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2020年2月7日、ベルギーのアントワープでスタンダードのシニア I 世界選手権が開催されました。今年最初の世界選手権です。参加106組、ジャッジはスウェーデン、オランダ、ベルギー、エストニア、チェコ、ロシア、オーストリア、イタリア、ドイツから各1名の9名です。結果は以下の通り。1. Dmitry Vorobiev - Oxana Skripnik(ロシア)2. Fabian Wendt - Anne Steinmann(ドイツ)3. Martin Schmiel - Carolin Schmiel(ドイツ)4. Corentin Normand - Laura Lozingue(フランス)5. Ignazio Grignani - Ilaria Gianfranchi(イタリア)6. michael mammoliti - Silvia Mariotti(イタリア)日本代表2組が参加で、昨年の北海道グランプリ優勝の小林組が準々決勝24位、大阪グランプリで優勝の野口・奥野組が3次予選38位の成績でした。2020年2月15日、フランスのリオンで10ダンスのシニア I 世界選手権が開催されました。参加35組、ジャッジはマレーシア、フランス、ベルギー、フィンランド、チェコ、スペイン、ポルトガル、イタリア、ドイツから各1名の9名です。結果は以下の通り。1. Ruben Viciana Lopez - Eva Moya(スペイン)2. Corentin Normand - Laura Lozingu (フランス)3. Erik Heyden - Julia Luckow(ドイツ)4. Pasquale Maiello - Iveta Vargova(スロバキア)5. Martin Cech - Katerina Cechova(チェコ)6. Zbynek Deyl - Martina Deylova(チェコ)日本からは東京DSCの渡邉・北村組が1組参加で、2次予選19位の成績でした。今年の10ダンス選手権で6位入賞の選手です。お疲れ様でした。
2020/02/22
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イギリスのボーンマスで1月21日から3日間に渡って開催されたUKオープンの結果です。<プロ・ラテン>1 Stefano Di Filippo & Daria Chesnokova アメリカ合衆国2 Troels Bager & Ina Ivanova Jeliazkova アメリカ合衆国3 Dorin Frecautanu & Marina Sergeeva モルドバ4 Kirill Belorukov & Polina Teleshova ロシア5 Nino Langella & Andra Vaidilaite イタリア6 Nikita Brovko & Olga Urumova ロシアチャンピオンだったリカルド&ユリアが出場していなかったので去年より順位が1つずつ繰り上がっています。ニノとキリルが入れ替わりました。去年逆転されて逆転し返した様相です。日本人選手では、増田&塚田組が最終予選の34位に入っていました。<プロ・ボールルーム>1 Andrea Ghigiarelli & Sara Andracchio イギリス2 Domen Krapez & Natasha Karabey ドイツ3 Valerio Colantoni & Monica Nigro イタリア4 Stanislav Zelianin & Irina Cherepanova ロシア5 Stas Portanenko & Nataliya Kolyada ウクライナ6 Dusan Dragovic & Valeriya Agikyan イギリスチャンピオンは変わらずですが2位と3位は入れ替わりました。去年6位だったウクライナの選手が5位に上がり、去年5位だったイタリアの選手は決勝に残れませんでした。日本人最高位は惜しくも準々決勝に進めず最終予選25位の橋本&恩田組でした。<プロ・ライジングスター・ラテン>1 Silvio Antonio Anselmi & Eleonora Riccardi イタリア2 Ruslan Khisamutdinov & Karina Yusupova ロシア3 Andrey Strebizh & Anastasiya Vasilchenko ロシア4 Lu Deyu & Jiao Ran 中国5 Mykhaylo Bilopukhov & Anastasiya Shchipilina アメリカ合衆国6 Denys Drozdyuk & Antonina Skobina アメリカ合衆国7 Pavel Stepanchuk & Gabriella Sabler アメリカ合衆国準決勝にもアメリカの選手が3組入っているんですが、ロシア系の名前の人が多いですね。日本人では野村&山崎組が準々決勝に入っていました。<プロ・ライジングスター・ボールルーム>1 Andrii Mykhailov & Olga Gandembul ウクライナ2 Marek Klepadlo & Zhiting Yang アメリカ合衆国3 Yuji Hiroshima & Arisa Ishiwata 日本4 Damiano Soldati & Laura Fox イギリス5 Szymon Kalinowski & Grazyna Grabicka ポーランド6 Ben Taylor & Stefanie Bossen イギリス廣島悠仁・石渡ありさ組、決勝入りおめでとうございます!!<アマ・ラテン>1 Klemen Prasnikar & Alexandra Averkieva スロベニア2 Petar Daskalov & Zia James イギリス3 Salvatore Sinardi & Viktoriya Kharchenko イタリア4 Damir Haluzan & Anna Mashchyts スロベニア5 Alexander Chernositov & Arina Grishanina アメリカ合衆国6 Tagyr Mansurov & Alexandra Kondrashova アメリカ合衆国去年2位に甘んじたクレメンとサーシャがチャンピオンに返り咲きました。去年優勝だったフェルディナンド&ユリアはターンプロして、準決勝に入っています。2、3、4位も入れ替わっていますが、3位に入ったイタリアの選手が最近好きになって応援してます。ビクトリアさん、LOVE<アマ・ボールルーム>1 Kyle Taylor & Izabela Skierska イギリス2 Igor Reznik & Mariya Polischuk ウクライナ3 Michal Le & Sandra Jablonska ポーランド4 Artem Kuklin & Alika Dikaya ウクライナ5 Si Cheng Li & Liis End 中国6 Alex Gunnarsson & Ekaterina Bond アイスランド7 Jianan Peng & Jia Ci Zhong 中国チャンピオンだったフェドール&アナはターンプロして、準決勝に入っています。2位から5位までは順位が入れ替わりましたが去年の決勝メンバーと同じです。WDCはアマで活躍した選手がターンプロして準決から少しずつ決勝に勝ち上がっていくので自然な流れが見える気がしますね。WDSFはアマからPDになるといきなりチャンピオンなので、もう少しPDの層が厚くなれば面白いだろうなと思います。詳しいい結果はこちらから。去年の結果はこちらです。
2020/02/08
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JCFの競技会に出場しました。会場は都立産業貿易センター 台東館 5F。電車で行ったんですが、途中乗り換え駅のホームにスペーシアが入ってきてテンション上がりました。試合のあと、天気もいいし東京スカイツリーに登っちゃう?浅草駅で降りて歩いて行ったら浅草寺のすぐそばです。物心ついた頃から毎年初詣に来ていたのに、この建物は全く知りませんでした。会場の床が、すみだ産業会館と同じです。正方形のボコボコのパネルで継ぎ目に引っかかるタイプ。フロアと選手控え室の区切り方までそっくりでした。同時期に同じ業者が建てたビルなんでしょうか。メイン競技はプロ東部日本10ダンス選手権。アマは東部日本ラテン選手権(A級戦)がありました。一般戦はプロ・アマ共にB級、C級、D級、N級のラテンとボールルーム。年齢・身長別ではシニアスター(男性40歳以上) 、ダイヤモンドスター(男性170cm以下) 、これはアマだけですがシニア70(男性70歳以上) のボールルーム競技があります。ボールルーム(スタンダード)の方が、ラテンより参加人数もカテゴリーも多いです。この日の10ダンスは先週私たちが参加したような10種目で競うものではなく、単科戦でラテンとボールルームでは出場選手も別のようでした。最後までいなかったので分かりませんが、それぞれの種目で優勝者が決まったのでしょうか。私たちが参加したのは東部日本ラテン選手権でした。予選はチャチャ、サンバ、ルンバ、パソドブレの4種目で準決勝からジャイブも加わって5種目戦になります。出場組数は9組でした。A級維持の条件は年2回以上出場して最低1回は出場者数の50%以上の成績を残すこととなっています。油断してたわけではないんですが集中力が持続できなくて予選からポロポロ間違えました。お腹が減って血糖値下がってたのかもしれません。準決勝が終わった後、決勝を待つ間に他のカテゴリーに出場されていた選手の一人が倒れて救急車騒ぎがあったんです。AEDはどこだとか、お医者さんはいらっしゃいませんかという声が聞こえていました。なかなか救急車が来なかったんですが、アナウンスによると幸い息を吹き返されたとのこと。30分くらい競技が中断しました。その後競技に戻って決勝を踊り、午前の部の表彰式。東部日本ラテン選手権優勝でした。他の種目の出来が悪かったのでもしオナーダンス踊らせてもらえるようならジャイブかななんて話していたんですが、時間が押していたのでオナーダンスはカット。トロフィーをいただく時、海宝先生に『自信持って踊ってたね。』と声をかけていただきました。客席から応援してくださった皆さん、どうもありがとうございました。練習では起こらないようなミスが色々起こってラウンド終わるごとに喧嘩だったんですが、たくさんの元気をいただきました。競技会に出てみて分かることってありますね。試合会場はビルの5階だったんですが、驚いたことに6階でもダンス競技会をやっていたんです。NJDCの試合でした。競技会のハシゴ出来たねなんて大将は言ってましたが、うちはそもそもNJDCに登録してないですから出られないです。8階にはお手頃価格のランチをいただけるレストランがあったので2時ごろご飯を食べました。コーヒー、紅茶などセルフで飲み放題。料理も1000円くらいで美味しかったですよ。試合終わってから浅草寺にお参りに行きました。父が元気だった数年前まで毎年来ていた浅草寺ですが、横の二天門から入ったのは今日が初めてです。めぐりんバス、数年前にこれに乗ってインフルエンザに感染したんですよ。東京スカイツリーは隣の駅だったんですが、別の機会にすることにしました。
2020/01/19
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第5回シニア10ダンス選手権の会場は、去年と同じ京都府立伏見港公園体育館でした。古そうな体育館ですが、温水プールもある総合施設で、暖房の効きがものすごくいいのでこの時期の試合にはありがたい次第です。メイン競技の全日本シニア10ダンス選手権は、今年のシニアIおよびシニアIIの世界選手権出場をかけた戦いです。この他に、B級、C級、D級、ノービス級、シニアIIA級のそれぞれラテン・スタンダード、シニアIIIA・B級、シニアIVA・B級のスタンダードの競技がありました。昇降級に関係ない中学生以下プレジュニアの競技も用意されていて、日本では珍しいソロ競技というカテゴリーもありました。こちらはC級戦ラテンの様子です。10ダンスは出場数50組で背番号縦割りのヒート分けでした。4ヒートに分かれて、まずはラテン5種目を踊ります。電光掲示板に背番号が出るので分かりやすいんですが、中には間違えて別のヒートで踊ってしまう選手もいらっしゃいました。大将は久しぶりにゴスロリで参戦。黒塗りファンデーションがイカムネに着くのが嫌だったようで白いまま出場。私は唐草レッドです。もみの木ドレスはチェッカーから注意されたのでJDSFの試合では着ないでおくことにしました。今年は出場選手が多かったのでアリーナは一組あたりの陣地が1m X 1.5m と限定されていて、着替をしたらトランクは必ず閉じて下さいとのこと。10ダンスは荷物が多いのでこのスペースに収まるのは大変でしたけどみなさんそれぞれに工夫されて着替えておられました。スタンダード競技の前に出場選手のパレードがありました。通常朝一番の競技開始前に行う選手宣誓や大会委員長の挨拶など、このタイミングでやるのはとてもいい考えだと思いますね。こちら10ダンス出場者全員の集合写真です。1次予選のスタンダード競技が終わると少し時間があったので2階席で昨日スーパーで買ったランチパックを食べました。実はこのあと貼り出された結果を見て私は自分が敗退したと勘違いして帰り支度を始めていました。背番号間違えて覚えてたみたいなんですよ。大将に言われてふに落ちないままカバンからまた靴出しました。こちら会場全体の様子です。2次予選はスタンダードから始まります。何度もぶつかって5種目あまり達成感のないまま終わったんですが切り替えてラテンに臨みました。ラテンもずっと同じカップルと軌道が同じで交錯し続け、特にパソは私たちの間にそのカップルが入ってきてそこに居座ってパフォーマンスを繰り広げるという最悪の事態に。さらにこの時に限ってエスパーニャ・カーニじゃない曲だったのでどこ踊ってるのかわからなくなってしまってリスタートも息が合わずこんなこともあるんだなと思いました。残念ながら去年と同じ、スタンダードの点が悪すぎて二次予選で敗退。15位の成績でした。今年は茨城からシニア I 世代の県を代表する有力選手が2組も決勝入りして大喜びだったんですが、できることなら自分たちもその中に食い込んで居たかったなあと思いました。ラテンもさらに強化していくつもりですしスタンダードは特訓が必要のようです。チャンスがあればまた来年、この表彰台に登れるように頑張りたいと思います。会場で声をかけてくださった皆様、熱い声援を送ってくださった皆様、大会運営の皆様、どうもありがとうございました。
2020/01/12
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2019年12月14日、ロシアのモスクワでWDSFショーダンス世界選手権が開催されました。映画『ホワイトクロウ』の中でダンスを踊る上で重要なのは物語だと言っていましたが、ショーダンスはまさに物語を伝える踊りです。詳しいルールや採点基準についてはよくわかりませんが、4分半くらいの音楽に合わせて綴られる物語は衣装も振り付けもよく考えられていてフィギアスケートのフリーのような演技です。ラテンは参加組数17組でそのうち9組が決勝で踊りました。優勝はロシアのFedor Poliansky & Dina Akhmetgareeva組。2018年も優勝だったんですが、2017年は3位でそのときのインタビューでこんなことを言ってました。自分たちの踊りはFacebookやインスタグラムで動画配信しているのでそれに対してどんどんコメントを寄せてほしいというものです。いろんな人の意見を取り込んで、それを肥やしに次のアイデアを練っていこうという作戦ですね。それが見事成功したのか翌年から二連覇しています。こちらが今年の作品。テーマは『ピノキオ』です。世界選手権に先立って8月のジャーマンで披露されたんですね。スタンダードのショーダンス世界選手権も同時開催されました。参加組数16組でそのうち8組が決勝で踊りました。優勝はロシアのSemen Khrzhanovskiy & Elizaveta Lykhina組。ショーダンス初参戦で優勝です。まだ若いカップルで9月に中国で開催されたアンダ−21の世界選手権ラテンでも優勝しているんですね。つまり10ダンサーです。ショーダンスの動画は見つけられなかったんですが、2017年のグランドスラムで踊るヴェニーズワルツです。どちらかというとラテンの方が得意のようですが、今年6月にスロバキアで開催されたヨーロッパ選手権の10ダンスでは準優勝ですからロシアの若手は層が厚いです。動画もラテンの方がたくさんあって、こちらは2019年のラテンのグランドスラムで踊るパソドブレです。そういえばこの女性には見覚えがありました。やけに顔の小さい人だなと思っていたんです。参加選手はロシア、スロバキア、オーストリア、アメリカ、チェコ、ブルガリア、イタリア、カザフスタン、ハンガリー、ドイツ、オランダ、ジョージア、アゼルバイジャン、スイスとヨーロッパ優勢で、日本選手はショーダンスには参戦していませんでした。一般競技の方だけでも練習も試合もたくさんあって大変ですから、それに加えてショーダンスもとなると負担が大きいでしょうね。でも、この種目ならオリンピックにも参戦できるのではないかと思います。
2019/12/23
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<スパニッシュ・オープン>夜中2時過ぎに、また両足がつって目が覚めました。激痛です。昨日、試合が終わった後に私たちだけホテルのレストランで食事をしたんですが、ちょっとだけビールを飲んですぐに寝てしまったのがよくなかったのかもしれません。再びベッドに戻ったもののしっかり寝ることができないまま朝を迎えます。カーテンを開けると乾燥した大気が霧に変わっていました。今日はオープン戦があります。実はここでも気になることがありました。エントリーがうまくいかず、JDSF事務局を通じてのすったもんだがあったんです。なんとか試合にエントリーすることはできたんですが、お金払ってなかったんですね。基本的には銀行に振り込みということになっていたのですが、振り込み手数料がバカ高いのでカード払いにできないのかと問い合わせたところ、支払いに関して後日連絡というメールが来た切りそのままになっていました。出られなかったらそれでもいいやということで、とりあえず支度だけはして会場に向かいます。受付では金銭のやりとりはしていなくて、係りの人もなんの連絡も受けていないようでした。つまり、タダで出場です。世界選手権に合わせて行われるオープン戦は出場者が少ないのでタダでもいいから出てくれないかと当日頼まれることも何度かありましたので、その扱いになったのかなといい方に解釈。シニアIIIラテンのオープン戦に出場しました。出場組数32組。5種目で競います。1次、2次、準決、決勝と戦って、決勝で名前がコールされるとステージから登場です。日本勢3組が決勝に入るという快挙で、優勝は世界選手権で2位だったロシアのカップルでした。私たちは4位。惜しくも表彰台を逃します。まあ、タダで踊らせてもらってるので文句は言えませんよね。表彰式を待つ間にPDの試合がありました。試合といってもスタンダード1組、ラテン2組だけなのでほとんどデモでした。日本チーム4組は同じホテルに泊まっていたので、試合が終わった後、ホテルのレストランで打ち上げをする予定でした。ところが日曜日はレストラン休みだったんですね。フロントで聞くと、やってるのはピザ屋かカフェくらいだというので、みんなで歩いてピザで打ち上げしました。足は筋肉痛でしたけど試合中につらなくてよかった。終わってみればあっという間のスパニッシュ・オープン。みんな明日には帰国の途につきます。(つづく)
2019/12/08
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<世界選手権シニアIIIラテン>スペインの朝は遅く始まります。土日祝日の朝食は8時から、夕食も夜8時からしかレストランが開きません。世界選手権シニアIIIラテンの予選開始は11時10分からでした。ゆっくり行っても良かったんですが、日本から参加の4組は8時の朝食開始時には支度を整え、食べ終えた人から順次会場に向かいました。まだ夜が開けたばかりで、道路沿いにびっしりと縦列駐車された車はすべて凍りついています。スペインは坂が多くて、会場に向かう途中にあるスロープも凍っていて滑るので降りるのにかなり神経を使いました。世界選手権出場者専用の選手控え室があったのはありがたかったんですが、近くのトイレは鍵が壊れていてしかも男女兼用でした。入るのに勇気がいります。親戚が亡くなったり、欠航になったり、タクシーが来なかったり、足がつったり、なんだか今回はいろいろありましたが、兎にも角にも10回目の世界選手権に出場できたんです。優勝候補のスペインのマニエルや、ジャーマンで優勝したロシアのカップル、そしてフィンランドのウラたち。みんなと軽く挨拶を交わし、ここにいる人って全員競技ダンスが大好きな人ばっかりなんだなあと踊る前からワクワクでした。出場組数70組、ヒートシャッフルで7ヒートに分かれ5種目の1次予選を競いました。1組がリダンスになってしまったので動画を撮りながらフロアサイドから応援。無事リダンスをクリアしてベスト48組に日本勢全員が入りました。2次予選、5ヒートに分かれて戦います。審判は9人で、オーストリア、スペイン、ベルギー、ロシア、アルゼンチン、ドイツ、マルタ、ルーマニア、リトアニアから各1名ずつでした。勝ち残ったのはベスト25組。3次予選からパソドブレが第3ハイライトまでになります。日本勢3組が残り3ヒートに分かれて戦いました。いつものことですが、ここでパレードがあったんですね。スペイン、ロシア、フィンランド、フランス、ドイツ、アメリカ、イタリア、日本、カナダ、ラトビア、エストニア、ポーランド、オーストリア、チェコ、スイス。各国代表が旗持ちの子供を先導にフロアを回り、宣誓文を読んだりするイベントなんです。長時間立ちっぱなしなのでみんな足に来て、早くダンスシューズを脱ぎたくて仕方がありませんでした。14組が準決勝に勝つ進んで、ありがたいことに私たちも入っていました。時間が空いていたので先に帰ってと言ったんですが、みんな残って応援してくれました。健闘むなしく決勝には進めませんでしたが、20曲フルパワーで踊らせてもらえて満足です。歩いてホテルに帰る道にはクリスマスのイルミネーションが輝いていました。(つづく)
2019/12/07
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<試合前日>後になって知ったのですが、12月6日はスペインでは憲法記念日で祝日です。この日は午後から国内戦があって、午前中は練習ができるので下見も兼ねて大会会場に向かいました。ホテルから歩いて15分ほどのところにあります。入り口で腕にブルーの紙テープを巻かれて、これをしている人だけがフロアに入れるようになっていました。紙テープは選手の腕にも巻かれて、ハサミで切らないと取れないのでこのまま試合に出場。女性はバングルなどのアクセサリーで隠せますが、半袖コスチュームの男性はテープ丸見えでしたね。世界選手権含め、WDSFの試合のほとんどはこのAホールで開催されます。隣接するBホールの方は客席が小さめのサブアリーナでした。昼まで解放されていたフロアで練習した後、私たちは3時頃まで会場にいました。ずっと練習していた訳ではなくて、試合を見たりカフェでランチしたり、2階に展開されているショップを見て回ったり。こちら開会式の様子です。国内戦とはいえ、ユースの試合などは見応えがありました。ジャッジが並ぶ背後のスクリーンにはヒート番号や出場選手の背番号が映し出されていました。こちらは決勝メンバーに渡されるカップ群。会場を出た後、一度ホテルに戻り荷物を置いてから再び外へ。ちょっと街を散策するつもりが気がつけば2時間も歩き倒していて、とんでもなく足が棒になりました。世界選手権前日に何万歩も歩くなんて、私たち馬鹿じゃないのと思いましたけど、まあ考えてみればいつもこんな感じで教会やら寺やらの階段登ってましたね。日本のようにあったかいお風呂なんていうのはなくて部屋にあるのはシャワーだけ。時差ぼけで眠くて夕食はパスして9時頃から寝てしまったんですが、相当足が疲れていたのか、夜中2時頃、両足がつって目が覚めました。こんなこと今までなかったんですけどね。(つづく)
2019/12/06
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<全日本選手権シニアIIIスタンダード>県別線が終わったのが3時過ぎでした。高校生以下のメンバーを除き団体戦に参加する選手は全員が個人戦に出場する義務があって、ただでさえ時間のかかるスタンダード競技がこれから一体何時まで続くのかという気配です。遠方から来られている選手は飛行機や電車の都合がありますから、途中で棄権して退出するケースも。大会委員長がJDSF本部に掛け合って、個人戦スタンダードを先にしようと努力されたようなんですが、ラテンが午前、スタンダードが午後というのは変更してはいけないと言われたそうです。私たちは全日本選手権シニアIIIスタンダードに参戦しました。出場組数48組。去年は確か1コケですから、今年はなんとかその上を目指したいところ。背番号の順番が、スタンダード専科のカップル→ラテンも出場してたカップル→シニアIII以外のカテゴリーと掛け持ちで出てたカップルのように並んでいて、最初のヒートはレベル高かったですね。うちのヒートは10ダンサーばっかりで、別の意味でレベル高かったんです。2次予選までは種目がワルツとタンゴだけだったんですけど、この2種目は上手い人が多いですね。かろうじて1次予選クリアで2次に進めました。3次予選が最終予選で、ここから5種目になるのでいよいよ本番だねと言っていたんですが残念ながら1ポイント足りずに敗退。19位の成績でした。特に何か失敗したわけでもないし、うまく踊れたと思ったのに。なかなか進歩しないですね〜。レッスンも練習もしてるんですけど、全然足りないんでしょう。でも去年よりは少し上がったかな。今年のスタンダード競技はこれで終わり。また来年、頑張ります。(おわり)
2019/11/19
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<都道府県対抗戦>午前中のラテン競技が終わると、ショータイムがありました。迫力ある書道部のパフォーマンスです。そして本日のメインイベントである都道府県対抗戦。団体戦競技はスタンダード・ラテン各5種目の全10種目で戦います。担当は年齢別になっていて1組で2種目まで掛け持ちできます。ラテン・スタンダードの掛け持ちも可能なので途中で着替えの時間が入りました。ワルツ、クイック、サンバ、チャチャ → 高3以下(同性同士可)スローフォックス、パソドブレ → 大学生以上タンゴ、ルンバ → シニアII(45歳と40歳)以上ヴェニーズ、ジャイブ → 年齢フリー横断幕が張り巡らされていて各県とも気合十分。参加メンバーを見てみると、掛け持ちが結構ありました。高3以下のメンバーがいなくて3種目での参加というチームもあったり。ラテンのみ、もしくはスタンダードのみ参加の県もありました。まずはラテン競技からです。こちら茨城代表選手たちです。続くスタンダード競技。ラテンとスタンダードの掛け持ちされてる方は間が10分しかなかったので忙しかったでしょうね。予選、リダンス、準決、決勝とあって、正味3時間くらいかかりました。結果は以下の通りです。順位総合スタンダードラテン1 東京東京 東京2 神奈川長野 神奈川3 栃木神奈川 栃木4 富山 栃木 京都5 茨城 奈良 富山6 北海道 茨城 千葉7 長野 大阪 北海道8 大阪 北海道 茨城9 静岡 富山 静岡10 京都 静岡 愛知11 千葉 愛知 大阪12 愛知 宮城 兵庫13 福島 福島 福島14 岩手 岐阜 長野15 鹿児島 千葉 岩手16 奈良 鹿児島 鹿児島17 宮城 岩手 18 兵庫 滋賀 19 岐阜 京都 20 滋賀 代表選手のみなさん、大会を盛り上げてくださってありがとうございました。遠くから来て頂いた方々、大会スタッフの皆さん、どうもお疲れ様でした。(つづく)
2019/11/18
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<全日本選手権シニアIIIラテン>いきいき茨城ゆめ国体に合わせて茨城県水戸市に建設されたアダストリアみとアリーナ。新しい匂いのプンプンする綺麗な体育館でした。1993年に東京開催で始まったJDSF内閣総理大臣杯争奪の都道府県対抗戦は、その後、千葉、福島、京都、東京、長野、大阪、静岡、宮城、徳島、神奈川、埼玉、岡山、兵庫、秋田、東京、新潟、千葉、山口、岐阜、東京、長崎、和歌山、岩手、愛媛、福井と主に国体開催地で行われてきました。初めて県代表に選んでいただいた時は千葉県民で、2011年からは茨城県代表として何度か参加させていただいています。会場でこのブログの読者ですと声をかけてくださった方が鹿児島代表選手のお一人で、来年は鹿児島ですので是非いらしてくださいとお誘いをいただきました。もし来年代表に選んでもらえたら伺いますね。その時はどうぞよろしくお願いします。都道府県対抗戦に合わせて今年は全日本シニアIII選手権が開催されて、私たちはそちらに参加しました。朝の練習風景です。選手控え室は団体戦出場者と個人戦のみ出場者とで別になっていて、こちら個人戦用のサブアリーナ。今年は茨城県代表選考会がJBDFの都道府県対抗戦とかぶって参加できなかったので、県代表にはなっていません。ちょっと寂しい気もしますが、競技仲間のクロちゃんたちが頑張ってくれると思いますので全力で応援する所存。この日は他にA級、B級、C級、D級、シニアIIA級のそれぞれラテンとスタンダードの試合がありました。全日本シニアIIIラテン選手権は出場組数22組です。予選はサンバ、チャチャの2種目で、最終予選から5種目になる予定だったのですが、参加者が少なかったので最初から5種目でした。地元なので応援してくださる方がたくさんいらして心強かったのですが、『もうシニアIIIなの?』なんて言われることも多くて、いや〜月日の経つのは速いものですね〜、実は去年も出てたんですけどね〜。(大きな声じゃ言えないけど優勝だったんですぅ)地元の皆さんの心の中にいる我々は、サークルでステップ覚えられなくて足を踏みまくってた頃の元気な若造のままのようです。準決勝から5種目連続で踊りますが、曲が短めで少しテンポもゆっくりでした。幸い決勝に進めましたが連覇はならず4位の成績。地元開催なのに表彰台を逃したのはかなり残念でしたが、見ていた方々にいろんなご意見をいただいたのでそれを参考にまた頑張りたいと思います。応援してくださった皆様、本当に有難うございました。会場にピョンさんが来られていて、なんと新カップル結成1ヶ月にして試合に出てしまうとのこと。経験者同士だからできる凄技でしょうね。大将がいつの間にかちゃっかりスマホを渡して試合の様子をビデオに撮ってもらっていたようです。まだ見てないんですけど、これからじっくり見て研究材料にさせていただこうと思います。どうもありがとうございました。(つづく)
2019/11/17
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<三笠宮杯全日本PDスタンダード>三笠宮杯全日本選手権ラテンの1次予選が終わったすぐ後、採点表のところでPDスタンダード出場の石原組と遭遇してご挨拶しました。ラテン選手のような黒塗りでお二人とも気合十分。今年はDCB会長のTKさん主導で石原組を応援する横断幕を製作して、目立つ位置に掲げられています。『頑張りましょう!』とは言ったものの自分たちはあっさり1コケでしたが...。金曜のDTCサークルの生徒さんたちも石原組応援に多数駆けつけておられました。TKさんもアリーナ席で観戦しておられて、横断幕と一緒に作られたという応援用のうちわをお借りして私たちも微力ながら先生方の応援に励みます。ジャーマン・オープンでお知り合いになったPDの先生方も出場しておられたので、大声で石原組を応援するかたわら、他の知っている先生方も応援していました。予選、準決勝、決勝とあって、結果は以下の通り。<三笠宮杯全日本PDスタンダード> 出場22組1 オレクシー グザー & 太田 吏圭子(リズメディア) 2 山本 武志 & 木嶋 友美(シノダスポーツダンスクラブ) 3 石原 正幸 & 石原 蘭羅(DTC) 4 山嵜 圭太 & 石本 美奈子(エムズダンスアカデミー)5 秋谷 孝宏 & 田原 美穂(エムズダンスアカデミー) 6 喜多田 芳起 & 細田 千代(ザ・ゴールデンパレス大阪)去年もそうだったんですが、なんと今年も決勝で偶然3組のドレスが色かぶりしてたんです。1位2位3位だった女性のドレスが全部白でした。もちろんデザインは違うんですが、遠くの席から見ると3羽の白鳥、大中小みたいな感じに見えるんですね。この日のために気合い入れて準備したドレスがかぶってると寂しい気持ちにならないかしら。自分は黄色いひよこドレスが沖縄戦で3組かぶってた時、相当ガックリでしたからね。特に決勝はソロダンスがあって、その順番も影響すると思うんです。背番号順なんですけど、最初のオレクシーたちの踊りが白鳥の湖かというインパクトの大きなソロダンスだったのに対し、その後にも白が続くと『また白か』みたいに印象が薄れて行く気がして老婆心ながら心配になりました。石原先生たちの3位はちょっと残念な気もしましたが、踊り自体は素晴らしかったんです。女性の存在感が格段にアップしていて、ララちゃんがレッスンの時におっしゃっていた取り組みの成果が出ているのが見て取れました。ワルツのナチュラルターンの美しかったこと。そのまま飛んでいくんじゃないかという気さえしました。この試合のあと、又すぐに海外のキャンプに参加されるとおっしゃってましたので、さらなる飛躍を期待したいと思います。2位に入った山本組はラテンでも優勝された10ダンサー。来年は久保田組と共に世界選手権でも好成績を残されることが期待できそうですね。楽しみです。ジャーマンでお知り合いになった秋谷選手も決勝に入られて、廊下でばったり遭遇したのでお祝いを言って、その節はお世話になりましたとご挨拶しました。ダンスビューにもでっかく写真載ってましたね。日本のPD選手がどんどん海外で活躍されている姿を見られて嬉しいです。またご一緒する機会があったら、精一杯応援させていただこうと思います。(おわり)
2019/11/15
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<国旗掲揚>大会二日目の午後3時、グランドセレモニーがありました。予選を勝ち抜いた選手たちがフロアに整列します。ジュブナイルの試合はその前に終わっていて表彰式も済んでいたので、メダルをかけた決勝メンバーと準決勝メンバーが並んでいました。ジュニアと全日本ラテン、全日本PDスタンダードの準決勝はこの後行われる予定です。グランドセレモニーの前に毎年恒例のダンスタイムがありました。続いてショータイム。第14回オールジャパン・ジュニアダンススポーツカップのフリーダンス対抗戦で2年連続優勝だったチームが元気なパフォーマンスで盛り上げてくれます。チアリーディングまでのアクロバットはないんですが、華やかな振り付けで面白かったですね。いろんなジャンルのダンスがあるもんです。グランドセレモニーが始まる頃、席を見回すと結構空席が目立ったんです。この時ちょうど新天皇・皇后両陛下のパレードが皇居周辺で行われていたまさに真っ最中だったので、ひょっとするとまだ来られていない方はそちらとハシゴだったのかもしれませんね。総合体育館前の広場ではマラソン大会に合わせて地ビールフェアーもやってたりして、そっちに捕まってた方もいらしたのかもしれません。(うちも危なかった)席は完売で満員御礼とアナウンスされていた通り、そのあと試合が始まる頃にはいつのまにか空席は埋まっていました。今晩、どのビール飲む? 美味しい地ビールはどれだ!セレモニーの中で国歌独唱があったんです。観客の方もご起立願いますとアナウンスが入って、声楽家の方の素晴らしい独唱が始まりました。みなさん国旗の方をご注目くださいと言われたんですが、国旗がなかったんですね。自分たちはステージ裏の端の方に陣取っていたので、国旗がスクリーンの裏の下の方に鎮座してるのが見えてました。普通なら国歌に合わせてしずしずとこれが登ってくるんだろうなと思いましたが、何も起こらないまま国歌が進んでいきます。途中でスタッフの方が気付かれたようで、大慌てで走って行かれましたが、結局歌が終わるまで国旗は登ってきませんでした。ちょっとしたハプニングでしたけど、まさに両陛下のお披露目パレードが行われているタイミングだったせいもあって、なんだか間が悪いというか気まずい雰囲気が流れた気がしました。(つづく)
2019/11/14
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<ドレスコード>三笠宮杯ラテンの1次予選はサンバ、チャチャ、ルンバ、パソドブレの4種目で、番号順に6ヒートに分かれて行われました。ルンバまで踊り終わったところで、パソドブレの出待ちをしていた時のことです。メガネを光らせた女性が出場者名簿とペンを手に、混んだ選手の隙間を縫って近づいて来られたんです。私の前にピタリと止まるとペンの先で胸の間のゴムを弾き、こう曰ったんです。『胸の間、ちょっと開き過ぎですね。あなた何番?』は?なんの話かさっぱり解せずに背番号を告げると、規定集を取り出して『胸の間は5センチ以下と決まってるんですよ。ほら。』この方がドレスの規定違反を見張るチェッカーだということはその時分かりました。これまで同じ『もみの木ドレス』でいろんな大会に出てますけど、こんなこと言われたのは初めてですね。国内でも海外でも、同じドレスでそんな指摘は受けたことありませんでした。実際、5センチも開いてないと思うんですよ。それとも急に胸が大きくなったとか?(ナイナイ)『ここ、つまんでちょっと縫ったらどうかしらね。』さらに引っ張ってゴム伸ばすし。そういえば前も全くの誤解でパンツ見せろとか言われたことがありました。三笠宮杯とか大きな大会になるとチェッカーも何か成果を出そうと気合い入っちゃうんでしょうかね。結局5センチ以下ということでお咎めなしだったんですけど、試合の合間にそういうの入ると集中が切れるからやめてほしいですね。せめてラウンド終わってからにしてほしいです。1ラウンドしか踊らなかったからどちらにしても問題なしだったんですけどね。(つづく)
2019/11/13
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<三笠宮杯全日本選手権ラテン>大会2日目の11月10日(日)は4つの競技が行われました。1 三笠宮杯全日本ダンススポーツ選手権ラテン2 三笠宮杯全日本PDダンススポーツ選手権(毎日新聞社杯)スタンダード3 JOCジュニアオリンピックカップ 全日本選手権ジュニア スタンダード&ラテン4 毎日新聞社杯全日本選手権ジュブナイル スタンダード&ラテン大会開始前9時50分までフロアが解放されて練習時間でした。先週の都県対抗戦の時はただの体育館の床だったんですが、三笠宮杯はさすがにちゃんとしたダンス用の床が設えてありました。踊りやすさが全然違います。プログラムもとっても綺麗。観客席も有料なので、各入り口にスタッフが配置されてチケットを見せないと入れないようになっていました。選手控え室とフロアを行き来する私たちは風貌で見分けておられるんでしょうか。いくつか部屋はあったんですがPDもジュニアもみんな一緒の控え室で、オレクシーたちがすぐそばにいました。全日本ダンススポーツ選手権ラテンは出場組数63組。北海道・東北・関東甲信越・中部・西部・九州各ブロックから選抜された選手たちのほか、今年のグランプリ準決勝以上、全日本シニア I 選手権上位3組、ユース選手権上位6組、昨年度のランキング上位2組など、本当に出るだけでも大変な大会です。今年も出場させていただいて光栄でした。残念ながら結果は去年同様1次予選落ちでしたが、朝早くから観客席で応援してくださった皆さんに感謝です。ありがとうございました。この後、2次予選からはシード選手が参入、3次予選からはシャッフルになって準決勝、決勝と続きました。結果は以下の通りです。<三笠宮杯全日本選手権 ラテン> 出場63組1 藤井 創太 & Dariia Marinesku(千葉県)2 菅原 一樹 & Laura Collavizza(東京都)3 大西 大晶 & 大西 咲菜(東洋大学/富山県)4 五月女 光政 & 五月女 叡佳(ブルボンDST)5 Tudor Andrei & 吉川 あみ(東京都)6 海老原 拳人 & タカギ ルナ(千葉県/早稲田大学)去年優勝だった藤井&吉川組がカップル解消して、それぞれが外人とカップルを組んで直接対決というのが見所の一つでした。もう一つ目を引いたのがグランプリ仙台で優勝だった押川&和田組が準決勝まで勝ち進んだことですね。ルーチンも面白いし、世界選手権でも活躍されるんじゃないかというしっかりした踊りです。同じ神奈川県ですし、第2の名越組出現かと言った感じでした。惜しくも決勝に進めなかったカップルも、一般戦では常勝カップルばかりですから見応え満点でした。自分たちが一生の間にその域に達するとは思えないんですが、可能な限り近いところまで腕を磨いていこうと観覧席の上の方で思いました。(つづく)
2019/11/12
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<大会1日目>大会1日目の11月9日(土)は3つの競技が行われました。1 三笠宮杯全日本ダンススポーツ選手権スタンダード2 三笠宮杯全日本PDダンススポーツ選手権(毎日新聞社杯)ラテン3 全日本ブレイキン選手権三笠宮杯の結果は以下の通りです。<三笠宮杯全日本選手権 スタンダード> 出場66組1 小嶋 みなと & 盛田 めぐみ(神奈川県)2 大西 大晶 & 大西 咲菜(東洋大学/富山県)3 菅原 一樹 & Laura Collavizza(東京都)4 五月女 光政 & 五月女 叡佳(ブルボンDST)5 棚橋 健 & 盛田 舞香(東京都)6 山田 恭平 & 秋山 彩織(東京都)結果だけ見ると去年と同じですが、ただの同じではないんです。私たちは1日目は見ていないんですが、会場係をされていた東京の競技仲間お一人と少しだけ話をしました。このスタンダード競技で接触事故があって鼻の骨を折る大怪我をされた方がいたそうです。決勝まで踊られた後、救急車で病院に搬送されたとのことでした。痛かったでしょうね。そんな状態でよく踊り通されたと思います。年に一度の大きな大会ですので選手たちの本気度が半端なくて、思わぬ事故が起こるんですね。身の引き締まる思いでした。<全日本PDダンススポーツ選手権 ラテン> 出場13組1 山本 武志 & 木嶋 友美(シノダスポーツダンスクラブ) 2 西村 康宏 & 鳥尾 綾香(航空公園舞ダンススクール) 3 岸田 肇 & 岡田 祐子(岸田ダンスアカデミー) 4 高島 大和 & 田村 奈緒子(TAICHI DANCE LUCE)5 Kevin & 河岡 宏美(T Dance Production) 6 岩本 喜治 & 合田 麻里(ダンススタジオデボット)PDラテンで去年優勝だった久保田&徳野組はポルトガルで開催されているPDの10ダンス世界選手権に出場中で参加されていませんでした。最後までどちらに出場するか悩んでいたとララちゃん(久保田選手の妹)が言ってましたが、大会二日目に久保田組が決勝5位に入賞したというアナウンスが入って会場が湧きました。素晴らしいですね。このポスターのど真ん中に写ってるカップルです。本当におめでとうございます。(つづく)
2019/11/11
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<マラソンじゃない>2019年11月9日・10日の2日間に渡って、第39回三笠宮杯全日本ダンススポーツ選手権が開催されました。会場は駒沢公園オリンピック総合体育館。去年までは1日だったんですが、盛りだくさんなので2日に分けたんでしょうか。大会運営スタッフの皆様お疲れ様です。先週と同じ自由が丘のホテルに泊まって朝タクシーで体育館に向かおうとしたら、運転手さんがおっしゃったんです。『マラソンですよね?』そう見えます?この黒塗りの顔、つけまつげはどう見てもマラソンじゃないと思うんですけど。なんでか聞いてみたら、今日は駒沢公園を基点としたシティマラソンがあるから交通規制で近くまで行けないかもしれないと言われてビックリ。毎年同じ時期に世田谷246ハーフマラソンが行われているとのことで、これまでブツからなかったのが不思議なくらい。そういえば去年の三笠宮杯は2週間後でしたし、一昨年までは東京体育館だったので大丈夫だったんですね。ちなみに来週は隣の目黒でシティマラソンがあって、そのときは今走っている自由通りも通行止めなんですよと運転手さんはおっしゃいます。幸い交通規制の開始が9時からで、その前に会場に到着したのでたくさん歩かなくてすみました。後からJDSFのサイト見たらちゃんとこのことがお知らせに載ってたんです。見逃してました。開場を待つ長い列の後ろに並ぶと、すぐ前の選手がTV取材スタッフからカメラを向けられていました。以前よく一緒に戦っていた千葉県の選手で、今はプロになってお子さんたち兄妹が世代交代で一緒に戦っているという因縁のご家族です。そういえば去年も三笠宮杯で遭遇したっけ。会場に入って、先週と同じ温室のような選手控え室に陣地シートを敷きました。大会二日目の今日は、ジュニア・ジュブナイルの全日本選手権もあるので控え室は子供がいっぱいのイメージです。少子化とか先細りとか競技ダンス界でもささやかれてる昨今、こんなにたくさんダンスやってる子供がいることが意外でした。アニメとか金スマ効果とかもあるんでしょうかね。(つづく)
2019/11/10
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駒沢公園オリンピック総合体育館でJDSFの熱戦が行われていた同じ日、11月4日に大森ベルポートではJBDFの東部日本ダンス選手権が行われていました。都県別戦で茨城3位入賞に大貢献してくれたラテンのエースがなんとハシゴでこちらの試合にも参加されていたんです。一つの大会で複数の競技に参加するというのは皆さんも経験あると思いますが、別の場所で行われている二つの大会に出場というのはやったことないですね。都県別戦が終わって写真撮影なんかも済んでから、『これから東部日本に行きますんで。』と、風のように会場をあとにされました。結果はどうだったのか気になって見てみると、あと2点で決勝だったのにという大変惜しい7位でした。決勝の結果は以下の通りです。東部日本ダンス選手権 【アマ】ラテンアメリカン出場組数25組第1位 勝部 晃・森田 舞夢第2位 海老原 拳人・タカギ ルナ第3位 根本 大輔・岡田 美咲第4位 佐藤 貴也・竹内 緑第5位 下川 晃平・宍戸 奈央第6位 村瀬 賢一・小笹 詩織東部日本ダンス選手権【アマ】スタンダード出場組数34組第1位 海老原 拳人・タカギ ルナ第2位 倉田 幸竜・石原 加奈子第3位 近藤 純・神城 真央第4位 岡 琢見・神田 紗里第5位 大熊 和幸・吉田 詩子第6位 綾野 晃志郎・長澤 穂乃花出場メンバーを見てみると、どうやら2大会をハシゴされたのは彼らだけではなかったようで、その体力や気力に感心するばかりです。駒沢体育館の方で都県別戦の他に午前はラテン、午後はスタンダードの個人戦(関東甲信越選手権)に参加されてる選手たちもすごいなと思いましたけど。自分で勝手に限界を決めちゃいけませんね。競技会はそういう意味でも仲間たちからエネルギーをもらえる場所です。【新入荷】ジュエルグルーペン 60ml DSI 社交ダンス 衣装 ライン ストーン 貼り付け 用 接着剤楽天で購入競技会の必需品は早めに準備
2019/11/08
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都県対抗戦のチームマッチのほかに、来年の三笠宮出場権や関東甲信越ブロックランキングに絡む選手権が行われました。この日は選手権(A級戦)以外にも一般戦ではB級・C級・シニアIIIA級、また昇降級に関係ないプレジュニア、プレジュブナイル戦もありました。私たちはラテン選手権に出場。エントリー62組でした。朝一番に予選開始なので近所のホテルピュリッツァー 自由が丘というホテルに泊まってました。余談ですが、自由が丘の駅に降り立ったのは大将も私も生まれて初めて。コンビニ探すのにちょっとウロウロしました。こちら準決勝の様子。1次予選で22組が落ち、2次予選でさらに20組が落ちて、茨城勢でこの上に進んだのはたった一組になってしまいました。私たちは残念ながらあと2ポイントというところで1次落ちです。さすが関東甲信越選手権はレベルが高いです。優勝したのは今年のジャーマンでも大活躍だった藤井創太&ダリア組でした。藤井くんたちがチームマッチに出場してれば千葉県もラテンは決勝に残れたでしょうね。素晴らしい踊りでしたよ。関東甲信越ブロック選手権の結果は以下の通りです。<ラテン>1 藤井 創太 Dariia Marinesk(千葉県)2 五月女 光政 五月女 叡佳(栃木県)3 大久保 稔也 吉村 春香(東京都)4 太田 佳輝 岡田 愛彩(長野県)5 小澤 玲音 牧野 果礼(山梨県)6 村瀬 賢一 小笹 詩織(埼玉県)<スタンダード>1 小嶋 みなと 盛田 めぐみ(神奈川県)2 五月女 光政 五月女 叡佳(栃木県)3 棚橋 健 盛田 舞香(東京都)4 佐藤 祐馬 久保田 理沙(東京都)5 岩﨑 将之 中山 絵里加(神奈川県)6 飯沼 孟大 馬場 えりな(全日本学連)競技会の必需品は早めに準備
2019/11/05
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JDSF関東甲信越ブロックの選手権大会でした。会場は駒沢公園オリンピック総合体育館です。東京、千葉、神奈川、埼玉、茨城、栃木、群馬、長野、山梨、新潟の一都九県の代表選手が、選手権に合わせてチームマッチ都県対抗戦を行います。都県対抗戦の担当種目は年齢別に振り分けられています。スタンダードラテン年齢別ワルツルンバシニアIII以上タンゴチャチャシニアII以上スローフォックストロットサンバシニアI以上クイックステップパソドブレ年末年齢16歳以上ヴェニーズワルツジャイブ年齢制限無し今年から1組で複数種目を踊らないことになったようで、茨城県チームも一組一種目ずつ、10組が選抜されました。ワルツ担当はここ数年団体戦常連になっているカップル。タンゴ担当はDCB会長のTKさん&アニーさん。スローフォックストロット担当はNDCJ統一シニア戦で優勝のDCBメンバーでもあるホワイティさんたち。ヴェニーズワルツ担当は来月ドバイの世界戦に初参戦するとおっしゃっていた新婚カップル。クイックステップは学連の実力者。パートナーのお母さんはよく知っている先生なんですが、娘さんにお会いするのは初めてでした。リーダーはミドルネームがある方でしたね。ハーフなのかな。かっこいいです。踊りもすごい。 ルンバ担当は県別戦常連のクロちゃんたち。2週間後の都道府県対抗でも代表になってます。チャチャ担当が私たち。今年も選んでいただいて嬉しいです。サンバ担当は岐阜のマスターズIラテンでロペスたちを下したファイナリストのカップル。DCBメンバーでもあります。パソドブレ担当はグランプリ仙台で準優勝だった新婚カップル。踊ってる姿がTVにもバッチリ映ってました。ジャイブ担当はチームで一番若い10代のカップルです。出場メンバーは全員A級選手です。 今年はコスプレつきの派手な応援合戦はなくなったみたいで、掛け声だけでした。応援合戦では茨城県連覇だったんですけどね。 茨城は背番号2番。毎年そうですが、各チームとも選手の名前や背番号を大声で連呼して音楽が聞こえないほどの盛り上がりを見せます。踊ってる方もノリノリで普段以上のパフォーマンスができるようです。10チームで5種目を踊り、上位6チームが上位決勝、下位4チームが下位決勝を踊ります。今年の茨城はラテンもスタンダードも上位決勝に進みました。都県別対抗戦の結果は以下の通りです。順位総合スタンダードラテン1東京東京神奈川2神奈川神奈川東京3茨城茨城茨城4埼玉長野埼玉5長野埼玉長野6栃木栃木栃木7千葉千葉千葉8群馬群馬群馬9新潟新潟新潟10山梨山梨山梨初めて総合3位に入賞できました。3位までがプログラムに過去の履歴として載るようですが、茨城はこれまで一度もそこに名前を載せたことがなかったんです。バンザーイ!!!外ではラーメン・フェスやってました。
2019/11/04
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北海道グランプリがこの週末、2019年10月6日にありました。会場は北海道立総合体育センター<北海きたえーる>です。いろんな意味で注目されていた方が多いのではと思います。ご覧になった方、見応えあったでしょうね。まず、メイン競技のグランプリラテン。8月のジャーマン・オープンで外人女性と組んで素晴らしい成績を残した藤井組がこの試合で日本デビューです。ダンスビュウにもでっかい写真載ってました。今年も日本インターで輝かしい成績を残している日本代表の八谷&皆川組と直接対決。すでに外人女性と組んで活躍中の日本代表・菅原組とも初対決でしょうか。さらに去年まで藤井選手と組んでいた吉川あみ選手が外人男性と組んで対決です。エントリー23組で結果は以下の通りでした。1 藤井 創太 & Dariia Marinesku(千葉県)2 菅原 一樹 & Laura Collavizza(東京都)3 大西 大晶 & 大西 咲菜(富山県)4 Tudor Andrei & 吉川 あみ(東京都)5 海老原 拳人 & タカギ ルナ(千葉県)6 大久保 稔也 & 吉村 春香(東京都)優勝は藤井組でしたね。八谷&皆川組は棄権されたようです。日本の試合にも外人選手がどんどん進出してきますね。がんばれ日本男子&大和撫子!!もう一つ注目していたのはPDグランプリカップです。ジャーマンでは一日中ずっと応援させていただいてましたのでPDの方々にも親近感が湧いて、もちろんお世話になっている石原組は絶賛応援しておりましたが、他の選手たちの活躍も気になっていました。エントリー16組で結果は以下の通りでした。1 グザー オレクシ & 太田 吏圭子 2 久保田 弓椰 & 徳野 夏海3 山本 武志 & 木嶋 友美 4 石原 正幸 & 石原 蘭羅 5 山嵜 圭太 & 石本 美奈子 6 秋谷 孝宏 & 田原 美穂久保田組2位はすごいですね。石原組4位は残念ですが、まだまだ発展途上ですからこれからに期待です。PDスタンダードの世界選手権が10月19日にドイツのライプチヒで開催されますので、是非実力を十分に発揮してPD界を盛り上げてくれたらいいなと思います。シニア I スタンダードの日本代表を決める試合は参加9組とずいぶん少なくてちょっとびっくりでした。1 小林 潤一 & 小林 麻衣(富山県)2 髙杉 耕一 & 髙杉 綾子(東京都)3 森川 豊則 & 鈴木 悠夏(大阪府)4 大嶋 隆義 & 秋吉 花音(東京都)5 徳原 正則 & 徳原 絵里子(北海道DSC)6 斉藤 崇幸 & 玉井 絵里子(札幌圏)2020年のシニア I スタンダード世界選手権は2月7日にベルギーのアントワープで行われます。他に一般戦ではA級、B級、C級、D級、ノービス級があり、男女の合計年齢120歳以上のシニア競技や、15歳以下で同性同士可のジュニア競技もありました。北海道はもう秋の気配でしょうか。大会関係者の皆様、競技に参加された皆様、お疲れ様でした。
2019/10/07
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NDCJ(National Dance Council for Japan)の統一全日本ダンス選手権大会がありました。WDC系の日本の競技団体JBDF、JDC、JCFが2014年に世界に向けた統一の窓口として発足した団体です。場所は東京のファーストプレイス。統一全日本チャンピオンを決めるプロの大会が毎年11月にありますが、それの前哨戦のようなアマチュアやプロのライジングレベルの選手たちで競う結構大きな大会です。<メイン競技>第5回チャコット杯プロフェッショナル統一全日本ライジングスターダンス競技大会第7回アマチュア統一全日本ダンス選手権大会<併催競技>第5回プロフェッショナル統一全日本シニアダンス選手権大会統一全日本シュブナイルダンス選手権大会統一全日本ジュニアダンス選手権大会統一全日本ユースダンス選手権大会(U21)統一全日本シニア35統一全日本シニア50統一全日本シニア65JCFのA級維持のためにあと1回どこかの試合に出なくてはと思って、実はあまり良く内容を見ないで試合に申し込んでしまったんです。会場に行ってから、なんだか出場メンバーの顔ぶれがすごいけど今日はなんの試合なの?と呆気にとられました。JCFに所属してないと思われるメンバーがいるんですね。まあ当然なんですけど。『もうしばらく会えないね。』と言って白骨温泉で別れた埼玉メロンチョコさんにそっくりな人を見つけて大将がブンブン手を振ってる横で、『あれはすごく良く似てるけど、違う人だよ。だってJCFの試合にいるわけないじゃん。』と冷静に言っていたアホは私です。私たちが出場したのはシニア50という男性が50歳以上のラテンセクションだったんですが、結構な顔ぶれだったんですね。なぜかというと、これで優勝すると来年のブラクプール遠征費を10万円補助してもらえるという特典がついていたからだそうです。午前中にシニア35スタンダードで優勝された茨城のホワイティさんに聞いて初めて知りましたよ。後で聞いたらメロンチョコさんたちは去年優勝して、それで今年ブラックプールに行ったそうなんです。自分たちはいつも自腹で海外遠征に行ってるので、なんだか憧れます。ラテンの方もシニア35というカテゴリーがあったんですが、そっちは2組しかエントリーしてなくて茨城のクロちゃんたちが優勝でしたから、シニア35はどちらも茨城勢が賞金ゲットということになります。他のカテゴリーでもそれぞれ賞金が用意されていてWDSFの試合にはない楽しみ方ができます。シニア50の方は出場組数15組でシニア35より激戦です。種目はチャチャ、サンバ、ルンバ、パソの4種目。予選、準決、決勝と3回踊りました。私たちは3位でした。優勝はメロンチョコさんたちで2連覇達成です。今年ブラックプールで4位でしたからね。来年はもっと上狙って行くでしょう。がんばれ〜!!プロ・ラテンの試合には筑波大時代から知っているJCFの選手や、茨城出身のJBDFの選手などが出場されていて、見応え満点な踊りを見せていただき精一杯声援を送ってきました。北海道グランプリと日程が被っていたのがちょっと残念ですね。ジャッジの顔ぶれも各団体の汪々たるメンバーで、久しぶりにJDC所属の親父ギャグ先生に遭遇したり、有名どころの先生方にもお会いできました。試合後メロンチョコさんたちと会場近くで中華を食べて、上野の靴屋さんまで車で送ってもらいました。先日買ったラテンシューズの調整をしてもらうのに試合の帰りに寄ろうと思っていたところ、たまたまメロンチョコさんたちも靴を買いに行くということだったので便乗させてもらったんです。朝降っていた雨も上がって、少し涼しくなりました。ちょっとビックリな1日でしたが、いい成績取れてよかったです。応援してくださった皆様、どうもありがとうございました。競技会の必需品は早めに準備
2019/10/06
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JBDF関東甲信越後期の群馬大会に出場しました。会場は前橋市にある ALSOKぐんま(サブアリーナ)です。午前中のスタンダード競技はB級戦に参加。エントリー100組でしたが、維持をすでに決めたなどで欠場された選手が12組もいらしたので出場組数は88組でした。昇級するには3位以内を2回取らないといけないので、ここにきてまだリーチになってないうちのようなケースも出なくても良かったんですが、せっかく申し込んだので最後に花を咲かせようとやってまいりました。途中、関越自動車道の高坂サービスエリアで履いていたズボンのゴムが切れるというハプニングあり。予選はABの2フロアに別れてタンゴとクイックステップで競います。先週タンゴの出来が悪くて惜しくも1点差で13位、準決勝に進めなかったので、ちょっとビデオ見たり練習したりしてきたんですが、どうでしょうか。この日は他にD級、E級、ノービス級、そしてジュニアの試合がありました。1次、2次、最終予選、準々決勝と駒を進めて、次に残れば広いフロアで4種目の準決勝というところでまたしても1点差で13位でした。これはなんかの呪いか?今回はタンゴではなくクイックステップで失敗してスコアが伸びませんでした。こちらB級戦スタンダードの決勝の様子です。会場は冷房がないようで強烈に暑かったです。ジャッジの先生方も大変でしょうね。観客席でもフロアでも皆さんうちわや扇子でしのいでいて、そのバタバタ扇ぐ様子がまるで大きな蝶々の大群のようでした。選手控え室はレスリングのマットやボクシングのリングのある部屋だったんですがそこにも冷房はなくて窓全開です。格闘技に冷房なんていらないんでしょうかね。午後はラテン競技でした。私たちはA級戦に参加。トイレで黒塗りファンデーションを背中に塗っていたら、居合わせた方に『リーダーに塗ってもらえばいいのに。いつも自分でやってるの?』と言われました。うちのリーダーは準備運動が長いので自分のことで手一杯なんですよね。手が届くうちは自分でやろうと思ってます。ラテン競技は他にC級、D級、E級、ノービス級、そしてジュニアの試合がありました。今季最後のA級戦に各県から有力選手も出場されていて、厳しい戦いになりそうです。先週A級維持決めといて良かった。エントリー組数31組で欠場2組。出場組数29組で種目はチャチャ、サンバ、ルンバ、パソドブレの4種目です。1次予選から全面フロアで戦います。自分もそうだったんですが赤いドレスの人が多くて、大将に『赤の大中小』とか言われました。身長はそんなに変わらないのにと思ったら『横に』だそうです。私が『大』なのかな、多分。ギリギリ準決勝に残ったんですが、11位の成績でした。こちら優勝のオナーダンス。栃木県の最優秀選手に選ばれていたカップルです。会場で『ブログ見てますよ。』と何人かに声をかけていただきました。どうもありがとうございます。JBDF関東甲信越は今季これで打ち止めです。来年はもう少し楽にラテンA級維持ができるように、そしてスタンダードは昇級できるように頑張りたいと思います。応援してくださった皆様、ありがとうございました。競技会の必需品は早めに準備
2019/09/15
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2019年9月7日、世界選手権ラテンがモスクワで開催されました。いろんなカテゴリーがある中、文字どおりWDSFラテンの世界一を決める年齢制限なし(アダルト)の世界選手権です。出場組数84組で、結果は以下の通りでした。<決勝>1. Armen Tsaturyan - Svetlana Gudyno(ロシア)2. Marius-Andrei Balan - Khrystyna Moshenska(ドイツ)3. Timur Imametdinov - Nina Bezzubova(ドイツ)4. Andrey Gusev - Vera Bondareva(ロシア)5. Charles-Guillaume Schmitt - Elena Salikhova(フランス)6. Andrea Silvestri - Varadi Martina (ハンガリー)シニア戦の選抜の仕方は各国に委ねられていて事実上何組出てもいいんですが、このトップ中のトップを決める世界選手権は各国2組ずつしか出られないんですよ。それなのにロシアとドイツが決勝に2組ずつ入っているということで、この2国がダンス大国だということが分かりますね。フォーメーションダンス(スタンダード)の世界選手権も同時開催されたんですが、ここでもロシアとドイツの頂上対決でした。会場はこちら。開催地がモスクワというのもあるかもしれませんが、勝ったのはロシアです。決勝の位置を虎視眈々と狙う準決勝メンバーも見てみましょう。<準決勝>7. Edgar Marcos Borjas - Alina Nowak(ポーランド)8. Konstantin Gorodilov - Dominika Bergmannova(エストニア)9. Moldovan Paul - Tatar Cristina(ルーマニア)10. Winson Tam - Anastasia Novikova(カナダ)11. Yan Bangbang - Du Yujun(中国)12. Malthe Brinch Rohde - Sandra Sorensen(デンマーク)7位だったポーランドの選手はジャーマン・オープンで6位に入っていた選手です。優勝したアーメンたちがジャーマンには出ていなかったのでそのまま一つ順位を落とした形になってます。時期的に近いせいもあるかもしれませんが、ロシアのグッセフがフランスのシュミットさんたちを上回ったという入れ替わり以外、ほとんどジャーマンと同じ並びですね。日本から派遣された2組の成績は以下の通りでした。<日本代表の順位>55. - 56. Kazuki Sugawara - Laura Collavizza59. - 60. Kazuki Hachiya - Madoka Minakawaこの2組の踊りは三笠宮杯とかで見たことありますが、私から見たらウルトラ上手い選手たちです。それでも世界の中ではまだまだ上がいるってことなんですね。ドイツやロシアに対抗できるようになるにはどうしたらいいんでしょう。やっぱり英才教育ですかね。フィギアスケートや新体操やシンクロナイズドスイミングなどでは日本は世界トップクラスですし、ブレイクダンスでもそうですから体格や運動能力やセンスの問題じゃないんですよ。ジャーマン・オープンでトップ選手たちの踊りを生で見ましたけど、うますぎて自分には何が違うのか分かりませんでした。強いていうなら隙の無さでしょうか。試合の様子はテレビですぐに放映されていて、国民全体の競技ダンスに対する親近感も全然違うんだなと思いました。日本で言ったら野球とかサッカーと同じくらい、ちょっと言い過ぎかもしれませんが、子供から大人まで知らない人はいないくらいの浸透度なんでしょう。日本でもそうなって欲しいと思いますね。ロペスたちの活躍をとっかかりにしてもいいので、グランプリ本戦が当たり前のようにテレビで見られるようになったら、もっとやりたいと思う子供達も増えて世界トップレベルに手が届く日が来るのではないかと思います。自分の身体は自分で守る
2019/09/09
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金スマの社交ダンス企画で、ロペス&すぐりんがターゲットとしていた日本代表選考会が今日でした。グランプリ in 仙台。メイン競技のスタンダード代表選考会に合わせて開催される全日本シニア I ラテン選手権です。会場は仙台市青葉体育館。私たちも何度か行ったことがあります。土曜日に長野で試合の後、仙台までひとっ飛びする選手は多分いなかったと思うんです。グランプリ熊本でテレビに映っていたカップルが長野の同じ試合に出ておられたので聞いたら、仙台は行かないとおっしゃってました。私たちは温泉でまったり。埼玉メロンチョコさんたちと『どうだったかねー』なんて噂してました。後でネットで公開された結果見てまたしても目を疑いましたね。今回は7組が決勝に進んだようですが、7位にロペスたちが入ってるじゃありませんか。準決勝のメンバーより本当にいい踊りだったのかなと前回のテレビの残像が頭をよぎりました。茨城の県代表を務めている2組は決勝でロペスたちより上にランクインしてました。とっても嬉しいです。熊本で惜しくも準決勝だったカップルはこのためだけに赴任先のアメリカから一時帰国して出場ですからね。気合入りまくってたと思いますよ。優勝して来年世界選手権に行くと言っていたロペスたちはどうするんでしょう。次回のテレビ放映で優勝しなくても日本代表でしたなんてしれっというかもしれません。熊本グランプリの位置づけについても、手のひら返すように言ってましたからね。実際、優勝じゃなくても決勝メンバーは参加できることになってます。6位とか7位とかだと強化選手にはなれないし遠征資金も自腹ですけどテレビ局の予算で行かせてもらえるでしょう。今年のシニア I ラテン世界選手権は10月5日にチェコで開催されます。来年どうなるかわかりませんが、もし世界選手権に出場するのであればその前に国外のオープン戦で少し足慣らししておいた方がいいでしょうね。村主さんがアメリカ在住ならそっちの試合に出るという選択もあるでしょう。海外で彼らの踊りがどんな評価を受けるのか、気になるところではあります。競技会の必需品はこちらから
2019/09/08
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台風15号の接近に伴って暑い1日になるという予報が出ていました。今日は長野で試合です。珍しく土曜日の試合だったんですね。JBDF関東甲信越 後期長野大会、会場は松本市総合体育館です。駅前のホテルからタクシーで会場に向かう間、奇抜な化粧に興味を持たれた運転手さんがダンス競技について色々聞いてこられたんです。『あの体育館、冷房なかったんじゃないかなあ。』という、嫌な予感の情報もゲット。実際中に入ってみると冷房はあるみたいでしたが、効きが悪くて暑かったですね。気温も35度くらいまで上がったようで、開いた扉から入ってくる風も暑いんですよ。午前中はスタンダードB級戦に出場しました。予選種目はタンゴとクイックステップの2種目です。出場組数60組とずいぶん少なめでしたがA級昇級をかけた土壇場の戦いに臨む人ばっかりだったのか、なかなか厳しい戦いでした。1次、2次、最終予選とハーフコートで戦って、次から全面コートの4種目で準決勝というところで敗退。13位の成績でした。よくありがちな、あと1点足りずというやつです。午前中のスタンダード競技はこのほかにD級、E級、ノービス級、ジュニア、シニアB級、グランドシニアD級、スーパーシニアの試合がありました。気持ちを切り替えて午後のラテンに臨みます。今日の本命はこっちで、年内のA級戦をあと2つ残すこの時期に来てまだA級維持を決めていなかった私たちは何がなんでも準決勝までは勝ち残りたい所存です。午後のラテン競技はA級のほかにC級、D級、E級、ジュニア、シニアC級、スーパーシニアの試合がありました。A級戦出場組数27組、ジャッジは9名で予選から全面コートでした。種目はチャチャ、サンバ、ルンバ、パソの4種目。ジャーマンに向けてパソを改造したのでちょっと自信持ってたんですけどパソのポイントがいまひとつ伸びずに10位の成績でした。WDC系とWDSF系とではジャッジの観点も違うんでしょうか。曲は全体的に遅いのが特徴ですがパソはあまり変わらないと思うんですよ。まあ、いずれにせよ目標だった準決勝進出は果たせたのでA級維持は決められました。一応これで一息つけます。決勝に埼玉メロンチョコさんたちが入っていたので応援しました。メロンママさんはブラックプールで買って来たというニュードレスで、髪型もイメージチェンジされてて素敵でしたね。このあとメロンさんたちのベンツに乗せてもらって長野の温泉でもう一泊しました。松本は美しい夕焼けで、台風15号の関東直撃など別の世界の話のようでした。競技会の必需品はこちらから
2019/09/07
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タイのバンコクで開催された第10回 King’s Cupの結果です。8月30日から9月1日までの3日間で、WDSFアダルト、ユース、PDのそれぞれラテン、スタンダードの試合が行われ、メインイベントはPD世界選手権ラテンでした。<2019.8.30>アダルト・スタンダード1. Evaldas Sodeika - Ieva Zukauskaite (リトアニア)2. Evgeny Nikitin - Anastasia Miliutina (ロシア)3. Tomas Fainsil - Violetta Posmetnaya (ドイツ)4. Ivan Varfolomeev - Yana Masharova (ロシア)5. Anton Besedin - Ekaterina Strelkova (ロシア)6. Oleg Chzhen - Alina Ageeva (ロシア)62組参加で日本選手の成績は以下の通り。16. Minato Kojima - Megumi Morita18. Hiroaki Onishi - Sakina Onishi21. Kosei Sotome - Eika Sotome34. - 35. Ken Tanahashi - Maika Morita37. Yuma Sato - Risa Kubota40. - 44. Koji Watanabe - Ayana Sugiharaソデイカ組、ジャーマンに続きタイでも優勝ですね。さすがです。ユース・スタンダードでは42組参加で日本の五月女組が優勝でした。おめでとうございます!!<2019.8.31>アダルト・ラテン1. Timur Imametdinov - Nina Bezzubova (ドイツ)2. Edgar Marcos Borjas - Alina Nowak (ポーランド)3. Konstantin Gorodilov - Dominika Bergmannova (エストニア)4. Yan Bangbang - Du Yujun (中国)5. Artur Balandin - Anna Salita (ドイツ)6. Dumitrescu Razvan - Jacqueline Joos (ドイツ)90組参加で日本選手の成績は以下の通り。37. - 38. Kosei Sotome - Eika Sotome40. Hiroaki Onishi - Sakina Onishi52. Toshiya Ohkubo - Haruka Yoshimura67. - 68. Tomoki Fukuma - Sari Semmyoジャーマンで2位だったティムール&ニーナさんが優勝でした。ユース・ラテンでも55組参加で五月女組が優勝でした。素晴らしい成績で夏休みを締めくくった感じですね。ダンスにかける青春て、いいなあ。ご両親は大変でしょうけど。<2019.9.1>PD スタンダード1. Bjorn Bitsch - Ashli Williamson (デンマーク)2. Nikolay Darin - Natalia Seredina (モルドバ)3. Andrey Motyl - Ekaterina Kim (ロシア)4. Zhao Peng - Wang Qi (中国)5. Eros Sciamanna - Anna Angelika Jaglinska (ポーランド)6. Pavel Nepomniashchikh - Anna Kharitonova (ロシア)21組参加で日本選手の成績は以下の通りです。7. Oleksii Guzyr - Rikako Ota9. Yumiya Kubota - Natsumi Tokuno13. Masayuki Ishihara - Rara Ishihara16. Takahiro Akitani - Miho Tahara 17. Yoshiki Kitada - Chiyo Kitada19. - 21. Kodai Anigo - Satoko Anigo 19. - 21. Shoji Fujimi - Yoshiko Fujimi 19. - 21. Tsutomu Tanaka - Akane Tanaka石原組残念!ワルツとタンゴのルーチン全取っ替えが響いたんでしょうか。それにしても皆さんジャーマンに続いての海外遠征、がんばってますね。PD世界選手権ラテン1. Gabriele Goffredo - Anna Matus (モルドバ)2. Marts Smolko - Tina Bazykina (ラトビア)3. Vincenzo Mariniello - Sara Casini (イタリア)4. Hou Yao - Zhuang Ting (中国)5. Kirill Kolpashchikov - Julia Remizova (ロシア)6. Mario Cecinati - Rosaria Messina Denaro (イタリア)40組参加で日本選手の成績は以下の通り。21. - 22. Yumiya Kubota - Natsumi Tokuno25. - 26. Yasuhiro Nishimura - Ayaka Torio30. Hiroki Takatsuj - Yumi Okada32. - 33. Seigi Uotani - Ai Miyajima34. - 40. Kodai Anigo - Satoko Anigo 34. - 40. Shoji Fujimi - Yoshiko Fujimi34. - 40. Yoshiharu Iwamoto - Mari Gouda34. - 40. Tsutomu Tanaka - Akane Tanakaゴッフレッド組、PDに転向しても絶好調ですね。5種目とも圧倒的な点差で優勝でした。タイはどちらかというとラテンの方が盛んのようですのできっと盛り上がったことと思います。参加された選手の皆様、お疲れ様でした。競技会の必需品はこちらから
2019/09/01
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帰国して早々、スタンダードの試合でした。JBDF2019年後期、関東甲信越競技ダンス茨城大会です。会場は水戸市総合運動公園体育館。今年茨城国体のバスケットボール競技会場になっています。ラテンはC・D・ノービス級、シニアB級、スーパーシニアの試合、スタンダードはB・D・ノービス級、シニアD級、スーパーシニアの試合があり、車いすダンスのトライアルもありました。私たちはスタンダードB級に参戦です。JBDFの規定では出場組数に関わらず年内に3位以内を2回とるとA級になれることになっているんですが、これがなかなか大変なんです。前期の試合はA級から降級した選手や勢いのある若手がいっぱい出ていつも最終予選かよくて準々決勝くらいの成績。後期になると少し楽になって、それでもA級を虎視眈々と狙ってる選手がまだゴロゴロいますのでなかなか昇級させてもらえません。出場組数107組でフロアをA/Bの2つに区切って午後から予選開始。種目はワルツとスローフォックストロットです。茨城大会なので知ってる先生方が勢揃いで大会スタッフとして働いておられます。昔教えていただいてたラテンの先生は、小学生のお子さんがノービス級で出場されてました。先日県別対抗戦でお世話になった先生方も2人はジャッジとして、一人はチェッカーをしていらっしゃいます。1次予選から2次、3次、最終予選、準々決勝までの5ラウンドは半分のフロアでジャッジ5名ずつです。ここまでは狭いスペースで他の選手を避けながらどれだけ大きくアピールできるかの勝負なんですがホント大変でした。リーダーは私のことをブツけながら進むんですよ。他の選手を避けるために急転回したり。小さいけど幸い頑丈にできてるので多少ぶつかっても当り負けはしないんですが、途中で心折れそうになりました。下手なドライバーに運転されてる車の気持ちとでもいいましょうか...。準決勝から2種目増えてワルツ、タンゴ、スロー、クイックの4種目になり、フロアも全面に、ジャッジも10名になります。しばらくスタンダードは練習してなかったのでルーチンをポロポロ間違えたりしつつなんとかここまでたどり着きましたが決勝には至りませんでした。リーダーは悔しがってましたが、人のこと散々引っ張り回しといて『混んでる中でうまくすり抜けて踊れた』とか嬉々として言ってるのを聞いて呆れて物が言えませんでしたね。ジャーマンで私が音取れなかったとき助けてもらったり、色々世話になってるんで持ちつ持たれつだとは思うんです。お互い発展途上なんだから多少の不便は我慢の子です。うちのリーダーはプレパレーションして止まるんですよ。パートナーとしては後ろが見えないので、たまたま他の選手が来て出られなかったのかなと思いましたけど、それが3回、4回となるとさすがにまたかと思います。少しは頭使って最初の立ち位置変えるとか他の選手が来る前に出るとかできないのか?実は1次予選だけは普通にプレパレーションして出たんです。ところが出た途端にゴチンと音がするほど私の頭を他の選手の頭にぶつけてしかも止まりもせずにスルーしたんですよ。その直後に今度は誰かが背中にどかっとぶつかって来るし。それでまずいと思ってぶつかりそうになったら出るのやめることにしたのかもしれませんが、それにしてもプレパレーションというのは出る準備のためにやるものであって止まったら全く意味ないと思いませんか。もう一度プレパレーションからやり直せばいいのに、音楽の気持ち悪いタイミングでいきなり出るのでそれならプレパレーションなしで出るのと一緒です。出だしからその調子でムカついたまま踊ってたのでさらにぶつけられまくってもうキレそうでした。相手の方々はみなさんご無事だったでしょうか。フロアから出るたびに顔も見たくないほど腹が立っていたのでラウンドの合間は一言も口をききませんでした。どうせ言っても話がこじれるだけだし、周り中知り合いばっかりなので喧嘩してる姿を晒すのも恥ずかしいし。隣の席に昔のサークル仲間がいらして、私が陣地で一人心を鎮めようと葛藤しているところに『リーダーがかっこいいと立ってるだけで点が入るからいいよね。』とか『夫婦でやってるといつでも練習できていいね。パートナーがうまいと成績上がるんだよね。』とか、話しかけてこられるんですよ。その方に全く悪気がないことは分かっているんですが余計心に荒波がたちました。散々な試合でしたが結果は10位で怪我もなく終われて良かったです。DCBのメンバーからはジャーマン・オープンの決勝入りを祝ってもらったし、ブースを出店してたもみの木ドレスのショップの方もとっても喜んで下さいました。今度レッスンのチャンスがあったら、プレパレーションなしで出る方法を教えていただこうと思います。競技用品をお探しですか
2019/08/25
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2019年8月18日(日)に岐阜メモリアルセンターふれ愛ドームでシニアの祭典が開催されていました。日本スポーツマスターズ2019ぎふ清流大会記念事業 ダンススポーツ競技大会。シニア I からIVまでのラテン・スタンダード競技が行われて、決勝進出者の数で都道府県対抗を行うという面白い競技会で、サークルを通じて『茨城県の勝利に向けてみなさん参加してください』という案内を頂いていました。ジャーマン・オープンとかぶって出場できなかったのですが、27都道府県から221組が出場されたそうです。茨城県からも何組か参加されたんですが、残念ながら団体戦の6位以内に食い込むことはできませんでした。優勝 大阪、準優勝 東京、3位 埼玉、4位 愛知、5位 神奈川、6位 京都でした。秋に行われる都道府県対抗と随分顔ぶれが違います。それぞれの競技はJDSF公認シニア系競技のA級戦なんですが、結果を見てみるとやけに『対象外』のカップルが決勝に入っているんですよ。なんだこれはと思ったらPD登録選手の出場可で、但し昇級対象外とするとのこと。大阪の優勝はPDのおかげでしたね。ところでこの大会にジャーマン・オープンと掛け持ちで出場されている方がいらっしゃいました。8月15日のシニアIVスタンダードで決勝に入った長野の選手がそのまま岐阜に直行されたんでしょうか。しかもシニアIVのラテンとスタンダード両方に出場されて決勝に残られてます。鉄人ですね。もう一つビックリだったのはシニア I ラテンにロペス&すぐりんが出場してるじゃないですか。またしても信じられない感じで元日本代表をやぶり決勝6位に入っています。これはテレビ対策でしょうか。彼らを決勝に入れとけばテレビで宣伝してもらえますもんね。茨城DCBメンバーが4位に入ったのはとってもうれしいです。出場された方とまだお会いしてないのでその様子や感想を聞けてないんですが、この大会は今年だけでしょうか。毎年お盆時期だとジャーマンと必ずかぶりますね。ちょこっとずらしてもらった方がもっと参加人数増える気がします。
2019/08/24
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<試合結果 後半2日間>後半2日間の日本選手の成績とグランドスラムの結果です。<2019.8.16>WDSFグランドスラム スタンダード1 Evaldas Sodeika / Ieva Zukauskaite **(リトアニア)2 Francesco Galuppo / Debora Pacini **(イタリア)3 Evgeny Moshenin / Dana Spitsyna **(ロシア)4 Alexey Glukhov / Anastasia Glazunova **(ロシア)5 Vaidotas Lacitis / Veronika Golodneva **(リトアニア)6 Evgeny Nikitin / Anastasia Miliutina **(ロシア)————————————————————————————105-106 Minato Kojima / Megumi Morita174-177 Ken Tanahashi / Maika Morita182 Ryuta Ebihara / Miyuko Yusa215-220 Yoshibumi Yamamoto / Noriko Yamamoto GOC PD プロフェッショナル ライジングスター ラテン9 Yasuhiro Nishimura / Ayaka Torio16-17 Seigi Uotani / Ai Miyajima18 Taichi Takashima / Naoko Kitamaki20 Shoji Fujimi / Yoshiko FujimiWDSF PD プロフェッショナル マスターII スタンダード2 Takahiro Akitani / Miho Tahara6 Kodai Anigo / Satoko Anigo 17 Shoji Fujimi / Yoshiko Fujimi GOC アダルト A ラテン64-69 Ryuta Ebihara / Miyuko YusaGOC PD プロフェッショナル ライジングスター スタンダード3 Masayuki Ishihara / Rara Ishihara22 Keita Yamazaki / Minako Yamazaki24 Yoshiki Kitada / Chiyo Kitada27 Yasufumi Tsubouchi / Miwa Tsubouchi28-29 Katsunori Mimoto / Kaori Kitahata28-29 Kodai Anigo / Satoko Anigo31 Satoru Nagashima / Asumi Nagashima <2019.8.17>WDSFグランドスラム ラテン1 Marius-Andrei Balan / Khrystyna Moshenska **(ドイツ)2 Timur Imametdinov / Nina Bezzubova **(ドイツ)3 Charles-Guillaume Schmitt / Elena Salikhova **(フランス)4 Andrey Gusev / Vera Bondareva **(ロシア)5 Andrea Silvestri / Martina Varadi **(ハンガリー)6 Edgar Marcos Borjas / Alina Nowak **(ポーランド)――――――――――――――――――――――――――――63-64 Sota Fujii / Dariia Marinesku200-202 Ryuta Ebihara / Miyuko YusaWDSFオープン シニアII スタンダード59-62 Masayuki Imai / Yuka Imai * 118-120 Hidekazu Fuyuno / Tomoko Fuyuno123 Seiichi Ishikawa / Michiko Ishikawa207-209 Yoshibumi Yamamoto / Noriko YamamotoGOC ユース 10ダンス36-37 Kosei Sotome / Eika SotomeWDSFオープン シニアI ラテン35-36 Yuske Nishida / Tomoko NishidaWDSFオープン シニアIII ラテン6 Jun Shimizu / Hinako Shimizu(おわり)
2019/08/23
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<試合結果 前半3日間>前半3日間の日本選手の成績です。(*はシード選手)2019.8.13WDSFオープン ユース スタンダード32-34 Kosei Sotome / Eika Sotome135-137 Hiromi Sakata / Anju AdachiGOC アダルト ライジングスター スタンダード49 Minato Kojima / Megumi Morita96-97 Ken Tanahashi / Maika Morita120-121 Ryuta Ebihara / Miyuko Yusa134-138 Yoshibumi Yamamoto / Noriko YamamotoWDSF PD プロフェッショナルスーパーグランプリ ラテン22 Yumiya Kubota / Natsumi Tokuno25 Yasuhiro Nishimura / Ayaka Torio32 Seigi Uotani / Ai Miyajima33 Taichi Takashima / Naoko Kitamaki35 Shoji Fujimi / Yoshiko Fujimi 36 Kodai Anigo / Satoko Anigo<2019.8.14>GOC アダルト ライジングスター スタンダード49 Minato Kojima / Megumi Morita96-97 Ken Tanahashi / Maika Morita120-121 Ryuta Ebihara / Miyuko Yusa134-138 Yoshibumi Yamamoto / Noriko YamamotoWDSFオープン ユース ラテン71-73 Kosei Sotome / Eika Sotome153-154 Hiromi Sakata / Anju AdachiWDSFオープン シニアIII スタンダード16 Masayuki Imai / Yuka Imai **39-42 Hidekazu Fuyuno / Tomoko Fuyuno63-69 kiyoshi Okada / Yuko Okada *81-84 Seiichi Ishikawa / Michiko Ishikawa *114-118 Yoshihiro Hamazaki / Chizuru Hamazaki160 Atsumasa Yoshida / Teruko YoshidaGOC シニアIIA スタンダード58 Yoshibumi Yamamoto / Noriko Yamamoto<2019.8.15>GOC アダルト ライジングスター ラテン3 Sota Fujii / Dariia Marinesku137-139 Ryuta Ebihara / Miyuko YusaWDSF PD プロフェッショナルスーパーグランプリ スタンダード12 Oleksii Guzyr / Rikako Ota * 16 Masayuki Ishihara / Rara Ishihara *31 Yumiya Kubota / Natsumi Tokuno43-44 Keita Yamazaki / Minako Yamazaki45-47 Yoshiki Kitada / Chiyo Kitada49 Yasufumi Tsubouchi / Miwa Tsubouchi50 Takahiro Akitani / Miho Tahara52 Kodai Anigo / Satoko Anigo53 Satoru Nagashima / Asumi Nagashima54 Katsunori Mimoto / Kaori Kitahata55-56 Yasushi Oshima / Yumiko Oshima59-60 Shoji Fujimi / Yoshiko Fujimi WDSFオープン U21 ラテン34-35 Kosei Sotome / Eika SotomeWDSFオープン シニアII ラテン19-20 Jun Shimizu / Hinako ShimizuWDSF PD プロフェッショナルオープン マスター I スタンダード2 Keita Yamazaki / Minako Yamazaki5 Takahiro Akitani / Miho Tahara10 Katsunori Mimoto / Kaori Kitahata11 Satoru Nagashima / Asumi Nagashima14 Kodai Anigo / Satoko Anigo18 Shoji Fujimi / Yoshiko Fujimi GOC アダルト ライジングスター スタンダード43-45 Ken Tanahashi / Maika Morita59-60 Ryuta Ebihara / Miyuko YusaWDSFオープン シニアIV スタンダード6 Akiyoshi Okada / Yuko Okada *40 Masaaki Orikasa / Shinobu Hayakawa53-54 Atsumasa Yoshida / Teruko Yoshida80 Hatsuo Ichinose / Mitsuko Ichinose(つづく)
2019/08/22
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<大会会場の様子>何度も行かれている方やマリティムホテルに泊まっている方にとっては簡単なことだと思いますが、初めて行くと建物がいくつもあるし広いのでまずどこに行ったらいいのか分からないんです。Uバーンの駅に一番近いのは半円形のような形をしたベートーベンホールなんですが、入ろうとすると『チケット持ってこい』と言われます。ネットで予約したプリントアウトを見せると、『チケットに替えてこい』と言われました。どこでチケットに替えられるのかと聞くと『外だ』といいます。日本の競技会でもそうですけど大会スタッフ全員が英語を話せるわけじゃないですから必要な情報を手に入れるのがスムーズにいかないんですね。外って言ってもこのマップの薄紫の部分全部が会場になっていて、どこかなという感じでしたがホテルの正面玄関に近い、分かりやすいところに引換所が設置されてました。出場選手用の封筒とベートーベンホール用の封筒2つ渡されて中を見るとそれぞれに飛行機の搭乗券のような立派なチケットが入ってました。ベートーベンホールの席は全席指定で前から何列目かによって値段が変わります。アリーナ席は前から8列目までが5日間通しで240から360ユーロ。9列目以降は1日ずつで前半3日間が66ユーロ、後半2日間が77ユーロです。2階席はエリアによって値段が変わって、5日間通しで170から240ユーロ、1日ごとのバラ売りもあります。(ご興味ある方はこちら)選手受付けもわかりにくいところにあるんですが、気がつけばあっちこっちに誘導の貼り紙がありました。前日の選手受付は夕方6時から夜10時までです。私たちがチェックインしたのは大会2日目の夜で、受付はガラガラでしたね。背番号は競技によって色分けされているようでした。日本では当たり前のようにもらえる印刷された大会プログラムはありません。タイムテーブルやエントリーやその他もろもろの情報は全てネットで見る必要があります。ホテルのパソコンも使えますが、スマホやタブレットなどなんらかの情報端末を持っていた方がいいでしょうね。持ってないと非常に不便かも。練習場はないんですが、試合の合間に10分から15分ほど練習タイムがあって床の様子を見ることができます。たまにモップがけをしてくれますが、観客はみなさん土足ですしアルテホールのフロアは砂だか土埃だかでザラザラしてました。日本の体育館は土足厳禁のところが多いですからそのつもりでいるとフロアコンディションの悪さにがっかりしますよ。まめにブラシで靴底ケアが必要です。(つづく)
2019/08/21
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<大会5日目>ジャーマン・オープン最終日は雨でした。ドイツに来てからずっと昼食抜きで晩御飯食べるのが夜の9時過ぎの毎日。午後からのWDSFシニアIIIラテンの予選に向けて朝食をたっぷりとりました。ベートーベンホールでは朝からグランドスラムラテンの予選が続いていました。昼からはシニアIIスタンダードの予選も始まり、交互にラウンドが進みます。選手控え室に荷物を置いてから、会場近くのスーパーでバナナと水を買いに行って試合に臨みました。アルテホールではGOCユース10ダンス予選と車椅子ダンスが行われていました。私たちの出場するシニアIIIラテンは出場組数43組。ヒートシャッフルで5種目を踊ります。日本からの参加は私たちだけでしたのである意味気が楽です。2次予選が終わった15時半くらいからシニア I ラテンの試合も始まりました。去年、キンタロー&ロペスや名越組が出ていた試合です。ロシアの無敗王者ゲオルク&タチアナ組も踊ってましたね。実はベートーベンホールの指定席券をホテルに忘れてきてしまったんです。自分たちの試合の後、是非ともグランドスラムラテン決勝を見たいですからね。準決勝と決勝の間に2時間ほどあったので地下鉄に乗ってホテルに取りに帰りました。決勝には多くの日本人選手が応援に駆けつけてくださいました。石原組、海老原組、スタンダードのシニア戦に出ていた方々、PDの皆さん。選手以外にも観戦目的で来られていた方もいらっしゃいました。観客席のどの方向にいっても暖かい声援が飛んで、本当に嬉しかったです。6位に入賞できました。世界ランキング1位の絶対王者マニエル(スペイン)が今回なんと3位に転落。優勝はウィーンでも一緒に戦って2位だったロシアの選手、準優勝はフィンランドのウラたちでした。試合が終わってすぐに着替えてベートベンホールに行くと、フロアは異様な熱気に包まれていました。ブギウギの決勝戦です。観客が椅子ではなくフロアの周りに座って見てましたね。優勝はノルウェーの選手でした。ブギウギの選手と廊下ですれ違ったりするんですが、服装や化粧、髪型が明らかに社交ダンスとは違うので分かりやすいです。そしてグランドスラムラテンは、予想どおりドイツのバラン&クリスティーナが優勝。ホテルに帰ると夜のニュースでこのダンス競技会の決勝を延々と放映してました。大将はアップルウォッチを腕に巻いたまま試合にも出ていたんですが、余計な往復もあったせいか万歩計は25000歩を超えていたそうです。どうりで足が棒だと思いましたよ。でもメダルもらえてよかったです。応援ありがとうございました。(つづく)
2019/08/17
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<大会4日目>大会4日目の金曜日は自分たちの試合がなかったので一日中試合観戦でした。まずはベートーベンホールのWDSFグランドスラムラテン1次予選。出場組数224組で5種目なので相当時間かかります。日本からも藤井組と海老原組が参戦されてました。中国の選手がやたら多いのが目につきましたね。まるで世界の人口比率を反映しているようです。1次予選が終わったところでベートーベンホールを出て、ショップのブースを眺めながらアルテホールに向かいました。WDSFシニアIIスタンダードの予選です。日本から今井組、冬野組、石川組、山本組が参戦されていて、出場組数222組。半分くらい地元ドイツの選手だったでしょうか。こちらのホールは全部自由席なので一番前のいい位置に陣取って続くWDSF PDマスタ−2スタンダードも応援に励みました。マスタ−2はアマのシニアIIに相当する年齢枠です。秋谷・田原組が準優勝、兄後組が6位入賞と日本人選手大活躍でした。準決から表彰式まで頼まれて動画撮ってたので自分のカメラで撮った写真がこれしかありません。交互にGOCアダルトAラテンの試合をやっていて、こっちも面白かったんです。GOCはジャーマン・オープン・チャンピオンシップの略でしょうか。WDSFのランキングには絡まない選手権ですが出場組数は140組でグランドスラムラテンと掛け持ちで出ている選手も多いです。日本からは海老原組が出場されていたので熱血応援しました。朝からずっとのジャッジの皆さんもおつかれさまです。せっかくいい席確保してたのでお昼ご飯も抜きでまるでお尻に根っこが生えたように夜まで座り続けていました。身体に悪いかも?夕方6時から石原組がライジングスター戦に出場されるというので是非とも一番前で応援したかったんです。それに同じ試合にジャルコフ組もエントリーしてたんですよ。この距離で見られるとしたらすごいことですよね。きっと大勢の観客が押し寄せるだろうと予想されましたのでなおさら席は譲れません。ところが1次予選にジャルコフたちは姿を見せなかったんです。ベートーベンホールでこの日はグランドスラム・スタンダードの試合がありましたから、観客の大多数はそちらに行っててこちらのアルテホールはそれほど混まないとわかったのでホテルのレストランに夜ご飯食べに行き、石原先生たちの決勝を見ました。3位入賞はすごいですよね。万歳三唱ですよ。エントリーはしたけど出ないかもとおっしゃってましたけど、出てよかった!モニター上で3位までの国旗がはためいて、観客も全員起立して優勝した国の国歌を聞きます。一日中試合観戦なんて日本では滅多にないことなのでいい経験ができました。終わったのが夜の11時頃。見てただけなんですけど相当疲れましたね。ホテルに戻ってバーでビールを1杯だけ飲んで明日の試合に備えました。(つづく)
2019/08/16
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<大会3日目>シュトゥットガルトの朝は気温15度くらいで、日本の酷暑との気温差が激しすぎるせいか、寒暖差アレルギーの症状が出て鼻水が予告なしに落ちてきて困りました。朝食会場でウエイトレスさんにティッシュを一枚恵んでもらえないかとお願いしたら、ホテルのロゴ入りの綺麗な紙ナプキンを皿に積んで持ってきてくれましたよ。この日は9時15分にシニアIIラテンの予選開始だったんですが、ホテルを出たのが8時半ごろという最初からスリル満点の展開でした。会場はホテルから地下鉄Uバーンに乗って2駅目のベルリン広場で降りて、さらにそこから歩いて10分ほどのところにあります。前日にUバーンの3日間乗り放題券を買っておいたのが大正解でした。自販機で買い方迷ってたら遅刻するところです。背番号を前日にもらっておいたことも幸いしました。シニアの選手控え室はアルテホールの地下通路にあって、ちょっとわかりにくい場所だったのでここも下見しておいてすんなりたどり着けたのも良かったです。初めての試合会場の場合は前日の下見が非常に役に立ちます。WDSFシニアIIラテンは出場組数64組でした。ジャッジはフランス、イギリス、ドイツ、ポーランド、スロバキア、ロシア、スペイン、ベラルーシ、トルコ、ポルトガル、中国から各1名の11名。ベラルーシのジャッジは元ゾランと組んでたタチアナでした。キンタローたちが戦ってたシニア Iの世界チャンピオンと同じ名前。 タチアナという名前の女性はみんな踊れる気がする…。 ← ロシアのタチアナサンバ、チャチャ、ルンバ、パソ、ジャイブの5種目をヒートシャッフルで踊ります。床がザラザラで滑りました。それに曲が1分40秒から2分くらいでしょうか。これまで経験したことのない長さでした。2次予選が始まる前に石原組が応援に駆けつけてくれました。夕方からの試合に備えて髪上げもバッチリ決まってます。ららちゃんに写真撮ってもらいました。私たちは3次(最終予選)まで戦って19位の成績でした。上位出場者のほとんどは2ヶ月前に開催された世界選手権メンバーでしたから上出来だと思います。優勝はスペインの選手で、世界選手権チャンピオンのスロバキアは2位に転落。3位が元タチアナと組んでシニア I チャンピオンだったロシアのマカレンコさんです。夫人がアダムスファミリーのモーティシア風でコワイ...。身長180センチくらいあるし。ラテンの試合はPDマスター I スタンダードと交互に行われていて、こちらには日本人選手も何組かおられたので応援しながら決勝まで見ました。PDマスター I はアマのシニア I と同じ年齢区分で、山崎組が準優勝、秋谷・田原組が5位と大活躍。見応えがありました。自分たちの試合が2時ごろ終わったので一度ホテルに戻って着替えてから夕方再びベートーベンホールにやってきました。PDスーパー・グランプリ・スタンダードに出場される石原先生たちを応援するためです。夕方からは音楽も生バンドになって、ブラックプールに似た雰囲気です。60組出場で、先生たちはシード選手だったので2次予選から参戦でした。他にも何組か日本人選手は出場されていて、久保田・徳野組が31位(2次予選)、石原組が16位(3次予選)、オレクシー組が12位(準決勝)でした。ちなみに優勝は今年からPDに転向した元世界チャンピオン、ロシアのジャルコフ組でした。他を寄せ付けない圧巻の踊りでしたね。あまり見る目はないですけど凄さが分かりました。交互にやっていたGOCライジングスター・ラテンでは、藤井君がダリアさんと組んで3位に入賞という快挙。存在感のある素晴らしい踊りでしたよ。ロビーに出るとまだ燕尾姿の石原組が普段着の五月女組、海老原組と丸テーブルでまったりしてました。この日は正幸先生の誕生日だったので一緒にご飯でもと約束していたんですが、どんよりした空気が流れていてとてもお祝いムードじゃなかったので『また後日』ということで会場を後にしました。(つづく)
2019/08/15
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<大会2日目>フランクフルト空港の到着ターミナル2からドイツ国鉄DB乗り場のあるターミナル1へは無料の空港モノレールを利用します。みどりの窓口のようなDBカウンターでシュトゥットガルト中央駅までの切符を買いました。ICEという日本でいう新幹線のような電車で1時間半くらい。2等自由席で2人で140ユーロくらいでした。指定席には席の上の棚の淵に乗車区間がデジタル表示されているので。それの出ていない席を探せと言われたんです。席は広いし枕ついてるし、やれやれ快適と思って座った所で違和感を感じました。電車の行き先が、ハンブルク?北だ!ジャーマン・オープン開催地のシュトゥットガルトはフランクフルトより南のはずなんです。出発間際の電車からスーツケース抱えて転がるように降りると、向かいのホームにミュンヘン行きのICEが停まってました。危なかったです。こちらシュトゥットガルト中央駅。てっぺんのベンツマークは昔と同じでした。今この駅を取り壊して全地下にする建設工事が進んでいて、市民から反対の声が上がってるそうです。駅構内はいたるところ工事中でした。まだチェックインタイムには早かったので、宿泊予定のシュロスガルテンホテルのカフェでちょっとおしゃれな朝ごはんを頂きました。長時間のフライトで顔はお疲れモードなので遠慮させていただいております。荷物を預け、メインストリートを歩いて会場まで行ってみることにしました。会場は3つに分かれていて、全部屋内で繋がっています。入場券の引換所や競技選手が背番号もらう場所は外からアクセスする位置にありました。グランドスラムなどのメイン競技が行われるのがこちら。ベートーベンホールです。人気の競技は立ち見もいっぱいなので指定席券があったほうがいいとメロンチョコさんたちに聞いていたので私たちは2階席の5日間通し券を買っていました。Alte Reithalle(旧乗馬場)はマリティムホテル正面から入って右に行ったホール。ここでは私たちが出場するシニア戦などが行われます。中はこんな感じで全部パイプ椅子の自由席です。この時ちょうどシニアIIIスタンダード予選をやっていたので、知り合いの日本選手を応援しました。もう一つのヘーゲルホールは今回行くチャンスがなくて外からチラッと覗いただけだったんですが、この時はジュブナイルの国内大会をやっていたようです。会場をつなぐ廊下やホールには所狭しとたくさんのショップがブースを連ねていて夏祭りのようでしたね。会場を渡りながら見たい試合を見るという形式が、夏の音楽フェスみたいだなとも思いました。(つづく)
2019/08/14
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午後のスタンダード競技はラテンよりさらに参加者が多くて、広かった選手控えスペースがびっしりと埋まりました。競技はA級、C級、D級、1級、3級、シニアIIA級、シニアIIIB級があります。A級戦が一番多くてエントリー組数107組。1次予選はワルツ、タンゴ、スローフォックストロット、クイックステップの4種目で9ヒートに分かれて行われました。午後から参加の方が多かったのだと思いますが、体がほぐれてなくて実力発揮できないまま40組がバッサリここで落とされてしまってました。残った70組ほどで2次予選です。まだ5ヒートありました。この写真はC級戦の2次予選を待つ選手たちです。壮観でしょう?C級戦はA級戦より少なくてエントリー86組だったんです。しかも2次予選で60組くらいになっているんですがそれでも多く感じませんか?選手係の方々も大変だろうなと思いました。揃わない選手が必ず何組かいらっしゃいますからね。競技会に出られている方にとっては見慣れた光景ですが、そうでない方にとってはこの並んでる姿見るだけでも圧倒されるのではないかと思います。みんな上手に見えるし。2次予選の結果、ギリギリ最下位通過で3次予選に進めました。ジャッジは7名いらして、かろうじて過半数といったスコア。ここにきて急には上手くならないので、とにかく暴れないように淡々と踊ることを心がけて3次予選に臨みました。 残念ながらあと2点足りずに最終予選まではいけませんでしたが、上位3割くらいには入っていけるようになったのでほんの少しずつですが進歩してるのかなという気はします。種目別に見るといつもクイックだけが良くてあとはもう一つなんですよね。特にスローフォックストロットがダメみたい。教えていただいたことをちゃんと練習できてないのだと思います。応援してくださった皆様、どうもありがとうございました。ここからしばらくスタンダードの試合はありませんが、少しずつでも練習を積んでいこうと思います。大将は最近スタンダードが面白くてしょうがないらしく、信号待ちの交差点でプロムナードポジションとったりしてるんですよ。側で見てる方は恥ずかしくて思わず他人のふりしたりするんですが、皆さんはこんなダンス病にかかってませんか? 競技用品をお探しですか
2019/07/15
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関東圏で行われる7月のA級戦はここだけなので参戦しました。5月のJCFの大会で千葉のKOSSYさんにお誘い頂いたこともあったんです。KOSSYさんは大会会長をされてました。第11回成田市ダンススポーツ競技大会(第17回千葉東支部ダンススポーツ競技大会)です。会場は成田空港近くの成田市体育館。三連休中日、あいにくの空模様です。大きな総合運動場で、この日はほかにも様々な競技会が開催されていましたが、競技ダンスの非日常さはそこだけ特別な異世界感を醸し出していました。東京からのアクセスもいいので、たくさんのショップがブースを出しています。 もみの木ドレスのお店も入り口そばにブースを出していて、今日は違うドレスで参戦だったのでトイレに行くにもちょっと気が引けてコソコソ出入りしてしまいました。体育館ロビーには夏らしい装飾が施されています。午前中のラテン競技はA級、C級、D級、1級、3級、シニアIIA級、シニアIIIB級がありました。参加者が一番多かったのはC級戦で、2番目がA級戦。B級戦がなかったのでA級戦に参戦された方もいらしたのでしょうか。 私たちはA級戦に参戦しました。エントリー組数33組です。東京・千葉・埼玉・神奈川あたりから若手のいい選手が多数参戦していて迫力がありました。1次予選は3ヒートでサンバ、チャチャ、ルンバ、パソドブレの4種目です。開会式前の練習時間に床を確かめた時は湿気を含んで全然滑らない床だったのに、C級戦に続いて行われたA級戦予選の時は若干滑る床に変わっていました。こんなこともあるんですね。解放していた扉を閉めたせいでしょうか。 2次予選が最終予選で、ここからジャイブが入ります。茨城の競技仲間も何組か参戦されていたんですが、JBDFの県別戦でご一緒させていただいたエースもエントリーに名前があったのに姿が見えませんでした。あとで見学に来られていたので話を伺うと、パートナーさんが昨日首を痛めて出場辞退されたとのこと。決勝有力候補だったのに残念でした。 準決勝は周りが若者ばっかりだったせいかちょっと力が入ってしまったようで、コネクションのミスで突き指してしまいました。怪我の方は大したことないんですが、踊りの方はちょっと不出来でしたね。決勝は去年の三笠宮杯の準決勝レベルの選手たちがいらしたので見ごたえがありましたよ。 疲れをためないために
2019/07/14
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各県選手団の入場パレードから華やかな開会式が行われました。地元埼玉県は3チームで参加です。こちらが常勝チームの千葉県の3組。それぞれがラテンもスタンダードも担当する10ダンサーなんですね。日本インターのアマチュア部門でラテン・スタンダード共に優勝の八谷・皆川組も入ってます。団体戦はまずスタンダードから始まりました。前夜祭で決まったブロック別に、各県代表3組が順番にワルツ、タンゴ、スローフォックストロット、クイックステップの4種目ずつ踊ります。結果はすぐに貼り出されます。千葉県ダントツです。茨城県スタンダード担当は3組ともDCBの錚々たるメンバーなんです。惜しくも3位で中位決勝でしたけど、世が世ならというか、抽選で別ブロックだったらきっと上位決勝に進めたと思うんですね。続いてラテンの予選です。去年までは私たちも両方担当していて着替えるのに大忙しだったんですが、今年は開催地が近いせいか交通費もそれほどかさまないということでそれぞれ3組ずつが選出されていました。私たちもラテンだけ踊ればよかったので少しは楽でしたね。サンバ、チャチャ、ルンバ、パソドブレの4種目ずつを3組が順番に踊ります。茨城ラテンチームも3組中2組はDCBメンバー。もう一組は7月上旬から仕事で2年間アメリカに行くという元関東甲信越ラテンチャンピオンです。熊本グランプリのリベンジに、9月の仙台グランプリには一時帰国して出場されるとか。上位決勝に行けると思ってたんですけど新潟に持っていかれました。茨城県は3位の中位決勝です。Bブロック、Cブロックの結果が出揃ったところで、ラテンの下位決勝から行われました。こちらラテンの上位決勝の様子。こいちゃんたち、すごいメンバーの中で踊ってます。そしてこちらはスタンダードの上位決勝の様子です。上手い選手って、飛ぶように踊るんですね。 結果は以下の通りです。スタンダード第1位 千葉県 第2位 埼玉県A 第3位 宮城県 第4位 栃木県 第5位 秋田県 第6位 山形県 第7位 茨城県 第8位 群馬県 第9位 埼玉県C 第10位 岩手県 第11位 長野県 第12位 埼玉県B 第13位 新潟県 第14位 山梨県 ラテン第1位 千葉県 第2位 埼玉県A 第3位 栃木県 第4位 群馬県 第5位 宮城県 第6位 新潟県 第7位 山形県 第8位 茨城県 第9位 山梨県 第10位 埼玉県B 第11位 長野県 第12位 秋田県 第12位 埼玉県C 第14位 岩手県茨城県はスタンダード7位、ラテン8位の成績でした。去年はスタンダード7位、ラテン10位だったので少しは上がったのかな。競技用品をお探しですか
2019/07/01
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第43回JBDF東日本県別対抗戦に合わせて午前中に個人戦が行われました。茨城チーム6組の中で個人戦に参加するのは私たちだけ。昨晩の2次回で先生方にお聞きしたアドバイスを胸に頑張って早起きして出かけました。外はあいにくの梅雨空です。会場は深谷ビッグタートル。個人戦は8時からラテン競技、9時過ぎからスタンダード競技で、ともにB級とC級戦が交互に行われました。私たちはスタンダードB級戦に参戦。これに出ることで年2回出場の規定をクリアしてB級維持が決定します。朝早いので県別戦出場選手の控え室はまだガラガラでした。剣道場でしょうか。こちらは先に行われていたラテンの試合の様子。スタンダードB級戦は出場組数62組。予選はワルツとスローフォックストロットで行われました。学連なのか、目を惹く上手な選手がC級にもB級にも数組いらして予想以上に見応えがあります。県別戦に出場される若手が足慣らしに出てたんでしょうかね。 3次予選までフロアを2つに仕切ったハーフコートで、準決勝から全面になりました。ここから種目もヴェニーズ以外の4種目になります。上手な選手がたくさんいらっしゃるので決勝には残らないだろうと思っていたんです。 でも惜しかったんですよ。1点差で7位。あと1点で決勝進出でした。まあ、午後の県別対抗戦がメインですからスタンダードはこの辺でやめておいてよかったのかもしれません。 応援してくださった皆様、どうもありがとうございました。支給されたお弁当を食べる暇もなく、すぐにラテンに着替えて髪型もチェンジし開会式に備えました。
2019/06/30
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2019年5月25日にパリでWDSFのヨーロッパ選手権ラテンが開催されました。参加61組で結果は以下の通りです。1. Armen Tsaturyan - Svetlana Gudyno (ロシア)2. Marius-Andrei Balan - Khrystyna Moshenska (ドイツ)3. Timur Imametdinov - Nina Bezzubova (ドイツ)4. Charles-Guillaume Schmitt - Elena Salikhova(フランス)5. Andrea Silvestri - Varadi Martina (ハンガリー)6. Edgar Marcos Borjas - Alina Nowak(ポーランド)この大会の予告動画がこちら。2番目に登場した黒いドレスが優勝したロシアのカップルです。二人で向かい合って横ジグザグ、実はうちのチャチャに組み込まれてます。うまくできないのでしばらくカットしてたんですが、前回のレッスンで復活することになりました。 緑のドレスで石臼回すみたいにグルグル回されてる女性は4位だったフランスで、大将は私にいつもこの女性みたいに踊れと言います。無理です(キッパリ)。こちらは試合前の練習風景とか表彰式の様子です。この動画は面白いですね。現場にいないと普段は見られない光景がちりばめられています。 それにしてもアダルトラテンのトップは大体この順位で定着してしまいましたね。ご存知の方も多いと思いますが、2位鉄板の女性クリスティーナ(金のドレス)は数年前までニノと組んでチャンピオンだったんですね。今一緒に踊ってるバランは3位の女性ニーナさん(白のドレス)と組んでました。ロシアのアーメンたちはずっと2位だったんですが、ニノがWDCでターンプロしてからは常勝カップルになりました。4位のフランスのカップルはいつも決勝にいるけど3位以上になれません。みんな努力してますからひっくり返すのは大変なんでしょうね。 競技用品をお探しですか
2019/06/24
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2019年6月16日(日)に大阪でJDSF主催のアジアン・ワールド・ダンス・スポーツ・フェステイバル2019がありました。会場はホテル阪急エキスポパークです。この日はDCBの講習会を予定していましたが、石原先生たちがこの大会の招待選手となられたので中止になりました。それで私たちも群馬の試合にエントリーしたのですが、せっかく会場を押さえたのでということでDBCでも自主練習会となり参加者の皆さんでスタンダード・ベーシックを磨かれたご様子です。 大会のメイン競技はWDSF公認のオープン競技で、PDとアダルト(アマチュア)のそれぞれスタンダードとラテンがありました。1次予選から5種目戦で競います。この他にJDSF公認シニアII・シニアIVスタンダード、昇級対象外の23歳以下のスタンダード、ジュニア・ジュブナイルラテンがありました。 メイン競技のエントリー数はPDスタンダード34組、PDラテン21組、アマ・スタンダード21組、アマ・ラテン12組です。ジャッジはイタリア、中国、韓国、タイ、そして日本から3名の7人でした。結果は以下の通りになります。 <PDスタンダード>1. Nikolay Darin - Natalia Seredina(モルドバ)2. Alessandro Ilarioni - Aurora Sbardella(イタリア)3. Nikolaj Lund - Marta Kocik(デンマーク)4. Oleksii Guzyr - Rikako Ota(日本)5. Mo Ran - Zhou Jie(中国)6. Kim Kihwan - Park Ye Rang(韓国)オレクシー組、決勝4位おめでとうございます。石原組は2ポイント差で惜しくも7位の成績でした。久保田&徳野組が9位、山崎組が12位です。優勝したモルドバの選手は去年モスクワで開催された世界選手権で3位だった選手です。準優勝のイタリアの選手は6位でした。その時オレクシーたちは16位、久保田組は23位の成績です。今年の世界選手権はどうなるのか、楽しみですね。 <PDラテン>1. Vincenzo Mariniello - Sara Casini(イタリア)2. Wang Jun - Jia Yiwen(中国)3. Alexey Birman - Uliana Pustovalova(ロシア)4. Yumiya Kubota - Natsumi Tokuno(日本)5. Alessio Anastasio - Martina Orassi(イタリア)6. Nikolaj Lund - Marta Kocik(デンマーク)久保田&徳野組、決勝4位です。素晴らしいですね。優勝したイタリアの選手は去年までアマで、グランドスラムのセミファイナリストでした。準優勝の中国の選手は3年前の世界選手権で10位、一昨年9位、去年4位と成績を上げて来ている実力者です。久保田組もそうですが、6位の選手も10ダンサーですね。 <アダルト・スタンダード>1. Andres Liiv - Kristin Vaha(エストニア)2. Luciano Donato - Adele Diodati(イタリア)3. Liu Kai Sum Sam - Liu Wan Hin(香港)4. Nikolay Sukhanov - Anna Lapteva(ロシア)5. Alexandru Pogor - Katrina Rose Briony North(イギリス)6. Minato Kojima - Megumi Morita(日本)小嶋&盛田組、決勝6位おめでとうございます。大西組は1ポイント差で7位でしたね。優勝したエストニアの選手は去年の世界選手権で18位、今年3月のグランドスラムでは36位でした。ここ2ヶ月で4試合オープン戦に出場していて全部優勝の選手です。準優勝のイタリアの選手はずっと若くて、今年の4月に21歳以下のオープン戦で優勝してたカップルです。 <アダルト・ラテン>1. Vito Coppola - Oona Oinas(イタリア)2. Wang Ying - Du Jiaze(中国)3. Hiroaki Onishi - Sakina Onishi(日本)4. Zeng Siyuan - Zhu Qinyu(中国)5. Nikita Goncharov - Alina Siranya Muschalik(ドイツ)6. Cheung Cheuk Him - Ho Hei Man(香港)大西組、決勝3位おめでとうございます。スタンダード・ラテン両方出場されたんですね。優勝したイタリアの選手は今年のグランドスラムで9位のセミファイナリストです。準優勝の中国の選手は同じグランドスラムで19位の成績でした。アマ・ラテンは出場組数12組と少なかったですが見応えあったでしょうね。写真は海外招待選手の方々です。競技用品をお探しですか
2019/06/19
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午後のスタンダード競技が始まりました。フロアのある1階は奥側半分が競技に、手前側半分が選手控え室として利用されていました。飲食は禁止とのことで2階席にお昼を食べに登ります。とは言うものの、実はお昼用に買っておいたおにぎりをホテルの冷蔵庫に忘れてきてしまったんです。持っていたのはおやつ用に買った小さな蒸しパンと家から持ってきたバナナだけ。こんなのだけで午後の競技を乗り切れるんでしょうか。スタンダードA級戦はエントリー70組でした。ラテンだけ選手権でスタンダードはA級戦に出場したのは訳があったんですね。実は今回でやっとA級戦5回出場をクリア。つまり出るだけでA級維持決定だったからです。でも出場するとなると欲が出て、できれば勝ち残りたいと思ってしまうんですよ。2次予選まではワルツ、タンゴ、スローフォックストロット、クイックステップの4種目でした。群馬は遠いのでこの辺で終わって温泉にでも入って美味しもの食べて時間的にちょうどいいかなと思ったりもしたんですが、大将が後ろ髪を刈り上げて気合を見せたせいか思いの外勝ち進んでしまいました。 3次予選からヴェニーズワルツが加わって5種目戦になり、なんと準決勝にまで駒を進めてしまったんです。お昼に蒸しパンとバナナでちょうど体も軽くてよかったんでしょうか。決勝戦を待つ間に事件が起こりました。選手の一人が倒れて心肺停止状態になり救急車騒ぎになったんです。幸い出場者の中にお医者さんがいらして、人工呼吸とAEDで蘇生して命に別状はなかったんですが驚きましたね。その後も試合は続行して、なんと私たちは決勝まで進んでしまいます。5回目にして正規のA級維持達成ですよ。こんなにたくさんスタンダード種目を踊ったこと最近なかったので、もう首がオバカになってしまいました。 6位でしたけど上出来です。7人審判のうち好意的に見てくださる方もいらして全部6じゃなかったし。表彰式まで終わった時は8時になっていました。会場を出て駅前のゆ〜ゆという温泉に寄ってノンアルコールビールで乾杯。食事してお風呂に入って家に着いたのは真夜中でした。長い一日でしたが、無事に帰ってこれてよかった。会場で声援を送ってくださった皆様、どうもありがとうございました。 頑張ったご褒美、おいしい地ビール!
2019/06/17
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昨日の悪天候が嘘のような快晴でした。天気は最高でしたが気分は最低です。昨日コンビニで買っておいたサンドイッチを食べ、コーヒー牛乳を飲んで会場に向かいました。会場は駅から2.5キロほどの所にあるヤマト市民体育館前橋です。3年前にできた体育館だそうで、とても綺麗な施設でした。メイン競技は関東甲信越ブロック・シニアⅢ選手権です。会場で茨城のクロちゃんたちに遭遇しました。お会いするのはスーパージャパン以来でしょうか、すごく久しぶりに感じました。彼らはシニアIII選手権の他に一般戦のA級戦ラテンにも出場されていて、連続8曲を準決・決勝と踊って大変そうでしたよ。うちは選手権だけにしといてよかったです。競技はシニアIII選手権、A級、B級、C級、D級、1級戦の他にシニアIIB級、プレジュニア、プレジュブナイルがあり、7名のジャッジがフル稼働でした。ラテンの受付が9時から9時半までだったのでそれに合わせて会場入り。こちら試合前の練習風景です。いつものことですが大将はどこかに消え、私は床を確かめるために一人でぐるぐるフロアをめぐり、開会式にも一人で参加。シニアIII選手権は参加組数9組でした。種目はサンバ、チャチャ、ルンバの3種目です。先日のレッスンでチャチャのルーチンが結構変わったんですが、練習してないのでこれまで通りのルーチンで踊りました。下を向くとめまいがするので、下を向かないで踊るいい練習になった気がします。 不思議なんですが決勝が終わったら治っちゃったんですよ。靴履くのも気持ち悪かったのに。サンバにドルフィンという体をうねらせるルーチンが入っているんです。それでぐにゃぐにゃっと頭を回したらうまいこと耳石が三半規管に戻ったんでしょうか?訳がわかりませんがハッピーです。そして優勝でした。オナーダンスはサンバを踊らせていただきました。応援してくださった皆さま、どうもありがとうございました。午後の競技に入る前に子供たちによるエグジビジョンがありました。どこの県でも子供たちの育成に力入れてますね。ジュニア戦では埼玉の子供たちの活躍が目立っていました。 競技用品をお探しですか
2019/06/16
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1次予選と2次予選はジュニアの試合を挟んですぐだったのでずっとフロアサイドにいたんですが、次の準決勝までの間は少し時間が空きました。参加人数の多いプロ・スタンダードやアマ・ラテンの予選があったからです。控え室は今年からステージの上の暗幕で囲った観客席になっていたので、一旦陣地に引き上げることに。シニア・スタンダードの選手も同じ控え室で、すぐ隣にDCBでお世話になっている茨城のTKさんたちが来られました。プログラムを見ると2時ごろにはグランドシニアラテンは全部終わることになっていたので、ちょっとしたエネルギーチャージ食としてバナナしか持って行かなかったんです。暇だとお腹が減るもんなんですね。そこで武道館の廊下にある売店でおにぎり(150円)を買ってきました。サンドイッチは高いけどおにぎりは安いぞ。廊下にはいろんなショップのブースが出ていて、この日着ていたもみの木ドレスのお店もありました。何度もお直ししてもらってすっかり顔を覚えてもらったみたいで、今日も頑張ってくださいねと声をかけて頂きました。違うドレスで出なくてよかったですよ。ドレスといえば、面白いことがあったんです。新潟のこいちゃんたちとは1次予選から同じヒートだったんですが、準決勝になると間の選手がいなくなって整列した時すぐ前になったんですね。パートナーのサナエさんは肩紐を安全ピンで詰めておられて、私もそういうのよくあるから別に気にしてなかったんですが、視線を感じたのか振り返ってこうおっしゃったんです。『紐長いから止めてるの。これしないと胸の位置がすごく下がっちゃって。』うんうん。分かる。私もラベンダーダイヤモンドのとき安全ピンで補正しまくって試合に出たことありますよ。『こいちゃん(リーダー)がね、グランドシニアなんだからいいじゃんていうんだよ。』えーー! なにそれ〜。みんな垂れてるしみたいな?準決勝の出待ちで大爆笑してしまいましたよ。フロアではアマ・ラテンの予選をやってました。見回すとフロアサイドにいろんな知り合いがいましたね。山本先生が見にこられていたので、まさかロペス&すぐりん出てるのかと思ってしまいましたが、カリスマコーチですから生徒さんたくさん出ておられるんでしょうね。 師匠やサマンサ先生は見かけませんでした。きっと1日目の担当なんでしょう。DCBメンバーのホワイティさんが黙々とフロアサイドでシャドーされてました。挨拶すると、『どうですか。今日は優勝ですか?』ボソっと呟くように言われてまたシャドーに戻られてました。 ここのカップルはうち以上に別行動なご夫妻なんですよ。去年県別戦でご一緒させていただいた時も、同じお家に帰るのに帰りは夫婦で別行動でした。私たちはこの日、最後まで見ないでさっさと帰ってしまったので結果を知らなかったんですが、後から結果見たらシニア・スタンダード優勝でしたね。さすがです。踊りの一体感は半端ないってことでしょう。ところでWDC往年のチャンピオンだったアルナス・ビソカス&カチューシャ・デビドバ組は今年のブラックプールのチームマッチで引退されたそうです。きっと恒例の感動的な手紙が読まれて、会場中から温かい拍手で送られたことでしょう。JBDFのサイトに彼らを招待する予定だった旨が書かれていましたが、日本でも最後の勇姿を見せて欲しかったですね。 競技用品をお探しですか
2019/06/12
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第40回日本インターナショナルダンス選手権大会2日目です。数日前に梅雨入りしてからどんよりした涼しい日が続いています。去年までは1日目に行われるシニアラテンに参加していましたので、昨日練習場で『なんでここにいるの?日本インターは?』と聞かれました。いつもどちらか1日しか参加しないので、今年は2日目のグランドシニアラテンに参加です。関東甲信越ブロック選手権で派遣選手に選んでいただいたので出場料1万円が免除でした。大将のお母さんは昨日観戦に行ったそうです。出てなくてすいません。選手控え室がいつもの地下ではなくて、北側のステージ真上の暗幕で覆れた観客席でした。フロアに行くまで階段を降りなくてはいけないのですが、暗幕を出ると1階席なので試合の様子がすぐに見られてここも悪くないですね。ただちょっと冷房が効きすぎで寒かったかな。メイン競技の結果は以下の通りです。<6月8日>日本インターナショナルダンス選手権【プロ】ラテンアメリカン第1位 Riccardo Cocchi・Yulia Zagoruychenko第2位 Dorin Frecautanu・Marina Sergeeva第3位 Vladimir Litvinov・Olga Nikolaeva第4位 Sarunas Greblikas・Viktoria Horeva第5位 Sergey Gusev・Anastasia Usoltseva第6位 増田 大介・塚田 真美第7位 正谷 恒揮・齋藤 愛日本インターナショナルダンス選手権【アマ】スタンダード第1位 八谷 和樹・皆川 円第2位 五月女 光政・五月女 叡佳第3位 山田 恭平・秋山 彩織第4位 渡辺 安登・中村 安里第5位 石垣 和宏・三喜 穂菜美第6位 藤森 春樹・金山 咲月第7位 加地 渉・今橋 紗希<6月9日>日本インターナショナルダンス選手権【プロ】スタンダード第1位 Victor Fung・Anastasia Muravyeva第2位 Sergiu Rusu・Dorota Rusu第3位 橋本 剛・恩田 恵子第4位 浅村 慎太郎・遠山 恵美第5位 廣島 悠仁・石渡 ありさ第6位 小林 恒路・赤沼 美帆第7位 福田 裕一・エリザベス グレイ日本インターナショナルダンス選手権【アマ】ラテンアメリカン第1位 八谷 和樹・皆川 円第2位 渡辺 安登・中村 安里第3位 鈴木 奨太・鈴木 千尋第4位 五月女 光政・五月女 叡佳第5位 石垣 和宏・三喜 穂菜美第6位 三上 哲史・Jasmiya第7位 Wonbiin Park・Boeun Leeグランドシニアラテン(男性55歳以上、女性年齢不問)は参加36組でした。1次、2次、準決、決勝と種目はチャチャ、サンバ、ルンバの3種目を踊りました。メイン競技の日本インター・プロ・スタンダードは参加208組ですから、本当に箸休めのような試合ですが同じフロアで戦えるチャンスを与えてもらえるのは嬉しいことです。この日は他に日本インター・アマ・ラテンやシニア・スタンダード(男女共35歳以上)、ジュニア、ジュブナイルのラテンがありました。結果は優勝です。スーパージャパンと同様によみうりランドのチケットを頂きました。今度はプールもあるみたいなのでまた遊びに行きたいと思います。男性用のTシャツも頂きました。通常のカップの他に市村杯という特別賞をいただきました。ダンス界に貢献された方のようです。競技中、会場のいろんな方向から背番号を呼んで下さる応援の声が聞こえました。どうもありがとうございました。やっぱり優勝は嬉しいですね。競技用品をお探しですか
2019/06/09
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北海道で39.5度という記録的暑さだったこの週末、私たちは埼玉で試合でした。JCF第17回関東ボールルームダンス選手権埼玉大会です。埼玉も暑かったですね。35度くらいは行ってたんじゃないでしょうか。冷房の効いた室内競技で良かったですよ。会場はイコス上尾というところです。上尾市を訪れるのは今回が初めてだったのですが、家から車で1時間くらいでとても便利でした。JCFの試合のいいところは競技に合わせて受付時間が細かく設定されているので、朝超早起きしなくてもいいことです。例えば私たちが出場する関東選手権は12時頃の競技開始だったので、受付は10時から10時半までの間と決められていました。JDSFの試合のようにラテンは何が何でも朝8時集合ではないので休日を有効に使えてありがたいです。さらに試合をいくつかのブロックに分けて表彰式も小まめに行ってもらえるので選手控え室も入れ替わりがスムーズ。強いて難点を挙げるとすれば、試合会場の冷房が効きすぎで観客の方々は少し寒かったのではというくらいです。さて競技区分は27もあって複数の競技にエントリーされている選手が多かったのですが、メイン競技はアマ・プロの関東選手権でした。私たちが出場したのはアマ関東選手権ラテン。出場組数は9組でした。 準決勝、チャチャ、サンバ、ルンバ、パソドブレ、ジャイブの5種目を連続で踊ります。曲が短めで汗をかく間もなく終わった感じでした。30分くらい後にすぐ決勝だったんですが、この時はルンバ踊った後に給水タイムが入ったんです。 準決が連続でしたし、日本独特の給水タイム方式をJCFでも取り入れているとは思ってなくて私は用意していなかったんですね。フロアにポツンと取り残された感じになって間が持てないので、なんか瞬間芸でもやってしまおうかとパフォーマー精神がむくむくと湧き上がってきました。幸い変な芸を披露する前に皆さんが戻ってこられたのでパソから試合続行。ジャイブは大将が変なカウントから踊り始めてまずいムードになりかけたんですがなんとか修正できて無事終了しました。あとで修正能力を自慢してましたが、むしろ出るとこ間違えたのを反省して欲しいですよ。決勝の直前に廊下で軽くリハーサルした時も間違えてて、そこを注意するようにと言ったのに同じ箇所で失敗でしたからね。私たちは準優勝でした。このブログの読者は多分おられないだろうとは思いますが、会場で応援してくださったみなさま、ありがとうございました。JCFでA級維持のためには年に2回出場してそれなりの成績を収める必要があります。今回が1回目なので後期にまたどこかの試合に出る予定。選手控え室で隣の陣地に千葉のKOSSYさんがいらして競技ダンス関連の情報交換を色々させていただきました。私たちが千葉県民だった頃、県別対抗戦でチームメートとして共に戦ったスタンダードダンサーなんですが、今は県連盟の中核を担う方になっておられてお話も面白いんです。関東選手権ラテンで優勝したカップルにインタビューされたとのことで、どんな選手なのか教えてくれました。『中央大学の学連上がりでJBDF東部のラテンA級なんだって。残念ながら千葉じゃなくて神奈川の選手だって言ってたよ。』オナーダンスでチャチャを踊られたんですが、かっこよかったですよ。若いっていいなあ。2時ごろには表彰式が終わって会場を後にしました。藤井創太選手はクロアチアだかスロベニアだかの外人女性と組んでジャーマンでデビューするらしいですね。YouTubeでその新パートナーの踊りを見ましたけど、10代後半くらいの美人です。 八谷組も競技ダンス番組の解説でこれからの抱負を語っておられましたが、日本も有望な選手がどんどん育ってきて楽しみです。ところで今日行なわれた熊本グランプリの方はどうだったのかな。ロペス&すぐりんがシニア I ラテンで結果を残せたのか、ちょっと気になります。
2019/05/26
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午後のスタンダード競技もラテン同様A級、B級、C級、D級とシニアIIラテンのA級・B級の試合がありました。私たちはA級戦スタンダード(栃木県知事杯)に参戦です。スタンダードA級はシニアIIA級で維持を決めているのであとはA級戦に5回出場するだけで維持完了。この試合が4回目でした。出場組数76組。昼休みが終わってすぐに予選開始でしたので、急いで髪型をスタンダード風に修正し、家から持って来たバナナとぶどうパンをかじって列に並びます。スタンダードA級戦のみに参加する選手から背番号が順番に割り振られていて、ラテンも参加した選手は中盤以降でした。競技仲間のHさんに言われるまで気がつかなかったんですが、番号の若い人はスタンダード専門のバリバリの選手が多かったようです。大会プログラムの参加者リストを見ると確かにそんな風に並んでいて、背番号が後ろに行くほどラテンとかシニア戦にも参加されている比較的ゆるい選手層になって行くんですね。要するにヒートのレベル差が顕著なんです。私たちと同じヒートの人はAB級ラテンの出場メンバーばっかりで、1ヒートの人たちと明らかに人種が違う様相でした。 1次予選はワルツ、タンゴ、スローフォックス、クイックステップの4種目です。ラテンの時は気にならなかったんですが、フロアがほぼ正方形なのでどちら側を長い方と見立てるか選手によってまちまちでした。こうなると中央付近で流れがぶつかるんですね。それでいつもの調子が出なかった選手も多かったのではと思います。これが原因であっちこっちでもめてる姿が見られました。 JBDFの試合の時は長い方がはっきり分かって踊りやすかったんですが、今回は練習エリアを多くとってあったようです。うちのリーダーもワルツの最後の方で『ボクは今どこにいるの?』状態になってしまったらしく、ありえないところでコントラチェックを無理に仕掛けてきたりしたんですよ。2次予選の時は『こっちを長い方と決めよう』ときちんと話し合ってから踊りました。スローフォックスの点が伸び悩んでいたので、もっとおとなしく踊ることを心がけたり。5回出場すればいいという緩くなった規定のおかげでずいぶん気が楽で、3次予選になるとヴェニーズも入った5種目になるからこの辺で、なんて競技選手にあるまじき不埒な考えが心の奥底でチラ見してたんです。でもその割には先生に言われたことで忘れてることはないか、何か一つでも前回の試合よりいい踊りがしたいと思ってしまうんですね。試合の合間にピョンさんが私の陣地に遊びに来てくれてダンス談義で盛り上がってました。おしゃべりは尽きることなく、楽しくて時間を忘れてたんです。ふと気がつくとフロアからクイックの曲が聞こえました。クイックが競技種目に入っているのはB級かA級だけなんですね。しかも最終種目です。隣の陣地の方が、『A級の人たちもう並んでるよ。』と教えてくださって大慌てでフロアに駆け込みました。大将が『やっと来たか。』とニンマリ笑いかけます。3次予選、さすがにもうこの辺で終わりだろうと思ったんですが運良く準決勝に残ってしまいました。先月ウィーンの会場でもお会いした新潟のISSIさんも出場されていてパートナーさんと少しお話ししました。次の海外遠征はジャーマンとおっしゃってましたね。ジャーマン・オープンのスタンダード競技は参加人数が半端ないので、勝ち進んで行くにはテクニックだけでなくものすごいスタミナが必要なんです。1次予選から5種目ですし。それに毎年挑戦されてる方々なら、日本のA級戦なんて軽い足慣らしでしょうね。 私たちはここで敗退でしたが、DCB会長のTK&アニーさんが決勝に進まれたので動画を撮りつつ応援させていただきました。撮りながら番号叫ぶとうるさい声が録画されるので、応援は曲の合間だけにしときましたよ。オレンジのドレスが大きく舞って綺麗でした。 今日はラテン15曲、スタンダード18曲で計33曲踊らせていただきました。優勝したのは両方とも千葉の若い兄妹カップルです。私たちが千葉県民だった頃、よく彼らのご両親と一緒に戦ってたんですよ。都道府県対抗戦では同じチームメンバーだったこともあります。今はターンプロされて付き添いで来られてたんですが、『頑張ってますね。』なんて声をかけていただきました。世代交代の波がズンズン来てます、来てます...。 朝早かったのでさすがに疲れて、近所の天然温泉から帰って楽しいアニメを見ている途中で爆睡してしまいビールも飲まずじまい。大会関係者、並びに参加者の皆さま、どうもお疲れ様でした。会場で応援してくださった皆さま、ありがとうございました。(おわり)
2019/05/19
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3月に予定されていた2019年度関東甲信越ブロックランキング対象競技会が日程変更でこの日になりました。栃木県知事賞も兼ねた大会です。試合会場は2週間前の試合と同じ栃木市西方総合文化体育館。家から車で1時間半くらいのところで、日帰りできるので実はこういうのが一番きついんです。4時とか5時とかに起きて支度しなくちゃいけないし、かといって前日金曜日に早寝するわけでもないので寝不足でボンヤリしたまま午前の競技に臨みます。土曜日の試合はJDSFにしては珍しいですね。 午前中のラテン競技はA級、B級、C級、D級とシニアIIラテンのA級・B級の試合がありました。私たちはA級戦ラテン(栃木県知事杯)に参戦です。ラテンA級はすでに維持を決めているので比較的気が楽な試合でした。ランキング戦だから上手な選手もたくさん参加されるだろうし、準決くらいまで行ければいいかなと。大将が好きではないらしい赤のドレスで参戦。私はこれが好きなんです。彼はいつもどこかに消えてギリギリまで姿を現さないので、一人で着られるドレスでないとで遅れそうで不安なんですよ。それだけが好きな理由ではないんですけどね。こっそり言っちゃうと、このドレスが一番お腹周りが楽なんです。出場組数23組。1次予選が最終予選だったので最初からサンバ、チャチャ、ルンバ、パソドブレ、ジャイブの5種目でした。試合前に一人でルーチン確認はしましたけど、相変わらず一度も一緒に練習することなく試合に突入。先週ルーチン変更したルンバとパソで息が合いませんでした。ルンバは大将が昔のルーチンのリードをしてしまい、パソは二人並んでシンクロして踊るところで2カウントずつずれました。 以前はこんなことがあるとフロアサイドで大ゲンカだったんですが、最近はそれも無くなりましたね。踊り終わるとさっと別れて個々に次のラウンドに備えます。それぞれが自分の責任を果たせばいいだけなので、相手を責めたりするのは時間の無駄と思うようになりました。できないものは急にできるようにならないし、できることを自己責任で100%やるだけなので。 会場で本当に久しぶりなんですがピョンさんにお会いしました。カップル変わっても相変わらずの遠距離カップルですがちゃんと3年続いてて、ピョンさんがおっしゃるには離れているのが長く続く秘訣なのかもしれないとのことでした。ピョンさんが決勝の動画撮りましょうかといってくださったのでお言葉に甘えて、代わりにピョンさんたちのB級戦決勝は私が撮ることにしたんです。フロアサイドのパイプ席でスマホ構えて撮るのは初めての体験でしたね。次に踊る予定の女性の選手が座る椅子です。動けないので目の前で踊ってる選手を避けて撮るのってちょっと難しいです。ちゃんと撮れてるか心配。準決・決勝はルーチンの間違えも特になく無難に踊れました。最近は平日練習出来ないので試合で練習してます。遠距離カップルはきっとみんなこんな感じなんでしょうね。ピョンさんたちもそうだとおっしゃてました。貯金があるからできるんだとのこと。亡くなったケンケンさんがおっしゃってたそうです。 2週間前の試合でツバメが入って来た窓は、今日は締め切っていて暗幕が引かれていました。私たちは4位でした。応援してくださった方々に『残念でしたね』と声をかけていただいたんですが、自分的にはそれほど残念に思ってなくて、こんなに練習してないのによく決勝に残らせてもらえたもんだというのが本音でした。大将はどうもそうではないらしく、競技仲間の温かい言葉に癒されたようです。気を使っていただいてどうも有難うございました。燕尾服に着替えてから気がついたんですが、大将のラテンズボンのお尻に茶色のファンデーションのシミが玉のように点々とついていました。粒に立体感があるんですよ。いつから付いていたのか全く記憶にないそうなんです。チューブを踏んづけてブシャっと飛び散った感じで、そのままにしておくと他のにも付きそうだったので除菌シートで懸命に拭き取りましたよ。 拭き取りながら気がついたんですが、大将のラテンズボンは相当年季が入っててお尻がテカテカでした。練習用のズボンで試合に出てたらしいです。お腹周りが楽だから...。(つづく)
2019/05/18
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午後のプログラムはグランドシニアラテンから始まりました。A・B・C級の予選、準決、決勝です。グランドシニアは3月の選手権で決勝入りしてA級維持を決めているので今回は出場しませんでした。グランドシニア戦が終わったあと、午後2時ごろからシニア戦が始まります。種目はチャチャ、サンバ、ルンバの3種目です。A級戰は出場組数15組でシニア戰のトップに予選開始の予定でした。ところが整列してみると16組いるということで、会場係と進行係の先生方で行き違いがあり、急遽C級戰からスタートすることになりました。C級戰のチャチャの曲で少し足慣らしにフロアサイドで踊ってみたんですが、タンゴ同様音楽がとてもゆっくりなんです。これは相当身体使って踊らないと音が余るなと思いました。シニアだから速い曲は大変でしょうという配慮ではないようなんですね。サンバは普通のスピードなので。 シニア戰の方もA・B・C級があって、A級戰だけは決勝に残ったメンバーが貼り出されずに一組ずつ呼び出されてチャチャを踊ります。スタンダードの時と同じで背番号に関係なく順不同で呼び出されるのですが、今回は3番目に呼ばれました。一体何の順番なんだろう。あいうえお順かな?午前中から会場内にいたツバメは飛び疲れたのか天井に張り渡されたロープに止まってじっとしています。まるでエンビを着ているような白と黒の出で立ちなので、本当に家泉先生がツバメの姿を借りてジャッジに参加しておられるような気がしました。会場内のいろんな方々から声援を送って頂いてとてもこころ強かったです。どうもありがとうございました。優勝です。オナーダンスはルンバを踊らせていただきました。この日踊ったのはスタンダード17曲、ラテン11曲で合わせて28曲です。ゴールデンウィークで毎日ビール飲んでたせいか、ドレスがきつかったです。大会会長の久保田先生にこの盾を頂いて、『日本インター、がんばってよ!』とエールを送っていただきました。エントリー代を事務局に出して頂いてますのでね。あと1ヶ月、気合いを入れ直して身体絞っていこうと思います。 4時頃会場をあとにして、田植えが終わったばかりの美しい田園風景と緑の山々を眺めながら家路に着きました。幸いUターンラッシュの路線ではなかったようで、道路は空いてました。史上初の10連休も今日で終わりですね。皆さんはいかがお過ごしでしたでしょうか。リフレッシュできましたか?うちはレッスン1日、試合2日、練習3日でダンスは計6日でした。普段できないような家の中の片付けも少しできたので、後半お天気に恵まれて良かったです。 明日から始まる一週間は長く感じるだろうなあ。朝夕の寒暖差が激しいのでどうぞ皆さんもお体を大切になさって下さい。(おわり)
2019/05/06
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