、人差し指と中指を立てた、いわゆるピースサイン(Vサイン)をする人が多いと思う。僕はと言うと・・・人の真似はしたくないと言うひねくれ者のせいか、ピースサイン(Vサイン)をすることはまずない。さて、先日ネットサーフィンをしていた時のこと。ひょんなことから、人差し指と中指を立てることを、なぜ「ピースサイン」というか、その由来を知ることができた。人差し指と中指を立てるサインは、第2次世界大戦中、イギリスの元首相チャーチルのお得意のポーズだったらしい。その時はまだ、勝利(Victory)を表すVサインだったらしい。そのVサインがなぜ平和(Peace)を表すピースサインになったのだろうか。第2次世界大戦終了直前、チャーチルとその側近との間で以下のような会話がなされていたらしい。(チャーチルが第2次世界大戦の戦況を聞いて)側近「もうすぐ戦争が終わりますね。いつもの勝利のVサインですね」チャーチル「いや、これはピース(Peace)サインだ」側近「なぜ2本の指を立てることが平和(Peace)なのですか?」チャーチル「広島と長崎の2発によって、平和がもたらされるからだ」・・・・・・・・・・・・・(唖然)このことを知って、背筋が凍るような思いがした。平和どころか、全く正反対の由来ではないか!もしかすると、上記のような由来は俗説で、実際は別の由来があるのかもしれない。でも本当だったら・・・このことを知った後、日本人の子供が無邪気に2本指を立てて写真に写っている姿を見て、切ない気分になった。ピースサインの本当の意味を知ってからも、無邪気に2本指を立てることができるのだろうか。余談であるが、写真に写る時にピースサインをする傾向にあるのは、世界中でも日本だけらしい。場合によっては、中指を立てて相手に甲を見せるサインと同じく、侮辱を意味することもあるらしい。
2006年09月20日
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まずは以下の記事を。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060818-00000006-san-soci(引用ここから)岩手県内にある大学の元水泳部員の男子学生(20)が、アルバイト先の書店で顔や腕を包帯で覆った皮膚病患者の写真を隠し撮りし、インターネットに「ミイラが来店」などと中傷する書き込みを繰り返していたことが17日、分かった。同じ悩みを抱える患者らからの抗議メールを受け、水泳部のホームページが閉鎖に追い込まれたほか、大学側にも抗議が殺到。学生から事情を聴き、厳重注意を行ったという。 学生のバイト先の近くには、重度の皮膚病治療で名の知られる総合病院があり、撮影されたのは、そこに入院する患者の外出時の姿とみられる。大学側などによると、書き込みは7月9日に2度行われた。バイト先の書店を訪れた患者の写真を携帯電話のカメラで撮影した上で公開し、「ミイラが来店」「刺激臭を観測…くせぇ」などと中傷した。 書き込みが、会員登録型のソーシャル・ネットワーキング・サービスで行われたことから個人が特定され、巨大掲示板群などを介して批判の声が広がった。 抗議のメールを受け、水泳部は7月27日付で「元部員の軽はずみな言動でご迷惑をかけた」などとする謝罪文を掲載し、ホームページを閉鎖。大学は28日に学生を呼び出し、「学生として、人として不適切な行為」などと学部長名義で注意した。(産経新聞)(引用ここまで)最近の大学生は、やっていいことと悪いことの区別がつかないのかね。(って、前にも同じことを書いたような・・・)この事件を聞いて、1年ほど前、水戸の病院の女医が自分のHPの日記で患者を「頭悪い、二度と来るな」と中傷していた事件を思い出した。この2人に共通するのは、弱者を攻撃していること、社会的立場が比較的高いこと、その割には容易に身元が割れやすい内容の日記を書いていることである。この大学生、mixiは会員制だからどんなに暴言を吐いても大丈夫だろうと思ったのだろう。でも、mixiには数百万の会員がいる。常に見られているのだ。仕事でも何でも、人に見られてこそ初めていいものができると思う。人は常に(良い意味で)エエカッコしないといけないのだ。弱者イジメはカッコワルイから、こそこそやっている「つもり」なのだろう。陰でこそこそやるようなことに、ろくなことがない。この大学生のやっていることは、地位の高い人間とは思えないくらい幼稚である。そういえば、僕の高校時代の友人に、皮膚病で苦しんでいたのがいた。高校にもなかなか登校できず、自暴自棄になっていた。その友人に対して、僕は適切な接し方をすることができないまま、疎遠になってしまった。今になって、接し方が間違っていたのではないか、と少し後悔している。その友人とは、10年以上連絡を取っていない。今はどうしてるんだろう。
2006年08月18日
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学生だと、夏休みと言えば、7月中旬から8月末と答えるだろう。同じ学生でも、寒冷地に住む人は、7月中旬から8月中旬と答えるだろう。で、社会人はといえば、多くの人がお盆の8月15日前後と答えるかもしれない。企業の休みって、大体この時期だからね。うちの会社はというと、夏休みというものがない。夏休みを取る時は、有給休暇を使うことになる。だから、まだ独身の僕は、家族の誰とも調整することなく、自由に休みの日を決めることができる。「お盆はふるさとで・・・」というのが日本の定番だが、去年こそお盆の時期に実家に帰ったものの、ここ数年はお盆に実家に帰るケースもめっきり減った。夏休みの時期にしても、お盆の時期は鉄道や航空の運賃が高い。だから、時期をずらして取るようにしている。ちなみに、2002年以降、ずっと9月にまとまって休みを取っているような気がする。今年も9月に土日挟んで5日程度夏休みを取る予定。でも本音は・・・学生のように1ヶ月以上の休みを取りたい!
2006年08月01日
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ワールドカップは、イタリアの優勝で幕を閉じた。この1ヶ月、意外と長かったような気がする。フランス大会、日韓大会のときよりもそう感じる。自分自身があまり参加している意識がなかったかもしれない。(仕事で日本戦を2度も見逃してしまうし・・・)さて、ワールドカップ開催中、中田英寿が現役引退を表明した。この中田英寿の僕の印象だが、ひとことで言うと才能、能力は認めるけれども、友達にはしたくないタイプといったところか。マスコミの前では人を馬鹿にしたような態度をとるし、帰国のたびに話題になる格好が西洋かぶれしている感じだし・・・(ここでは、「お前ごときが中田英寿を批評するのは100万年早い」というツッコミはなしね)でも、中田の言葉で1つ共感できることがある。「サッカーしか知らない人間にはなりたくない」ベルマーレ平塚入団時に「サッカーは今しかできないけれど、大学は30歳になってもいける」と語ったらしい。昔ほどではないにせよ、日本って価値観を1つの物差しで測る傾向にあるように思う。勉強ができる人ならば「一流大学に入って一流企業に就職して・・・」、スポーツができる人ならば「朝から晩まで練習に励んで、現役引退後もそのスポーツに一生尽くして・・・」と半ば規定路線のようになっている。一流スポーツ選手でも、学生時代に成績優秀だった人もいるが、ほとんど例外なく、その能力がスポーツのために犠牲になっているように思う。また、30歳で大学に行くという発想も、一般的ではない。案の定、「20代での引退はまだ早すぎる」、「2010年を目指せ!」という声が多く聞かれる。でも、僕の場合、中田の決断には肯定的だ。若い頃はスポーツ選手として名声を上げ、晩年は全く別の能力を発揮して世間に貢献する、こんな生き方があっても良いじゃないか。中田の場合、現役時代から税理士や公認会計士のための勉強をしていたそうだし、英語、イタリア語、スペイン語を自在に操る。また、東ハトの非常勤執行役員でもある。これだけ多才な能力があるのに、サッカーのために犠牲にするのはもったいない。この能力が中田のキャリアパスにどのように影響するのか、非常に興味がある。中田英寿が今後どのような道を歩むのか、注目していきたい。
2006年07月10日
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今日、北朝鮮がミサイルを7回発射した。北朝鮮のミサイルのことだから、精度も期待できず、誤って日本本土に着弾するかもしれない。そうなったら、本土を攻撃されたとみなして、初めて自衛隊が戦闘を行うのだろうか。将来的に、日本はEUのように、韓国や中国と東アジア共同体を形成していくのだろうけど、その一番の障害は北朝鮮。本当に、金正日体制はいつ崩壊するのだろうか。北朝鮮が崩壊すると、ロシア~朝鮮半島~日本という新たな動脈が生まれ、環日本海地域の活性化の起爆剤になるだろう。北朝鮮が崩壊したら、朝鮮半島北部を旅してみたい。ちょっと行きたい所があるのだ。(今はヒミツだが)【今日のおまけその1】400勝投手金田正一氏の名前の韓国語読みは、「きむじょんいる(金正一)」なのだろうか?【今日のおまけその2】僕が大学生だった1994年に金日成が死んだ。その時、友人数人で金日成の話をしていたのだが、そのうちの1人が「金日成って誰?」と言って、皆にバカにされてた奴がいたのを思い出した。
2006年07月05日
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正念場のクロアチア戦まで、あと6時間を切った。W杯の対オーストラリア戦。マスコミから個人のブログまで、あちこちで敗因分析がなされている。その中で、よく見かける意見に、以下のようなものがある。サッカー日本代表のフォワードが決定力不足なのは、ゴールに向かう闘争心のある狩猟民族ではなく、パス回しばかりする他人任せの農耕民族だからだ。へ?よくよく考えてみると、おかしいと思いませんか?しかも、素人がこのようなことを言うのならともかく、著名なスポーツ評論家までが同様の発言をしているのが情けない。■狩猟民族と農耕民族という比較狩猟民族は原始的で農耕民族は近代的、という比較ならばまだわかる。でも実際は、「狩猟民族=肉食で農耕民族=草食」という対比や、「狩猟民族は攻撃的で残酷、農耕民族は保守的で温和」という対比で用いられる。そもそもこの例え自体がおかしいのでは?■狩猟民族=肉食で農耕民族=草食まず、「狩猟民族=肉食」と決め付けるのは大いに問題ありだろう。なぜならば、原始民族は狩猟と同時に植物の採集を行っているからである。要は、狩猟民族は、食料を生産する技術を持っていないのである。正確には、狩猟民族ではなくて狩猟採集民族である。狩猟採集民族は、肉と草をバランスよく摂取していると言えるのではないか。■狩猟民族は攻撃的で残酷、農耕民族は保守的で温和これも「狩猟民族=肉食で農耕民族=草食」という発想によるものだと思うが、肉食が残酷と言うのは、あくまで見た目であって、肉食動物にとっては通常の生活、生命を維持していく上での正当な行為であって、「人間にとやかく言われる筋合いはない!」というのが本音だろう。そして、農耕民族と言われる日本が温和だとは思えない。歴史を紐解くと、朝鮮半島や中国大陸で日本軍が残虐な行為を繰り返していたのは、ご存知の通りである。もっと根本的な話として、欧米は狩猟民族なのか、ということがある。欧米と言っても、古くからの歴史があるヨーロッパと比較的歴史が新しいアメリカとはかなり大きな差があるので、ここではヨーロッパに限定したい。ヨーロッパが狩猟民族というのは、世界史をきちんと勉強した人には明らかな間違いというのがわかる。日本の稲作の歴史は弥生時代以降の2500年~3000年、一方、ヨーロッパの農業の歴史は6000年~7000年である。歴史の長さだけみると、ヨーロッパの方がよっぽど農耕民族である。また、日本は島国なので、漁業も盛んである。漁業を営む人々も農耕民族なのだろうか。ヨーロッパ人に対して、「あなたは狩猟民族ですね」なんて言うと、「バカにしてるのか!」と怒られるのではないか。結論を言えば、日本を初めとする東アジアの文化とヨーロッパの文化との違いの大きな根拠、それは仏教・儒教とキリスト教の違いだと、僕は思う。仏教では肉食の制約があるからね。【追伸】余談だが、この日記を書くにあたって、以下のページを参考にした。http://www.webdokusho.com/rensai/hongo/sports10.htmhttp://pharma1.med.osaka-u.ac.jp/irie/zokusetsu.html
2006年06月18日
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最近、教育基本法に愛国心を盛り込むかどうかでもめている。結局、愛国心という表現は、伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛するという表現に落ち着くらしい。何か中途半端な決着という印象を受ける。この表現についても、いろんな意見があるようだが、僕は「我が国と郷土」という部分に着目したい。まず、「我が国と郷土を愛する」という部分から、愛する対象は我が国と郷土であることがわかる。「我が国=日本」は自明であろう。このことから、愛する対象は日本と郷土であるといえる。ここで、日本と郷土というのは独立事象ではないことにお気づきだろうか?郷土というのは、生まれ育った土地のことである。でも、郷土というのは、絶対的なものではない。関西人の集団にいると、僕の郷土は京都になる。日本人の集団にいると、僕の郷土は関西になる。東アジア人の集団にいると、僕の郷土は日本になる。地球人の集団にいると、僕の郷土は東アジアになる。郷土の対象は、自分が今存在する場所によって異なってくる。つまり、郷土というのは相対的なものである。一方、日本という対象は、ほぼ固定だ。つまり日本国の領土である。よって、「我が国と郷土を愛する」という表現には、「日本」という固定のものと、「郷土」という変動のものが含まれるのである。もし、教育基本法の文章で、「世界の中で日本人として日本という国を愛する」ことを意図しているのなら、「我が国」という表現は不要なのである。なぜならば、「世界」という立場から見ると、日本は「郷土」になるからである。結局、公明党による妥協の産物の文章も、よくよく考えてみればおかしいのである。やっぱり、正しい日本語の表現という観点から、伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた郷土を愛するという表現に改めるべきであると言える。それでも、我が国という表現を強引に入れるのだとすれば、強制的に日本政府を愛させるように洗脳するという意図を感じざるを得ない。
2006年05月12日
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衆議院議員選挙千葉7区補欠選挙が昨日実施され、民主党の26歳女性候補が当選した。そろそろ小泉さんの演説力(詭弁力とも言う?)の神通力も通用しなくなったか。それとも、最近言われる格差社会への反発か。小泉さんが首相になって以降、それまで全くといっていいほど聞くことがなかったのに、頻繁に使われる単語として、勝ち組と負け組がある。何かにつけて勝ち組とか負け組にしたがる。うちの会社ですら、現況を分析する時に勝ち組とか負け組とか使っている。何でそこまで勝ち負けにこだわるの?重要なのは自分の意識。他人に負け組と思われようが、どうだっていい。第三者の勝ち組評価、負け組評価にこだわらず、常に自己をどのように向上させていくかが大事なのに。どうしても勝ち負けにこだわる人には、以下の言葉を授けよう。ナンバーワンにならなくてもいい 元々特別なオンリーワン・・・と偉そうに言っておきながら、勝ち負けの意識から抜け出せない自分が悲しい・・・
2006年04月24日
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東横インの不正行為が発覚した。以下、共同通信より。【記事ここから】大手ビジネスホテルチェーン「東横イン」(東京都大田区)によるホテル不正改造問題で横浜市は28日、建築基準法などに基づき、1990年開業の「東横イン横浜西口」(西区、11階建て)と同「東横イン横浜関内阪東橋」(南区、9階建て)を立ち入り検査した。不正改造によって両ホテルの容積率が法律の制限を大幅に超過し、計31室が増設されていたことが分かった。 容積率が緩和される駐車場を完了検査後に客室やテナントに改造するなどしており、市は「悪質な法律違反」として是正命令を検討している。 東横インは86年設立で、両ホテルは初期の物件とみられ、同社が早い段階から不正に手を染めていた疑いも出てきた。【記事ここまで】東横インって、実は今日まですっかり東急系だと思っていた。東急に東横線って路線があるし、東急そのものの前身が東京横浜電鉄(東急の沿革より)ということもある。余談だが、映画会社「東映」も前身は「東横映画」という社名(東映の沿革より)で東急系であった。実は東横インのホームページでも、東急系でないことをきちんと記載している。東京と横浜の間にある蒲田が創業の地ということが社名の由来らしい。ところで、この西田憲正って社長、今回の不正改造をスピード違反程度にしか思っていないらしい。この社長には、自分が会社のイメージそのものであるという自覚はあるのだろうか。「東横インは今後も不正行為を平気で行います。今回はスピード違反と同じく、運が悪かっただけです」と宣言しているようなものである。しかも、テレビのカメラが回っている前でである。インターネットが一般化しているこのご時世でも、マスコミの影響力は良くも悪くも絶大である。西田社長のこのバカ面のせいで、東横インどれだけのお客を逃したことだろうか。山一證券、北海道拓殖銀行、雪印、三菱自動車、カネボウ、JR西日本、西武鉄道、そしてライブドア・・・西田社長は、これら企業の不祥事を、対岸の火事として見ていたのだろうか。
2006年01月28日
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京大アメフト部の元部員が、集団強姦で逮捕されたらしい。僕は高校生の頃、どうしても京大に行きたいと思っていた。頭はいいけど一癖も二癖もあるアホな奴が多そう(もちろんいい意味で)なところに憧れていた。その象徴が、アメフトのギャングスターズだった、僕は当時はどちらかというとスポーツは不得手だったので、アメフトをやりたいとは思わなかったのだが、そういった大学生活を満喫できる要素がつまっているところ、そんな感じがしていた。でも、現実は厳しく、模擬試験などでA判定などが出ても、本試験の前のセンター試験で失敗したりして、浪人までしたが、結局合格を果たせず、失意のうちに別の大学に進学した。僕の進学した大学は、どちらかというと地味なイメージだった。それでも、大学時代の4年間は他の学生に比べて勝手気ままに過ごしてきたと思っている。今の交友関係の大部分は大学時代に構築したものだし、その後の進路にも不自由しなかった。高校時代に描いていた未来予想図と大きくは違っていない。唯一の誤算は30過ぎても未婚であることだが(自爆)。大学生活を決定するのは、学校の校風ではなく自分自身であることを、身をもって実感した。話はそれたが、自分にとって「たどり着きたくてもたどり着けなかった場所」である。忘れたことに、僕の大学受験の時のことが夢に出てくるから、否定したくても否定できない事実である。その京大生が集団強姦である。最近の京大生は、人間としてやっていいことと悪いことの区別もわからなくなったのか、という気分である。社会生活において重要なのは、受験の知識よりもコミュニケーションであることを、社会人になってから痛感している。女性と関係を構築するのがいかに難しいことであるか、モテない男性は痛切に感じている。それを酒に酔わせて判断能力を鈍らせてとは、あまりにも幼稚すぎる。こんな幼稚なことしか考えられない奴は京大生のごくごく一部だと思うが、早稲田のスーフリ事件に代表されるエリート学生の転落の原因は何なんだろうか。
2006年01月27日
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1月23日、ホリエモンが逮捕された。この堀江貴文という男、年齢は僕の1つ上なのだが、ずいぶん年上の様な気がする。ホリエモンで思い出すのが、2年前のバファローズ買収である。2004年6月13日、大阪近鉄バファローズとオリックスとの合併話が持ち上がった。別に経営は近鉄でなくてもいいから他に球団の買い手は無いのか、巨額の赤字球団を買ってくれる勇気ある企業は無いのか、と思っていたところに、救世主のように現れたのがホリエモンである。結果的にバファローズファンの願いも虚しく、バファローズはオリックスに合併されてしまったが、世間に問題提起を投げかけたと言う点では、堀江貴文という男を評価していいと思う。12球団の堅持は、彼の行動なくしては無かったのだから。その後のニッポン放送、フジテレビの買収劇は比較的中立な目で見ていたが、去年9月の衆議院議員選挙あたりから、「何でもありなのかな」と、ホリエモンに関するマイナス面を感じ始めていた。そして今回の逮捕劇。そうそう、この堀江貴文という男について、僕はある印象を抱いていた。それはホリエモンは詰めが甘いということである。それを端的に表しているのが、彼の服装である。お堅いお偉方と会う時にもカジュアルな服装。スーツを買う金ぐらい、いくらでもあるだろうに、つまらないことにこだわったために。損をしていることが多いのではないだろうか。毎度のことだが、マスコミの態度には辟易している。今まではホリエモンのことを「時代の寵児」として取り上げていたくせに、逮捕されたとたん、徹底的に叩く。この節操の無さにはうんざりしている。
2006年01月23日
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クリスマスイブとは、言わずと知れた12月24日のこと。イブ(Eve)は夕方を意味する「evening」と同じ語源である。また、辞書で「eve」を調べてみると、「前夜、前夜祭」とある。ちょっとクリスマスイブの由来を調べてみた。ユダヤ暦では日没を日の変わり目としており、日没~次の日没が一日の単位だったらしい。このことから、クリスマスとは、24日の日没~25日の日没のことを指すらしい。それが、現在の暦では0時を1日の区切りとしたため、24日の日没~25日0時はクリスマスイブと呼ばれるようになったらしい。ここで整理してみよう。■イブは「前夜」という意味である。■元々、クリスマスは24日日没から始まっていた。そして結論。12月24日の日没前は、クリスマスイブではない
2005年11月19日
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クリスマスが近づくにつれて、「X'masセール実施中!」などの文字をよく見かける。ところが、英語の辞書を見てみると、しっかりとX'masと表記するのは間違い!正しくはXmas!と書いてある。つまり、もうすぐ間違いだらけの宣伝が世の中をにぎわすことになる。補足すると、「X」はChrist(キリスト)を表す記号なのだそうだ。つまり、「X」単体でキリストを意味するのだ。よって、「X」の後にアポストロフィをつけるのは間違いで、正しくはChristmasまたはXmasである。さあ、明日から「X'mas」の間違い探しをしてみよう!
2005年11月15日
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前回の日記で、「やっぱり日本はいいなあ!!」と書いたが、日本独自の風習で一番嫌なのがクリスマス。子供のころは、「今年のプレゼントは何かな?」とワクワクしたものだが、年を重ね、いろんな知識や経験を重ねるうちに、「ん?これは何かおかしいぞ!」と思うようになってきた。物事を筋道立てて考える性格からかもしれないが、日本の風習で一番間違っているのはクリスマスという結論に達した。夜も遅いので詳細は次回以降に。
2005年11月13日
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毎日新聞の記事によると、第二外国語の授業を開設している高校の数で、韓国語がフランス語を抜いて2位になったらしい。http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20051025-00000086-mai-soci内訳は、1位が中国語で553校、2位が韓国語で286校、3位がフランス語で248校。しかし、履修者数は、1位が中国語で2万2161人、2位がフランス語で9427人、3位が韓国語で8891人となっている。意外にフランス語を履修する人が多いと僕は感じた。日本人がよく渡航する国でフランス語が使われているのは、フランス、カナダ、ベトナムぐらい。もちろん、カナダは英語、ベトナムはベトナム語が最も使われているから、フランス語の需要がそれほどあるとは思えない。当時、僕の通ってた大学の学部(理系)では、第二外国語はフランス語、ドイツ語、ロシア語からの選択で、中国語などのアジアの言語は選択できなかった。僕はドイツ語を選択したのだが、何がなんだかよくわからないまま、とりあえず単位だけ取得した。そして、今となってはドイツ語は全く役に立っていない。そう考えると、大学側がどういった意図で第二外国語を履修させようとするのか、全く理解できない。本当に第二外国語を学生に履修させようとするのなら、フランス語、ドイツ語、ロシア語といった縁のない言語だけでなく、中国語や韓国語など、近隣の国で使える言語を選択肢に入れなければならない。大学卒業してからかなり経つが、今は改善されたのだろうか。(追伸)高校で第二外国語の授業も驚きだが、今の高校は「情報」の授業もあるらしい。
2005年10月25日
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欧米では○○だ。だから日本も△△でなければならない!著名な評論家がこのような発言をするのを良く聞く。このような発言をする評論家の言うことは、基本的に信用しない。ヨーロッパとアメリカは違うからだ。確かに、人種としてのルーツは同じかもしれないが、歴史の成り立ちからして、ヨーロッパとアメリカは全く違う。気質が違って当然だ。それを、あたかもヨーロッパ人とアメリカ人が瓜二つのように扱い、「だから日本では・・・」と話す人は、どこかで聞きかじった知識を自分の主張であるかのように見せかけているだけである。もし周りに、「欧米では○○だ・・・」と、あたかも知ったかぶりをする人に対しては、「欧米って、具体的にどこの国のことですか?」と問いただしてみると良い。
2005年10月19日
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「小泉自爆解散」なんて言われていた今回の総選挙。終わってみれば自民党の歴史的圧勝。何じゃこりゃ!自民党よりも民主党のマニフェストの方が筋が通っているし、社会保障や外交といった日本が重要視すべき問題も、民主党の方が真摯に受け止めているように感じた。では、なぜ小泉自民党が圧勝したのか。こうなってしまった最大の要因は、小泉さんと岡田さんの「演説力の差」につきると思う。小泉さんは、極端な話、「郵政民営化」しか語っていないのである。外交の年金問題の失策などは全く表に出さず、「郵政民営化できれば外交もうまくいく」というわけのわからないことを言う始末。つまり「郵政民営化すれば何でもうまくいく」と、耳にタコができるほど繰り返し主張した。一方の岡田さんは、正論は述べるけれども、何を言っているのか良くわからないところがある。政治に興味がない人は、岡田さんの言うことを理解できなかっただろう。政治がわからない人は、「小泉さんの方が郵政民営化という具体的手段によって日本を良くしてくれそうだ。岡田さんは何言ってるか良くわからないので、本当に日本を良くしてくれるか疑問だ」と感じたのだろう。やっぱりリーダーたるもの、真面目なだけではだめだ。いざとなったら一か八かの勝負ができるぐらいの度胸がないと。ここで、「年金未納問題」を思い出してしまった。元民主党代表の菅さんは、年金未納問題で代表を辞めてしまった。もし菅さんが民主党の代表のままだたら、今回のような自民党圧勝はなかっただろう。菅さんは小泉さんと勝負できるだけの演説力があると思うし、実際、2年前の衆議院選挙では自民党が後退し、民主党が躍進したのだから。
2005年09月12日
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今日、期日前投票に行ってきた。なぜかというと、9月11日日曜日には関東にいないから。今回の選挙、郵政民営化が最大の争点だとか、刺客を送り込むだとか、落下傘マスコミは完全に小泉さんの操り人形だ。今回の選挙の争点を全く理解していないように思う。そんなことだから、世論調査では「自民党過半数の勢い」となってしまうんだろうな。僕は、郵政民営化そのものには賛成だ。通信手段が電話や電子メールが主体となり、さらに金融のオンライン化が進んだ現在、全国津々浦々に郵便局が必要だとは思わない。どうしても必要なところは、地方自治体によって最低限のサービスを提供すればよい。公共交通機関だって、採算がとれない過疎地では、民間ではなく地方自治体によりコミュニティバスなどのサービスを提供している。ただし、民営化すれば良いというものではない。とある民主党議員が、「民営化は手段であって目的ではない」と述べていたが、その通りだと思う。「民営化すればすればすべて解決できる」というような幻想は捨てるべきだ。このように、僕は郵政民営化賛成だが、小泉さん、自民党は支持しない。小泉さんの外交政策、社会保障政策には到底賛同できないからだ。小泉さんの外交政策は、「アメリカ賛美、アジア軽視」である。EUが統合化した現在、韓国や中国と共同歩調をとって東アジア経済圏、さらには東南アジアを巻き込んだ大アジア経済圏を確立するべきだと思っている。でも実際はどうだろう。教科書問題や靖国問題で韓国や中国を怒らせている。団結すべき仲間を怒らせて何の得になるのだろうか。逆にアメリカに対しては異常なほど媚びへつらっている。イラク戦争のときも何も考えずに自衛隊を派遣したし、その自衛隊も現地サマワでは役立たず。小泉さんの頭の中には、「自衛隊がどのような国際貢献できるか」ではなく、「どうすればブッシュ様に気に入ってもらえるか」しかない。小泉流外交を展開していては、そのうち世界から相手にされなくなってしまうだろう。社会保障政策にしてもそう。年金問題や少子高齢化対策にしても、何も有効な手段を取っていない。少子化なんてのは、国の命運を左右する大きな問題だと思う。経済というのは人が活動して初めて活性化するもので、人がいないと経済そのものがなりたたないのだから。ただ、この話は子供をもうけていない私が言っても説得力ゼロなのでこれくらいにしておくが。(苦笑)さらにはサラリーマン増税を実施しようとしている。本当に財政が逼迫しているならば増税もやむをえない部分もあるが、まずは財源が適正に使われているか、検証するのが先だろ。無駄な公共事業が減ったとも思えないし。今回の選挙の争点は、1.第一に小泉政権の社会保障政策・少子化対策が妥当であったか2.第二に小泉政権の外交政策は妥当であったか3.第三にサラリーマンをターゲットにした増税に賛成か4.そして最後に郵政民営化は妥当かである。郵政民営化は、大きな争点ではないのである。
2005年09月04日
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