文豪のつぶやき

2005.09.07
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カテゴリ: 新撰組
榎本釜次郎武揚はもともとは幕臣ではない。
武揚の父、円兵衛は備前国の庄屋出身である。
円兵衛は学才優秀であったため出世、やがて三河以来の幕臣榎本家の株を買って武士になった。
つまり父の代で幕臣になった。
それゆえ武揚は、江戸御徒町で幕臣の子として生まれた。
代々の幕臣ではない。
百姓の野性味と気骨、二代目幕臣の忠義というそれぞれのいいところをあわせもって生まれた男といっていい。
幼少の頃から学才も豊富で、弘化四年(1847年)昌平坂学問所(現在の東京大学)に入校し、文久三年(1863年)幕府留学生15人のうちの1人としてオランダに渡っている。
榎本は最新のヨーロッパの軍事技術を身につけて帰ってきたのは慶応三年(1867年)3月で、その頃は、幕府の屋台骨が揺らぎはじめた頃である。

そして仙台で土方と出会う。





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最終更新日  2005.09.07 06:56:50
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