インゲン豆を育て、食べる


私のメモ帳です。(せっかく調べたので書き残しておきます2012/8)

サヤインゲンは食べてはいますが、育てた事等ありませんし種さえも見た事ありませんでした。
(アカハナ豆とトラ豆は育てた事はあります)

 2011年お向かいのお母さんからインゲン豆の種をいただきましたので、試しに蒔いてみました。
収穫タイミングを教えてもらいながらサヤインゲン状態を塩ゆでしてマヨネーズでいただきました、
種ではなくサヤを食べるので収穫タイミングが決めて種が膨れだしを狙っての収穫です、
花が咲いてから10日位です。


種類は不明ですが、調べてみると”ケンタッキーワンダー”というツル有りインゲンの種のような感じです、(種子の色は灰色っぽく うす茶色)

種まきは北海道のような冷涼地では 5月〜7月上旬で 収穫は7月中旬〜10月中旬頃まで
気温は 10度〜25度で良く育つが暑さには弱いので25度以上の炎天下では遮光や水かけしてあげる必要がある
連作はしない方が良いようです(2〜3年休む)→それでもちょっと位置を変えて作っています

莢付きインゲンは未熟なうちに収穫されたもので『サヤインゲン』と呼ばれている、
文字道理、種が出来る前の莢(サヤ)を食べるのだそうです(種が膨れていないほっそりとスリムな状態ですがチョッピリ膨れているくらいならOK!)
取りそびれて膨らんでしまったらそのまま残して来年用の種をつくります

但し豆を食す場合は注意が必要で(レクチン含有のため 注1)
インゲン豆は通常の調理法(水に十分浸してから、沸騰状態で柔らかくなるまで十分に煮る)を行えば、食品安全上全く問題はない。

注1:レクチンは インゲン豆中に多く含まれ、生や加熱不足の豆の摂取による食中毒の原因となることが知られているタンパク質で、
十分に加熱調理を行えば熱変成により活性を失う。

参考文書によると
 完熟した乾燥豆は昔から加熱調理を行わず生のままで食べると嘔吐、下痢等の消化器症状を起こすことが知られている。
生のインゲン豆を食べることにより嘔吐、下痢等を起こす原因物質の一つとして、
インゲン豆に含まれる「レクチン」という糖結合タンパク質が知られている。
インゲン豆レクチンの赤血球凝集作用、O型血液に反応?本当なのか??O型血液の人は要注意ト言う事か。


種まき 準備その1

種まき2週間前に苦土石灰120g/平方メートルと堆肥2〜3kg/平方メートルを入れ耕す
1週間前に化成肥料150g/平方メートル入れて畝をつくる


種はヘソを下にして(3粒)1〜2センチ位押し込む、間隔は40〜50センチ、土をかけたらたっぷり水をやる。

2〜5日で発芽! 発芽しない所は新しい種を蒔き直す

芽が出たら 土の表面が乾いたら水をやる

支柱を立てる、またはヒモ等を張る

花が咲いてから10日〜15日くらいで収穫(豆の膨らみが目立たないうちの若い莢を収穫する)

日に30〜40本位の収穫です、食べきれず一日おきに収穫している
一日待つとけっこう大きくなります。


3〜4分塩茹でしてから水洗いして冷ましてからマヨネーズを付けて食べる。
(私の場合柔らかめが好みなので8〜10分塩ゆでしています)
『サヤインゲン』の大きさや量によって調整必要なので様子を見ながら茹でます。
たくさん収穫できても一気に入れない事、(但し湯量に余裕があり温度が下がらないようならOK)
沸騰している状態を保つように心がけながら投入する(一気に入れると温度が下がり発色がまちまちになる)
私の場合大きめに育ったもの5〜6本から順番に投入していく、次のを探して投入するまでに沸騰している
(あざやかな緑色になります)(失敗するとくすんだ色になってしまいます)
出来たら冷水に浸す、冷えたら水切りする。

『はじめて茹でる方は沸騰しているお湯に2〜3本入れてみて色がどう変化するか観察して様子を覚えてください
30〜40秒で鮮やかな緑色になります、
一気に20も30も入れるとお湯の温度が下がってしまい発色むらがおこりますし最悪くすんだ色になってしまいます。
さくさく感が好みの場合4〜5分、やわらかしっとりがお好みの場合は8〜10分位茹でてください。』

サヤだけなら良いが豆も含んでいる場合
上記にある注意事項(注1)を重視し(子供達も食べる事も考慮し
『豆を食す場合は注意が必要で(レクチン含有のため 注1)
インゲン豆は通常の調理法(水に十分浸してから、沸騰状態で柔らかくなるまで十分に煮る)を行えば、食品安全上全く問題はない。』



 大きくなってしまうと筋の部分が固くなり食べていても食感悪くなります
筋無く美味しくいただけるのは種の長さは7〜8ミリ位まででしょうか、
それ以上はおすすめしません。

ケンタッキーワンダーより新しいケンタッキー101ト言う品種もあるようだ
(2013年6月ケンタッキー101の種を購入してみた、種子の色は白で少々小粒でした、表面に消毒済の赤色が塗ってあったのでピンクっぽく見えました)
(育ってしまうと以前のケンタッキーワンダーと極端な違いはありません、表面が若干なめらかで、収穫量も多いかも)(出来た種はやはり白色でした)


 2014年5月7日 収穫して置いてあった乾燥しているサヤ入り状態のインゲンに1ミリ位の穴が複数あいて硬い種を食っている虫がいた
まるでドリルの歯で開けたように奇麗に食っていた最高は一粒に4カ所、深さ1〜2ミリ(おそらくインゲンマメゾウムシ)

ついでに去年収穫の種を200個ほどまきました、なんだか土がかちんこちんで硬くて耕すのにくたびれた、今年の収穫はどうかな。

2014年8月 昨年(出来た種はやはり白色でした)と書いたのですが今年一本のみですが黒い種のが存在しました、それはビックリしました!
我が家には黒いインゲンはありませんし そもそもその存在も知りませんでしたので衝撃でした、
そのインゲンは育ち具合も一番良く実も大きく立派でしたので目立っていました。良い遺伝子をもっていると良いのですが。
ネットで調べてみると、ありましたありました、来年蒔いてみますが今度は何色が誕生するのやら。お楽しみです。
また来年まで ごきげんよう さようなら


虫の害について〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

困ったもんだ!うまいものは狙われる!
 虫が食って茎の中に住み込みますので大鋸屑が付いていたら要注意、葉が枯れたり変色していたら虫(アワノメイガの幼虫)に要点検要注意!、この幼虫の元の蛾を退治しないとダメ!です。
(今回は詳しく数えませんでしたが退治した幼虫は10匹以上と思います)
大鋸屑と葉の付け根とかの分岐部分に多く見られます。幸い今年の幼虫はまだ小さく(10ミリ以下)被害の進行が大きくなかった。


2012年8月18日
インゲン豆、今年も食われだしています、茎の一部に大鋸屑が付着
ネット検索で見た感じとしてはアワノメイガの幼虫っぽい、
頭は黒く白い体でつるんとしている。
5ミリ〜10ミリ位、今年は寒暖差が大きく雨が少なかったので虫が育ち難い環境だったように思います。
【ブドウスカシバ】のような気もします、おがくずが出ているし飛んできています黒に黄色の線が入った成虫、
アミを買ってきたので黒に黄色の線はできるかぎり捕殺しています、すばしっこい奴です下手すると向かってきます。

一部のツル被害もありますが今年は葉っぱの茎に侵入していて葉が枯れてしまうのが多発、ツル食われよりはましです。

トウモロコシの害虫として写真があった(www.nias.affrc.go.jp/gmo/exhibition2007/20070913/)
この微妙な点々、そうそう薄茶色っぽいのも居た!間違えない(アワノメイガの幼虫)
アワノメイガは良く見かける茶色で三角形の蛾でした。

2012年8月28日
あれから10日目(アワノメイガの幼虫)退治、見つけるコツをつかんでやっつけている割には次から次と現れます
追加で10匹ほど退治したでしょうかサイズは大きいもので2センチ位、最小は3ミリ程、平均6〜7ミリ
大鋸屑の色や、虫が出す糸をたよりに探します、虫食いは汚くなっていますので散水して汚れを落としておきます(次回異変が無いか確認できます)
             !要チェック!!要チェック!




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