2004年07月11日
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ストーカー 特別編【FXBA-22851】 =>20%OFF!《発売日:03/06/19》
 と言う訳で、今日も映画批評を始めたいと思います。今日の映画は昨日の予告通り、ストーカーです。
 それでは、まずはストーリーから説明します。
 大型ディスカウントショップのスピード現像カウンターで働く中年男、サイ・パリッシュ(ロビン・ウィリアムス)は、真面目で20年以上も勤める仕事熱心な男でした。そんな彼にとって、常連客である主婦ニーナ・ヨーキン(コニー・ニールセン)の幸福な家庭は憧れであり、特別な存在だったのです。そしていつしか彼は、ヨーキン家のスナップ写真を密かに自宅の壁に貼り、自分が家族の一員になる空想にふけるようになって………、と言った感じです。
 この映画はとにかく中途半端です。
 普通ならばこの映画のタイトルを聞いただけでも、アブノーマルでサイコチックなものを思い浮かべるのに、実際に登場するサイ・パリッシュと言う男は、良い人の要素を持った悪い人みたいな感じで、何だかハッキリとしません。本当にロビン・ウィリアムズが演じる必要があったのでしょうか?
 それにこの映画を見る人はたいてい、倒錯した世界観を怖がりたいから見るのに、この映画はストーリー的にもたいした事件は起きないのです。
 そもそもこの程度のストーカーなら、現代の病んだ社会では珍しくもありませんし、なにもわざわざこの映画を見なくたって、ニュース番組を見ればいくらだって出てきます。
 実際に僕の周りにだって、疑わしい人物は数人いるくらいです。まあもちろん、そう言った人物に近づくのは危険なので、できるだけ関わらないようにはしていますけどね。
 話はそれてしまいましたが、この映画を通じて、監督が何を表現したかったのか、その意図するものがまったく見えません。いったい何をきっかけにこんな映画を作ってしまったのでしょうか。もしこのマーク・ロマネク監督が、もとストーカーだったと言うのなら、話題性ぐらいは出てある意味面白かったんでしょうけどね。

監督  マーク・ロマネク
制作年 2002年
制作国 アメリカ
出演  ロビン・ウィリアムズ/コニー・ニールセン/ミシェル・ヴァルタン/ディラン・スミス/ゲイリー・コール





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最終更新日  2004年07月26日 20時40分09秒
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