『上州の海』                          桐生・江戸っ子寿司店主のブログ

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2019年07月06日
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カテゴリ: 登山
2日目は3時に起床。

ちゃっちゃと身支度を整えてロビーへ。

後から昨日の若いお一人君も降りて来て

一足先に出発して行きました。

空には月が出て雲は見当たりません。



薄暗い中、我々も予定より10分早く出発。



出て間も無く残雪が登山道を横切り、

印も見えにくいため一度道を間違えそうに

なりましたが、事なきを得ました。





少し明るくなり左手の稜線が赤く染まる

モルゲンロート 現象が見られました。



しばらくして遠くに雪渓が見え、



その下にあの若いお一人君が居ました。

ロッジを出てから1時間半程で

我々も雪渓の始まりとなる大曲に到着。

ここでロッジで作ってもらったちらし寿司を食べてアイゼン装着。



槍沢ロッジの若い女性スタッフも

N氏が私を指差して寿司屋だと言うと恐縮していましたが

これはこれで美味しく頂きました。


腹も満たされ、いざ雪渓に突入〜



朝の冷え込みで雪が硬くて

5月に登った針ノ木岳の大雪渓より歩きやすいです。



徐々に傾斜もキツくなり

陽が当たってある部分が段々近付き我々も日向に出ると、

途端に雪が柔らかくなり暑くなって来ました。







登り出しの頃は5度位だった気温計がグングン上がって、



高度が1000mも上がっているのに

気温は10度以上も上がる暑さです。



この辺から初めて大槍の頭が見えてきて

一同からホッとした声が漏れます。



雪渓が終わる殺生ヒュッテの横まで来た頃には8時半になっていました。



もうここまで来ると槍ヶ岳山荘も見えて

葛折りの登山道も確認出来ますが、

先に行った若いお一人君はもう登り切ったとのか見当たりません。


残り200m程のガレた葛折りを一歩一歩登って行くと

若いお一人君が山荘から下って来ました。

もう山頂にも行き、今日中に上高地まで下って帰るそうです…スゴい!


そうしてる間に我々も予定より20分程早く槍ヶ岳山荘に到着。



なんとリュックにぶら下げていた

腕時計の気温計は19度近い…なんて暑さだ。



それにしても、この山荘の正面ベンチからは

穂高方面も富士山もよく見える。

ふと見るとau繋がりますの文字が。

N氏が受付をしている間にネットで

ライブカメラを見てみるとしっかり映っていました。
(下画像はネットからのスマホで撮ったスクリーンショット)



受付も済んで、まずは部屋へ。



二階の部屋の窓からは正面に3000mのパノラマ。





左手にはこれから登る大槍が見える




最高の場所が用意されていました。

早速荷物を部屋にデポして軽装で山頂へ。


登りと下りでは登頂経路が異なり、

これは剱岳と同じでほぼ垂直のハシゴと鎖場の連続。

少し登っただけでこの高度感。





すると、今まで影に隠れて見えなかった小槍が見えました。



これが有名な「小槍の上でアルペン踊りを踊りましょう」と

アルプス一万尺の歌に出てくる小槍ですが、

とてもアルペン踊りなんか出来そうにありません。

ちなみにアルプス一万尺をメートルに直すと3030mで

この小槍の標高を表しているそうです。



話が反れましたが、その3030m付近から



更に150m登って行くと山荘から30分掛からずに山頂へ到着。





誰もいない…3人貸切です…しかもこの天気…最高〜!!





とにかく撮影ラッシュ。



しばし山頂に滞在して幸運を分かち合いました。

念願叶った後は慎重に降下。

下りる時は登る時より高度感が目に入るから数倍怖い。



凄く長い時間山頂に滞在していたように感じましたが、

下りてみると数分だったようです。

山荘に戻ると、時間も早かったので昼食を食べることに。



昼食を済ませると、山荘前のベンチで

眺望を堪能しながらちょっと休憩。


そして、腹も心も満たされたところで

予定通りお隣の大喰岳(おおばみだけ)へ出発。

山荘前を大槍とは逆方向へ向かうと

650名収容の山荘はまだ増築中でした。

そこを通過すると下り斜面にテント場が…

50張り分くらいでしょうか。

この北側斜面でどれくらい風が吹き抜けるのか少し心配になりますが、

そのテント場を100m程下って登り返した所に



ちょっとしたテーブルマウンテンの大喰岳山頂があり、

今日は誰も来ていないのか山頂には

20〜30cmの新雪が積もっていました。



大喰岳山頂から見る槍ヶ岳はまた景色が違って、

山荘とのコントラストが素晴らしい。



最初は槍ヶ岳のオマケで来たつもりでしたが、中々良い山です。


ひとしきり記念撮影して予定では中岳に行くはずでしたが、

行程では往復1時間半程掛かる為、

私は明日の体力温存を考えてここで待つと言いました。


すると、N氏がちょっと先を見て来ると言って稜線の少し先まで行き



「取り敢えず、ここまで来てやめよう」と呼ぶので

100m程先に進んで今回は終了することに。



山荘に戻る途中で新穂高温泉方面から

登って来る登山者を1人発見、

この人で今日の宿泊者は8〜9人…

またしても幸運な事に貸切に近い状況です。


それでも、部屋は我々3人の他に

槍沢ロッジでも宿泊していた40代のお一人様だけ。

夕飯までは荷物整理や明日の準備や

ストレッチなどをして過ごし、

夕飯は少人数の為かロビー横のカフェルームで食べました。



中々美味しかったですよ。

後は夕陽と星空が出るのを待つだけ、

談話室でニュースを見ながら待ちました。

やっと陽が沈みかけて外に出てみると、

先に着ていたN氏とK氏はブロッケン現象だよと言って

指差す方向に人影が日輪の中に浮き出ていました。

しかし、私がスマホを出す前に消えてしまいました。




この時点で19時を過ぎていましたが、



星空が出るまでは夏至を3日前に過ぎたばかりで



日が長く中々暗くなりませんでした。



それでも、その間夕陽が沈む素晴らしい光景が見られてとても良かったです。



防寒対策をして20時過ぎになってから外に出て

空を見上げると昨年の剱岳以上の満天の星空が見え

20時半の消灯を過ぎると一層良く見えました。

ここまでは正に満天…いや満点の槍ヶ岳、

残念ながらスマホでは星空は撮れないので、

これは実際に観た人へのご褒美と言う事でご勘弁をf^_^;

後は明日のご来光が見られれば言うことなしです。

他の宿泊者は既に床に着いているので、

速やかに床につき明日の好天気を確信して就寝しました。



槍沢ロッジ出発 3:50 1830
大曲(食休・雪渓始まり)5:19 2090 4.9度
大曲出発 5:48
殺生ヒュッテ分岐(雪渓終わり)8:30 2860 16.1度
槍ヶ岳山荘到着 9:43 3080 18.8度
槍ヶ岳山荘出発 10:20
槍ヶ岳山頂到着 10:48 3180
槍ヶ岳山荘到着 11:10
(食休)
槍ヶ岳山荘出発 13:10
大喰岳山頂到着 13:47 3101
槍ヶ岳山荘到着 14:40











(群馬 桐生・江戸っ子寿司)





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Last updated  2019年07月06日 22時28分53秒
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