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2005年10月07日
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カテゴリ: カテゴリ未分類

THE BEACH
上映時間 118 分
製作国 アメリカ
ジャンル ドラマ
公式サイト
シネトピ
レオナルド・ディカプリオ 主演のミステリアス・アドベンチャー。ロバート・カーライル共演。監督に「トレインスポッティング」のダニー・ボイル。


ティルダ・スウィントンが見たくて 観ました。
ボイル監督 ハリウッド作品2作目ですね。あんまり期待しないで観たのですが、結構面白くて、<自然>と<文明>について考えたりしました。 

旅人たちの間で 口コミで噂になっていた"楽園"(=手付かずの<自然>)
そこのリーダー役が スウィントンでした。


「猟人日記」では、うらぶれた中年女で、こっちもリアルだったし~。
「ザ・ビーチ」では、カリスマ的なリーダー。貴族的な顔立ちで気品があり、典型的なイギリス女性ですが、女王役も 貧しい女も 人間以外でも なんにでも変貌しそうな人ですね~。

「ザ・ビーチ」のカリスマリーダーも良かったです。目的の為には他のことを犠牲にするしかないという姿勢。目的とは この美しい”楽園”を<文明>に毒されたくないというご立派なものです。

他のメンバーを、有無を言わさず従えさせる知性、決断力、統率力、冷酷さ。
彼女には どこか中世時代的な威厳が備わってる。
大きな目的の前には <人の命>は、犠牲にしても仕方ない。
中世時代や戦争とか、平常時ではない異常時にはそういう価値観が生まれますね。
だけど、現代、ひとりひとりの命より大事なものなんてないって、教育が行き渡ってますから。
いくら何も真剣に考えたくない浅はかな若者でも、なんか、おかしいぞっと気付くわけですよね。
彼女の島への情熱は、結局惨めな形なかたちに終わってしまった。

<楽園>が、徐々に<人の命>を軽んずるようになっていく展開は 皮肉でしたね。

それに 皆うすうす感じ始めていたんだけど、やがて決定的に知らされる。
「わあ、ここは<楽園>なんかじゃない」!っと戦慄が走り、目が覚める。
自然だけだったら<楽園>のままだったろうに、それを汚したのはほかならぬ自分達だったのね。
そもそも<自然>っていうのは 人間には厳しい場所ですよね。
それを人間が住みやすいように開拓して築いたのが<文明>。


集落の運営というのは思ったより難しい。<文明>には人を守る機能が働いているんだよね、と感じましたよ。

私は、クーラーも効かない、病院もない、そんな原始的な生活は不便で長くは続けられないわ。ちょっと買い物にいけば 晩御飯の材料や日常品が手に入る生活の方が良いです。キャンプは一泊で充分です。それに、あんなふうにプライバシーのない雑魚寝の小屋住まいは、する元気ありませんよ。若い時は長い合宿生活感覚で、楽しいでしょうが。。仕事や義務やしがらみから逃れられて 気楽な気分を満喫というのはよいでしょうけどね。、それに 自然に触れると確かにすごくリフレッシュできます! <文明>から逃げて<自然>がえりがしたい、っというのは、どっか人間誰しも、根っこのとこであるんでしょうね~。

衣食住や安全を確保するって、なかなか厳しいことですよね。
<文明>の持つ 利便性 安全性 規則や法律だって 元々は社会をうまく運営していく為のものなんだよね。あんな ちっぽけな島で 少人数なのに 全員が快適に無事に未来永劫暮らしていくのは 結構難しいことだなあっと思いました。 でも、ティルダ・スウィントンのカリスマ・リーダーは、あの<楽園>で理想郷を、仲間と作れるって本気で信じてたんだろうな~。自分のしている事は間違ってないっとも思ってたんだろうね。 皆が逃げてからも また新たな旅人が訪れたりして もう一度 がんばっているのかな?地元の麻薬栽培人とうまくやっていくのかな?

デカプリオがゲームの中のキャラみたいになって、精神的に壊れたっのには 思わず吹き出しちゃいました。 なんだか取ってつけたような。。(笑)でも彼の行動で 地元民を 怒らせてあの 終結へと向かったんですよね。 デカプリオ演じるリチャードは、どうも性格が一貫してなくて、つかめず、感情移入は出来無かったですが。 性格描写するほど 個性は無い主人公でしたよね。 冒険を求めた旅人で。 旅先では いろいろあったけど良い思い出だ、みたいな。 だけど それに殺人も含まれるのはいかがなものかと、とがめだてするのは白々しいのかな?

”若い時は無茶してもいいけど 良識ある大人に いずれは皆なろうね”
ようするに、そういうまとめ?



●ダニー・ボイル監督
イギリスのテレビ界でキャリアをスタート、92年に長編テレビ・ムービー「死体強奪」を初演出。94年に「シャロウ・グレイブ」で劇場用映画監督デビュー。その2年後に撮った「トレインスポッティング」でのシュールな表現が話題となり、一躍注目される。ハリウッドに招かれて「普通じゃない」を監督、2000年にレオナルド・ディカプリオ主演で異色ドラマ「ビーチ」を完成させた。巧みなストーリー構成とブラック・ユーモアが特徴。

<お買い得2枚パック>今だけお得な2枚パック:ロミオ&ジュリエット/ザ・ビーチ <特別編>

監督: ダニー・ボイル Danny Boyle

出演: レオナルド・ディカプリオ Leonardo DiCaprio リチャード
ティルダ・スウィントン Tilda Swinton サル
ヴィルジニー・ルドワイヤン Virginie Ledoyen フランソワーズ
ロバート・カーライル Robert Carlyle ダフィ
ピーター・ヤングブラッド・ヒルズ Peter Youngblood Hills
ジェリー・スウィンドール Jerry Swindall
ギョーム・カネ Guillaume Canet
パターソン・ジョセフ Paterson Joseph
エレーヌ・ドゥ・フジュロール Helene de Fougerolles


平凡な生活に飽き冒険を求めてタイにやってきたアメリカ人青年リチャード(レオナルド・ディカプリオ)。彼は泊まったホテルでドラッグ漬けの男ダフィ(ロバート・カーライル)と知り合い、地上の楽園と呼ばれる孤島の話を聞かされる。翌日、リチャードは自殺をしているダフィの部屋から、彼の手書きと思われる楽園の場所を示した地図を発見する。リチャードは同じホテルに泊まっていたフランス人カップル、エチエンヌ(ギヨーム・カネ)とフランソワーズ(ヴィルジニー・ルドワイヤン)と共に伝説のビーチを目指すが...。エメラルドグリーンのビーチに見せられた人々、自分達だけで作り上げた楽園のコミュニティ。それはマリファナと血にまみれた人々の欲望が渦巻く悪夢の島へと変貌を遂げていく。現実から目を背け、楽しいことだけを見ようとする人々の空虚な心と美しい島の風景がミスマッチし、観客を南国の島へと案内してくれる。まるでランボー?と思われる野生的(?)になろうとしているディカプリオの姿も必見!特に島の中をスーパーマリオさながらにゲーム感覚で散策するシーンは普通じゃなかなか見られない!ダニー・ボイル監督ならではのクレイジーなストーリー展開にあなたは果たしてついていかれるのか?





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最終更新日  2005年10月07日 15時11分33秒


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