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ジョニー・デップ


2011年04月03日
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カテゴリ: カテゴリ未分類



広大なワイオミング州の自然と家族を愛する猟区管理官ジョー・ピケットはエルクの大量殺戮現場に遭遇。違法ハンターを追い詰めるも、死体で発見する。森林局のキャリアウーマンと好戦的なFBI捜査官は、森でキャンプを張る反政府グループに目を付けるが。新人賞独占のデビュー作を超えた <猟区管理官>ジョー・ピケットシリーズ第2弾







冒頭ジョー・ピケットが遭遇するエルクの大量殺戮現場。犯人はあっというまに惨殺され、ジョーはなんとか遺体を山から運びます。雪山での奮闘が見ものでした。犯人を逃すという失態に悔やむジョーの心情にも同情。そしておはなしがどんどん進みます。前作『沈黙の森』より
さらに読みやすくなった気がしました。




惨殺された犯人の上司森林局の役人のキャリア・ウーマン
容疑者の鷹匠の男
森に移住してきた反政府グループ
ジョーを敵対視する保安官。
前作『沈黙の森』関連で里子にした少女の母親


様々な人物らと、相関関係が話をフル回転させてます。
ジョーは、保安官が逮捕した鷹匠の男にネイト・ロマノウスキに無実を証明してくれと頼まれます。ジョーの誠実さ、真っ当さがある種の人を惹きつけるようです。
逆に、ソレを嫌う人々がいる。
ジョーが独自の考え、方法で真相を見つけてしまう事を最も嫌っているのが保安官です。
一見すると犯人逮捕、事件を解決する、という同じ側に立つ者同士なのに、同じ陣営でも協力し合えないものなのですね。
同時期に。森に移住してきた反政府グループと対峙する森林局の役人やFBI。
しかも反政府グループのメンバーには、ジョー里子エイプリルの実の母がおり、エイプリルを取り戻そうと揺さぶりをかけてきます。エイプリルを捨てていった事を反省もしない、面倒をみているジョー一家への感謝もない。あるのは、自分から奪っていくばかりの周囲への怒りのみ。

読んでいて凄く思うのは、海外小説、特に米モノによく感じることなのですが、主人公に敵対する人物は誰か。こいつは味方は敵か?です。
誰が善か悪か。敵か味方か。損か得か。好きか嫌いか。正しいか間違っているか。話の全てがこれに支配されているみたいだな~と。登場人物が全員それを念頭に行動してる。米社会は特に、立場や主張をハッキリさせるのが顕著。まあ、社会生活というのは多かれ少なかれ、ほとんどそういうことなのかもしれないませんが。日本はこうまでハッキリ主義主張ってないから、読んでいてジョーが大変そうだわ~と感じてばかりです。 

主人公ジョー・ピケットが幸せなのは、家族がとにかく健全で、彼を愛してる、砦であること。絶対的味方、善、愛、癒しの場所である事がゆるがないこと。
あとはとにかく自然、動物。ネイトに誉められる「あんたはいい奴だ」というシーン。妻と二人の娘とラブラドルリトリヴァー。ジョーは良き家庭人。



<猟区管理官> ジョー・ピケット・シリーズ
『沈黙の森』  Savage Run (2002) 『凍れる森』 『神の獲物』 『震える山』


ノン・シリーズ
『ブルー・ヘヴン』   
『さよならまでの三週間』






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最終更新日  2011年04月06日 12時58分58秒


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