2004年09月26日
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アザーズ 【PCBG-50342】 =>20%OFF!《発売日:02/11/20》

 目指すはポイントでノートパソコンをゲットし、外出先でもこのページを更新できるようにすることです。ハッキリ言って現在遅れている12件分の映画批評を取り戻すのは、容易な事ではありませんからね。
 と言う訳で、もし気に入った品がありましたら購入してやって下さい。ご協力、お願いします。
 まあだらだらと前書きが長くなってしまいましたが、本末転倒にならないように、本日も映画批評はしっかりやろうと思います。本日の映画は、「アザーズ」です。
 まずはストーリーです。
 1945年、第2次世界大戦末のイギリス。深い霧に覆われた孤島で、戦地に行った夫の帰りを待つ美しい人妻グレース(ニコール・キッドマン)は、幼い2人の子供アン(アラキーナ・マン)とニコラス(ジェームズ・ベントレー)と一緒に屋敷で静かに暮らしていました。屋敷の中は子供たちが死を伴う重度の光アレルギーため、光はすべて遮断されている状態でした。ある日グレースは、屋敷を訪れたミセス・ミルズ(フィオヌラ・フラナガン)とリディア(エレイン・キャシディ)、そしてミスター・タトル(エリック・サイクス)の3人を使用人として雇うことにします。グレースはこの屋敷における注意点を3人にきつく言い渡しますが、この3人が来てからというもの、屋敷では次々と奇怪な現象が起こるようになるのです。無人の部屋から流れるピアノの音や、子供の泣き声、そして子供たちの書く絵に現れる謎の「存在」(アザーズ)。不安が増す一方のグレースは、新聞社に出したはずの求人募集がまだ投函されていなかったことに気付き………、と言った感じです。
 この映画は、似たようなタイプである映画「 シックス・センス 」よりも後に公開されたためか、「シックス・センス」ほどのヒットはしませんでしたが、映画の出来栄えで言うと、こちらの方がクオリティーが高いと言えるでしょう。
 まあ前半部分は余りストーリーも展開しないのでもたつきを感じてしまいますが、それでも一貫した暗闇へのこだわりが映像からも感じ取れますし、その暗闇にキャンドルの僅かな明かりで浮かぶニコール・キッドマンの姿は、とても儚げで、この世のものとは思えないほど美しいのです。
 普段は気丈で気高く振舞っているグレースも、夫の前では女性としての弱さを見せるシーンなどは、やはりニコール・キッドマンの演技力と美しさがなければ成立はしなかったでしょう。
 ただストーリー的にはひじょうに良くまとまっているものの、「落ち」じたいは目新しいものではないので、人によってはラストの展開が読めてしまうかもしれませんね。
 ですが映画と言うのは「落ち」だけが凡てではありませんので、そういう観点から言わせてもらえれば、やはり「落ち」だけにこだわってしまった「シックス・センス」よりも、「アザーズ」の方が作品としての価値はあると思います。お勧めの映画です。

監督   アレハンドロ・アメナバール
制作年  2001年
制作国  アメリカ/スペイン/フランス
上映時間 104分
ジャンル サスペンス/ホラー
出演   ニコール・キッドマン/フィオヌラ・フラナガン/クリストファー・エクルストン/エレイン・キャシディ/エリック・サイクス/アラキーナ・マン/ジェームズ・ベントレー/ルネ・アシャーソン/アレクサンダー・ヴィンス/キース・アレン





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最終更新日  2004年09月27日 01時13分41秒
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