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2006年01月12日
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テーマ: 映画と原作(87)
カテゴリ: 海外文学
自負と偏見 イギリスの田舎町、五人姉妹のベネット家の隣に、青年紳士ビングリーが引越して来る。温和で美しい長女ジェーンと才気溢れる次女エリザベス、そして快活なビングリーとその親友で気難し屋のダーシー。ところが、エリザベスが高慢で鼻持ちならぬ男と考えていたダーシーが、実は誠実で賢明な紳士だと判った時…。二組の恋の行方と日常を鋭い観察眼とユーモアで見事に描写した名作。 高慢と偏見(下) 高慢と偏見(下)



プライドと偏見岩波書店やちくま書房からは「高慢と偏見」という署名で出版されてますし、映画は。”高慢”とか”自負”とか”プライド”とか、ようするに一緒ということですね。私が読んだのは新潮文庫の「自負と偏見」でしたが、これは読みやすかったです。 翻訳の関係か話し言葉がややふるくさい、田舎臭い感はありましたが。本の帯に、キーラ・ナイトレイがうつむき気味のお顔で 2006年1月14日(土)より一斉ロードショーとあり目に付きました。 映画化の話を聞いて以来どの原作を読もうかなと思ってましたが、迷わず購入した一冊です。 

プライドと偏見02登場人物たちは、みんな欠点のある人間味のある人たちばかり。ヒロインにしたところで、賢くて明るくて父のお気に入りの娘ですが、ダーシーへの先入観、<偏見>にとらわれて相手を判断してます。ダーシーはまた、<プライド=自負心>が高すぎで、心惹かれている女性にいよいよ一世一代の求婚をしたところが こっぴどく、その高慢の鼻をへし折られちゃいます。このシーンが一番おもしろかったです。およそ、たいした大事件も起こらない平坦な話し運びの中で、ここがやはり一番の見せ場でした。大体、求婚なのに、彼女の身分の低さがネックだとか自分より一段下の女ではあるが、云々かんぬんはなすなんて。。馬鹿だな~っと思いますし、しかも絶対OKがもらえるだろうと自信満々というのがまた、笑っちゃいます。当時の身分の差、財産を女は相続できない、、といった事情なども興味深いところです。  


こうした二人のすれ違いを経てのハッピー・エンドがどんな風に描かれるのか、来週には映画館にいけると思うので、楽しみです。これは原作を読んでいてもイメージがとんと湧きませんので、、映画鑑賞のじゃまにはならないでしょう。

ブリジット・ジョーンズの日記【UNSD-12175】=>ブリジット・ジョーンズの日記 ●「ブリジット・ジョーンズの日記」
レネーのダイエットが話題だった映画です。現代版「高慢と偏見」。、 高慢と偏見 BBCドラマ「高慢と偏見」のダーシー役のコリン・ファースが、同じダーシーで、表情、雰囲気も「高慢と偏見」の役柄そのままで登場。ブリジットは「高慢と偏見」のヒロイン、エリザベスのような才気煥発ではなくて,成り行きまかせの天然風、女たらしの上司ダニエルに誘惑されて、振られてしまう。ダニエルのダーシーについての根も葉もない中傷で、ブリジットがダーシーに最初から偏見を抱くところは「高慢と偏見」そのものです。ダニエルは「高慢と偏見」のミスター・ウィカムといったところ。 オースティン文学はだたいどれも似たり寄ったりなストーリーではありますが、現代にも通じる恋愛のおかしさ、不思議といった、ラブコメの源流があるんですね。






1775年に生まれている。1775年といえば、アメリカ独立戦争の起こった年であり、その14年後の1789年にはフランス革命が勃発、ひきつづきヨーロッパ全土を巻き込んだ大動乱時代の一時期は、そのままジェーンが少女時代をすごした時代となる。だがその大激動動機の兆候はオースティン文学にはまるで出てこない。批評家諸家が皆指摘する点。それが彼女の政治的無関心によるものか、文学的に意識的に排除したものか不明。

<代表作>

・分別と多感 ★★映画化「 いつか晴れた日に
・自負と偏見
・マンスフィールド・パーク
・エマ    ★★映画化「 エマ Emma
・ノーサンガー・アベイ

作風はほとんど最初の2作によって決定されている。状況設定、登場人物群、社会的条件、作品世界、意図や狙いもほとんど同一パターンである。結婚までの経過が誤解や紆余曲折を経て結局めでたくおさまるという筋書きはオースティンの典型。地方名毛の紳士階級の人々やおきまりの牧師や軍人、場面も南イギリスの田舎町や村と限られている。 彼女自身の手紙で書かれているように「田舎に三つか四つの家族が集まれば、それでもう小説にはもってこいの材料」で彼女の描くヒロインは「アメリカの河をひとり船で漂い下るようなことはけっしてしない」のであって当時小説家スコットが絶賛しているように「日常生活にいくらでもある複雑な事態、感情、人物を描き出す点においてこれほど驚くべき才能の持ち主はいなかった」のである。わが国でも夏目漱石が『文学論』のなかで『自負と偏見』の書き出しを激賞している。(解説より抜粋)

It is a truth universally acknowledged, that a single man in possession of a good fortune, must be in want of a wife.

 金持ちで独身の男性は、きっと妻を欲しがっているに違いない、というのは誰もが認めている真理である。








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最終更新日  2006年01月12日 09時40分40秒


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