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-熊本・大分・宮崎の旅vol.4-

あたしの周りが無知なのか
「天草って長崎?」
「天草ってあの五島列島の?」
といった声があったので
一応、地図でご紹介。
天草って遠いでしょ?
さて旅の続きですが
海の幸が豊富な天草での最初の食事はここで。
「ふくずみ」![]()

「特製うに丼」
うに大好きの2人。![]()
お腹がぺこぺこだったから余計に美味しかった!![]()
腹ごしらえも済んだので次の目的地へGO!
天草五橋は上島(上天草市)と呼ばれる島の右端。
上島よりも大きい下島の中心の山々を越えて
ようやくたどり着いたのが

崎津天主堂は明治時代に建てられたものを
昭和9年に改築したゴシック様式の教会。
1638年の禁教令以後、激しい弾圧を受けながらも
240年間に渡って「隠れキリシタン」として信仰が守られてきた崎津。
実は内部は撮影禁止なの。
けど建物に入るときには「禁煙・土足禁止」とはあったけど
撮影禁止って書いて無くって
中に入って写真撮ってから気づいたのね。
畳敷きの教会なんて珍しいでしょ?
この和洋折衷の様式を見て
逆にこの土地には本当にキリスト教が
根付いているんだなって思った
窓のステンドガラスにしても
ヨーロッパの教会と比べて本当に質素で
それでいて暖かみのある色彩。
ヨーロッパの教会は 権威の象徴
っていうイメージがあるけど
この教会は、ここに住む人々にとって、
心のよりどころで、 穏やかで、居心地のいい場所
なんだなって。![]()
正面の祭壇がある場所は
キリスト教が禁じられていた時は踏み絵が行われていたとこ。
神様をあしげにすることに苦しみながらも
生きて、信仰を持ち続けることを選んだ人々の
哀しみがいっぱい詰まった場所なんだね。
人々の哀しみに救いがあるようにと
その場所に祭壇を置いたのかなぁ。
崎津は小さな漁村。
この教会は海沿いに建ってるので、
「海の天主堂」
とも呼ばれているんだそう。
それを確かめるために
「チャペルの鐘展望公園」
へ。
この公園、かなり長い長い階段を上ったところにあるの。
さっきの千厳山なんて目じゃない、 階段地獄
。
なんと 505段
あるらしい・・
けどね、ここもまた緑が生い茂っていて
雰囲気はすごくいいんだよ。
ただ、後半はほんと息があがってしまうし、ふくらはぎ痛いし
日頃の運動不足がたたったぁ・・・
505段をなめたらだめだね。
そして頂上の公園から眺めた教会がこれ。
漁師さんたちは、教会の神様のもとから漁にでかけ
教会の神様のもとに帰ってくる。
本当に生活に根ざした教会ってこういうものなのかも。
そしてチャペルの鐘という名前のとおり
ここにはこんなものが。

![]()
高さはなんと15m。
さてとここまできたんだから鐘ならさなくっちゃと
探してみたら、あった、あった、ヒモヒモ。
伊豆の恋人たちの鐘だっけ?
あれみたいなこっぱずかしさはなさそうなので
とりあえずならそうとしたら・・あれ?
鳴らない・・・![]()
なんと、鐘は取り外されてしまってたの。
ショボン・・・![]()
この鐘楼の周りには、約130人程度座れるベンチがあり、
休憩、屋外礼拝、結婚式、集会、コンサートなど多目的に利用できる
ってあるから、イベントの時だけ鳴らせるのかなぁ。
ちなみにここの鐘はならないけど
天草四郎公園内にある、その名も「 愛の鐘
」。
こっちは鳴るんじゃないかな?
そしてこの公園からのもう一つの絶景がこれ。
「羊角湾」
入り組んだ入り江は格好の漁場で
崎津はこの湾に面した漁村。
養殖事業もさかんで、釣り人たちも多く訪れるんだって。
鳥の声がきこえて、雲間から光が射し込んできて
この穏やかな空間に、ここまできた疲れも吹き飛んじゃいそう・・
さあ、次はもう一つの教会へ
(あ、その前にまた505段、階段おりなきゃ・・)
天草の旅日記
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↓
今回かなり大きめの写真で紹介してみましたが
どうでしょう?
容量の関係もあるので、
時期がきたら小さくまとめなおす予定。
とりあえず、この熊本・大分・宮崎旅日記が終わるまでの
期間限定でおおくりしまーす!
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