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『これ、ヴェニーズワルツ踊れるな。』ラジオから流れてきたアコースティックギター曲です。なんとタイトルが『ダイナソー・ダンス』。恐竜の踊りですよ。今年メジャーデビュー20周年を迎える2人組ギターインストゥルメンタルユニットのデオペペ。メンバーの一人である三浦拓也さんが今年3月にリリ−スされたソロアルバム『ジオワールド』に収録されている曲です。インタビューで三浦さんは恐竜が大好きとおっしゃってました。恐竜も踊るんでしょうかね。この曲でヴェニーズ踊ると迫力出そうです。ギターのネックに恐竜がいて、ステキ
2024/05/17
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水木しげる生誕100年記念として制作された映画作品です。鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎(ゲ謎)は、目玉だけになる前の鬼太郎の父親の物語。行方不明となった妻の岩子を探してやってきた哭倉村(なぐらむら)での出来事が綴られています。職場の友人に勧められて見たんですが、水木しげるの大ファンの大将はコミックをどっさり集めていてこれもチェック済みとのこと。ホラー映画が嫌いな私には向かないんじゃないかと言っていました。登場する鬼太郎やネコ娘が、昔と比べて随分洗練された姿になっています。妖怪や幽霊は歳をとらないんでしょうね。現在は廃村となった哭倉村、物語は70年前、昭和31年へと遡ります。政財界を牛耳っていた龍賀一族の当主、龍賀時貞(りゅうが ときさだ)が亡くなります。水木は東京で血液銀行に勤めるサラリーマンで、一族の経営する製薬会社・龍賀製薬の担当者でした。昔は献血なんてなくて、血は売買するものだったんですね。後継者になると予想される龍賀製薬の社長とはコネがあったので、出世したい水木は一族が暮らす哭倉村へと向かいました。電車じゃなくて蒸気機関車です。クーラーもないし、車内禁煙でもない時代。まだ戦争の影を引きずっている人が多く、水木自身も玉砕特攻をかろうじて生き延びた辛い戦争体験を背負っています。穏やかな田園風景とは裏腹、哭倉村は閉鎖的な村でした。亡くなった当主の孫にあたる若く美しい娘・龍賀沙代(りゅうが さよ)が登場した時、金田一耕助シリーズの『犬神家の一族』を思い出しましたよ。後で知ったんですが、企画の段階で『八つ墓村』の話題が出てこの映画の方向性が決まったそうです。龍賀一族が勢揃いした場で発表された遺言は、長男の時麿(ときまろ)が当主となると言うものでした。水木が次期当主に期待していた社長は長女の婿養子で、一族の中での地位は低かったようです。時麿は引きこもりの病弱な男で、莫大な財産をどうこうできる気量に恵まれませんでしたので、兄弟姉妹からは非難轟々でした。翌朝、時麿の惨殺死体が発見されます。犯人として捕らえたのは、村にたまたま来ていた鬼太郎の父でした。すぐに処刑されそうになった彼を助けた水木は、監視役を命じられます。名前を言わないので、水木は便宜的にゲゲ郎というあだ名をつけました。凄惨な殺人事件はその後も続きます。水木は出世のために葬式に来ただけではなく、一族が莫大な財産を築いた血液製剤Mについて調べると言う会社からの密命も帯びていました。どうも覚醒剤の一種らしく、摂取すると24時間働けるので戦時中、多く使用されたようです。ゲゲ郎と水木の関係は、犯人と監視役から友人へと変わっていきました。行方不明の妻は身重らしいです。鬼太郎のお父さんは、奥さんの岩子さんをすごく愛してたんですね。こなきジジイと砂かけばばあとの間にも、むかしロマンスが生まれてたっけ。鬼滅にしろ呪術廻戦にしろ、最近のアニメは血みどろのR12が多いし、歴史ドラマでドロドロの人間関係には免疫ができていますので、ホラーは苦手ですけど大丈夫でした。大将ほど大好きってわけじゃありませんが、水木しげるさんの出身地にある水木しげるロードにも行ったことがありますし、妖怪話も嫌いじゃありません。色んな可愛い妖怪たちも出てきます。ねずみ男の子供時代?みたいなのも登場しますよ。公式サイトはこちらです。
2024/05/16
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フェルナンド王の死後、遺言によって王国は五人の子供達に分割されました。レオン王国を継いだのは第2王子のアルフォンソです。カスティーリャへ追いやられた第1王子のサンチョは面白くありません。レオン王国の庇護下にあったイスラム教徒の国サラゴサは、国が別れたことでこれまで納めていた上納金をどこに納めたらいいのか分からんと出し渋り、サンチョはルイに金をとって来いと命じます。これは、エル・シッド(シーズン1)に続くお話です。相変わらず面倒ごとは全部ルイに押し付けるサンチョに対し、アルフォンソは甘い誘惑で自分の家臣になれと誘ってきます。ルイのライバルで先に騎士への昇進を果たしていたオルドゥーニョは、ヒメナと婚約していました。ルイの恋心を逆手に取って、彼女の婚約を破棄させる、ルイを騎士にしてあげる、それに城も一つ与えようと言ってくるんです。ヒメナもルイが好きなんですが、ルイの忠誠心は揺るがず、サンチョの命に従ってサラゴサへ金の取り立てに向かいました。サラゴサの美女アミナ王女もルイにゾッコンなんですね。モテる男は辛いです。後家となった王妃は長男サンチョと共にカスティーリャへやってきて、イングランド王女との結婚をまとめます。屈強な姫君で、戦いにも同行するんですよ。サンチョも気に入ったみたい。結婚式は司祭のいるレオン王国で執り行われ、久しぶりに兄弟全員が集いました。ここでも長女のウラカが毒婦ぶりを発揮するんです。ウラカと言い争っていた王妃が事故で命を落とします。両親の死に関わったことは彼女の心に影を落としますが、勿論この事実は誰も知りません。王と王妃殺しはたとえ親族でも極刑ですからね。母親が亡くなったことで兄弟間の諍いに拍車がかかりました。サンチョは第3王子が治めるガリシアを攻めることにします。進軍するにはアルフォンソのいるレオン王国を通過しなければなりません。一応許可は取りましたが、仲の悪い兄弟ですしウラカもまだレオンに留まってアルフォンソに入れ知恵してますから信用できません。ウラカとアルフォンソ軍が後方から挟み撃ちにしてくると言う噂が飛んで、サンチョが軍を二手に分けたせいでガリシア攻略に手間取ります。サンチョはさらにアルフォンソとも戦い、レオン王国を奪還して、ついに父フェルナンド王の後継者として戴冠式を迎えます。アルフォンソやオルドューニョ達は処刑することに決めますが、ウラカと司祭が知恵を絞ってアルフォンソを修道士にすることで命を救い、オルドューニョはヒメナの嘆願によって処刑を逃れました。司祭は戴冠式をすっぽかしてアルフォンソを逃し、ウラカも父王の遺言によって与えられたサモナに行ってしまいます。怒ったサンチョはサモナに攻め入りますが、城は難攻不落でした。これまでの戦いの中で、ルイは困難な局面を何度も打破する働きをするんですが、相変わらず無理難題を押し付けてくるサンチョとついに仲違いして追放になってしまいます。アルフォンソはアミナの案内でトレドへ。兄弟間の争いはまだ続きそうですが、シーズン2はここで終わりです。戦争好きの王様の下で働く家臣たちは本当に大変そう。この物語の舞台となっているのはスペイン北部で、3回も行ったビルバオのあたりの話らしいです。ルイはレコンキスタの英雄なんですが、その話はまだ全然出て来ないのでシーズンは続くと思われます。海外の歴史物も面白いですね。こんだけラテン踊っってるのに、未だにスペイン語は分かりませんが...。
2024/05/15
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11世紀後半のスペインに、『エル・シッド』と呼ばれた英雄がいました。エル・シッドは、アラビア語で『ご主人様』みたいな意味らしいです。王族の兄弟同士の争いがあって、まるで鎌倉時代だなと思ったんですが、義経よりは100年くらい前に生きた人で、本名をロドリーゴ・ディアス・デ・ビバルと言います。ひょっとすると海外遠征でマドリードに行ったときに、彼の銅像の前を通り過ぎてたかもしれませんが、覚えていませんでした。少年ルイ・ディアスは、父の戦死後、故郷を離れ祖父ロドリゴに連れられてレオン王国へ赴きます。見習いとして剣の腕を磨きながら王国の第一王子サンチョの従者になりました。フライン伯爵の一人娘ヒメナとの間に淡い恋心が芽生えますが、同年代のライバル・オルドゥーニョも彼女を狙っています。ルイが青春を謳歌していた時、フェルナンド王の暗殺計画が進んでいました。首謀者はフライン伯爵と司教、それに王妃とルイの祖父ロドリゴまで反乱に関わっています。王の兄でアラゴン王国の国王ラミロを招いて槍試合を開催するときに暗殺は決行される予定でした。ところが決定的瞬間をルイが目撃するんですね。正義感の強いルイは、貴賓席の裏で暗殺者をやっつけて反乱計画を阻止。フライン伯爵は邪魔した者を探し出そうとしますが、孫のルイがやらかした事を知っているロドリゴは板挟みです。レコンキスタの時代ですがこの時はまだイスラム教徒とキリスト教徒の間に強い敵対関係はなかったようです。協定を結んでいるイスラム教の隣国・サラゴサ王国の使者がやって来て、アラゴン王国の軍に攻められそうなので援軍を送って欲しいと頼まれます。兄王はレオン王国の国境にも兵を進めてきました。戦争の代わりに代表者による一騎打ちで勝敗を決めるというのがこの頃よく行われていたようです。槍試合で決着ついたのかと思いましたけど、兄弟同士、どちらも権力欲が強いんでしょうね。サンチョ王子が交渉役になって、お互い代表戦士を出して戦うことになります。王が兄弟なら家臣同士も親戚だったり知り合いだったりするので、本当はみんな戦いたくないんです。サンチョ王子は自ら戦おうとするんですが、忠義に熱いルイは王子の命を守るべく王子に薬をもって眠らせ、戦いの場へと赴きます。相手の方が明らかに強そうでしたが、ルイは父から危機脱出法を伝授されていたようですね。国境の小競り合いを制したのも束の間、今度はサラゴサ支援に向かわされます。サンチョ王子は難しいことは何でもルイにやらせるんですよ。ちょっとこの王子どうなのと思いました。褒美もくれないし手柄は全部独り占め。サラゴサでのルイは、イスラム教で言うところのバラカ(神の恩寵)を持つ男だと信じられて、もてなしは最高でした。美しいアミナ王女の部屋に迷い込んで、いい思いもするし。ラミロ王の軍は、こちらの5倍ほどもあり戦いは明らかに不利でした。ここでは一騎討ちはなかったようです。でも王様を倒した方が勝ちなんですね。たとえ多勢に無勢でも。ルイが王を打ったわけではないんですが、サラゴサに戻ったルイはカンペアドール(勇者)と崇められます。確かに一騎当千の戦いをして、サラゴサの兵たちも彼を認めていました。レオン王国では、サンチョ王子の姉であるウラカが父王の暗殺を画策していました。ウラカは王家の3人の王子と2人の王女の中で一番頭が切れる人で、何でもルイ頼みのサンチョより、もっと頼りない弟や妹たちより、誰よりも王座に対する執着を持っています。戦勝を祝う宴で王は毒をもられ、死期が迫る中、王座をめぐる争いが始まります。サンチョ王子は長男ですから当然自分が王だと思ってます。戦功も挙げてきたし。地元の名士フレイン伯爵は王妃を女王にして自分が彼女と結婚することで王座を奪う計画。王の遺言でレオン王国はどうなっていくのでしょうか。エル・シッドは、チャールトン・ヘストンとソフィア・ローレン主演で映画化もされています。こちらはまだ見ていないんですが、ご興味ある方はどうぞ。
2024/05/14
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自分の部屋がどこか別世界に通じていて、心から歓迎してくれる友達が待っている。そんな現実逃避できる場所があったらいいでしょうね。誰だって逃げ場は必要です。特に、いじめや家庭内に問題を抱える子どもたちにとっては。中学生の安西こころは、いじめが原因で不登校になり、フリースクールの北島先生が気にかけてくれますが引き籠もり生活を続けていました。ある日、部屋の鏡が光り出して吸い込まれ、絶海の孤城に迷い込みます。狼の面をつけた少女が、自分をオオカミさまと呼べといい、6人の中学生リオン、フウカ、スバル、マサムネ、ウレシノ、アキが彼女を待っていました。ここで達成すべきことは一つ。城に隠された鍵を見つけることです。それは願いの部屋を開ける鍵で、一つだけどんな願いでも叶えられますが一人だけに限られ、誰かが願いを叶えると全員の記憶が消えるといいます。この城に来られるのは1年間で、朝9時から午後5時までなら鏡を通じて出入り自由でした。もし午後5時を超えて城に1人でも残っていると、連帯責任でその日城にいたメンバーは狼に喰われるとになっています。鍵が見つからなければ、記憶はそのまま残るということでしょうね。七人は熱心に鍵を探すでもなく、来たいときに城に来て、次第に友達関係を築いていきました。あるきっかけで、全員が同じ中学の生徒だということが分かります。マサムネの提案で三学期の始業式の日に、みんなで学校で集まる約束をしました。全員が約束を守ったにも関わらず、誰も他のメンバーに会えず、パラレルワールドなのかという話になりますが、オオカミサマは違うと言います。果たしてこの城は何なのか、オオカミサマの正体は、そして願いの鍵は見つけられるのか。この話、子ども向けのファンタジーかと割と甘く見ていたんですが、実に深い、よく考えられた物語でした。最後の謎解きに至るまで、伏線がたくさん用意されているんです。城のあちこちにあるバツ印の意味、オルゴールの曲、みんなが学校で出会えなかった理由。北島先生の存在も、キーポイントです。『かがみの孤城』は、辻村深月による日本の小説で、2018年には本屋大賞も受賞しています。2022年公開の劇場アニメ版を見ました。海外でも上映され、数々の賞を受賞する名作です。金の国水の国を見た人におすすめという繋がりで見たんですが、思った以上に素敵な話でしたね。おすすめです。
2024/05/13
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2024 東部日本グランドシニア・シニア競技会に参加しました。会場は東京都立産業貿易センター浜松町館です。JR浜松町駅を降りてすぐの旧芝離宮恩賜庭園は昔のままでした。大将と初めて出会った世界貿易センタービルは取り壊されて工事中です。正面に東京タワーが見えてます。すっかり観光気分。『地方の試合もいいけど、たまには都内の試合もいいね。』都立産業貿易センター浜松町館は、2020年に改装オープンしたばかりの商業ビルで、これまでの競技会イメージを覆す美しい環境での試合にテンション上がりました。競技会場は3階だったんですが、2階でも別の社交ダンス競技会をやっていて、間違えて最初はそっちに行ってしまったんですよ。シニア戦の割に選手層がやけに若いなあと思ったんですが、ジュニアの試合も併設されてましたのでそのせいかな、なんてね。QRコードスキャンしてエントリーする直前で、何か違うと思ったんです。本日のメイン競技は、東部グランドシニアダンス選手権と東部シニアダンス選手権です。この他にB級、C級、D級、ノービス級のラテン・スタンダードが、それぞれシニア(男女共35歳以上)とグランドシニア(男性55歳以上、女性の年齢は不問)でありました。この試合のシニアノービス級に参加してD級に昇給した選手は、既にエントリーを締め切っている日本インターの全日本シニア選手権に特別に出場していい事になっています。そのお知らせの発信元は、以前お世話になっていた師匠のお名前でした。競技部長をされているんですね。また、東部ジュニアダンス競技会 (12 歳以上16 歳未満の男女) と東部ジュブナイルダンス競技会 (12 歳未満の男女)の試合がそれぞれラテンとスタンダードであり、無観客競技会だったんですが、保護者は 1 カップルに対して 2 名までを入場可能でした。ジュブナイルの試合に参加していたのは全員同じサークルの子供達だったようで、振り付けが同じなんですね。フィガーと服装に規制ありの試合だったので、何かが引っ掛かったようで、全員チェッカーに呼ばれるという珍しい現象が発生していました。私たちはJBDF東部の試合はビッグコンペしか出ていませんでした。いつも出場しているJBDF関東甲信越と同じJBDFですが別団体で、級が一つ下でリンクしているので、東部の試合にも出られますがシニアラテンはB級になります。シニア選手権(A級戦)に出場するためには持ち級の試合、つまりB級戦にも出る必要があるらしく、事務局から連絡が来たので両方エントリーしました。種目が少ないから平気かなと思って。会場はこんな綺麗なところです。東部シニアラテンB級はルンバ、パソの2種目で優勝でした。会長の二ッ森 司先生が賞状を渡してくださったんですが、今年で会長の任期を終えられるそうで、『僕の名前の入った賞状はもうすぐなくなるよ』と笑っておっしゃっていました。無観客でしたが役員の先生方が試合中も盛大な拍手を贈ってくださって、楽しく踊らせていただけました。賞状のほかに副賞として、ラテンのレッスンDVDを頂きました。この他にグランドシニアラテン選手権にもエントリーしていたんです。グランドシニアは東部A級をスーパージャパンで維持しているらしく、B級戦に出場する必要はなかったようです。シニアラテン選手権と背番号が違うので、付け替えるのが忙しかったですね。シニアラテン選手権はチャチャ、サンバ、ルンバの3種目、グランドシニアラテン選手権はチャチャ、ルンバ、パソドブレの3種目で、続けて踊っても大したことないと思っていたんですが、さすがに3カテゴリー掛け持ちは結構きつかったです。競技仲間たちにも『何回踊ってんの?』と言われましたね。全部ルンバは入っていますので、見飽きたかも。グランドシニアラテン選手権は優勝、シニアラテン選手権は3位の成績で、オナーダンスで7回目のルンバを踊らせていただきました。午前中でラテンの試合は終わって、すぐにスタンダード競技開始。全ての競技が11時から15時の間に詰め込まれているコンパクトな競技会でした。私たちは試合の後、ビルの中にあるバラエティに富んだ飲食店の一つでランチを食べて電車で帰って来ました。神田駅ホームの発車メロディ、『お口クチュクチュ、モンダミン』なんですね。なんで?まだ時間も早かったので帰りに大将のお母さんの家に寄って、母の日のプレゼントとしてブーゲンビレアと副賞としていただいたDVDを渡して来ました。JBDF関東甲信越の県別対抗戦に向けた練習会の日でしたが、もう今日は試合で十分踊った感じです。ラテンだけ、ですけどね。
2024/05/12
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都立呪術高専で学ぶ五条 悟(ごじょう さとる)と夏油 傑(げとう すぐる)は、親友でした。この物語に出てくる登場人物の漢字が読めないので、皆さんのためというより自分のためにふりがなを入れてます。第一期に続くテレビアニメ呪術廻戦第二期(第25話から第47話まで)の物語は、時代が少し遡って、主人公の虎杖 悠仁(いたどり ゆうじ)の師である五条先生の学生時代から始まりました。呪術高専の創設者であり呪術界の要である天元(てんげん)は、不死の術式を持っています。しかし肉体の老化は止められないので、500年ごとに適合する星漿体(せいしょうたい)と同化して体を置き換える必要がありました。呪術高専2年生の五条と夏油は、その運命を持って生まれた天内理子(あまない りこ)を同化当日まで護衛する任務についています。理子はメイドと二人暮らしの天真爛漫な中学生、彼女の命を狙っていたのは2つの組織です。一つは天元一派を敵視する呪詛師集団『Q』、もう一つは宗教団体『盤星教』でした。Qは大したことないんですが、宗教団体に雇われた刺客の伏黒 甚爾(ふしぐろ とうじ)が強烈に手強いんです。虎杖(いたどり)の同級生・伏黒 恵(ふしぐろ めぐみ)の実の父親で、金で動く術師殺し。最強の呪術師と言われた五条でさえ瀕死の重症となる強さでした。3年生となった五条と夏油は特級呪術師になっていました。五条家相伝の術式『無下限呪術(むかげんじゅじゅつ)』は無敵で、その実力は最強と言われています。夏油は呪霊を取り込み、それらを自在に操る術式『呪霊操術(じゅれいそうじゅつ)』の使い手ですが、吐瀉物を拭いた雑巾を飲み込むような気分の悪い術式を何のために日々続けていくのか疑問を感じ始めていました。非術師である弱い人間たちを守ることが本当に必要なのか、非術師を抹殺し、呪術師だけの世界を創れば良いのではないか。夏油は盤星教を乗っ取り、最悪の呪詛師と称される特級呪詛師となって、五条と袂を分かちます。ここから舞台が現在に戻りました。呪術高専2年の(むた こうきち)通称 メカ丸が、内通者だったことが判明します。生まれながら身体の不自由なメカ丸は『傀儡操術(かいらいそうじゅつ)』の使い手で、同級生たちも本体に会ったことはなく、いつも遠隔操作されたメカ丸と学生生活を送っていました。メカ丸は夏油達に高専の情報を流す代わりに真人(まひと)の術式『無為転変(むいてんぺん)』で肉体を治す契約を結んでいました。真人は冷酷非情に人間を化け物に変えていく特級呪霊です。そんなに上手くことが運ぶとは思えませんね。2018年10月31日、渋谷駅周辺に特殊な結界が張られ、一般人が閉じ込められる渋谷事変が勃発します。首謀者は呪詛師・夏油の身体を乗っ取った何者かと真人たち呪霊集団で、多くの一般人の犠牲を出し、渋谷が一夜で壊滅状態に陥りました。高専から派遣された五条は偽夏油(ニセげとう)の獄門疆(ごくもんきょう)で封印されてしまい、五条を救うべく向かった一級呪術師や高専生たちも次々と倒され被害は甚大です。偽夏油は獄門疆を持ったまま消え、偽夏油の放った呪霊たちが恐ろしいことに渋谷から東京全域にさらに拡散していきました。毎回息を呑むスピードで血みどろの戦いが展開され、はっきり言って見てて疲れるんですが、激辛スープを飲み続けるような刺激、やめられません。続きが楽しみです。
2024/05/11
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4年と4ヶ月の専業主夫期間を終え、大将が再就職しました。新型コロナが5類になって1年、世の中もコロナ前の状況に戻ってきた感があります。近所の飲食店でもスタッフ大募集してますし、運輸業以外にもいろんなところで人材不足が問題になっているのかもしれませんね。以前から専業主夫になりたがっていた大将は、しばらくはその生活を楽しんでいたようです。自ら進んで就活したわけではなく、以前仕事でお付き合いのあった方から連絡が来て、よかったらうちで働いてくれないかという、なんとなくゆるいお話が舞い込んで来たんですね。IT業界も忙しくなってきて、シニアでもいいから即戦力が欲しいんでしょうか。私の母が入院した時にいろいろ世話になったからと言って買ってもらって、一度も着ていなかったスーツがやっと役に立つ時が来たようです。先週から東京に通いはじめたんですが、専業主夫がいなくなったことで家事がこっちに回って来て、私の方も疲れてます。仕事帰りに買い物して、洗濯しながら夕飯作って、風呂掃除してと、なんだかやることが倍になった感じ。ここ数年は、楽だったんですけどね。家に帰ると外灯がついていてスリッパが綺麗に並んでいました。私が朝出勤する時まだ寝ていた大将が、私より早起きして出勤、帰ってくるのも夜遅いです。口に出しては言ってませんが、大将も家でぶらぶらしてるのに飽きたのかもしれません。
2024/05/10
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毎朝水筒にお茶を入れて職場に持って行ってます。お茶は入れたては緑色なんですが、職場で飲む頃には茶色に変色しています。お茶の成分のカテキンが酸化して茶色になるから。別に茶色くなったお茶を飲んでも体に悪いわけではないようです。でも、できれば綺麗な緑色のお茶が飲みたいです。グリーンじゃなくてブラウンのことを茶色って言うのは酸化すると茶色くなるからですか?調べてみたら江戸時代より前のお茶は茶色(ブラウン)だったそうです。千利休が煎じてたお茶も緑じゃなかったんでしょうか。平安時代に中国から伝わったお茶は貴族たちが飲むような高級な茶色い飲み物で、室町時代に茶色く染める染料として使われ出したことから茶色という言葉が生まれたそうです。お茶が緑色になったのは、江戸時代に緑茶の製法が発明されたから。京都で宇治茶を栽培していた永谷宗円(ながたに そうえん)さんたちが開発した緑色の『煎茶』が大人気となって製法が日本中に広まったとのことです。茶色という言葉だけはそのまま残ったんですね。ゴールデンウィークを過ぎてそろそろ暑くなってきたので、熱いお茶でなく、水出しの冷たいお茶を水筒に入れて持って行くようになりました。一晩かけて冷蔵庫で抽出した水出しのお茶は、まろやかで美味しいだけでなく、ずっと綺麗な黄緑色なんですよ。水出しのお茶は、カテキンもあまり出ないので酸化しにくいようです。農林水産省のサイトを見ると、カフェインも少なめで、さらに免疫を高める効果もあるらしいです。あったかいお茶を飲みたくなった時は、入れて行った水出しのお茶を電子レンジで温めればいいので便利。そういえばなっちゃんのお見舞いで持って行ったことがあったなと思い出しました。
2024/05/09
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魔法の使えない少年マッシュ・バーンデッドが、筋力だけで魔法社会に抗うアブノーマル・ファンタジーです。魔法は天から与えられた才能で、能力が高いほど出世する世界。魔法が一切使えないことがバレると、魔法局に殺処分されてしまいます。マッシュは捨て子だったんですが、レグロ爺さんに拾われて森の奥深く、誰とも接触することなく密かに育てられました。魔法の強さは顔にできるアザの本数で分かります。マッシュにはアザがありませんでした。レグロ爺さんに勧められてマッシュは幼い頃から筋トレに励み、いつしか超人的なパワーと耐久力を身につけていたんです。マッシュはシュークリームが大好きでした。ある日、レグロ爺さんの言いつけを守らずに一人で街へ限定シュークリームを買いに出かけ、魔法が使えないことがバレてしまいます。魔法警察のブラッド・コールマンに踏み込まれますが、筋力で魔法を圧倒し返り討ちにするんです。ブラッドはマッシュの殺処分を見逃す代わりにハードルの高い条件を出してきます。名門イーストン魔法学校に入学して、優秀な生徒に与えられる神覚者となること。魔法が使えないマッシュが魔法学校の入学試験をパスするんでしょうか。『ハリー・ポッターシリーズ』をパロっているのも面白かったですね。ダンブルドアみたいな人が校長先生だし、クラス分けがあったり、魔法の杖を買いに行ったり。マッシュがドゥエロの選手に選ばれるんですよ。クィディッチにそっくりの、ホウキに乗って戦う競技。一体どうマッシュが対応するのか、見ものです。優れた魔法使いでも勝てるかどうか不安になるような相手に、グーパン(グーのパンチ)で向かっていくマッシュは、なんだかワンピースのルフィーにも通じるものがあって好感が持てます。彼の実力を認める仲間も増えていきました。『魔法使えないのに、どうする?』っていう場面がたくさんあるんですが、思いもよらないような発想で乗り越えていく爽快感が最高です。このアニメ見ると、1日の疲れが吹っ飛ぶ感じでした。『マッシュル-MASHLE-』は、甲本一による漫画が原作のアニメで、日本だけでなく海外でも人気があるようですよ。いまマッシュルのテーマ曲、Creepy Nutsの『Bling-Bang-Bang-Born』が世界を席巻する大ヒットになってます。アニメの方も、最大の敵イノセント・ゼロとの今後の戦いが楽しみです。
2024/05/08
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ゴジラ生誕70周年記念作品だそうです。子供の頃はよく映画館に怪獣映画を見に行っていたので、今年、山崎監督がアカデミー賞視覚効果賞を受賞したこの作品にも興味がありました。カラー映像があることを知らずに白黒版ゴジラ-1.0/C(マイナスカラー)を見たんです。シンドラーのリストもそうでしたが、白黒効果で迫力が増した感じ。時代の雰囲気がすごくよく現れていて、映画の世界に没入できました。昔の怪獣映画は主役が子供でしたが、この映画はシリアスな大人向けの映画です。戦後間もない東京の、ようやく復興の芽が出始めた時期に、傷跡をさらに深く抉るように現れる大怪獣ゴジラ。ゴジラは超回復力が備わっていて、ダメージを受けてもすぐに再生するんですよ。核実験から生まれたという話をなんとなく覚えていましたが、この映画では南方の島に伝わる伝説として、すでに核より前から存在していたとされていました。敷島浩一は特攻から逃げた男です。零戦が故障したと言って大戸島の守備隊基地に着陸しますが、その夜、島の伝説・ゴジラに遭遇します。目の前で基地が破壊され、整備兵たちが襲われて行く中、恐怖で何もできなかった敷島。この夜のことは、心に深い傷となって残りました。東京に戻ると、家は焼け落ち両親は亡くなっていました。跡地に残った小屋でかろうじて雨露をしのぎ食料を調達して命を繋いでいた彼のところへ、同じように家族を失い誰かに託された赤ん坊を抱えた典子が転がり込んでくるんです。三人の変な共同生活が始まりました。子供たちを戦争で失った隣の澄子も、事情を知って子守りなどの手助けをしてくれます。敷島は米軍が海中に残した機雷を撤去する、金にはなるが危険な仕事を得ます。小さな木造の漁船を改造した新生丸で、艇長と博士と小僧の四人で作業を行なって、次第に生活も軌道に乗っていきました。ゴジラがなかなか出てこないんですよ。ところが日本から遠いところで大変なことが起こっていたんですね。ビキニ環礁で行われた核実験でゴジラが被爆、超回復力で核を帯びたまま巨大化します。そしてなぜか、日本に向かってくるんです。そこからの攻防は見応えがありますので、是非、なるべく大画面でご覧になって頂きたいと思います。視覚効果で世界一になっただけのことはあります。これまでの怪獣映画に比べると、すごくリアルに感じました。戦後間もない日本の風景も、非常によく再現されています。キャラ登場に合わせた音楽ってあるじゃないですか。ダースベイダーが出てきたらあのメロディーとか。この映画はなかなか耳に馴染むあのボレロが流れないので、ゴジラミュージックが流れた時は、『ついにキター!!』とテンションバク上がりでした。『ゴジラ-1.0』(ゴジラ マイナスワン)は、2023年公開の日本映画です。カラー版は/Cが付いていません。山崎貴監督によるVFXも脚本も見事です。タイトルのマイナスワンは、戦後でゼロになった日本へ、追い打ちをかけるように現れたゴジラがこの国を負(マイナス)に叩き落とすという意味があるそうです。製作費が通常のアメリカ映画に比べてかなりの低予算だったことも話題になっていました。ゴジラの超再生能力、鬼滅の鬼以上です。ゴジラって不死身でしたっけ?これまで何十作品も作られていたのは、そのせいだったんでしょうか。知りませんでした。カラー版も見てみたいですね。
2024/05/07
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午前中のラテン競技の表彰式が終わると、お昼休みに入ります。陣地シートを敷いた場所は出入りが激しくて埃っぽいので、髪型だけスタンダードバージョンに変更して広い廊下のベンチで一人おにぎりを食べていました。おかかのおにぎり、ローソンしか売ってないみたい。コレ大好物なんです。すると、コスモスクラブでいつも一緒にレッスンを受けている選手が通りかかって、『余裕ですね。』とおっしゃるんですよ。よくタイムテーブルを見てなかったんですが、あと20分で予選開始とのこと。ここで出遅れたらまた何言われるか分かんないので、急いでおにぎりをねじ込んで着替えに戻りました。スタンダードA級戦は参加76組で午後の一番初めの競技でした。7ヒートに分かれて戦います。ヒートによって結構差があって、私たちのヒートにはラテンA級戦にも出場されてた方々が固まってました。整列していると、突然くしゃみが出そうになったんですね。ドレスを外干しされていっぱい花粉付けて持ってきてたんじゃないでしょうか。皆さん布を贅沢にあしらったドレスをお召しで、羽とかにも山のように着いていそう。あわてて整列の外に出てマスクをしたんですが、自分のヒートが近づいてくると戻らないわけにもいかず、マスクして踊ってる人はいないし、鼻水は出るしで大変でした。大将とは相変わらず無言の時間が続いています。レッスンで、やりすぎるなと先生になんども言われてましたので、なるべくおとなしく踊ったつもりだったんですが、それがまた『やる気ない』と大将には写ったらしくさらに険悪なムードに。これがスタンダードA級戦5回目なので、今日を我慢して出場すれば維持決定なんですよ。とりあえず1回でも2回でも踊らなくちゃ。1次予選の4種目、ほぼ全部どこかで誰かとぶつかって、あまりいい感触ではなかったんですがギリギリ2次予選には進めました。2次予選はまだ4種目で、4ヒートに減りました。ワルツを踊り終わったところで左足の裏がやけに痛いのが気になっていたんです。タンゴまで踊り終わって次のスローフォックストロットの出待ちの椅子に座った時に靴を脱いでみたら、なんとボール部分にストーンがめり込んでいました。これは明らかに自分のドレスから落ちた石を足にくっつけたまま靴履いてたんだと思いますが、こんな状態でよく2曲も踊れたなと自分にびっくりです。1次よりはぶつからずに踊れた気がしたんですが、クイック以外は全然スコアが伸びずここで敗退でした。こちらはA級戦3次予選の様子です。大将はお腹が減ったのかますます機嫌が悪く、スタンダードはもうやめようかと言い出しております。私はそれほどスタンダード競技に執着はないし、一応5回出場してもうA級維持決定しましたので今年はこれで終わりでも全然OKです。できればJBDFのB級にもう一回出て維持だけはしておきたいところですが。今後について考えたいから晩御飯は一緒に食べたくないと大将が言うので、別々に弁当を買いに行って別々に食べました。変な雰囲気です。さて、どうなることやら。(おわり)競技グッズはおそろいですか
2024/05/06
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こどもの日の今日は、地元の競技会に参加でした。関東甲信越の都県対抗戦と、ねんりんピック出場者の茨城県代表選考会も兼ねている試合です。会場は、茨城県の常総市水海道総合体育館でした。一般戦はA、B、C、D級、年齢別ではシニアII・IIIA級のそれぞれラテン・スタンダードがありました。昇降級に関係ない試合として、ねんりんピック(2025年岐阜大会)単科戦のワルツ、タンゴ、チャチャ、ルンバの選手選抜も行われます。こちらはB級戦ラテンの1次予選の様子です。私たちはA級ラテンとスタンダードに参加です。ラテンはすでにA級維持を決めていますが、県代表を押さえておく意味で出場しました。A級ラテン出場者は24組。県代表選考会なのに茨城県の選手は半分で、東京、千葉、埼玉ほか、ゴールデンウィークのせいか北海道や長野からも上手な選手たちが参加されていて、意外とハイレベルな戦いでした。サンバ、チャチャ、ルンバ、パソを踊って、やれやれと陣地に戻って靴を脱いでくつろいでいたところ、『つづいてジャイブの第1ヒートです。』とのアナウンス。焦りましたよ。1次予選だから4種目かと思っていたら、これが最終初戦で、最初から5種目戦だったんですね。慌てて靴を履いて待っていたくださった皆さんにごめんなさいしてフロアへ登場です。なんとか勝ち残ったんですが、大将はカンカンに怒ってしまいまして、『もう口も聞きたくない』とのこと。ジャイブで出遅れたのもそうですが、チャチャで私がジグザグの回数を間違えたせいでリズムがおかしくなったとか、ルンバでルーチンいきなり変えたから踊れなかったとか。あとでビデオ確認したら、チャチャは私の方が合ってました。完全に言いがかりです。ルンバは確かに昨日前回の試合のビデオを見直してキックはあんまり見栄えが良くないなと思って省略したんですが、それがお気にめさなかったみたいで、変でも何でも予定通りのこと以外するなとのこと。すごい怒ってましたけど、他の種目に比べたらルンバのスコアは1番よかったんですよ。『もう口も聞きたくない』と言われたので、準決勝も決勝も大将とは一言も口をききませんでした。話したいことって意外とないもんです。ルンバは仕方ないので通常のキック入りルーチンに戻しましたけどね。他の選手とは普通におしゃべりしてたんですよ。私たちは決勝に滑り込んだものの、結果は最下位の7位でした。こちらは優勝カップルのオナーダンスです。いいなあ、若いって。そういえば面白いことがあったんです。決勝を待つ間、フロアサイドでぶらぶらしてたんですが、素敵なペアのラテンドレスを売ってる店の前で、カップルの会話が耳に入ってきました。女性『このペアのドレス、素敵よね。』男性『ドレスだけよくても、踊りがよくなるわけじゃないんだからさ。』女性『あら、そんなことないわよ。ドレスが変われば踊りだって変わるわよ。』うちもこんな会話したことあったっけなあとおかしくなって、思わずクスクス笑ったら、お二人が振り向かれたので、『ドレスがいいとテンション上がって、いい踊りできると思いますよ。』と、女性の味方に回って援護射撃。そのあと午後になってもそのペアドレスはまだ展示されてましたので、お買い上げには至らなかったようです。(つづく)競技会情報はこちらから
2024/05/05
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<ノルンみなかみフラワーガーデン>辰巳館から車で20分ほどのノルンスキー場で、北関東最大級のすいせん祭りをやっていました。こちらはスキー場といっても雪は全くありません。一面のお花畑。なごむわ〜。水仙祭りですがほかのお花もいっぱい。チューリップもいろんな種類が見られました。リフトでゲレンデを登ると、足元には水仙が咲き乱れております。上からはゆっくりと歩いて下ります。いろんな種類の水仙があるんですね。ムスカリやヒヤシンスも混じってました。今年のすいせん祭りは4月19日から5月19日までです。ほかにも宝探しと昆虫展もやってました。季節に合わせたいろんな花畑が楽しめるそうですよ。ご興味ある方は、こちらからどうぞ。気がつけばゴールデンウィークも終盤にさしかかってまいりました。1泊2日の旅行記をいつもながら長々とお付合い頂きありがとうございました。どうぞ、良い週末を。(おわり)
2024/05/04
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<谷川岳>新潟県との県境に位置する谷川岳は標高1997mで、日本百名山の一つに数えられています。子供の頃から雪が嫌いで、スキーはもちろん、雪山に行こうなんて思ったこともなかった私が、まだ雪の残る谷川岳天神平スキー場に行くなんてね。自分でも驚きです。宿泊した辰巳館から車で30分ほどだったので、ちょっと寄っていこうと大将が言い出して、アドベンチャー大好きなメロン夫婦も大賛成。一人小声で『フラワーガーデン』推しだった私は仕方なく付いて行くことになりました。ロープウェイは往復3500円です。降りるともう雪が眩しくて目が開けてられませんでした。私以外の三人は子犬みたいに大はしゃぎで、雪合戦なんか始めちゃったりして。そこからさらにリフトにのって1502mの天神峠に登ります。リフトはロープウェイとセットにするとプラス500円。谷川岳が向かいに見えてました。あれに登るなんて言われなくてよかった。聞くところによると、死者数が世界一でギネスに載ってるそうじゃないですか。色んな景色を求めて、みんな雪の中をズボズボ歩いて行くんですが、私はなるべく雪のないところを求めて地味にフキノトウ鑑賞したり、水芭蕉を愛でたりしておりました。それにしてもいい天気。こちらは雪の少ない日当たり良好な一角。リフトは降りる方が怖いですね。メロンさんたちとはここで別れ、私たちは『フラワーガーデン』に向かいました。雪山ストレスから解放された私は、土から這い出した春の虫のように、通りかかった上越線にもりんごの花にも感動し、一気にハイになっていました。(つづく)
2024/05/03
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<温泉大壁画>辰巳館の『はにわ風呂』には山下清の大壁画がありました。裸の大将と呼ばれた画伯が約60年前に絵を描き、彼の師であった式場隆三郎先生、美術工芸家の手塚昇先生らと共に作成した本邦唯一の作品とのこと。夕食前にお風呂に入って、私は女子風呂にあったこの壁画を見ていました。『どんな絵だった?』メロンチョコさんに聞かれたので、こう答えました。『女の子が寂しげにこっちを見てる絵。』前衛的な絵が描かれる予定だったのに三代目館長がもっと楽しい絵がいいと言って、山下清さんを招集する流れになったそうです。式場先生から『清、お前これからここの風景描くんだから川を見とけ』といわれて3時間以上ずっと川を見続けていたとのこと。私の大好きなクロード・ロランも、一日中雲を眺めていたと言いますから、やっぱり画家はまず見ること、じっくり観察することが仕事なんでしょうね。お風呂だけでなく、廊下のあちらこちらに飾られている『はにわ』の方も気になっていました。この近くに矢瀬遺跡や梨の木平遺跡があって、発掘された土器や埴輪などが月夜野郷土歴史資料館で見られるようです。 山下清の大壁画の他にも、じっくり楽しめる絵画や書が多く展示されていました。ビールサーバーとコーヒーマシンのあるロビーに飾られていたのがこの絵。何代目かのオーナーの趣味なんでしょうね。北原白秋の落葉松の詩、これ学校で暗記させられたっけなあ。もう忘れたけど。お庭も綺麗です。まだ桜が咲いていました。温泉の大壁画は昭和36年に完成したそうです。放浪の画家・山下清がここに逗留して風景を描いたころは、綺麗な秋だったんでしょうね。(つづく)アートのある生活
2024/05/02
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<オクトワンブルーイング>ダンス競技を始める前、大将と二人で群馬県地ビール巡りをしたことがあって、月夜野を訪れるのはそれ以来数十年ぶりになります。月夜野ビードロパークが2023年10月1日に閉館したと知ってショックを受けましたよ。そこで制作された美しいグラスで飲む地ビールは最高だったんです。宿泊した辰巳館で提供されていた月夜野クラフトビールも、販売元の閉業に伴い終了。代わりにオクトワンブルーイングの地ビールが『生』で飲めるようになっていました。行く前に気になって、大将に電話して聞いてもらったんです。もし『地ビールない』って言われたら、近所の店で買い出ししていかなくちゃと思って。ロビーとお食事処でオクトワンの生が飲めますとのことでしたので安心したんですが、一種類だけでした。なんの種類か聞いてみたんですが、知らないと言われましたね。多分、エールだと思います。美味しかったですよ。Style : Wheat aleABV : 5.5%IBU : 28Hops : Cascade, Amarillo, Citra食事の時にみんなが飲みまくったのか、サーバーはすぐに空になってしまったようです。お風呂上がりにみんなで飲み直そうと思ったら、アサヒスーパードライしかありませんでした。これをちびちび飲みながらダンス談義にアニメトーク、次のダンス旅行の計画などなど楽しい時を過ごしました。オクトワンブルーイングでは現在9種類のビールを販売しているようです。ご興味ある方はこちらから。楽天でも買えます。(つづく)美味しい地ビール!いま、ください
2024/05/01
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<温泉グルメ>7時の夕食の予約にちょうど間に合って、試合を終えた埼玉メロンチョコさん達が到着しました。食前酒として小さなグラスにレモンを浮かべた葡萄酒が出て、当然ながらそれとは別に地ビールを注文。ビールは早く飲みたくて写真撮るの忘れました。食事の途中でおかわりもしたんですが、その時も写真撮るの忘れてます。どんだけガッついてたんでしょうね〜。左手前が先付けのモミジマスの酢味噌あえ、下仁田ねぎが添えられています。ネギは嫌いなんですが、ネギ独特の辛さがなかったので食べられました。中央は前菜の皿で、鱒(マス)寿司、筍カステラ、山ウドの金平、アスパラの辛子胡麻和え、左奥がアサリと九条ネギの鉄砲和えです。お造りは、鯵(アジ)、川ふぐ昆布〆、鯉(コイ)アライ。川ふぐというのは利根川の清流で育ったナマズのことだそうです。臭みは全くありません。左の冷やし鉢は桜豆腐です。台物は上州お宝すき焼き。赤城牛、ヤマト豚は、榛名たまごをといて頂きます。鍋物は寄せ鍋。焼き物は鰆(さわら)味噌幽庵焼きです。鍋も煮えたのでいただいております。食事として、桜エビとシラスの炊き込みご飯。炊けるまで20分くらいかかりましたが、桜エビが香ばしい、美味しいご飯でした。香の物のお漬物三点盛り、吸い物は若竹椀です。デザートはメロン、ビワ、そしてビスタチオプリン。びわをむきながら別のフルーツの話をしているのに、なぜか『びわ』って言ってしまって、しかもそれがみんなに伝染してすごくウケました。ビスタチオプリン、最高です。翌日の朝食もサラッとご紹介。まずはアサイージュースから。こちらは温泉蒸し。シャキシャキの春キャベツとフワフワの卵焼きが美味です。群馬はこんにゃくが名産らしいですね。特製の味噌でプニプニ感を堪能しました。ご飯は白ごはんと温泉で炊いたお粥、定番の納豆とノリも付いています。お鍋にはすいとん汁。赤だし味噌が沁みました。普段食べる量の1週間分くらいを2食でとった感じでしたね。栄養満点でした。ごちそうさま〜。(つづく)
2024/04/30
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<上牧温泉>みなかみ町は群馬県の北部に位置し、水上温泉郷、月夜野・上牧温泉郷、猿ヶ京三国温泉郷の3エリアからなる温泉地です。試合会場の前橋から北へ車で1時間ほど、上牧温泉(かみもくおんせん)辰巳館で一泊しました。到着してすぐに試合の汗を流すため温泉へ!夜8時まで、女子は『はにわ風呂』でした。男子は総檜風呂『かわせみの湯』。そして庭園露天風呂『たまゆらの湯』。夜8時半から翌朝8時までは逆になるので、両方入れます。『ひすいの湯』はずっと女性専用。庭園露天風呂が最高でしたね。ぬる湯でいつまででも入っていられるんです。夜と朝と2回入りましたが、夜は落ち着いた照明でゆったりとできますし、朝は鳥の鳴き声が清々しく、新緑も美しくてどちらもおすすめ。『美人の湯なんだって』と大将が言っていたので期待してましたが、果たして美人になったのかどうかは不明です。宿泊したお部屋のすぐ横に利根川が流れているんです。ここ数日の暑さで谷川岳の雪解けが一気に進んだようで、川のせせらぎなんてもんじゃなく、ものすごい水量の水がダムの放水みたいに一晩中轟々流れていました。(つづく)
2024/04/29
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JBDF2024年前期 関東甲信越ダンス群馬県大会に参加しました。ゴールデンウィーク前半の日曜日。会場は家から結構遠いので午前中のスタンダード競技は参加せず、受付が午後1時半までの午後のラテンA級戦のみエントリーしていました。10時ごろ車で出発し、行楽に向かう渋滞にもそれほど巻き込まれずに12時半ごろ到着。会場は群馬県前橋市にあるヤマト市民体育館前橋でした。メインアリーナではフォークダンス大会をやっていて、我々の競技ダンスはサブアリーナの方です。この日の前橋は最高気温が30度を超えていましたので、冷房の効きが良い小ぶりな体育館でよかったです。前橋とか熊谷とか、暑いので有名ですからね。ちょっと廊下に出るだけで、外のすごい熱気を感じましたよ。一般戦はラテン・スタンダードともB級、C級、D級、ノービス級、ラテンのみA級の競技があります。年齢別はシニア(男女35歳以上)スタンダードA級、B級、C級、D級、ノービス級、グランドシニア(男性55歳以上)ラテンB級があり、ジュニア(16歳未満、女子同士可)とスーパーシニア(男性65歳以上)のラテンとスタンダード競技もありました。こちら午前中のスタンダードB級戦の様子です。A級戦は選手権も含めて年間5回しかないので、千葉県に出場できなかったのはかなり残念ですが、ひとまずこれが今年1回目のラテンA級戦出場になります。A級維持の規定は昨年から変更なしで以下の通りです。(イ)年間を通じてA級戦に2回以上出場して、準決勝以上に一度は入賞する(ロ)年間を通じてA級戦に3回以上出場して、2次予選以上の成績を一度は収めるタイムテーブルより少し時間が早まっていて、表彰式の後、ラテンの練習時間がありました。級別にヒート分けして2種目ずつ踊らせてもらえて、ちょうどいい足慣らしができます。ネイビーブルーのフリンジドレスに今日は黒の鉢巻を巻いてみました。大将のお母さんからもらった物です。頭から汗が流れ落ちて来なくていいかも。午後3時過ぎにラテンA級戦1次予選が始まりました。出場38組で4ヒートに分かれ、チャチャ、サンバ、ルンバ、パソドブレを踊ります。審判は7名でした。参加メンバーは割とレベル高めで、最初からなかなか厳しい戦いです。2次予選は1時間ほど後の4時ごろで、1次を勝ち残った26組で4種目を踊りました。私たちもなんとか残ってはいたんですが、残念ながら力およばず準決勝12位までには入れませんでした。16位の成績です。こちらA級戦準決勝の様子。ひとまずA級維持に向けて一歩は踏み出したという感じです。ラテンB級に仲良しの埼玉メロンチョコさんたちが参加されてまして、一緒に水上温泉で一泊することになっていました。先に試合が終わった私たちが先発隊として向かい、勝ち残っていたメロンさんたちは後ほど合流です。ちなみにメロンさんたちは決勝に勝ち進み3位の成績で、A級昇級に向けて幸先のいい一歩を踏み出されました。おめでと〜!!競技会情報はこちらから
2024/04/28
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中国の武漢市(Wuhan)で、2024年4月27日、WDSFアンダー21スタンダード世界選手権が開催されました。21歳以下の男女というカテゴリーです。武漢市といえば4年にわたって世界中を巻き込んだ新型コロナの発生源として有名な場所ですが、桜の名所もあるようです。*********************************************************************U21 スタンダード世界選手権 出場51組*********************************************************************1. Butnaru Luca Teodor - Bidica Julia Denisa(ルーマニア)2. Clit Serban Constantin - Aurora Gioncada(ルーマニア)3. Maxim Zhilenkov - Alua Kargabaeva(カザフスタン)4. Marc Mateos - Julia Kruger(スペイン)5. Vladimir Cebanu - Sofia Chiorescu(モルドバ)6. Daniel Ficola - Tatiana Gonzalez Contreras(スペイン)スペイン、チェコ、モルドバ、エストニア、ドイツ、リトアニア、ラトビア、台湾、イタリア、ルーマニア、オーストリア、中国、キルギスタン、香港、スロバキア、カザフスタン、日本、マレーシア、韓国から代表が参加。開催国である中国の選手が出場者の半数を占めています。優勝カップルは昨年準優勝でした。今年は優勝、準優勝、共にルーマニカのカップル。国歌が流れるんですが結構長い曲でしたね。ジャッジはノルウェー、中国、ドイツ、ルーマニア、マレーシア、ポーランド、イタリア、ジョージア、イギリスから各1名ずつの計9名です。日本からは中村 エドワード漸 & 中村 エリザベス永理 選手が出場されました。2次予選29位の成績です。お疲れさまでした。試合の様子はYouTubeで無料配信されていて、夜中の12時頃決勝が終わりました。準決勝から見ていたんですが、決勝メンバー6組中5組までが白いドレスというのも珍しい現象ですね。一人だけ金色のドレスだったカザフスタンの選手は昨年6位だったカップルで、お兄さんがLIVEの応援コメントをバシバシ入れてて妹愛全開でした。U-21世界選手権の他に、アダルトのワールド・オープン・ラテンとスタンダードの試合が行われました。去年の結果はこちらです。競技会情報はこちらから
2024/04/27
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サンバ音楽の大御所の一人Martinho da Vila (マルチーニョ・ダ・ヴィオラ) が、1974年にリリースしたアルバムに収録された曲です。マルチーニョは、1938 年 2 月 12 日生まれ、ブラジルの歌手そして作曲家です。音楽や政治に関する本も多く出版しているほか、数々の賞も受賞していて、2016年リオオリンピックの閉会式ではマラカナンスタジアムのステージに上がり、3人の娘と1人の孫娘とともに歌いました。今日ご紹介する『Canta Canta Minha Gente』は多くの歌手にリメイクされ、競技会でも時々耳にします。歌え、歌え、我が民よ悲しみを手放そう大きな声で、高らかに歌おう人生がもっと良くなるように
2024/04/26
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グランドライン後半の海『新世界』の勢力図が、大きく書き換えられようとしていました。かつてこの海を皇帝の如く支配していた四人の大海賊・四皇のうちの二人、百獣のカイドウとビッグ・マムがワノ国で世代交代の戦いに臨んでいます。新時代を代表するルフィがカイドウと、そしてキッドとローがビッグ・マムと死闘を繰り広げる中、ヤマトとモモの助も落下しつつある鬼ヶ島を大惨事から救うべく必死の攻防を続けていました。これはワンピース ワノ国編(その11)に続く1063話から1078話までのお話です。カイドウの力で空中に浮かんでいた鬼ヶ島は、ルフィと戦ってカイドウの力が削がれるごとに高度を落とし、ワノ国の花の都に向かって墜落しつつあります。それをなんとか食い止めようとピンクの龍になったモモの助が奮闘していました。カイドウと共にワノ国を支配してきた黒炭オロチは執念深い小心者です。光月家に深い恨みを抱いていて、死の間際に『火前坊』を鬼ヶ島の地下の武器庫に向かって放ちました。爆発を阻止するべく、ヤマトが走ります。世界政府直属の諜報機関CP‐0のメンバー・ゲルニカとマハは、ロビンを連行する為に城に潜入していました。そこへ五老星から『今すぐにルフィを消せ』という勅令が下ります。カイドウと死闘を繰り広げていたルフィにさらに敵が加わって絶体絶命のルフィ。死んだと思われたルフィの心臓が動き出し、巨大なゾウのズニーシャがテレパシーでモモの助に伝えるんです。『解放のドラムが聞こえる』と。ついにルフィはギア5を覚醒します。ルフィの食べた悪魔の実はただのゴムゴムの実ではなく、ヒトヒトの実モデル幻獣種ニカで、太陽の神であるニカの『空想のままに戦う』怖いものなしの能力を秘めたものだったんです。太陽の神ニカの姿に変わった白いルフィは遊んでいるようにカイドウをいなします。ローとキッドもビッグ・マムをついに打ち負かし、残るはカイドウ一人。あまりにも長かった戦いがようやく終結し、光月モモの助がワノ国の正当な統治者として降臨します。<ワノ国編 これまでの話>第一幕(1/2)第一幕(2/2)第二幕(1/2)第二幕(2/2)第三幕(1)第三幕(2)第三幕(3)第三幕(4)第三幕(5)第三幕(6)第三幕(7)絶対ハマる!厳選アニメ
2024/04/25
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春の公園は緑が鮮やかで大好きです。特に雨の日は人が少なくて、花粉もあまり飛んでいないので空気が澄んでいる気がします。つい先月まで枝の隙間から向こうの景色が良く見えたんですが、葉が一気に繁って景色が一変しました。マスクを外して深呼吸。先週の金曜日が二十四節気の穀雨でした。こんな優しい雨が穀物も含め、植物を育てるんですね。渡り鳥は北へ帰ったと思っていたんですが、まだ人を恐れないカモたちがたくさんいました。たけのこも、いっぱい出てますね。採っちゃダメみたいです。銀杏並木も緑を纏って整列。ネモフィラも今が見頃ですが、観客は私だけ。遠くの花壇に黄色いチューリップ、八重桜も咲いています。池にいつも孤高のサギがポツンと立っていたんですが、いつの間にか数が増えて4羽になってました。チューリップにハナミズキ、その向こうはポプラとメタセコイヤです。雨の日の公園もなかなかでしょう?初夏の公園 晴れの日も、よかったらご覧ください。
2024/04/24
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スペイン南部ヘレスにあるラ・テンプランサはモンタルボ家が経営する広大なワイナリーで、上質なシェリー酒を生産していました。イギリスへの輸出を確実にするため、祖父の命令で長女イネスがロンドンのワイン輸入業者エドワードと婚約します。しかしワイナリーを訪れたエドワードは、妹のソレダ・モンタルボの方を気に入ってロンドンへ連れ帰りました。これはスペインの作家マリア・ドゥエニャスのベストセラー小説をドラマ化した歴史ロマンスです。19世紀後半、時を同じくしてスペイン人マウロの運命も動き始めました。お産で妻を亡くし、幼い娘と生まれたばかりの男の子を連れて生活のためにメキシコへ移住。鉱山で働くことになります。マウロはビリヤードが上手でしたが、それ以外にも山師的な才能があって銀を掘り当てるんです。裕福な生活を送るようになって20年、娘マリアナの結婚が決まった時に全財産をかけた事業が失敗して破産の憂き目に遭います。タイトルから勝手に想像して、20年目に再会する話かと思っていたんですが、主人公のソレダとマウロ、それぞれの人生がずっと描かれて全然出会わないんです。一体いつ出会うんだろうとヤキモキし始めた後半でしたね。やっと二人が出会います。マウロが色々あってラ・テンプランサの所有者になり、それを売却して借金を返そうとヘレスにやってくるんです。ソレダは病気の夫を連れてロンドンから逃げてきます。彼の前妻との間の息子アランが悪いやつで、父親の財産を狙っていたんです。マウロのラ・テンプランサの所有は正当なものでしたが、それに異議を唱える悪い女カローラ・ゴロスティサがハバナから追っかけてくるんですね。娘の結婚相手の親戚筋なんですが、奴隷船ビジネスへの投資を持ちかけてマウロに拒絶されたことも恨みに思ってました。カローラとアランという悪役に対して、ソレダとマウロが協力して立ち向かうみたいな形です。ほんのり愛も生まれたりして。全10話で一応ハッピーエンドです。よくあるハリウッド映画みたいにキスシーンで終わるなんてことはありませんが、なんかこれってメロドラマだねと大将と話していました。私は上品で好きですけどね。社交ダンスシーンもありました。
2024/04/23
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試合で『すごく踊れた』気分の時に限ってスコアが伸びないことありませんか?どうも私はやりすぎる傾向があるらしいんです。スローアウェイオーバースウェイなんか、『どんだけ足長いか』みたいにザーっと下がって行ったり、コントラチェックも勢いに任せてエビゾリ披露してたりして、すごく踊った気分になってたんですね。全部やり過ぎだそうです。大将が『肩が痛い』とか言いだしてフェイタス貼りまくってるの見て、『鍛え方が足りないのじゃ』なんて言ってたんです。それが自分のせいだなんてミジンコほども思いませんでした。先生と踊っていただいた時、暴れる私を抑えるのに必死だと言われたんです。やり過ぎると重たく見えるだけじゃなく、リーダーの身体にいろんな負荷がかかるようで、それは鍛え方が足りないのではなく、女性が重荷になっているせいだったんですね。ケンケンさんと生前パーティで一緒に踊ってもらった時、『1グラムも重さかけちゃダメ』って言われたんです。そんなのできる人いるの?と思いました。それであるプロの先生に女性の重さについて聞いてみた時、『からのペットボトルくらい』って言われたんです。まだ冗談だろと思ってました。自分が男性の役でララちゃんに組んでもらったんですが、羽のように軽いというのはこういうのかと思いました。反応が速いし、どんな格好しても自分で立ててるんですよね。私も部分的にですが可能な限り重さをかけない踊りにチェレンジしてみたところ、大将は今日は肩痛くならなかったと言ってました。『女性に重いと言ってはいけない』って師匠が言ってたけど、本当は軽い方がいいでしょうね。今まで重くてごめん。皆さんも、気分よく踊り過ぎて相手を壊さないようにお気をつけください。過ぎたるは猶及ばざるが如しでございます。ホント。
2024/04/22
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昨日レッスンで、少しだけヴェニーズ・ワルツも見ていただいたんですね。先生と踊っていただくと、まるでスケートをしているようなんです。全然、目が回らないし。私がそういうと、『その通りです。スケーターズ・ワルツってありますよね。』という話に。『スケートをする人々』(仏語: Les Patineurs、独語: Der Schlittschuhläufer)作品183は、エミール・ワルトトイフェル(1837 - 1915)が作曲したワルツです。この曲もヴェニーズ・ワルツ踊れますね。
2024/04/21
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月に一度のコスモスクラブの日でした。競技会シーズン真っ只中、皆さん試合で得た課題を持ってレッスンに臨まれています。先週の試合でタンゴを踊っている時に遭遇した困った事態について相談しました。私たちはコーナーに向かっていくところだったんですが、そこで4組の選手が固まって、そのまま睨み合いになって動けなくなったことがあったんです。誰か早くよけてくれないかなあ〜とみんな心の中で思ってたんでしょうね。そんな時、どうやってよけたらいいでしょうというのを相談したわけです。ベーシック・ステップをつなぎ合わせてスマートに回避する秘策があるんじゃないかと期待していたんですが、先生のお答えは違いました。『一番いいのは待つことです。』普段練習している競技会用のルーチンが一番いい流れなんです。崩してリーダーが即席で組み立てた踊りに、果たしてパートナーが素早く反応できるかも問題なんでしょうね。そんなリスクを冒すよりは少し待って、道ができたら出る方がいいというご意見でした。私たちにとって必要なのは、まだフロアクラフト以前の、ベーシックを磨くところのようです。でも競技中にぶつかったり止まったりすると、焦るじゃないですか。音楽はたかだか1分半ですから、10秒も止まってたら永遠に感じます。ましてや審判の立っておられるコーナーなんかで四竦みになったら、ど〜するって思いますよ。でもそこで大事なのは、自信を持って待つことだそうです。たとえば自分が審判だとしたらどうでしょう。似たような踊りをしている2組のカップルが止まっていて、そのどちらかにポイント与えるとしたら、オロオロして目が泳いでる選手より、全身から自信がみなぎってるようなじっと待てるカップルを選びませんか?避けようとしてパートナーを引っ張り回してるようなダンスよりは、落ち着いて待って、何の迷いもなくサーっと動き始める方に点を入れますよね。先生たちは東京で毎週練習会を催しておられて、狭いところや囲まれたところでも踊れる練習もしているので、よかったら参加しませんかといって下さいました。東京は、ちょっと遠いんですよね。もっとずっと若かったら仕事終わってから電車の中でパンかじりながら行ったかもしれませんが、そんなことすると明日に疲れが残るので、夜は近場で練習するので精一杯です。ひとまず何かの時に応用できるかもしれない基礎練を続けたいと思います。
2024/04/20
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貧しいワシントン大学ボート部の若者たちが、ヒトラーのいたベルリンオリンピックに挑み金メダルを獲得。アメリカ人の好きそうな映画だなあと思ったら、なんと実話だそうです。結果は分かってるし、展開もなんとなく想像できましたが、見ると感動します。大恐慌時代のアメリカ。ワシントン大学に通って工学を学ぶジョー・ランツはその日の食事にも事欠くほどの極貧生活を送っていました。母親を幼くしてなくし、14歳で父親にも捨てられて、ボロい車をねぐらとしてアルバイトをしながら学校に通っています。学友たちもみんなブルーカラーの家庭で育った者ばかり。新しいバイトを探していたジョーは、ある日、朗報を耳にします。『ボート部に入れば寮に住めて、金ももらえるらしい。』早速応募してみたものの希望者は溢れるほど多く、強烈に狭き門でした。選抜試験はひたすら肉体を酷使する日々で、脱落者が多く出る中、ジョーは生活のために必死に食らいついていきます。選ばれた8人の中に、ジョーも入っていました。全員ボートの素人ですが、肉体労働で鍛えてきた身体は素晴らしく、練習を重ねるうちにスタメンを凌ぐほどのタイムを出すようになります。オリンピック代表選考を兼ねた全米大学選手権では裕福な強豪校を抑えて優勝。1936年開催のベルリンオリンピックにアメリカ代表で出場することになります。ニュースは新聞やラジオで全米に知られることとなりますが、色々問題が起こるんですよ。ジョーの生き別れの父親が登場して、肝心な場面で動揺してメンバーと息が合わなくなったり。金の問題とか、政治的な問題とか、病気とか、世界一への道は楽じゃありませんね。ボーイズ・イン・ザ・ボート(原題:The Boys in the Boat)は、2023年のアメリカ映画です。ジョージ・クルーニーが監督したスポ根もの。ハングリー精神から生まれた底力、ラストスパートは手に汗握ります。感動この一本 スポーツ映画
2024/04/19
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社交ダンスのスタンダード競技ではフレームが重要なチェック項目になります。ラテンの場合はどうでしょう。たまにダブルホールドで組む時は意識しますが、離れて踊る時はフレームってあるの?レッスンで先生に言われたのは、ラテンでも常時フレームの意識は必要ということでした。フレームを意識すると、いいことがいろいろあるんですよ。フリーアームの動きやリード&フォローが、手だけ、腕だけじゃなくて、体と繋がるんです。さらに空間の支配領域が横に大きく広がるんですね。フレームの可動域を上げる基礎練も教えていただきました。二人で手を合わせてやるといいみたいですが、一人でもできます。フレームを意識しながらの上半身を極限まで絞る動作で、これってスローアウェーオーバースウェイでやってるかもと思いました。まっすぐ立ったままですけどね。これで肩甲骨周りの筋肉を柔らかくしておいて、フレームを意識しつつツイスト運動すると、動きが倍くらい大きくなったような気がしました。胸から下を足だと思えというのはこれですね。でんでん太鼓をひと回り大きくして紐を伸ばした感じとでもいいましょうか。ボディから出てくる音が大きくなります。丹田というのは合気道をやっていた時からよく意識しましたが、上中下の3つあるって知ってました?上は眉間で、中は胸の中央、下は一般的に丹田と言われている位置です。その中丹田というのがフレームの意識に重要みたいです。心を司る場所なので、意識しないとクールな踊りに、意識するとパッションが加わるとか。中丹田を意識して情熱的なラテンダンスを目指してみたいと思います。
2024/04/18
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インド出身のある資産家が、貧しく有能な子供たちを支援する学校を創設した話を本で読みました。スラムに暮らす子供たちにとって、高等教育を受けることは現実的に厳しいので、これは希望の光です。インドは人口も多いし数字に強い遺伝子が貧富に関わらず多く潜在するんでしょう。当然ながら応募者全員は面倒見きれないので試験があります。その一つとしてこんな問題が出されたそうです。nは素数で、n≧5である。n2 - 1が常に24で割り切れることを証明せよ。生成AIを使えばたちどころにスマートな回答を出してくれるかもしれませんね。AIを使わなくてもネットで検索すれば、答えは出てくると思います。でもこういった答えの分かっている問題は、ゲーム感覚で自分で考えるところが面白いんですよ。よかったらみなさんも、ここから下はしばらく見ないで答えを考えてみてください。では、スタート!素数とは何かをまず知ってないとダメですね。日本では中学で習うようです。不等号≧は小学校で習うようですが、あまり生活で使いませんから、この記号なんだっけなという人もいるでしょうね。2乗、3乗といった累乗や平方根も中学のようです。この学校の受験対象者は中学卒業レベルの学力を持った人ということでしょうね。中学以上なら因数分解も知っているということです。n2 - 1 = (n + 1)(n - 1) ‥‥‥(1)これが出てこないとなかなか厳しいですが、この方程式はすごいことを言ってるんですよ。ある数字の前後の数字を掛け合わせると、その数字を2回掛け合わせたものから1を引いたものと同じ。例えば、7 x 7 - 1= 48 = 6 x 8みたいな。素数に限らずどんな数字でも、です。因数分解なんて覚えてますか? (n + 1)(n - 1) = n x n + n x 1 - n x 1 - 1 x 1 = n2 - 1 これだけでもすでにへ〜って感じですね。さて問題に戻ると、素数というのは1かその数以外の数字で割れない数字のことなので、偶数ではないということは分かります。さらに5以上ということですので以下のような数字になります。5、7、11、13、17、19、23、29、31、37、41、43、47、...先ほどの因数分解の式(1)を見ると、2乗して1を引いた数字は2と4の倍数をかけたものだと分かります。4つずつ数字を並べてみてください。1か3の列に素数は来るので、その前後の数字が必ず2と4の倍数になってることがわかりますね。1234567891011121314151617181920もう一つ、今度は3つずつ数字を並べてみます。1234567891011121314151617183の倍数は素数ではないですから、必ず素数は1か2の列に来ます。つまり、素数の前後どちらかは必ず3の倍数ということになりますね。因数分解の式(1)のn - 1は前の数字、n + 1は後ろの数字、この2つのどちらかは必ず3の倍数ということです。まとめると、5以上の素数の前の数字と後ろの数字を掛け合わせると、それは必ず2と4と3の倍数になっていて、つまり24の倍数になっているということになります。そして、ある数字の前の数字と後ろの数字を掛け合わたものは、その数字を2乗して1を引いた数字と同じです。(1)ダンスにもいろんな定理があって、それを理解すると応用が効きますね。<これまでにご紹介したダンスの法則>内回りの定理 頭の回転の法則 アウトサイドパートナーの法則 ダイヤモンドの法則 圧力一定の法則 プレパレーションの法則
2024/04/17
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映画『ロード・オブ・ザ・リング』の原作『指輪物語』を書いたJ・R・R・トールキンの若い頃の伝記映画を見ました。かなり昔の人なんだろうと思っていたんですが、亡くなったのは1973年ということで、思ったよりずっと最近の人なんですね。指輪物語は、大学教授がファンタジーに必要な要素を全部詰め込んで書いた作品と友人から聞いて、本を借りて読んだんですが、最初の方が全然面白くなくて、このまま最後までこの調子だったらどうしようと思った記憶があります。J・R・R・トールキンは12歳で孤児となります。モーガン神父が仲介して裕福な老婦人の家で弟と共に暮らすことになり、名門キング・エドワード校に入学しました。名家の子息しか入れないようなバーミンガムにある男子校です。在学中に、ロブ・キルター・ギルソン、ジェフリー・バッチ・スミス、クリストファー・ワイズマンという生涯の友に出会います。4人は学校のそばのバローズという店でお茶を飲みながら『芸術の力で世界を変えよう』と夢を語り合いました。店の名前にちなんで、T.C.B.S.(The Tea Club, Barrovian Society)という秘密結社を結成します。ロブは音楽で、ジェフリーは詩で、クリストファーは絵画で、そしてトールキンは…。トールキンが世話になっていた家に、3つ年上のエディス・ブラットがいました。彼女も孤児で、老婦人のお気に入りです。二人は心を通わせますが、モーガン神父に21歳になるまで交際を禁じられていたトールキンはその言いつけを守ります。エディスを喜ばせるために一緒にワーグナーのオペラに行くんですよ。席がなくて楽屋裏の道具置き場で聞こえてくる音楽を二人で楽しむんです。演目はニーベルングの指輪、指輪物語に通じる北欧神話が元になっているオペラです。私もワーグナーが大好きですので、ラインの黄金の前奏曲が聞こえてきた時は思わず身を乗り出しましたよ。4人は、オックスフォードとケンブリッジに2人ずつ分かれて進学しました。トールキンはジェフリーと共にオックスフォードで学び、言語学で頭角を表していきます。しかし第一次世界大戦が勃発。仲間たちと一緒に従軍しますが、状況は悲惨でした。トールキンは辛うじて生還しますが、親友たちは戦死します。意識を取り戻した時、病院で彼に付き添ってくれていたのはエディス・ブラットでした。『トールキン 旅のはじまり』(原題:Tolkien)は、2019年のアメリカ映画です。監督はドメ・カルコスキ、主演はニコラス・ホルト。幼い頃に母親が語ってくれた黄金を守るドラゴンの話、オペラの北欧神話、エルフ語の創作や戦争体験、『ロード・オブ・ザ・リング』の原点を見た気がしました。オススメです。指輪物語も、面白くないのは最初だけです。
2024/04/16
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春が来て聴きたくなるNo.1ソングは、これです。今日は春というより一足飛びに夏の陽気でしたね。今年の春の写真とともにお楽しみください。春の歌 スピッツ作詞作曲:草野正宗重い足でぬかるむ道を来たトゲのある藪をかき分けてきた食べられそうな全てを食べた長いトンネルをくぐり抜けた時見慣れない色に包まれていった実はまだ始まったとこだった「どうでもいい」とかそんな言葉で汚れた心 今放て春の歌 愛と希望より前に響く聞こえるか?遠い空に映る君にも平気な顔でかなり無理してたこと叫びたいのに懸命に微笑んだこと朝の光にさらされていく忘れかけた 本当は忘れたくない君の名をなぞる春の歌 愛も希望もつくりはじめる遮るな 何処までも続くこの道を歩いていくよ サルのままで孤り幻じゃなく 歩いていく春の歌 愛と希望より前に響く聞こえるか?遠い空に映る君にも春の歌 愛も希望もつくりはじめる遮るな 何処までも続くこの道を
2024/04/15
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JBDF2024年前期 関東甲信越ダンス茨城県大会に参加しました。3月の千葉県大会にうっかりエントリーし損なって、これがJBDF関東甲信越ブロックの今年度最初の一般戦になります。会場は桜舞い散る取手市グリーンスポーツセンターでした。一般戦はラテン・スタンダードともB級、C級、D級、ノービス級、スタンダードのみA級の競技があります。年齢別はシニア(男女35歳以上)ラテンA級、B級、スタンダードC級、グランドシニア(男性55歳以上)スタンダードC級があり、ジュニアとソロダンス(小学生以下、高校生以下)のラテンとスタンダード競技もありました。こちら午前中のラテンB級戦の様子です。私たちはシニアラテンA級とスタンダードB級戦に参加。シニアラテンA級は11組出場でした。今回はきっちり締め切り前に申し込んだはずだったのに、ネットで調べたらエントリー確認表に私たちの名前がなくて参加10組になっていたんです。大将が事務局に問い合わせてくれて、入金も確認してもらえたらしいのですが、参加確認表は修正されないままで、他の選手にとっては当日飛び入り参加みたいなイメージに映ったんじゃないかと思いました。こちらはジュニアのラテンソロダンス競技 (小学生以下) の様子です。シニアラテンA級、種目はチャチャ、サンバ、ルンバの3種目で準決勝、決勝を踊り、準優勝の成績でした。今週も職場の友人が応援に来てくれて、最高に気持ちよく踊れたんですけどね〜。前回に引き続き2連続でクロちゃんたちに優勝を持って行かれて、残念。ラテンコーチャーたちも見ていて下さったので、今度レッスンの時に改善点を相談してみます。ひとまずこれでシニアラテンA級の維持は決まりました。写真は車椅子ダンスのトライヤルです。午後のスタンダードB級戦は出場64組。予選はタンゴ、クイックステップの2種目です。途中からはワルツ、スローフォックストロットも加わって4種目戦になります。JDSFと混同して、最終予選から4種目と勘違いしてました。4種目踊って次は準決勝と思って待機していたら、決勝だったんですよ。こちらはジュニアのスタンダードソロダンス競技 (高校生以下) の様子です。全員女子でした。スタンダードB級戦、並いるスタンダードダンサーの中で決勝に食い込めたのは個人的には大金星でした。結果は6位です。JBDFのA級昇級規定が2024年1月14日に改定されまして、さらに厳しくなりました。(イ)B級競技会または上級競技会で6位以上に3回以上入賞し、かつ3位以内に2回以上入賞した時。(ロ) B級競技会で3位以内に1回以上入賞していて、上級競技会で6位以上に1回以上入賞または上級競技会で準決勝に2回以上入賞した時。今回A級戦もあったので様子を見ていましたが、厳しい戦いですね〜。みんな上手いのなんの。こんなとこに入ったら、一コケ必至で準決勝に2回以上なんて想像できないですよ。昇降級規定はいろいろ変わってますので必要な方はこちらをご覧ください。まだまだA級への道は続きますが、スローフォックストロットだけ3位を取れたので、練習の成果が少し出たかなと思いました。ブログを通じて応援してくださる皆様、いつもありがとうございます。また、頑張ります。競技会情報はこちらから
2024/04/14
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サンバの曲はお祭りソングだからか分かりませんが、いつ聴いてもリズムに反応します。Tequila(テキーラ)は竜舌ランの汁から造るメキシコ産の強いお酒。それをテーマにチャック・リオが作曲、ザ・チャムスというグループが演奏し、1958年に大ヒットした曲です。以前一度ご紹介していますが、いつまでも色褪せない、きっとこれからも競技会でかかる曲だと思います。大好きなシュミットさんたちの踊りでお楽しみください。
2024/04/13
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イギリスの作家・批評家ウィリアム・ヘイズリット(1778~1830)の言葉です。絵も上手だったようで、26歳くらいまでは肖像画家として生きていこうとしていた様子。英文学にご興味ある方ならご存知かもしれませんが、チャールズ・ラムと親交があり、彼の肖像画も描いています。The more we do, the more we can do. もっとやれば、もっとできる希望を与えてくれる言葉ですね。勉強やスポーツなど、持って生まれた才能や環境ではなく、努力によって伸びていくのが実感できるものは多いです。競技ダンスも練習してどんどん成績が上がっていくと最高に楽しいですよね。ずっと同じペースで、やればやった分だけの成果が出るかというと、そう簡単ではありません。必ず壁というか、トンネルというか、言い方はいろいろあると思いますが、成果が思ったように出なくなる時があります。上に行けば行くほど、みんな同じように頑張ってる人ばっかりになるんですから、上昇ペースが落ちるのは当然と言えば当然です。大切なのは『もっとやれば、もっとできる。』を信じることですね。ただ量を増やすだけでなく、考えることも重要です。壁に突撃を繰り返すだけでは越えられない場合が多いですから。500mの山を登るのと3000m級の山を登るのでは装備は違いますよね。ダンス競技でも数字級からD級になるのと、D級からB級になるので同じ練習内容でいいはずがありません。さらにA級を目指す皆さん、そしてA級の中でも準決・決勝レベルを目指す皆さんにはクリアしなければならない課題がたくさんあるはずです。例えば5種目連続で踊り切るスタミナが不足していると感じたらそれをクリアする練習が必要です。カップルの長所を活かし切れてないと感じたら、もっといい振り付けをしてくれる先生を探すのもいいでしょう。闇雲に練習量を増やしても、やっただけの成果が得られるとは限らないんですね。『もっとやれば、もっとできる。』は、限界を決めないという意味です。年だからとか、どこか具合が悪いからとか、私もそうですが、何かしら理由をつけて楽な方へ〜楽な方へ〜と流れていくんですよ。でも今やらないと、もっと年をとって行くわけです。何かの事情で本当に踊れなくなる日が突然来るかもしれませんし、それは明日かもしれません。『死ぬほどキツイ』とか口にすることありますが、そう簡単に死にませんから大丈夫です。持病がある方は無理しないでくださいよ。工夫しながら、さらに突き進んで、成果を出していきましょう。きっとあなたも、もっとやれば、もっとできる!
2024/04/12
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ルーカス・フランケは、病院で目を覚ましました。凄腕ハッカーのスロモからようやく逃れて家族に平和が訪れたのも束の間、何者かに拉致された後、忘却剤を打たれていたんです。密かに隠していた問題のパソコン「バーニング・マン」も消えていました。大停電から始まったルーカスに対する執拗な攻撃は、このパソコンが原因でした。敵はCIAです。ミッション・インポッシブルなど、いつも正義の味方的に登場するアメリカの諜報機関ですが、ドイツにとってはそうでもないんでしょうね。バーニング・マンは、ケイスがCIAのシステムをハッキングして構築したプログラムが入っているパソコンです。CIAのスロモは上層部に責任を押し付けられ、ケイスを追い詰めていました。しかしケイスはマシンに火をかけ、自分も火だるまになって投身自殺してしまうんですね。ノートPCは回収したものの、それを開くためのパスワードが分かりませんでした。スロモはルーカスがパスワードを知っていると推理します。ケイスは以前、精神病院に入院していて、ルーカスは懲役の代わりにそこでボランティアとして働いていたことがありました。病院を去った後も個人的な付き合いは続いていて、レオンが生まれた時にカードを送ったりもしていたんです。スロモに問い詰められるまで、ルーカスはケイスのことをすっかり忘れていましたが、実はシーズン1で兄に紹介されたハッカーはケイスだったんです。ケイスは精神病ではなく天才でした。ハッカー仲間にとってはカリスマだったようです。CIAはチームでベルリンに乗り込んで来て、バーニング・マンを回収しようと必死でした。バーニング・マンは世界のパワーバランスを変えるほど危険なプログラムです。有力者たちの闇の部分が全てデータベース化されていて、個人情報も見放題。ベルリンに巣食うベトナム・マフィアも狙っています。ルーカスに、つかず離れず手を差し伸べてくれるエンジェルという謎の女性が登場します。ドイツ連邦情報局も味方に転じました。しかし、CIAの手段を選ばないドス黒い諜報活動。妻ハンナ、息子レオン、兄トーマスにも魔の手が伸びてきます。絶体絶命のルーカスは、エンジェルと協力して大きな賭けに打って出ました。これはまた続きが出来そうな終わりかたです。ドイツ語の響きが耳に馴染んできました。
2024/04/11
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冒険ファンタジーで登場する魔物は退治するものでした。この物語では、食材なんです。きのこの形の『歩き茸』とか、ザリガニみたいな『大サソリ』なんかは、なんとなくうまくやれば食べられるかなという気はしましたが、だんだんエスカレートしていくんですよ。作者の想像力がすごいなと思いました。レッドドラゴンを退治するためにダンジョンに入った冒険者ライオスたちは、食料が尽きて空腹のまま戦うことになってしまいました。なんとか全滅は免れ地上へ逃れたものの、ライオスの妹ファリンがドラゴンに食われてしまいます。妹を救出するために再度ダンジョンに入ろうとするライオス。しかし彼に協力を申し出たのは魔法使いのマルシルと小人のチルチャックだけでした。探索に必要な食糧問題は、ライオスの提案で現地調達することに。しかし、調理器具もないままダンジョンに入った3人はたちまち苦戦します。そこへ通りかかったドワーフのセンシ、日常的にダンジョン飯を自給自足している彼が見事な料理を披露してくれるんです。レッドドラゴンを料理してみたいセンシは、このパーティに加わることになりました。ダンジョン内に巣食う魔物は多種多様です。どんな魔物が出てきて、どんなふうに調理したのか興味ある方はこちらをご覧ください。ライオスたち一行は禍々しいものを食べながらついにレッドドラゴンのいる地下5階までやってきました。4人で協力してレッドドラゴン討伐に成功したものの、妹のファリンはすでに消化され骨だけになっていました。マルシルが禁忌の魔術を使って蘇生に成功しますが、『狂乱の魔術師』シスルに支配されてファシルは再びレッドドラゴンに取り込まれてしまいます。『ダンジョン飯(めし)』は、九井諒子による日本の漫画を原作としたアニメです。2024年1月から放送され、3月で第1クールが終わり、現在第2クールへ突入。これからどんな魔物料理が見られるのか、楽しみです。
2024/04/10
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牛久シャトーに花見に行きました。試合会場のすぐそばにある、昔ビールを飲みによく通った場所です。2018年に閉店してしまってからほとんど行かなくなった牛久シャトー。なんとクラフトビールの醸造を再開したというニュースを耳にして浮き足立ちました。またあの美味しいビールが飲めるかも!ああ、懐かしのシャトービール。ダンス仲間との暑気払いやら忘年会やら、理由をこじつけては集まって飲んでいたあの懐かしのビアホールは再開してませんが、醸造樽は生きている様子。お花見の季節にもよく足を運びました。桜のトンネルはそのままです。車で来てるのでその場では飲まずに瓶を買って帰りました。調子に乗って、甘いお菓子も。ビールは4種類でした。◆ミュンヘナー・へレス(アルコール度数:5度)最高に美味しかった牛久シャトーのヘレス。一口飲んでショックを受けました。一面の麦畑が眼前に広がるような麦の香りとは全く別物でした。これはこれでまあまあですが、毎月取り寄せようとは思わない。残念。◆ジャーマン・ピルスナー(アルコール度数:5度)昔飲んだシャトーのピルスナーは、私のイチ押しの爽やかなホップの苦味だったんです。これも全く別物でした。休暇とって生ビールを飲みに行こうかと思ってたんですが、もうこのラガー2本飲んで計画は中止に。◆メルツェン(アルコール度数:6.5度)赤みがかった褐色で、アルコール度数が高い分、甘みがあります。これはまあまあイケてました。◆うしく ゆめかおりエール(アルコール度数:5度)地元牛久市で採れた小麦『ゆめかおり』を使用したフルーティーなエール。ラガーはイマイチだったけどエールは美味しいです。新生シャトービールは全く別物ということが分かりました。もう戻る事はないのかな。なんか寂しい。美味しい地ビール!いま、ください
2024/04/09
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元殺人犯と言うと、ちょっと近づき難いような危険なイメージを持ってしまいます。人生のほとんどを刑務所で過ごして中年を迎え、出所して環境に馴染んでいくのがどれだけ大変なことか。佐木隆三の長編小説『身分帳』を原作とした日本映画で、実在の人物をモデルにした作品だそうです。旭川刑務所で刑期を終え出所した三上正夫(役所広司)は、身元引受人となる東京の弁護士夫妻に会いに行きます。獄中では食べたことのない美味しい家庭料理を振る舞われ、これまで何度も繰り返してきた入出獄を今度こそ繰り返すまいと心に誓います。しかし三上は短気な男でした。ちょっとした理不尽にカッとなり、声を荒げ、手を出してしまいます。仕事にもなかなかありつけず、車の免許も失効していて再試験も難航します。そんな三上にテレビ出演の話が舞い込みました。元殺人犯が社会復帰し、生き別れた母親と再会するドキュメンタリー番組です。三上は母親を探してもらえるならと取材を受けることにしました。取材を担当する津乃田は、身分帳と書かれた三上のノートを受け取ります。彼の生い立ちや犯罪歴、受刑歴などが事細かに記されていて、それは津乃田の想像を超える壮絶な人生でした。カタギになるのは本当に辛いことでした。周囲からは特別な目を向けられ、教習所に通い続ける金もなく、生活保護を受けながらの職探し。安アパートに一緒に暮らす住人とのトラブル。ついに彼はそこから逃げ出し、古巣の兄弟分を頼ってしまいます。しかしそこにも警察の手が伸びて…。『すばらしき世界』は、2020年の日本映画です。監督は西川美和、第56回シカゴ国際映画祭の観客賞を受賞しています。主演の役所広司は、同映画祭のインターナショナルコンペティション部門でベストパフォーマンス賞を受賞しました。素晴らしい物語で、お勧めできるとてもいい映画なんですが、見終わった後どっと疲れます。主人公が背負っている人生の重さがのしかかってくるようでした。
2024/04/08
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桜満開のお花見日和となった日曜日、地元の試合に参加してきました。ダンス始めたばかりの頃、サークルのパーティでよく来ていた体育館です。敷地内の桜も満開、いつの間にか体育館の横に武道館が出来ていました。会場は、茨城県の牛久運動公園体育館メインアリーナです。開会式の挨拶で、五月に開催される世界戦・東京オープンを是非皆さんも見に行ってくださいというアナウンスがあったんです。一緒に聞いてたクロちゃんと『出場するレベルの人はいないだろってこと?』なんてクスっと笑いました。クロちゃんたちとは何度か世界選手権をご一緒したことがある茨城代表の同志なので、シニアラテン競技があれば一緒に参戦したいところだったんですけどね。一般戦はA、C、D級、年齢別ではシニアII・IIIA級のそれぞれラテン・スタンダードがありました。私たちはA級ラテンとスタンダードに参加です。ラテンはすでにA級維持を決めているので気が楽でした。職場の友人が応援に来てくれることになっていたので、いい踊りを披露して、できれば優勝で花を添えたいところです。午前中のA級ラテンは出場13組、予選からサンバ、チャチャ、ルンバ、パソドブレ、ジャイブの5種目を踊りました。最初の種目サンバの出だしの振り付けを先週自分たちで変えたんです。それがうまく機能しなくて焦りました。ドレスは最近よく着ているレッドのフリンジドレスです。大将もドイツで買ってきた黒のセクシー部長コスチューム。準決でもうまく噛み合わず、決勝のサンバは振り付けを元に戻してようやくノーミスで踊れました。結果は準優勝です。優勝はクロちゃんたち。賞金額がちょっと違ったかな。うちは3千円でした。午後からのスタンダードA級戦は、昼休み後最初の試合です。大急ぎで茶色のファンデーションを落とし、着替え、髪型を変更して、おにぎり半分だけかじって整列。コロナ後、太って着られなかった黒のドレスがようやく入るようになったのは大喜び。それでもまだキツイんですけどね。スタンダードA級は出場組数52組で5ヒートに分かれ、1次予選はワルツ、タンゴ、スローフォックストロット、クイックステップの4種目を踊りました。今回も1次、2次予選のあと、ヴェニーズワルツが加わって5種目になる最終予選まで進みました。14位の成績で、あともう2点で準決勝だったんですよ。全部で28曲踊りました。久しぶりに自分たちの試合の様子をビデオに撮ってみたんですが、やってるつもりで全然出来てないところが多々目について、反省材料てんこ盛りでした。スタンダードA級はこれで4回目、維持まであと1回です。応援してくださったた皆様、どうもありがとうございました。また、がんばります。競技会情報はこちらから
2024/04/07
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プロジェクトX、この番組大好きでした。18年ぶりに復活するということで、楽にみしていたんです。新プロジェクトX。初回は「東京スカイツリー」建設工事でした。狭い土地に、どうやって東京タワーの2倍もある高さの電波塔を建てるのか。中島みゆきの歌が聞こえてきただけでワクワクしました。デザイン、設計の知恵、地震にも耐える構造解析、硬い鋼鉄の誤差の許されない製造、そして組み上げていく現場職人たちの信じられないほどの技。どれ一つとっても奇跡のような話でした。施工の責任者が工事半ばで癌でこの世を去るという悲しい出来事もありました。90%出来上がった2011年3月、東日本大震災が発生しました。高さ634mの風速10mを超える現場で、職人たちのプライドと意地とそれに絆、ドラマでしたね〜。2009年から始まって2011年に完成した、のべ58万人が建設に関与した巨大プロジェクト。スペインの何百年もかかって作っているサグラダファミリアを考えると、とんでもない超スピードですね。私たちは遠くからだんだん伸びていく姿を見ていただけでしたが、そのリアルタイムを共有できたというだけでなんだか感動的です。エンディングのこの歌も心に沁みました。再放送や見逃し配信もあるようですので、ご興味ある方、ぜひご覧ください。
2024/04/06
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JDSFのダンス・スポーツ第27集にも入っていて、競技会や練習場でよく聞くワルツです。2013年にリリースされたアルバム『Heartbeat Of Home』の3曲目に収録されている曲です。フランキーJとルシア・エヴァンスが歌うWaltz of The Wild Wind Sea。荒れた海を越えてローマを目指すと歌っています。Waltz of The Wild Wind SeaWith the wild wind sea I'll take my chanceWith the wild wind sea I'll treat more deathsAnd leave my home, beguile to RomeAcross the wild wind seaOh, my wild wind sea, take a wild waltz with meToss your wild white hair, flash your wild eyes redFor I pledge you my soul till the captain calls me homeFrom the wild wind sea I roam, I roam(Italian piece)Oh, my wild wind sea, take a wild waltz with meToss your wild white hair, flash your wild eyes rareFor I pledge you my soul till the captain calls me homeFrom the wild wind sea I roam, I roam下の動画はダンス音楽CD『Casa musica』に入っている吹き替え版のワルツ、Paul McCaine & Debbie Andrews が歌っています。この曲で踊ると、荒波を超える感じが出ますね〜。
2024/04/05
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ここは高原の避暑地か。明るい森の中、よく響く声で鳴くような鳥の声が聞こえてくるんです。マンション管理室で放送してるのかと思いましたよ。よく駅で流してるアレかと。ところが違ったんですね。本物の鳥が鳴いていたんです。きれいなルリ色の鳥、イソヒヨドリと言うそうです。海の岸壁とかに巣を作るらしんですが、マンションを高い崖と勘違いしてるんでしょうかね。「幸せの青い鳥」と呼ばれることもあるとのこと。カラスやハトを撃退するために管理組合で鷹匠を雇ったことがあって、悲しいことにイソヒヨドリも一緒にいなくなってしまい、しばらくは静かでした。この春、また戻ってきたんですよ。夜でも周りが明るいせいか、きれいな声を響かせています。
2024/04/04
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よくある冒険者の物語と違って、このお話は冒険の終わりから始まります。10年の月日をかけて魔王討伐を成し遂げた4人の仲間が王都に凱旋しました。勇者ヒンメル、僧侶ハイター、戦士アイゼン、そして魔法使いフリーレン。ヒンメルとハイターは人間、アイゼンはドワーフ、フリーレンはエルフです。王都に戻った4人は、50年後の再会を誓い合い解散します。長生きのエルフにとって10年は一瞬のようですが、この冒険はフリーレンのその後の生き方に大きな影響を与えました。50年周期で現れる彗星を再び見ようと再会を果たすと、ヒンメルは年老いてその姿は驚くほど変わっていました。ヒンメルの死を目の当たりにしたフリーレンは、これまで自分が出会った多くの人々に対して無関心で無知だったことを思い知ります。フリーレンは見た目は少女のままですが1000年くらい生きていて、各地を旅しながら魔導書を収集していました。数多くの魔法を使いこなす最強の魔法使いです。身体から漂う魔力が魔族たちには見えるようですが、師匠だった伝説の大魔法使いフランメの言いつけを守り、フリーレンは長年の修練によって魔力を揺らぎなく小さく見せる技を会得していました。襲ってくる魔族が彼女を弱いと勘違いして一蹴されるので、彼女を知る者たちの間では『葬送のフリーレン』と恐れられています。フリーレンはハイターの元を訪ねました。戦災孤児の少女フェルンを弟子にすることを依頼され、4年間修行させてハイターを看取ったあと、フェルンと共にアイゼンの元を訪ねます。そこで目にした師匠フランメの手記に、魔王討伐で行った大陸北端エンデで死者の魂と対話できると記されていました。フリーレンはアイゼンの弟子シュタルクを仲間に加えてその地を目指すことにします。魔法使いにも社交ダンスのようなレベル分けがあって、一級魔法使いになるための試験というのが行われるんです。主催は大陸魔法協会。3次試験まであって、ゼーリエという全能の大魔法使いが仕切ってました。ナルトも中忍試験とか面白かったですけど、この話の中でも一級試験が一番印象深かったです。『葬送のフリーレン』は、山田鐘人(原作)、アベツカサ(作画)の漫画を原作としたアニメで、2023年9月から2024年3月まで全28話が放送されました。まだ旅の途中なので、続きも制作されることを期待しています。
2024/04/03
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ベルリンで、サイバー攻撃による大停電が発生しました。ホテルのマネージャーを務めるルーカス・フランケは、騒ぎ出す客を落ち着かせ、開催されていた大規模なミーティングを続行させるために奔走します。そして事態は思いがけない方向に。ルーカスの個人情報がハッキングされ、なんと彼が大停電を起こしたテロリストにされてしまいます。犯人はスマホやパソコンはもちろん、街中至る所にある防犯カメラをハッキングしてルーカスの動きを監視していました。要求は、小包をフランクフルトに届けること。受け取りに来たのはルーカス同様、ハッカーに追い込まれていた女性レナでした。刑事のヤンセンとジーベルトは捜査を開始し、ルーカスとレナが共犯と見て行方を追ってきます。ルーカスには対抗する手立てがなく、疎遠になっていた兄トーマスに助けを求めると、あるハッカーを紹介されました。しかしそのハッカーはすでに死んでいて、彼の弟子の手助けで犯人を突き止めることに成功します。停電のせいで怪我をしたと、あの日ルーカスに名刺を要求してきた男カウフマン。ルーカスはカウフマンの家に押しかけ、自分を落とし入れた理由を問いただしました。カウフマンもまた、さらに上の誰かに脅されて動いていて、ルーカスの無実を知っている唯一の男でしたが、目の前で何者かに射殺されてしまいます。ルーカスはレナの協力によってなんとか警察から逃れますが、状況はさらに悪化していきました。カウフマンの携帯履歴からスロモと言う名が浮上し、ゲーマーたちに聞くとスロモはこの世界の神だと言われます。ルーカスがカウフマンに翻弄されている間、妻のハンナと5歳の息子レオンにも魔の手が伸びていました。ドイツ連邦情報局も動き出し、爆弾事件も発生。なぜルーカスとその家族がターゲットにされているのか。スロモとは誰なのか、そしてその狙いは。『You Are Wanted』は、ルーカス役のマティアス・シュバイクホファーが監督、製作も務める2017年のドイツのサイバースリラー・ドラマです。全6話なんですが、ピンチに次ぐピンチで眠気が吹っ飛ぶ話でした。面白かったけど、サイバーテロって怖いですね〜。
2024/04/02
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数千年前に地球に降り注ぎ、人類全てを石化させた謎の光線。文明を滅ぼした石化ですが復活液によって蘇えると、抱えていた怪我や病気が全快しているという副産物をもたらしました。つまり石化させてから復活液を使えば、瀕死の人の命を救うことが出来ると言う事です。これはDr.STONE(第二期)に続くお話。獅子王司を救う為、石化の謎に千空たちが挑みます。石器時代に逆戻りした千空たちが、少しずつ築いてきた科学王国では、これまで発電技術をはじめ様様な文明の力を再開発してきました。人口増加に伴う食糧問題を解決するために小麦の栽培を始めたり、石油や鉱山探索のために気球を作ったり、カメラやレーダー、ソナーなども開発して王国は一足飛びに現代へと突き進みます。強力な助っ人も復活させました。航海に必要な船長・龍水と、彼に仕えていた執事兼シェフのフランソワです。フランソワのお陰で収穫した小麦からおいしいパンが出来るようになって食生活が改善しました。千空が設計してみんなで作り上げた科学船ペルセウス号。目的地は、石化光線を免れた千空の父・百夜たちが遺した宇宙船ソユーズが眠る宝島です。代々巫女に伝わる百物語から、そこにはプラチナあると千空は確信していました。プラチナが手に入れば、それを触媒として復活液を大量生産することができて、全人類復活の夢へ一歩近づくことができます。宝島に到着してみると、かつて無人島であったはずの島の周辺には大量の石像がありました。どうやら島の頭首が石化装置を握っていて、島民を支配している様子。島を調査している隙に船を乗っ取られ、船に残してきたメンバーが石化されてしまいます。仲間たちを復活させ、プラチナと石化装置を手に入れることが出来るのか。千空たち科学王国メンバーが知恵と力を合わせて奪還に挑みます。もう一つ気になる問題は、謎の通信を繰り返すホワイマンの存在です。正体を突き止める為、千空は人知を結集して月に行くと宣言。話がずいぶん大きくなってきましたね。Dr.STONE(第三期)全22話は2023年の4月から12月にかけて放送されました。
2024/04/01
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高気圧に覆われ3月とは思えない暑い一日になりました。東京都心で28.1度、3月の観測史上最高記録だそうです。ポイ活のために午前中近所を散歩して、今年初めて汗をかきましたよ。先週、大将のお母さんの髪を染めて、そのお礼ということだと思うんですが、着なくなったダンスウエアをたくさん頂いてきたんです。私の着ている練習着はほとんどお母さんのお下がりなんですが、多分数回しか着てないんじゃないかというくらい全部まだ新しい品々。ただ、ちょっとキツイんですよね。午後から練習場に行って、早速頂いたうちの一つを着ようと思ったら、伸びる素材なんですがパツパツですぐに脱ぎました。更衣室から出ると、久しぶりにスカイラインさんとパートナーのサリーちゃんがいらしていて、家庭菜園で収穫したサニーレタスとか名前を知らない青菜を大将がたくさん頂いたと言います。いつもなんのお返しもできないままだったので、ひょっとしてサリーちゃんならスリムだからお母さんからもらった練習着が入るんじゃないかと思ったんです。お母さんにも、『自分が着ないのは誰かにあげなさい』と言われてたので、ちょうどいいかなと。スタンダードダンサー向けに袖の広がったサーモンピンクのほぼ新品みたいなそのトップス、サリーちゃんは快く受け取って下さって、すぐに着てみるとサイズぴったりでした。良かったと思う反面、自分がそれに合う体型じゃないことが少々残念。夜、頂いた青菜を卵とゴマ油で炒めて頂きました。いい香りがして美味しかったです。お母さんにも野菜のお裾分けしないとね。
2024/03/31
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ここ数日の荒天候から一転、今日は穏やかに晴れた一日でした。気温も急上昇して暖かくなった反面、花粉が超絶飛んでいて中国から黄砂も飛来。久しぶりに片道2時間のドライブを楽しみにしていたんですが、空は黄色く、鼻水と涙に溺れた競技会でした。宇都宮市長杯、第24回宇都宮市ダンススポーツ競技大会です。会場は、栃木県のブレックスアリーナ宇都宮でした。つけまつげしてるので目がごろごろしても目薬差せないし、ずっとやぶにらみの不機嫌な感じで愛想の悪い奴と思われたかも。マスク外すと途端に鼻水が出る始末で、1種目踊るとすぐにマスク二重に装着。薬も飲んでるし鼻軟膏とか顔スプレーとかできることは全部やってるんですけどね。会場に到着したときちょうどラテンの決勝をやっていました。一般戦はA、B、C、D級、年齢別ではシニアIIのA級のそれぞれラテンとスタンダード、スタンダードだけのシニアIIB級、シニアIIIA級の試合がありました。私たちはA級スタンダードに参加です。知り合いの何人かに『なんでラテンは出ないの?』と言われましたが、ラテンに出るには朝4時起きをしないといけないですし、スタンダードはまだ維持してないのでそっちに全集中ってことで。A級スタンダードは出場53組です。ヒート分けは背番号縦割りになっていまして、1次予選は5ヒートで種目はワルツ、タンゴ、スローフォックストロット、クイックステップの4種目。ワルツで同じヒートの女性と頭を思いっきりゴツンとぶつけたんですが、お互い無事だったのでそのまま踊り続けました。53組中40組が2次予選に進み、4ヒートに分かれて再び4種目戦です。スローフォックストロットで間違えまくったのに1次はフルマークで、今回もいくつか大将のリードについていけずにわらわらしたんですが、他の種目よりスコアがいいんですよ。基礎練が効いてるんでしょうか。ここで25組絞られて最終予選。いよいよヴェニーズが加わって5種目戦になります。初めてスローフォックストロットをノーミスで踊れたんですが、ヴェニーズとクイックで失敗してスコアが伸びずここで敗退。今回は15位の成績でした。もう一息で準決勝です。これでJDSFのA級スタンダード3回目の出場になりました。次また頑張ります。応援ありがとうございました。こちら去年の夏に運行開始した宇都宮ライトライン!かっこいい!!競技会情報はこちらから
2024/03/30
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暗記ものの試験勉強は、前日徹夜しないでちゃんと寝たほうが記憶が定着すると聞いたことがあります。心理学でレミニセンスというと、学習してから次第に失われていく記憶とは逆に、しばらく時間が経ってからの方が鮮明に思い出すことができる現象だそうです。寝てる間に記憶が整理されて取り出しやすくなるからなのでしょうか。今日ご紹介するレミニセンスは、記憶にまつわる近未来のSFものです。マイアミは海面が上昇してベニスのような海上都市になっていました。太陽が出ている間は気温が高すぎて暮らしにくいので、人々は昼夜が逆転した夜型の生活を送っています。無口な退役軍人のニック・バニスター(ヒュー・ジャックマン)は、装置を使って客の希望する記憶を3次元的に追体験させる法律スレスレのような仕事を生業としていました。夫と出会った頃の思い出を何度も繰り返す老婆や、歩いていた頃の日々に戻りたい戦争で足を失った男。楽しかった過去に戻りたい人たちが主な顧客です。ニックはその仕事をワッツという相棒と2人で行っていました。ある日、メイ(レベッカ・ファーガソン)という名の絶世の美女が店を訪ねてきます。無くした鍵の場所を思い出したいと、最近の記憶の追体験を依頼してきました。メイが店を出て行った後で、ニックは彼女が忘れたイヤリングを発見します。メイの働く店を探し、彼女がステージで歌う曲に運命的なものを感じたニックはたちまち恋に落ちてしまいます。仕事をワッツに任せてメイにのめり込んでいくニック。ニックのことが好きだったワッツは面白くありません。しかし恋はあっさり終わりました。ある日突然メイがいなくなってしまうんです。ニックは懸命に探しますが見つからず、彼女との思い出にすがってマシンに依存するようになりました。そんなニックの元に、検察官エイブリーが捜査協力を依頼してきます。昏睡状態の容疑者の記憶からある男の情報を得たいとのこと。麻薬組織に絡む捜査なんですが、なんと記憶の中にメイが登場するんです。メイって、本当は何者?ニックに近づいてきたのは偶然?『レミニセンス』(原題:Reminiscence)は、2021年のアメリカ映画です。リサ・ジョイの監督デビュー作で、脚本も務めています。記憶を掘り起こして追体験できる装置があったら、依存症になる人が続出しそうな気がします。辛い現実より楽しかった過去へ戻りたい、たとえ夢でも。すごいのは追体験が本人だけでなく他人にも立体的に見えてしまうことです。これがあったら犯罪者も嘘つけなくなりますね。
2024/03/29
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