犬バカ日誌 妙に人間くさい犬 黒ラブコナンのドタバタ騒動
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お久しぶりです。更新していない間、我が家はコナンとの毎日を楽しく過ごしておりました。そう5/17のあの日までは…。5/12、コナンが鼻血を出しました。5/17、動物高度医療センターでコナンは鼻腔内にガンがあることが分かりました。5/22、病理の結果、コナンはメラノーマ(悪性黒色腫)に冒されていました。早期発見だったというのに、メラノーマは非常に転移の早いガンで、治療しなければ余命2ヶ月、治療しても数ヶ月と宣告されました…。そう、コナンはガンに冒されていたのです。その前から床に血が垂れていて、鼻血が出てるからおかしいと動物病院に連れて行ってましたがレントゲンに何も映らないから何でもないだろうと言われてました。でも、鼻腔内は頭の骨が邪魔をして、相当大きくなければレントゲンでは分からないのです。あの日から世界が灰色に見えるようになりました。ショックが酷すぎたのか、味覚がよく分からなくなり、私はこの1ヶ月で10キロ痩せました。なんでもない毎日だったけど、コナンが中心になって騒々しいけど楽しい日々を送っていました。我が家ではいつもコナンが中心です。子供が生まれてから、本来犬を子供の下の位に位置づけしないといけないと言われてますが、我が家ではずっと逆でした。多頭飼いの先住犬のように、いつもコナンを尊重していました。本来間違ったやり方かもしれません。けれどコナンは自分が子供達より上だと認識することで、子供達を我が子のように守ってくれるようになりました。子供が小さい頃、泣いているとおもちゃをくわえてきて遊んでくれたコナン。アンヨの練習も自分の背中に掴まらせて歩かせてくれたコナン。姉弟喧嘩をすれば、悪い方の子供の袖をくわえてやめさせたコナン。姿形は犬だけど、本当に子供達の兄であり、私の大切な大切な長男。どうしてコナンがガンなんかに…。コナンはまだ8歳なのに。食べ物だって気を付けていた、ワクチンなどの予防もすべてやっていた。コナンのことおろそかにしたことなんかなかったのに、コナンを守ってやれなかった…。そんな自分を責め、泣いてばかりの毎日だった。でも、原因はおそらく遺伝的なものだと動物高度医療センターで言われました。ある日、AZARIさんに言われました。AZARIさんはゴン太くんが亡くなる前に泣いてばかりいてゴン太くんに心配かけてしまったと…。まりんちゃんが笑ってればコナンも笑ってるから。…そう言われました。何かが吹っ切れたきがしました。泣いてコナンに心配かけてはいけないと。コナンを本当に守りたかったらコナンと一緒に病気と闘わなくてはと。動物高度医療センターで放射線をやりました。ついこの間終了したばかり。結果から言うと、終了直後はほとんど効果なしです。大きくもなってないが小さくもなっていない。また1ヶ月後が本格的な結果のCTを撮るんだけど。リンパ節の転移も小さいまま変わらず。肺などに遠隔転移はまったくないので、放射線で縮小効果はなかったけどまったく進行もしていないからよかったと思うべきなのかな?小さくなってないから複雑なんだけど。でも放射線をしてなければもっと進行してた可能性だってある。メラノーマは本当に悪性度が高いガンで、放射線をして治療して一旦良くなったとしても、わずか二週間くらいで肺や脳に転移や再発して亡くなる子もたくさんいるらしいです。コナンは今は肺も綺麗だし、血液も低用量抗がん剤や放射線をやってるにも関わらず、すべて正常値で異常なし。ガン細胞の周りの骨も溶かしていない。そう考えたら放射線が効かなかっのに、1ヶ月経ってまったく進行や転移なしって、本来物凄い勢いで牙を剥くメラノーマじゃ珍しいみたい。食事療法やハーブ療法がコナンには効いてるのかもしれないし、とにかくお母さんの強い愛情とコナンの生きたいという生命力の強さじゃないかと免疫療法の先生と腫瘍科先生が言ってくれました。早い子は本当に発症後に1ヶ月もしないうちに、酷いと数日で亡くなるくらい恐ろしいガンだからと…。ただ放射線は効果なかったみたいだし、今後の治療のこともあるし、いかにコナンがいつもの元気な生活を続けながらガンを冬眠状態にさせるかが私の願い。もちろんガンが消えてなくなるのが一番いいに決まってるけど、それが無理ならこのままガンを冬眠状態に追い込みたい。今は食事は毎回手作りでがんの療法食を作ってます。というのも、初めての検査前、コナンは本来6000以上なくてはならない白血球が5000しかなく、少し少ないと言われていました。でも山ほど食事療法の本を買い込んだり、AZARIさんが本を送ってくれたりして、完全手作りの食事療法を始めてから白血球は二倍の10000に上がり、その後も放射線治療と低用量抗がん剤をやっていたにもかかわらす、8500~9500をキープできました。なので、先生に食事療法は続けてくださいと言われました。今コナンはごはんはガツガツ、散歩もガンガン行きたがり、毎日鼻血が出てなきゃガンだなんて信じらんないくらい。放射線二回目にはリーママが動物高度医療センターまでお見舞いに来てくれました。コナン、超喜んでリーママにヘコヘコ、リーくんとアシュレイちゃんがドン引きするくらい尻尾ブリブリで元気にご挨拶してました。(^^;)高度医療センターでは、毎回誰かしらに「この子はこんなに元気なのに、なんでこんなところにいるの?」と聞かれます。本当に鼻血さえ出てなきゃいつものコナンのままです。今後の治療はコナンになるべく副作用がないような元気な状態を保てるような治療を選択したいと思ってます。ずっと辛くて書けませんでした。でも今回なぜ書いたかと言えば、みんなの前で、病気から絶対に逃げずに闘うことを誓うためです。コナンは大怪我をして一度奇跡を起こした子です。コナンの生命力を信じたいと思います。コナンを病魔になんか取られるわけにはいきません。虹の橋に番人さんがいるなら聞いてください。私はまだまだコナンをそちらに渡すわけにはいきません。コナンが年老いて寿命が来るまで、絶対お迎えには来ないでください。コナンはもう一度奇跡を起こします。皆さんにお願いです。コナンは鼻腔内のメラノーマです。こういう治療法が効くとか、これがいいとか、知っていることがあればいろいろ教えてください。よろしくお願いします。携帯からタグを付けたら、途中で切れておかしくなってしまいやり直しました。しばらく更新していないと使い方もよくわかりません。ご迷惑おかけしてすいません。
2010年06月25日
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