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2006.12.10
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カテゴリ: カテゴリ未分類


1971年、ニューヨークの国連総会会議場で歴史に残る感動的な「国連デー」記念コンサートが開かれたそうです。

指揮者は、世界最高の音楽家、94歳の老巨匠パブロ・カザルス。指揮台を降りたカザルスが、静かにステージの全面に歩み寄り客席に話しかけたと言います。

「私はもう14年もチェロの公開演奏をしいませんが、今日は弾きたくなりました」と。そして弾いたのが、カタロニアの民謡《鳥の歌》

カザルスはスペインのフランコ独裁政権に反対して祖国を離れ、以後30数年も戦争と抑圧に抵抗し続けていた音楽家です。

その彼が弾いた《鳥の歌》を、私の友人は、自分のコンサートで、最近必ず、ピアノ演奏のプログラムに入れています。

今日は、NPO岩国子ども劇場チャリティーコンサートでした。彼女のピアノに、バイオリンとフルートが加わり、それはそれは素敵な時間を過ごしました。

モーツァルトの「フィガロの結婚 序曲」から始まり、シューベルトの「菩提樹」、カッチーニの「アヴェ・マリア」…

五曲終わったところで、手作りケーキとコーヒータイム。



そして、アンコールに彼女が用意していたのが、あの《鳥の歌》でした。

地域の小さなビルの二階をかりた小さなコンサート。でも、演奏の合間に彼女が語る言葉にまで、心こもった暖かいコンサートでした。

彼女曰く「con anima」はイタリア語、animaは魂、conは英語でいうwithだそうです。直訳すると ~心こめて~ となるそうですが、今日のコンサートの名前にしたのにも、なにか彼女の思いがあるようです。

彼女に出会って、もうすぐ20年になりますが、私にとってはなくてはらない友人となってます。






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Last updated  2006.12.10 23:12:14 コメントを書く


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