文豪のつぶやき

2005.09.27
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カテゴリ: 新撰組
明治二年(1869年)5月11日ついに明治新政府軍の函館総攻撃が始まる。
夜も明けきれぬうち、土方歳三は仙台藩精鋭の額兵隊と旧幕軍伝習士官隊のそれぞれ1小隊ずつ合計80名(一説には50名)をひきつれ絶望的な出陣をする。
土方は馬上、威風堂々である。
めざすは函館山にいる明治新政府の本陣。
無論、たどりつけるはずもない。土方と函館山の間には無数の明治新政府軍がひしめいている。
土方はゆく。
途中陽が昇り始めた、と同時に明治新政府軍の四斤山砲、艦船からの艦砲が火を噴く。
その中をゆうゆうと土方隊はいく。
あとに続くは、松平太郎、中島三郎助らの諸隊、これらも悠然と進む。

やがて、林に出た。
ここには明治新政府軍の先方がひしめいている。





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最終更新日  2005.09.27 06:59:01
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