全6件 (6件中 1-6件目)
1
ボックスアート 大きさは「グレンモアⅡ」と同じくらいかな。厚みも同じくらい。初期内容物。奥の方にあるけっこう分厚い「秘密の書」! 丈夫な封筒に封印されてる隠し要素! なんか宝箱っぽいやつ! 少々見にくいが、マップの手前の方では道が途切れてるのが分かるだろうか。当然キャンペーン中にここからいろいろ伸ばしていくわけで……もう見るだけで脳汁あふれちゃうねw プレイヤー駒とドラゴンマーカーはプラ製フィギュアとなった(土台に自分の色のリングを付けて見分ける「ゾンビサイド」方式だ)。 元ゲーの「クランク!」については今さら語るまでもないだろう(まったく知らないという希有な人はこちらを参照)。デック構築とダンジョン探索を組み合わせたまったく新しい傑作ファンタジーボードゲームで、日本語版も出てる。 さて、「パンデミックレガシー」に代表されるレガシーシステムは面白いゲームをより面白く(面白くないゲームはそれなりに)する。この時点で「クランク! レガシー」は約束された傑作なのだが、今回はさらにTRPGの「D&D」とコラボし、海外(主にアメリカか)で有名なセッション配信動画の「Acquisitions Incorporated」のガワをかぶせてきた(設定ガイドも出版されてるようだが、邦訳版が出てるかどうかは知らない)。これは日本ではあまりなじみがないので(たぶん)マイナス要素になる可能性もあったが、実際には元ネタをまったく知らなくても問題なく楽しめるので心配は無用だ。 “Acquisition”とは、ここではおそらく獲得とか収集とかいった意味。アクイジション株式会社はファンタジープレーン(“次元”という意味。「D&D」や「マジック:ザ・ギャザリング」でオリジナル世界やネタ世界を出したり、他ジャンルとコラボしたりするときによく使われる便利な言葉)での冒険を商業化した会社で、プレイヤーはそのフランチャイズとなって利益を上げ、会社内でのてっぺんを目指していく……世知辛いなあw 基本的なシステムは「クランク!」で、ちょいちょい新ルールもある。レガシー部分はゲームブックのようなパラグラフで管理されてる「秘密の書」を読むことで進展する。「シーフォール」や「裏切り者レガシー」と似た感じだ。 もちろん追加内容物や、ルールやカードに貼って修正するシールもある。だがここはちょっと残念なことに、「パンデミックレガシー」のシールシートや小箱のように必要なものだけ取り出せるようにはなっていない。シールもカードも(その他の追加内容物も)まとめてしまわれているところから指示されたものを取りだして使うようになってるので、ネタバレを厳密に避けるためには薄目で探すスキルが必要だw キャンペーンを記録するミッションレポートにはゲーム10まで書きこむところがあるが、ルールには「“最低”10回プレイする」と意味深なことが書かれている。何が起こるのか、ゲーム10に到達するのが楽しみだ(まだ1回もプレイしていないが)。 「クランク! レガシー」の名を冠して、これら2つのキャラクターパックも発売されている。先に少し触れた「Acquisitions Incorporated」のセッション配信で使われているキャラで、初期デックのカード数枚が差し替えられ、唯一無二のものとなっている。だが、「クランク! レガシー」と同時に購入することを考えているならちょっと注意が必要だ。何しろ箱に「クランク! レガシー」とでかでかと書かれてるくせに、キャンペーンが終わるまでは使わないことが推奨されてるからね! 無印「クランク!」ではすぐにでも使うことができるので、そのつもりで買うなら問題ない。 気になるキャンペーン後のプレイの可否だが、「クランク! レガシー」は終了後も通常の「クランク!」としてプレイできるタイプ。一部の用語を読み換えたり、レガシーのマップ特有の要素を参照するカードを抜いたりすれば、レガシーのカードを使って他の「クランク!」のマップで遊ぶことも(カードを混ぜて使うことさえ)可能だ。つまり購入をためらう理由は何もないということだ。「クランク!」ファンなら絶対外さないよ。BGGの和訳ルールはじめに&解凍パスワードルール以外の全要素の和訳(パス付きzip)上級管理職パックルール カードシール“C”チームパックルール カードシール基本ゲームルール カードシール沈んだ財宝ルール カードシールミイラの呪いルール カードシール黄金と蜘蛛の糸ルール猿王の神殿ルール冒険パーティールール プレイヤーボード/カードシールクランク! カタコンベルール
2024.02.28
コメント(0)
定例会。ssk、まるみ屋、carroll、私の4人。●イーオンズ・エンド:新たな時代 詳しくはこちら↓さっさろぐ:【ボドゲ紹介】イーオンズ・エンド:新たな時代|ゲームの概要や新要素など 届いたばかりのこれを。4シナリオのキャンペーンゲーなので、この日はこれだけやって終了となった。sskがタクレン(回復系)、まるみ屋がガイガー(1番破孔の火力がガンガン上がる)、carrollがサハラ(4番破孔が強くてチャージで2枚差せる)、私がクラウディア(チャージで他プレイヤーにエーテル与える)で開始。 敵、プレイヤーキャラ、カードプールが変わっただけで「イーオンズ・エンド」であることに違いはないので、安定して面白い。キャンペーンゲーなのでこれ以上語ることはないが、私はクラウディアをうまく使いこなせなかったので、最初の2シナリオでは新登場したキャラに毎回変更した。2シナリオ目の追加キャラがなかなか使いやすくて強い感じだったので、そいつを最後まで使うことになった。 やはり4人プレイだと難易度が激高で、3シナリオやって全部辛勝。時間切れで4シナリオ目は次回に持ち越しとなった。3人戦とは全然違うのでマゾゲーマーはぜひ4人でプレイすべきw
2024.02.24
コメント(0)
「『ブラッドストーンズ』届いたんならやらしてー」とお誘いいただいたので持ち込み。いたるさん、旅団長さん、一味さん、私の4人。●Bloodstones 和訳ルールはこちら。 本命のこれから。三国一のボードゲームデザイナー、我らがワレスによるファンタジーマルチウォーゲーム。といっても一昔前とは違ってプレイヤーが脱落するようなゲームはウケないので、序盤はなかなか戦闘自体が起こらないし、いざ戦闘になっても敗北側のペナルティーが(完全に包囲されてない限りは)ユニット1体だけなので大して痛くなく、すぐ反撃できる。 この日は旅団長さんがドラゴンライダー(超強いドラゴンがいるが、攻撃側として勝利すると満足していなくなってしまうので使いどころが難しい)、一味さんがヒルフォーク(安い城がたくさんあるので防御向き。丘陵に入るコストも安い)、いたるさんがホースロード(騎兵が多く、手札も多いので攻守に安定)、私がネクロマンサー(ネクロマンサー込みの軍隊で敵を倒せばアンデッドが湧く)となった。 全員初回プレイということもあり、序盤から中盤にかけては堅実な得点源となる村のばらまきに終始し、おとなしい展開に。プレイ人数に応じたマップが何枚か用意されてるのだが、どれも一般的な陣取りゲーに比べるとやや広めなので土地に困ることがあまりなく、こういう展開になりがちじゃないかな。ここはもう少し狭いマップを用意して欲しかったところだ。 その後は小競り合いが何度か起こったが、システム的に大軍を一気に長距離移動させるのは難しいので、1対1だとどうしても相手に準備する時間を与えてしまう。他プレイヤーと交渉して、有利なプレイヤーを複数の戦線で叩くのがよさそうだった。 この日は私が一味さんの本陣とのあいだにある湖に船を出してプレッシャーをかけたものの、守りが手薄くて返り討ちにw そうこうしているうちにいたるさんが結構な得点を稼いでワールドエネミーに。最終的には一味さんがいたるさんの前線を食い破って内陸奥深くまで侵入することに成功したが……どっちが勝ったんだったかな? 忘れたw 私でも旅団長さんでもなかったことは確かだ。 2、3時間もあれば終わるお手軽マルチとしてよくできてる。繰り返すが、初心者でも殴り合わざるを得ないような狭いマップがあるともっとよかったんじゃないかな。拡張種族(というかクラウドファンディングのストレッチゴール種族)のコルセアとカオスホードがバランスブレイカーで強すぎるらしいが、逆にそいつらがいれば自然と殴り合いが発生するのかもしれない。さらなる拡張も予定されてるようなので、追加マップや追加種族、本当にバランスが悪いならカオスホードとコルセアの調整などに期待したい。●Unlock!: Legendary Adventures - Robin Hood: Dead or Alive 旅団長さんが帰られたあと、3人でこれ。日本語版未発売の「アンロック!:レジェンダリー・アドベンチャー」の2本目。 ロビンフッドがノッティンガムの代官につかまってしまった! 彼の仲間である“メリー・メン”に加わりたいと思っているあなたは、メリー・メンの力を借りて彼を救出することができるだろうか? というお話。 うーん、ちょっといまいちな出来かなあ。言語依存性が著しく高い謎があったせいでもあるし、謎の方向性が好みから外れてるだけと言われればそれまでだが、やはり記憶力を必要とする謎はおじさんにはきついんだよw 全体としてはオススメできないが、最後のオチだけは秀逸だったので1回プレイする価値はある。腹抱えて笑ったw●Unlock!: Short Adventures - Doo-Arann's Dungeon 続いてカード28枚のショートアドベンチャーシリーズも1本やった。この「ドゥ・アランの地下迷宮」は、お宝を探しにダンジョンに潜るという、今どき逆に見かけない王道ダンジョン探索もの。 こちらはなかなかよかった。1つだけ「それは気づかねーだろw」って謎もあったが、まあどのセットにも1つくらいはそういうのあるしな。魔法を使うための仕掛けも、それを生かした最後の大謎も気が利いてた。こっちは日本語版出してもいいくらい。出ないと思うけど。
2024.02.20
コメント(0)
「はるばる大阪からKanaさんが来るから遊ぼうぜー」とお誘いいただいたので参加。会ったことなかったけどなぜ誘われたのかは不明w しいたけさん、Kanaさん、一味さん、私の4人。 会場はこれも初めて行ったコロコロ堂秋葉原店。●ピラミドミノ 詳しくはこちら↓さっさろぐ:【ボドゲ紹介】ピラミドミノ|ゲームの遊び方やレビュー評価など せっかく対象店に来たので、当時やってた「ボドゲ出版社当てクイズ」に参加しようということでこれから。 ネクストの選択肢が見えてる状態でタイルをドラフトしていき、手元で規定の大きさの枠内に配置していく。各色の紋章つきタイルを初めて置いた場合、そこに宝飾マーカーを置かないといけない(2色同時に初めて置くことになった場合、どちらか1個でよい)。ゲーム中に4枚使えるカードでタイルの色を上書きすることもできる。 これを繰り返して枠が埋まったら決算。宝飾マーカーがあるグループ内の紋章1個ごとに1点。ただし一番小さいグループは2倍。 これだけだと随分単純なゲームだが、何しろピラミッドなので、今作った階層の上にだんだん重ねで階層を作っていくことになる。4段目まで作るのだが、何しろピラミッドなので上の階に行くほど狭くなり、てっぺんにいたってはタイル1枚置くだけだw 2階以降は下の階に重ねて置くわけだが、得点計算時には端っこで見えている下のすべての階の紋章も数えるので、紋章はできるだけ各階の端っこに置いた方がいいし、上の階でもできるだけそれらの紋章を活かせるようにしたい。まあ4階にもなるとろくでもないタイルを取らされてえらい目に遭うこともあるけどなw 我がピラミッドの最終形態。2階まで頑張って育てたツタンカーメンが3階で死んでる時点で結果はお察しいただきたいw 似たような(と思っていた)「キングドミノ」のルールに引きずられて、最初は「最低1辺は同じ色の他のタイルに隣接しなければならない」ルールでやってたので恐ろしい絞りゲーになってしまった。実際は「隣接してさえいればどこにでも置ける」のだが、まあ同色で並べた方がいいことが多いのでそんなに変わらなかっただろう。 1時間くらいで終わったかな。手軽なのになかなか悩ましい中量級の佳作だった。出版社はケンビルと予想したが、何作か翻訳で関わってる私が当てても妙に勘ぐられそうなのでタグはつけなかった。いやー当ててたんだけどなー(見苦しい)。●878 Vikings: Invasions of England 信じられないことにしいたけさんが「蒸気の時代」を持ってきていなかったので(お店にあるから)一味さん持ち込みのこれを。 西暦878年のイングランドが舞台。富と栄光を求めて雲霞のように押し寄せるヴァイキングと、それを食い止めようとするイングランド貴族の戦いを描くペア戦ゲーム。 プレイヤーは貴族A、貴族B、強いけど数がちょっと少ないヴァイキング、そこそこの強さだけど数が多いヴァイキングの4人で2チームに分かれて戦う。手番順がランダム(袋からキューブを引いて決める)なので、場合によっては前ラウンドの後半2手番+今ラウンドの前半2手番の4連続で一方のチームが行動することもあるw 基本的には手番ごとにユニットが湧いて、カード使って移動して殴って、カード効果を適用するだけ。ヴァイキングは規定都市数を落としたら勝ち。イングランドは守ったら勝ち。 ヴァイキング側にリーダーが登場すると移動力が飛躍的に向上するので、イングランド側はできればそいつらを落としたいが、何しろユニット数が多くて手が出せないw とはいえ、さすがにイングランド全土に広がりきれるほど多くはないので、何とか手薄なところを突いて勝利条件を満たさせないようにしていくしかない。 ヴァイキングの狂戦士が勝手に自滅し、士気の低いイングランドの市民兵が勝手に逃げていくのを見て一喜一憂するゲーム。ペア戦なので全責任を一人でかぶることもないし、ウォーゲーム初心者にお勧め。●ペロポネソスカードゲーム 詳しくはこちら↓ぼっちのホビーBlog[ボドゲ版]:ペロポネソス カードゲーム/Peloponnes Card Game〈ボードゲーム〉:積みゲー崩し企画(仮)。持ち運べるペロポネソスって、かなりイイぞっ! そのあとしいたけさんオススメのこれ。Iron gamesの傑作「ペロポネソス」をカードゲームしたやつ。 もうほとんど「ペロポネソス」。カードゲームなのでコストの払い方とかももちろん違うが、一部災害が発生しないことがあるってのが一番違うかな。 序盤に食らってはいけない災害が発生し、相対的に見て一番ダメージを食らったため、その後も最後までじり貧が続いた。しかも備えていた災害に限って発生しねーw まあなんていうか……プレイ時間も大して変わらないので、これやるならさすがに「ペロポネソス」やった方がいいと思うよw●Spots かなさんの新幹線の時間が迫ってたので、短時間で終わるらしいこれを。この時点では発表されてなかったが、今度日本語版が出るようだ。 ダイスの目を犬の斑柄に見立てたプレスユアラックゲー。最初に、場に並んでるトリックタイルを1枚選んで裏返す。これにはダイスを何個振るかとか、そのあと何ができるか(振り直すとか、おやつをもらうとか)が書かれてるので、その指示に従う。 振ったダイスを、自分の手元にある犬カードの対応するスペースに置く。どこにも置けないやつは庭に埋めてストックするが、ストックの出目合計が8以上になるとバーストして、ストックと犬カード上の全ダイスを失う。おやつを支払うと振り直せる。 全部のスペースが埋まった犬がいる場合、1手番を使って得点にできる(今回はこのルールを忘れてて、埋まったら自動的に得点にしてた)。6枚の犬カードを得点化した人の勝ち。 手軽にできる運ゲー。トリックタイルの組み合わせによってゲームごとのプレイ感も多少は変わる。隙間時間を埋めるのにちょうどいい。●The Golden Ticket Game Today's MASTERPIECE!! 詳しくはこちら↓りょうたろのボドゲブログ:WONKA GOLDEN TICKET (ゴールデンチケット) [ボードゲームレビュー評価:8/10] かなさんが帰阪されたあと、3人でこれ。私は見たことないが、どうやら映画「チャーリーとチョコレート工場」がテーマらしい。その内容に沿ってるかどうか分からないが、とにかくランダムに組み上げたボード上をうろうろしてチョコレートをかき集め、最後にそのチョコレートを開封していき、中に隠されてるゴールデンチケットがたくさんあったプレイヤーが勝ち……だが、今回はチケットを1枚だけにして、それを引き当てた人が勝ちにした。まあその方が射幸性が高まってよろしいw 手番ごとにカードを1枚捨てて場所タイル1枚分移動し、その場所の効果を適用するか、カードをプレイしてその効果を適用するか(場所を移動する効果だった場合、移動先の場所の効果も適用する)、カードを4枚まで補充する。移動先にウィリー・ウォンカというNPCの駒がある場合、チョコレートを1枚もらえる。 サプライのチョコが全部尽きたら終わり。ゴールデンチケット引き当てた人の勝ち。 割と人気のある「イスタンブール」の原型みたいなゲーム。そこに射幸性が追加されてるわけだから、もう面白くないわけがない。ゲームとしてはこの日一番の出来。私はそんなに「イスタンブール」好きなわけではないが、これは面白かった。場所やカードの効果が派手で、割とあっという間にチョコが尽きるのもいいね。むしろこれの日本語版を出すべきだが、版権ものだと難しいかな。
2024.02.12
コメント(0)
定例会。ssk、carroll、私の3人。●アーク・ノヴァ 新たなる方舟 詳しくはこちら↓ぼっちのホビーBlog[ボドゲ版]:アーク・ノヴァ(Ark Nova)新たなる方舟 日本語版【ボドゲ紹介】|2021スカウトアクション1位の注目作!噂のキメラなボドゲは繊細でこまやかな調和を成し遂げた、まさに新しい方舟だった件。 面白いらしいが4人だと長いという評判を聞き、発売から随分長いあいだ積まれていたこれを。結論から言うと、この日はこれ1回やっただけで終わったので、まあ長考する人間ばかりいるメンツだと確かに初回4人は避けた方がいいかもしれないw なんだかSFっぽいタイトルだが、中身は現実世界の現代を舞台に、それぞれ動物園を作っていきましょうというゲーム。一般客からの人気を表す訴求点と、動物の保全にどれだけ貢献したかを表す保全点の2つをおおむねバランスよく獲得していき、同じ得点トラックの両端から2個の得点マーカーを進めていく。もう1つ、評判点というのもあるが、これは動物園とその周辺界隈での専門的な評価を表している。これは獲得できるカードの範囲に関わってくるが、厳密には“点”ではなくパラメーターだ。 誰かの得点マーカー2個が交差したらゲーム終了。そのあと最終得点計算でおまけの保全点をもらって、得点マーカーの差がでかいプレイヤーの勝ち(2版では訴求点と保全点の位置による得点を合計して高いプレイヤーの勝ち)。 当然何も分からないので、拡張でカードの水増しはしたが、プレイヤーボードは全員同じで、最初に囲い地と売店もついてくるマップAにした。アクションカードも基本のみ。 最初のディスプレイで、山札のすぐ横に「誰かが研究アイコン出したら2金」カード(名前忘れた)があったので、それに噛みついて資金繰りの足しにした(つもりになった。実際には科学アイコンそんなにいっぱいはないので超苦しかったw)。そのあとはふれあい動物を狙って取りにいき、狙ってなかったけど水族館も建てて海の生物も取った。sskは建設重視で売店をいっぱい建ててた。carrollは何してたかなー。忘れた。 まー初回にしてもプレイがぶれすぎてダメダメだったw 大学取りにいくのが遅れて2回くらい休憩でカード捨てる羽目になったし、そもそも資金繰りが厳しくて他に何もできず、、レベル1で後援者アクションを2回くらいやってた。保全計画への参加も後手後手でいいとこなかったなw 最終得点計算後にぎりぎり交差したものの、トリガーを引いたsskが勝った。 最終盤面と取ったカードたち。盤面は空っぽの大型鳥類館が悲しすぎるし、特殊建物タイル置けるカード2枚も取ったのにどっちも置けなかったのはさすがにアホすぎたw 確かに面白い。さすがに初回はカードテキストと用語の確認で時間かかるけど、これこそ慣れれば時間短縮できるゲームの典型だろう。残念ながら動物園というテーマがメンバーにはそれほど強く刺さらなかったようだが、できればメンツを入れ替えつつ3人戦を何度かやって、全員が経験者になったら4人戦とかアクションカードドラフトとかユニックプレイヤーボードとかでプレイしたいね。
2024.02.10
コメント(0)
「GMTの政治ゲーを持ってきてもらうからやろうぜー」とお誘いいただいたので参加。いたるさん、旅団長さん、一味さん、私の4人。●Prime Minister 詳しくはこちら↓Their Finest Hour -歴史・ミリタリー・ウォーゲーム/歴史ゲーム -:「PRIME MINISTER」(GMT Games)をプレイする さっそく旅団長さん持ち込みの本命から。ルール量が多いので、事前に簡単な和訳をそれぞれ読んでおいて、理解の摺り合わせだけして即プレイした。 19世紀イギリスの議会が舞台で、プレイヤーは保守党党首、保守党の下っ端、自由党党首、自由党の下っ端になって法案を提議したり支持基盤に働きかけたり女王にゴマ擦ったりする。 得点は政党ごとの2種類しかなく、協力しているうちはすべての得点が両方の政党に入る。つまりまったく差がつかない。どこかで袂を分かったときに初めて別々に得点を記録するようになるが、基本的に与党の方が野党よりたくさん点を取れる。それでは座して死を待つばかりなので、野党は当然与党になろうとする。 与党が100点取ったらゲーム終了だが、勝つのはその時点で首相(つまり与党党首)になってるプレイヤーだけ。なのでタイミングを見計らって、与党の下っ端も下克上を狙わなければならない。 ルールを読んだ限りだと面白いところもありそうだったが、実際にはかなり退屈なゲームだった。まず序盤は、野党はそもそも与党になれるだけの力を持っていないので、与党と協力しない理由がない。与党は与党で、野党を切り離しても自分たちだけに有利な法案を通せる力がないので、切り離す理由がない。なのでしばらくはひたすら仲良く法案を通していき、まったく得点差がつかないラウンドがずーっと続く。 中盤はそれぞれ単独で戦える力がつくので、ようやくちょっと面白くなる。しかしそのあとの終盤は、もうどうやっても大勢が覆らない状態になり、プレイする意味さえなくなるw いろいろと練れていないところはあるが、政権を奪ったり、下っ端が投手になろうとしたりするためのチャレンジを行ったあと、負けた方はチャレンジに必要な影響力をすべて失って初期値に戻るというルールが一番の害悪だと思う。この値は基本的にラウンドごとに1ずつしかたまらないのに、再チャレンジして政権や地位を奪い返すためには7~10ラウンドくらいかかるのだw 相手が法案を通すのに失敗すればもう少し早まるが、それでも終盤にチャレンジに負けるともうその時点で脱落決定なのはいただけない。 この日は最も勝利に遠いと思われた野党の下っ端である一味さんが最後に成り上がって首相となって勝利した。今回は初回からこうなったが、プレイヤーが慣れてくると相手の再チャレンジを受けにくいタイミング(つまり終盤)でしかチャレンジしなくなるだろうから、必ずこの形になるんじゃないかな。 見栄えもテーマもいいだけに惜しい。BGGではそれなりの評価を得ているが、コメントを見てみるとソロプレイをしただけの人たちがこぞって高得点をつけているようだ。1~4人用になってるが、多人数向けではないのかもね。●Unlock! Legendary Adbentures: Action Story 旅団長さんが帰られたあと、3人でこれ。日本語版が出ないのにしびれを切らして英語版を買った「アンロック!」シリーズ。今回は難易度1の1本目をプレイした。 世紀末の荒野みたいなところで、女泥棒のステラが高価な宝石を盗み、バギーで逃走している。君は自慢のロードレーサーで彼女を追跡して捕まえようとしているところだ。しかしこの世界、何かがおかしい。もしかするとこれって……? というお話。 例によって詳しくは話せないが、このシナリオはなかなかよかった。謎は難易度1なのでそこそこ簡単だが、いくつか歯ごたえのあるものもあったし、何よりストーリーがちょっと凝ってて面白かった。こういうのでいいんだよこういうので。
2024.02.06
コメント(0)
全6件 (6件中 1-6件目)
1