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2023/02/05午前レッスン上野俊哉監督「したがる兄嫁2 淫らな戯れ」(1999)配信で観る。おもろい。バカ兄弟シリーズの第二作。第一作「白衣と人妻 したがる兄嫁」の後日譚。脚本はもちろん前作と同じ小林政広さん。小津っぽい調子のコメディ。前作ラストで覚醒した蛍さん演じる兄嫁がバカ兄弟をこらしめようと家を出てしまってるので、兄弟ふたりで近所でもらってきた野沢菜の古漬けで侘しくメシ喰っている描写が👍。野沢菜ってのが長野出身の上野監督らしくてなんだかよかった。しかも古漬けってのがよし。前作の伊藤猛さんと佐々木ユメカさんが相変わらずの感じで、引き続き出演してるのがうれしい。ユメカさんの看護士にやらせてもらおうと思って会いにきた弟が伊藤猛さん演じるお医者さんにボコボコにされる。なんかふわっとしたかわいい感じのお医者さんなのにけっこう強くて驚く。いや、弟が弱すぎるのか…バカ兄弟のバカ度が前作より上がってる。肛門科の看護士さんがめっちゃかわいい。里見瑤子さん。調べてみたら長野出身らしい✨上野監督と同郷だ。ラストの日傘をさす蛍さん最高。家を出た兄嫁は温泉宿で中居として働きはじめるのだが、「温泉宿、蛍さん」ってゆーとおれは反射的にサトウトシキ監督の傑作「愛欲温泉 美肌のぬめり」を思いうかべてしまう。同じ年の作品だし脚本も同じ小林政広さんだし、本多菊雄さんも出てる…配信のタイトルはシンプルに「兄嫁」もうほんとによくわからない。昼、きのこパスタ夕メシ、カンチュア(魚のすっぱいスープ)
2023/02/27
2023/02/04その1%相生座ロキシー城定秀夫監督「夜、鳥たちが啼く」(2022)超楽しみにしてた作品。めっちゃ素晴らしかった!松本まりかさん超最高。夜、鳥が啼く頃になると、男を求めて子供を置いてフラフラと外出してしまう弱いシングルマザー。出色のまりかさんだった。山田裕貴さんも良かった。こーゆークズ野郎役もすごくハマってる。すごいなー。この二人、人間として良い部分はそれでもしっかり保持している。駄目と良しの絶妙な混在。二人は駄目な部分と同時に、おそらく良い部分でも惹かれ合って求め合う。二人が結ばれるまでの距離感・空気感の微妙な変化が素晴らしかった。翌朝子どもと自然に川の字になってるのが素敵だなーと思う。子どもと男女のエロスが自然に接近してる感じがほんとに良い。だるまさんがころんだ✨母屋と離れの位置関係良い。 子役の男の子うまい👍昼、蕪村で王様中華
2023/02/24

2023/02/03相生座ロキシーフィリップ・ド・ブロカ監督「ベルモンドの怪盗二十面相」(1975)いやあ、これは超おもしろい!やたら躁状態なベルモンド👍そしてジュヌヴィエーヴ・ビジョルドの可憐なこと✨やられた〜ベルモンド&ブロカ監督コンビの作品の中でもとびきり魅力的なヒロインのひとりじゃないかと思う。(*´ω`*)もしかすると彼女の出演作の中でもこれは出色のキュートさを誇る一本かも…とか思っちゃうね。それにしてもフィリップ・ド・ブロカすげえなー。半端ないわ〜。何度も爆笑した。フランスドタバタコメディの見本みたいな作品。昼、青菜とブロッコリのパスタ。自家製パンチェッタで。旨い。実家と自宅の豆まき節分なので家内が巻いたキンパ。我が家はウ・ヨンウのファンなのでキンパは問答無用でうれしい(*´ω`*)
2023/02/23

2023/02/02相生座ロキシージョゼ・ジョヴァンニ監督「ラ・スクムーン」(1972)観る。ジャン・ベッケルの「勝負(かた)をつけろ」のリメイク。ベルモンドやっぱりカッコいい。おれはどちらかとゆーと全体的にはジャンベッケル版の方が好み。リメイクのラ・スクムーンはちょっと緩い感じの出来だが、おれはけっこう楽しめた。その緩さもまあ「味」と言ってもいいだろう。おれはこの緩さは嫌いじゃない。ド・ラボーの音楽がすごくキャッチーで観終わってからの脳内リフレインが半端ない。この作品は手回しオルガンが効いている。いい感じクラウディア・カルディナーレが出てるのもポイント高い。昼、普通の食堂La で豚バラ丼。美味い。他のメニューも興味あり。ビールも種類多くて楽しそう。スコア勉強しんどい(-_-;)確かにSchumannはくどいところがあって、それが過剰すぎる楽器の重ね方やテーマやモチーフの扱いのくどさみたいなところに表れる。鬱病的執拗さ。BeethovenやBrahmsもかなり執拗だが、それは緻密な主題労作・動機労作だと評価される。かわいそうなSchumann…この交響曲は理想が高く構えもめちゃ大きいのに構成は驚くほどほどコンパクトになってる。ん?と思うほどあっさり展開する。おれはそこに鬱病特有の誇大妄想的傾向と体力と精神力の不足の混在を感じざるをえない。おれは今も服薬続けてる鬱患者なので、鬱の酷いときの状態は体感してるので、わかりみ深すぎてちょっとつらさを感じるほどだ。交感神経副交感神経の制御ができず、呼吸もやたら浅かったあの頃…もう戻りたくない。Schumannはもっと酷い状態だった。この作品は大交響曲を目指しているが、感覚としては小品で構成された謝肉祭や蝶々、クライスレリアーナなどに近い感じも受ける。でもおれはそーゆーところがこの交響曲の難しさでありチャームだと思ってる。そして、Schumannの病的なほどの繊細さ(=弱さ)を愛してる。大交響曲を志向したのにコンパクトに仕上がってしまったとゆーような「矛盾」を魅力として伝えられたらいいと思うんだけどな… 夕メシ、鍋 鬱になるとどうしても執拗になる。でもその執拗さは集中力にはなかなか結びつかないのだ。何しろ具合が悪いからいつも疲労した状態にある。従って体力・集中力も保たない。そーゆー状態で念入りに息長く総大に構築しすることは困難だっただろう。おれ自身今も服薬を続けている鬱病患者だし、鬱が酷いときの感覚もよくわかる。だからシューマンの音楽は決して他人事ではない。この作品は構えがめちゃ大きいわりに、構成はおどろくほどコンパクト。ん?と思うくらいあっさり展開することが多い。鬱だとどうしても呼吸が浅くなる。やっぱりここにも鬱特有の誇大妄想的傾向と体力精神力の不足の併存を感じざるをえない。意図しているのは大交響曲なのに、感覚的には交響曲よりも小品で構成された謝肉祭や蝶々、クライスレリアーナなどに近い感じもしてしまう。夕メシ、鍋
2023/02/23

2023/02/01相生座ロキシージョン・ブアマン監督「未来惑星ザルドス」(1974)観る。この超カルトな作品を長野でふつーに観られる日がくるとはなあ…死なないでいるとこーゆーおもしろいこともあるので油断できない赤褌一丁のショーン・コネリーの勇姿にほれぼれ👏テーマは深くて観念的な前衛だが、結局のところそれほど難しいこと言ってるわけでもなくてけっこうシンプルな作品。喜劇的活劇的要素もあって意外と楽に観られる。ジョン・ブアマンが繰り出す悪夢的イメージを浴びつつ、ショーンコネリーの赤褌一丁の大活躍やシャーロット・ランプリングの美しさを気楽にたのしむのが吉。特権階級(エターナルズ)が支配する不老不死を達成した社会。もちろんそこは理想の楽園とはほど遠い退屈な世界で、生命力とか活力とはほど遠い。そりゃあそうだろう。ここに下層階級の不死のある獣人(ブルタールス)の戦士ゼッド(ショーン・コネリー)が投入される。ゼッドはもちろん生命力と活力に満ちた存在だ。その生命力にエターナルズたちは動揺する。彼らは元気にエレクトするゼッドの男性器を熱心に観察したりする(^_^;)不老不死の世界には性器も欲望も不要なのでこれは興味深い現象なのだ。この社会では罪を犯すと、老人の姿のまま永遠に生きるという「罰」が与えられる…老いが永遠に続く絶望。若く美しいままの永遠を手に入れるためには対価が必要で、悪魔に魂を売り渡したり定期的に人間の血を吸わなければいけなかったりものすごい孤独と戦うことになったりする。それでも人間は永遠の若さに憧れ続けた。古来から不死は罰として、一種の地獄としても捉えられてきた。実際、今の世界は医療の発達で死にたくてもなかなか死ねなくなってる。もう死んでいるからなかなか死ねないゾンビのように、老人はなかなか死なせてもらえない。これはやっぱり一種の地獄…。昔から語られ続け、考察されてきた問題が、現在の我々にとっては既に身近で超リアルな問題になってる。ヨーロッパ諸国の安楽死制度…。今は1974年の公開時よりもはるかに多くの人がこの作品を切実な気持ちで観るだろう。だからこの作品を今改めて観直すことは意義あることだと思う。未来を描くSF作品だがエターナルズの感じが、退廃期のローマ時代の富裕層のように描かれているのがおもしろい(フェリーニのサテリコンのような)ショーン・コネリーもいいけど、これはバートレイノルズでも見たかった気がする。それにしてもシャーロット・ランプリングの美しいこと✨必殺仕掛人#9「地獄極楽紙ひとえ」三隅研次監督回。録画で見る。良い。お茶坊主登場。やっぱりお茶坊主っておもしろい存在だなー。夕メシ、ピザ
2023/02/23

2023/01/31いろいろ準備。バレエ・リュスのチクルスも始まってしまうし、来年以降のチクルスの準備もある。アタマの中はかなり忙しい。煮え煮え上野俊哉監督「白衣と人妻 したがる兄嫁」(1998)配信で観る。おもしろい。おれはこれは好き配信は「白衣と人妻」とゆー題名。例によっていろんなタイトルがやたらと乱立するピンク映画あるある。わけわからんのでどこかで何とか統一できないものか...原題は「空色のクレヨン」らしい。つまりはっぴぃえんどってこと。調べてみるとこれは小林政広さん脚本・上野俊哉監督の「バカ兄弟」のシリーズに連なるもののようだ。このシリーズはだいたいタイトルに「兄嫁」が入っている。タイトルから「兄嫁」が省かれて人妻だけになってしまうとシリーズを判断する手がかりがなくなっちゃうよなー。いちいち調べるのは面倒だし。おれは以前に「新・したがる兄嫁 ふしだらな関係」(2001)を配信で観ていて、これもまた「バカ兄弟」シリーズの一本だったらしい。兄弟の配役も違っているから、番外っぽい作品だったのかな。今回観た「白衣と人妻」はシリーズ第一作。風通しのいいのほほんとしたコメディ。この空気感は確かに「空色のクレヨン」かもなー。田舎の街や日本家屋が美しい。人の配置や構図、台詞の間などがちょい小津っぼいかも。抜けまくりのバカ兄弟をはじめとして登場人物がみんなどこか抜けてるのが特徴。葉月蛍さん演じる兄嫁は、蛍さんいつものスタイルで例によって存在そのもののヌケが最高。佐々木ユメカさん演じる看護士さんもしたたかでしっかり者に見えるが、やっぱりどこか確実にヌケている。ヌケ方がとびぬけて凄いのが伊藤猛さんの医師(笑)終盤の病院のジーンあたりから一気に劇的になるのが効果的。蛍さんが一気に全部持っていってしまう感じ。蛍さんとユメカさんがすれ違うシーンとても、よかった。この作品の蛍さんとユメカさんは出色。ホントにすばらしい。一応バカ兄弟中心だけど、女性ふたりの方がずっと印象的。まあ、ピンク映画ってのはそれでいいんだけど。。信州の誇る上野監督。やっぱリあの凄まじい傑作「連続ONANIE 乱れっぱなし」(湯田中ロケ。長野に多い龍神の伝説がモチーフになってる。ザ・長野な映画)の印象が強いけど、監督はコメディも上手かったんだなあ、と印象をあらたにした。監督は若くして亡くなった(49歳没)。おれより少し上だがだいたい同世代の長野人。おれは40代後半で死にかけたが、監督は亡くなってしまった…。そんなわけで、おれは上野監督には何となく身近な感じを持っている夕メシ焼きそばつくる。美味しくできた
2023/02/21

2023/01/30「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」#15, #16見る。最高におもしろいドラマ。大事に見てたのに、ついに完走してしまった....ああ、終わっちゃったな。さみしいよー( ; ; )テ・スミの息子もやっぱりものすごい天才肌でキンパ好きってのが👍全体としていい感じの終わり方だったと思う。大満足のドラマだった。ホントに楽しませてもらったヽ(´▽`)/それにしてもパク・ウンビンちゃんの可憐なこと!圧倒的可愛いさ(*´▽`*)素晴らしい演技💯我が家は完全にヨンウにやられてしまってる。ミョンソク、無事退院して元妻ともいい雰囲気でよかった...おれはミョンソク先生には幸せになって欲しいんだ〜ヨンウとジュノは、どんなに愛し合っていてもヨンウの障害を一緒に乗り越えていくのだから、今後も数限りなくいろんな問題に直面することになるだろう。ハンバダのソニョンもまだ何やら考えていそうだし...。テ・スミの方もまた何かありそうな気もする...(息子も)今後に続くいろんな芽が残されてる感じ。実際パート2の話もあるようだ。ほんとだったらうれしいな。それを楽しみに生きていけそうだ。クォンはいきなり正義に目覚めたので✨、それならばスヨンともうまくいくかな。うまくいきますように。クォンはずっと困った奴だったが、根はいい子なんだと思ってたから、最後の最後で男を上げてよかった。うれしい。あとはトン・グラミに幸せになってもらうってことだよな。あ、もちろん鬚社長も!昼、きのこパスタ。朝から調子悪く、結局好転せず。仕方がない。だめなものはだめだ。夕メシ、けんちん汁
2023/02/21

2023/01/29休養日。前日の疲労酷い。慣れたオケでも初回はかなり疲れる。城定秀夫監督「花と沼」(2020)DVDで観る。ずっと観たかった作品。ようやく観た。大傑作!これはホントにおもしろすぎる。そして、あまりのくだらなさに大爆笑しながら同時にものすごく感動した。この作品はエロだしバカバカしくてひたすら笑える映画なのだが、それなのに実はものすごく大事で深いことを言ってるところが偉大だと思う。外見のあまりのアホらしさと深くて真摯なテーマのギャップに心打たれる。そして映画としての完成度の高いこと!最上級の純愛、コメディ、エロ…変態は極限まで追求してゆくとどんどん研ぎ澄まされて異常にピュアになっていく…DVDで観た。DVDはR15。R18は「キモハラ課長 ムラムラおっぴろげ」とゆータイトル。このR18のタイトル超最高。素晴らしすぎる(^_^;)「舐める女」と似た路線の作品。「舐める女」もめちゃ素晴らしかったが、これは更にパワーアップしてる!凄え!主演の七海ななちゃん最高。彼女は「舐める女」でも主演してたんだよな〜。どちらの演技もとても素晴らしい。この作品はとにかく麻木貴仁さんに尽きる。実質的は麻木さんが主役と言っていいと思う。圧巻のキモさ。ものすごい説得力だ。麻木さんは「悦楽交差点」でも最高だったが、この作品の方が主役感が強い。山本宗介さん👍。きみと歩実ちゃんこーゆー役も上手いなー。この作品のしじみちゃんよかった!万年筆のところ死ぬほど笑った。終盤のしじみちゃんはホント素敵✨惚れた~。亀のヌマオ🐢よかった!黙示録な沼の場面大爆笑。音楽もちゃんと一瞬ワーグナーになるのが👍一花の部屋はポスターとか本とかいろいろと詳しく見たらおもしろそうだ。それにしても「キモハラ」とは!キモいこともハラスメントになるってことだね。いちか業務スーパーで買った乾麺の刀削麺でほうとう風つくる。夕メシイワシの梅煮
2023/02/20

2023/01/28夕方までは暖かくしてチャージな感じで過ごす。筒井康隆・蓮實重彦「笑犬楼vs.偽伯爵」少しずつ大事に読んでる。何という美しい対話!大江作品もっと読まないとこの対話にはついていけない…おれが読んだことあるのは文庫の「性的人間」「芽むしり仔撃ち 」「死者の奢り・飼育」「われらの時代」「同時代ゲーム」程度だと思う。もっと読みたいし、できれば昔読んだものも読み返してみたい。蓮實先生の論考(おもしろい!)を踏まえて「時をかける少女」も久しぶりにまた読みたいと思う。笑犬楼vs.偽伯爵 [ 筒井 康隆 ]昼、チゲ風。オートミールで。ついに長野場所スタート。おれが長野で2年連続でステージで指揮するなんて珍しいこと。これはコロナの影響。来年以降は数年に一回ペースに戻ると思う。ソノーレ練習初回。シベリウス、鄙歌、ライン。鄙歌おもしろい。ソリストいなくても凄い音楽だってことはよくわかったし、十分に楽しめた。これはソロ入るのが楽しみだなあ((o(´∀`)o))ラインは弾くの難しいのにオケが意外と上手に弾けていて驚く。フィナーレに時間かけた。楽しい時間だった。Schumann素敵だ✨。この交響曲は驚くほど荘厳な部分もあるものの、全体に喜びや楽しさが前面に出てるのが良い。伸びやかさ。これから時間かけて磨くのが楽しみ。帰宅して遅い夕メシ昼から仕込んでたおでん笑犬楼vs.偽伯爵読み続け笑犬楼vs.偽伯爵 [ 筒井 康隆 ]
2023/02/19

2023/01/27佐野和宏監督「性感極秘マッサージ 全身愛撫」(1993)配信で観る原題は「南瓜の味」小津安二郎っぽい作品。確かにオマージュとゆーか真似とゆーか あからさまに小津なんだけど、けっこういい感じに仕上がっていて映像として美しい部分も多い。なかなか素敵だった。ユーモアとペーソス。今作は珍しく佐野さんは出演してない。田舎から東京に暮らす娘に会いにきた老いた父親。娘は風俗の仕事とかで忙しくて、せっかく上京してきた父親はうまく連絡がつかず、なかなか会うことができない。親の心 子知らず。娘は姉妹で父親は妹に会いたかったが結局会えたのは父親と良好な関係ではない姉の方なのがおもろい。不忍池の父と姉の会話のシーンがとてもいい感じだ。南瓜やプラレールの使い方も👍最後、田舎に帰る夜の電車の中でウィスキー飲むお父さんのシーンよかった。おれはこれけっこう好きだな。観てよかった。昼、パスタシーフードミックスと野菜和風ひたすらスコア見る。交響曲は冒頭のテーマが勇壮で雄大。宗教的で精神的に深い部分もあり、震えるほど凄い盛り上がりを見せたりもするので、めちゃ大交響曲みたいに感じてしまうが、実際はそんなことなくて、構造も形式も恐ろしく凝っているのに驚くほどコンパクトだったりする。意外なほど、あっさりしてるのだ。そこらへんがこの作品の難しさでもあるし魅力でもあるのかな…と…。そーゆー二律背反や矛盾を愉しむことができるといいなと思う。夕メシ、鍋
2023/02/17

2023/01/26寒すぎる。舞いあがれ、完全に工場の話になってるが、一応は空を飛ぶ方向には行ってる(ネジだけど…)ジョージ・A・ロメロ監督「ランド・オブ・ザ・デッド」(2005)DVDで観る。おもろい。楽しめた。B級テイスト強めの小品。上映時間93分ってのは見事なコンパクトさ。「ナイト・オブ・ザ・リビングデッド」よりもちょっと短い。こうやって年齢を重ねながら無駄がなくなってコンパクトになってゆくのは素敵なこと。全体として気楽に観られるエンタテインメントになってるが、溢れ出るような哀感とポエジーが印象的。ビッグ・ダディの哀しげな咆哮や、花火が上がるとゾンビたちが一瞬動きを止めてしばし花火を見上げるとゆー設定もまた詩的だ。ロメロ作品のゾンビたちはいつもとても悲しそうだけど、この作品もまた同様。デニス・ホッパーの出演は確かにこの作品の格やゴージャス感覚も高めているものの、同時にカルト感も高めているので、まあ相殺ってことか(^_^;)アーシア・アージェント(ダリオ・アルジェントの娘さん)の出演は由緒正しくて👍。彼女の出演作はおれは初めて観た。美しいし、なかなかかっこいい。この作品は女性キャストがかっこよくて大活躍なのが特徴。スラックのアーシア・アージェントをはじめ、プリティー・ボーイ、モータウン。ゾンビたちをまとめて率いるビッグ・ダディはなかなかの印象的だが、でも「死霊のえじき」のバブほどの存在感ではない。やっぱりバブのキャラの立ち方は凄すぎ。サモア出身の巨漢ピルズベリー👍。見どころのゾンビのお食事シーンはそんなに怖くなかった。DVDの特典映像よかった。メイキングなど。ロメロ監督超魅力的な人。ロメロリスペクトな現場。それにしてもでっかいなー。昼、豚キムチパスタ作って食う。家内作の自家製キムチがあるので美味しくできる👏ひたすら週末の準備夕メシ、なべ夕暮れに手をつなぐ#2見る。うーん…(-_-;)すずちゃん蕎麦屋の店員さんの格好がよく似合う✨
2023/02/15

202301/25大寒波でつらすぎる一日。気温ぜんぜん上がらない。やばい寒い。もちろんめっちゃ調子悪い。瀬々敬久監督「赫い情事」(1996)配信で観る。素晴らしかった。力のこもった傑作。原題は「来るべき光景」井土紀州さんが脚本で参加。井土さんが参加した瀬々監督90年代の充実した諸作品「高級ソープテクニック4 悶絶秘戯 」「雷魚」「終わらないセックス」「汚れた女 」の中に位置づけられる力作。超能力(この作品は予知能力)を扱ってる点では、その後の「マリアの乳房」や「ストレイヤーズ・クロニクル」に繋がる作品とゆーことになるだろう。安寿と厨子王=山椒太夫がモチーフとして使われている。(じゅんこ=アンジュとトシオ)川瀬陽太さんと葉月螢さんがこの宿命的な姉弟を演じていて超素晴らしい。姉の予知能力、弟の聴覚障害ゆえに生きづらさを抱えた2人は寄り添ってひっそりと生きている。二人は覗き部屋で働く。予知能力を持つ姉は、他人の未来を覗くばかりなので、自分も覗かれたいと言う…切ない。覗き部屋の店長が佐野和宏さん。シブい・かっこいい。山椒太夫ってことかな。最初と最後を佐野さんが、締めてる感。この予知能力を持つ姉に魅入られるようにのめり込んでゆく男を演じる伊藤猛さんかっこいい素晴らしい。冒頭カラオケのシーンの工藤翔子さんとのちょい照れた感じのデュエット(ロンリーチャップリン)👍。工藤翔子さん良いなー✨その直後の葉月蛍さんの木枯しに抱かれての異様に無表情な感覚が威容でやばい。赤が全編で印象的に使われる。カラオケやラブホ、覗き部屋の照明やポインセチアなどなど。そこに青い傘…。蜜柑も印象的。赤は最後まで執拗に強調される。特に終盤の赤は圧巻。川瀬陽太さんやばい凄くて圧倒された。青いビニ傘で現れる女(後に男の妻)の存在がものすごく思わせぶりなのに、あまりに唐突でいまひとつわかりにくい。実際はもっと書き込まれていて尺の関係で切ったからわかりにくくなってるのだろうか…。ここが描きこまれると青の意味がもっと生きたのかもな。それにしても会社の人事の個人情報の扱いが1996年当時だとしてもさすがに乱暴すぎるのではないかと思う。夕メシアラのターメリック煮作る講談一直線視聴。紅佳さん「め組の喧嘩」鳶と相撲田辺いちかさんは久生十蘭原作の「黄泉から」。とてもよかった。これはいちかさんが講談化したのかな。だとしたら目のつけどころがすごいなー。久生十蘭ってのが超シブい。
2023/02/13

2023/01/24舞いあがれ、お兄ちゃんえらい。鶴見辰吾さん出演良い。佐野和宏「若妻 しとやかな卑猥」(1990)配信で観る。原題は「ジェラシー」不能な夫が若妻に男を買い与えるとゆー変態的設定なので、もっと凄まじく谷崎的変態地獄に突入していくのかと思ったが、意外とそうでもなくて私小説的内省的なメロドラマだった。おれ的にはちょっと拍子抜け。岸加奈子さんがめっちゃ美しい。映画の中で使われる8ミリの映像が切ない。佐野さんは作られるあてのない脚本を書いている脚本家の役。シブい。佐野和宏さんと吉澤健さんの共演👍おっさん2人のプール掃除のシーンが妙に印象に残った。昼、グラタン風とゆーかドリア。オートミールでつくる。昼からすごい雪。これはまじやばい。「必殺仕掛人」(1972)三隅研次監督担当の 第3話「仕掛られた仕掛人」 -堺左千夫第4話「殺しの掟」見る。凄い。深作監督の東映感の強いダイナミックで斬新な感覚よりも三隅監督はやっぱり大映的にどっしり落ち着いてる(そして、大映的な闇の深さ)。三隅監督演出で中村玉緒さん出てたりして、大映感強い。悪役に小池朝雄さん👍第3話の十朱久雄さん絶妙。落語の「短命」的な設定。弓恵子さん素敵。必殺仕掛人は深作監督と三隅監督で始まった。同年に始まった木枯し紋次郎と必殺仕掛人は大映の監督たちが演出を担当してるのは同じだが、木枯し紋次郎が市川崑監督の演出でスタートしたのに対して必殺仕掛人は深作欣二監督の演出でスタートしたのはドラマのカラーとゆーか方向性を示す上でほんとに決定的だ。そして73年スタートの「子連れ狼」は石井輝男監督でスタート(^_^;)うーむ、なるほどなー。石井輝男監督....座頭市が完全に勝新と大映の監督たちで固められているのは当然だが…
2023/02/13

2023/01/23舞い上がれ4年経って工場は好転。たかしくん古本屋継いで短歌書いてる相生座ロキシーベルモンド特集ジャン・ベッケル監督「勝負(かた)をつけろ」(1961)観る。ジョゼ・ジョヴァンニの原作&脚本。ベルモンド主演。なかなかよかった。爆弾処理の場面なんかすごい緊張感だし、刑務所の場面もめっちゃおもしろい。全体に楽しめた。派手なスーツの男とか、ストリートオルガンとか、スペイン語とかアメリカのワルだとか、いろんな細部がとてもいい感じ。パリの混沌とした裏社会の猫写。クリスティーネ・カウフマン素敵。おれはジャン・ベッケルはアジャーニ主演の「殺意の夏」(1983)を観てるだけ。今回はちょっと認識を新たにさせられた。お父上のジャック・ベッケルの「穴」や「モンパルナスの灯」なんかは有名だし好きな作品だが、息子のことはよう知らんかった。ベッケル父子のフィルモグラフィをよく見てみると、父ジャックの「穴」は「勝負をつけろ」の前年の作品でどちらもジョゼ・ジョヴァンニの原作&脚本。つまりこの時期ベッケル父子はジョヴァンニと超密接に関わっていたことになる…非常に興味深い。この時期のことについて彼らは何か語ったり書いたりしてないんだろうか…ジョゼ・ジョヴァンニは後年「勝負をつけろ」を自らリメイクして「ラ・スクムーン」を撮る。これも今回上映されるので今回のベルモンド特集はちょっとしたジョゼ・ジョヴァンニ特集っぼいところもある。いろいろ興味が広がる。もちろん「ラ・スクムーン」は観るつもり。昼 卵かけパスタ。リュウジのレシピ、素晴らし。放課後、長野高校管弦Grieg続き。よく復習してあってずいぶん良くなった。早く残りの楽章と協奏曲をやらないとまずい。このペースだと間に合うかどうかちょい心配。交響曲も残ってるところあるし。
2023/02/13

2023/01/22長野場所(ソノーレ)スタート近づいてるのでひたすら地味に勉強。特になにもなし。ドラマとスコアだけ。「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」#13 #14見る。全16話なのでもうすぐ終わってしまう。さみしー。13と14はハンバダのミョンソクのチームの済州島出張とゆーか小旅行的な回。当然のようにヒゲ社長とグラミも同行するのが笑える。なので、楽しい要素も多いが、いろんなことも起こる。韓国のお寺、いろいろ興味深い。お寺の食事もいい感じだ。もちろん精進料理なんだろうけど、すっごく良さそうだ。ここにククスの話も絡んできたりして、旨そうで腹の減るニ回。人が沢山来ないようにするために拝観料を徴収するってゆー和尚さんの台詞が凄い(お寺と周囲の環境を守るには人来ないのが一番)。たしかにそーゆー考え方もアリだよな…この和尚さんよかった。いい役者さんだな。ジュノとヨンウの恋にはまた問題が…。障害者であるヨンウは基本的に世話してもらうことの多い自分が果たしてジュノを幸せにしてあげられるのかどうか悩んでしまう。これは障害者と健常者のカップルに起こりがちなジレンマで、おれ的にも身につまされる問題だったりする(-_-;)。この二人なら乗り越えられるだろうけど…ミョンソクの病気についてアスペ的空気読まない発言を繰り返すヨンウだが、それでも人一倍ミョンソクを心配してるのが伝わってきて超かわいい(´∀`*)クォンとスヨンの急接近に驚く。時代劇チャンネルドラマ「必殺仕掛人」(1972)#1「仕掛けて仕損じなし」と#2「暗闘仕掛人殺し」を録画で見る。深作欣二監督やっぱり凄いなー。めっちゃ素晴らしい。緒形拳さん、林与一さん、山村聡さんさんの三人組が圧巻。やっぱり仕掛け人/仕事人はおれ的には緒形拳さん山崎努さん藤田まことさんが屈指の3人だと思うなー。元締めはやっぱり山村聰さんがいちばんしっくりくる。室田日出男さん、野川由美子さんが素晴らしすぎる。悪役も室田日出男さん、遠藤辰夫さんなど東映的なテッパンで👍。中村玉緒さんかわいい。野川由美子さんが本当に素敵なんだよなー。野川さんが確立したこのキャラが鮎川いずみさんまで引き継がれていったとゆーことなのかな。たぶん。
2023/02/12

2023/01/21昼メシ業務スーパーの乾麺の刀削麺でタンメン風に作る。城定秀夫監督「恋のいばら」(2023)観る。公開を心待ちにしていた作品!とてもおもしろかった。何重にも底がある感じの作品でスリリング。押入れ的な要素覗き見的な要素など城定監督お得意の感覚のオンパレードでおれは楽しかった。何重にも底がある感じ。それがラストに向かってどんどんまとまってくるところもまたザ・城定監督で良いなあ。それにしても玉城ティナちゃんと松本穂香ちゃんのコンビに城定監督って、最高すぎる組み合わせ!ティナちゃんと穂香ちゃんがいい感じのバディになってくるのがよかった。ドタバタ、アタフタ感も楽しい。それにしてもティナちゃんのやばい美しさ✨穂香ちゃんのふわっと不思議な感覚も素敵だ👍脚本で「愛がなんだ」の澤井香織さんが参加していることにも興味を惹かれていた。「欲しがり奈々ちゃん」は首藤さんの脚本だったし、ここんとこ城定監督は女性と組むことが多いなー。逆に安川有果監督の作品に城定監督が脚本で参加するとか…。更に今泉監督やいまおかしんじ監督とタッグを組むとか、最近の城定監督の活動は意欲的で超刺激的だ。この忙しい中でチャレンジし続けて作品の幅を拡げていくところ、尊敬です。白川和子さんの使い方が最高だった。白川さん、素晴らし。ティナちゃんと穂香ちゃんと白川さんのほわんとしたスリーショットの感じが多幸感とゆーか好きだったな。集めてくるガラクタがカタチになるのが本当に素敵だと思う。リベンジポルノとか重くなりそうな要素もありつつ軽やかなエンタテインメントになってるところがよかった。夕メシボルシチスープ鶏むね肉ハーブ焼き家内作NHK ETV特集「オモニの島 わたしの故郷 〜映画監督・ヤンヨンヒ〜」録画で見る。おれはヤンヨンヒ監督作品のファンなのでこのドキュメンタリーは見逃すわけにはいかない。いい番組だった。これで一層ディアピョンヤンなど過去作のリマスターにお金が集まるといいなあと思う。
2023/02/09

2023/01/20芸術館ランチタイムコンサート。久保亮太くんめっちゃ素晴らしかった。耳のご馳走。プーランク中心のプログラム。プーランク/主題と変奏ドビュッシー/亜麻色の髪の乙女プーランク/ナゼルの夜プーランク/夜想曲ハ長調引き続き千石劇場武石浩明監督「人生クライマー 山野井泰史と垂直の世界 完全版」(2023)素晴らしい作品。観てよかった!凄まじい。ひたすら圧倒された。山野井さんご本人も仰っている通りとにかく「クレイジー」のひと言に尽きる(山野井さんの奥様もまたクレイジーで魅力的な方)。ただ唖然・呆然とするばかりだった。そして山野井さんの人間的な魅力にも引き込まれる。壮絶なチャレンジには臆病さと人一倍の慎重さが必要だとゆーのは至言だ。途方もないスケールと細心の慎重さ(臆病さ)が同居しているところがすごいなーと思う。8000メートル級になるともう空の色が全然違う。青が異常に深い。やっぱり宇宙に近づいているってことなのかなー。人力で昇れる高さの限界…ナレーションは岡田准一さん👍奥様が凍傷で指を失った手で器用に作る餃子が実に旨そうだった✨ご夫妻の庭の菜園もいい感じだ。こーゆー繊細な日常と800メートル級の山の絶壁との落差がやっぱりすごいんだよなー。そして生と死の距離の近さ。夕メシ。かつやのテイクアウトで簡単に。
2023/02/09

2023/01/18三浦大輔監督「そして僕は途方に暮れる」(2023)おもろい。とてもよかった。かなりシビアな内容だけど、重くなり過ぎないのが素敵。これは舞台版を観てみたいなー。藤ヶ谷太輔くんあっぱれなクズ男っぶり👍。でも藤ヶ谷くんがどんなにあっぱれでもやっぱり豊川悦司さんのクズっぷりにはちょい及ばない感((;゚Д゚)豊川さん、すごすぎ。カップそばを食いたくなる(^_^;)あっちゃん、超素晴らしい!「そばかす」も楽しみ。中尾明慶さんが驚くほどよかった。そういえば中尾さんは「First Love」もすごくよかったっけ。基本的にいつも怒っている香里奈さん、魅力的。原田美枝子さん、不気味さと可愛さの共存。素晴らしい。昼、シーフードパスタつくる。ほとんど包丁使わずできちゃう。シーフードは冷凍だしイタリアンパセリや唐辛子はハサミ使えばいいし、ニンニクは業務スーパーの刻みニンニク使ったから。簡単。夕メシ。白菜豆乳スープ、パン白菜甘くてうまい
2023/02/06

バレエ・リュス・ピアノ・チクルスvol12023年2月25日 長野市竹風堂大門ホール14時開演みなさまぜひご来場下さいピアノ:久保力輝ボロディン:[だったん人の踊り]ウェーバー:舞踏への勧誘[薔薇の精]ショパン[レ・シルフィード]軍隊ポロネーズOp40-1、夜想曲O.15-1、マズルカOp.50-3、ワルツOp.64-2、タランテラOp.43(独奏)チケット:前売3500円/当日4000円 6回通し券15000円販売期間12/25〜2/24 プレイガイド:ヒオキ楽器本店シャコンヌ、美鈴楽器ライフ店、長野市芸術館チケットセンターお問い合わせ&チケットご予約:ピアノチクルス長野メールpianozyklusnagano@y-mobile.ne.jpTEL: 070-6477-2702ピアノチクルス長野 HPhttps://pianozyklus-nagano.amebaownd.com/当日は生配信もあります。アーカイブは二週間視聴可能ですhttps://twitcasting.tv/_a_kato/shopcart/215719
2023/02/06

2023/01/17昼、オートミール、クッパ風で。夕メシキムチ鍋とり野菜味噌のアレンジでとり野菜みそ まつや とり野菜味噌 とり野菜 味噌 鍋の素 鍋スープ 200g 3つセットリアタイでTBS「夕暮れに、手をつなぐ」#1見る。すずちゃんと永瀬廉くんだから見てみた。すずちゃん、かわいい&美しい。永瀬廉くん、やっぱりきれいな男の子だなー。眼福カップル。逃げ恥みたいなエンディングのダンスも楽しい。松本若菜さん出てるのもおれ的にはツボ。最後まで見られるかどうか…様子見
2023/02/06

2023/01/19瀬々敬久「痴漢電車いけない妻たち」(1992)配信でみる。凄い。ヘビー級なピンク。電車で始まって電車で終わる作品。伊藤猛さん演じる元自衛官の男が故郷の北の町に戻ってくる。男は仲間たちと決起を計画しているようだ。こーゆー設定は佐野和宏監督の「Don't Let It Bring You Down 」にちょっと通じるものがある。岸加奈子さんと佐野和宏さんも出てるし…。この作品の感覚が90年代の瀬々敬久監の個性的な名作群(迦楼羅の夢、夜啼く蝉、雷魚、じゃぱんすけなどなど)にダイレクトにつながっていくのかなあ…と思う。荒涼たる北の港町の猫写が圧巻。常に海鳴りと風の音が低くゴォーっと鳴っているような感じ(鳴ってないけど...そんな風に感じさせる)。瀬々敬監督のロケハンの能力ってゆーか嗅覚、凄すぎ。それにしてもめっちゃ寒そうでやばい。訛りも効果的。伊藤猛さんシブい&かっこいい。岸加奈子さんと伊藤さんの組み合わせ👍この作品の岸さん、めっちゃいい!外波山文明さん出ててうれしや。詩的で文学的な作品。オリジナルのタイトルは「わたくしの汽車は北へ走ってゐるはずなのにここではみなみへかけてゐる」これは宮沢賢治らしいっすね。昼、オートミール炒飯夜、麻婆豆腐
2023/02/04

2023/01/16「ウ・ヨンウ弁護士は天才肌」#11 #12ブラインド越しのシーン、かわいいなー。ロマンチック✨#11は宝くじの山分けの話#12はリストラの話。不当解雇と女性差別問題。「海街チャチャチャ」のイ・ボンリョンが女性たちの味方の弁護士役で出てる。彼女の演じるリュ弁護士、いい先生だー。チョン弁護士の体調、心配…。心配性な上に働き過ぎでいい人すぎる。そりゃ身体も壊しそうだ…クォン。本当に困ったやつ。ヨンスの恋もいろいろありつつ進展してる。ヨンウの場合はどこからが「付き合っている」のかわかりにくいだろうから、「今日から付き合いましょう」みたいな覚書とゆーか簡単な契約書なんかを、取り交わすとかしたほうがいいのかもなー。昼、カムジャミョン喰うじゃがいもラーメン 100g ×4袋 日本版 ガムジャ麺 カムジャ麺 農心 韓国ラーメンとりあえずレクチャー作業は中断。長野場所スタートにむけてスコアのことだけやってる。まだ時間あるのになぜか自分に余裕がないのが困る。いったい何を心配しているのか…。
2023/02/04

2023/01/15午前長野高校管弦ほとんど弦合奏。Griegホルベルク。コロナ以後なんだかGriegに縁がある。名古屋でもやったし。ノルウェーの2つの旋律ってのもやった(超名曲!)。ホルベルクはおれのルーツ的な音楽。これを高校生とやってるってのが感慨深い。「弦合奏」を定期演奏会のプログラムとしてちゃんとステージに乗せるのは珍しいこと。どうにかいい感じにしたいと思ってる。初回だし時間かけて丁寧にやる。オケよりずっと時間かかる。どんどんよくなる。初心者からスタートした子が主体のアンサンブルとしてはすごくいい方向でまとまっていきそう。実際彼らの伸び率はなかなかすごいのだ。よくこんなに向上したなと思う。ここまでよくがんばったんだなあ。最後少しだけBeethovenめっちゃ疲れた。帰宅して昼メシオートミール雑炊。角煮のせてコンビニの角煮が旨くてすごい&ビールサトウトシキ監督「悶絶本番 ぶちこむ」(1995)とてもおもしろい。配信で観る。Gyaoが終わってしまう今頃になって、観たかったピンク作品をいろいろ発見したのでできる限り観ておきたい。古くて小さい印刷工場の感じが素晴らしい。この工場関連の古風な屋内の、シーンが👍坂のある街並み、ダム湖が印象的だった。この作品の脚本は小林政広さんではなく福間健二さん。トシキ監督といえば小林さんとゆーイメージ強いから意外で新鮮だった。あ、そういえば「手錠」もいまおか監督だったな(大好きな作品!)。田中要次さんの役が詩人ってのが福間さん的かも。詩人でありながら建築士って設定はなんとな監督っぽいかな。福間さんの詩的感覚をトシキ監督独特のクールな距離感で映像化してゆくのが良い。原題は「Like a Rolling Stone」配信は甘い痺れってタイトルだったかな。笑わない女=葉月螢さんの圧巻。この淡々とした感覚がまさにトシキ監督的。超素敵だ。古風な感覚の青春映画。70年代の無為な青春。この作品ではトシキ監督的な容赦ない強烈な暴力が発動されることもなく(殴り合いは一応あるがそれほど強烈ではない)、やるせない青春がだらだらと続いてゆく。関西弁の吉行由実さんの演技が新鮮。この作品ではからみもがっつりこなす。あまりもので簡単に夕メシ。
2023/02/01

2023/01/12舞いあがれお母さん工場続ける決心(°_°)病院。リハビリと定例診察。体幹緩める必要ありとのこと。実家で作業。寒過ぎ。2023/01/13舞いあがれ舞ちゃん柏木と別れる。瀬々敬久監督「未亡人 初七日の悶え」(1993)配信で観る。ずっと観たかった作品。配信で観られることを知ってあわてて観た。めっちゃおもしろい。素晴らしい作品。傑作だ。観ることができてホントによかった佐野和宏さん、ノリのいい演技が最高。下元史朗さんの足の悪い用心棒も素晴らしい。ちょっと大正浪漫っぽい趣。小林節彦さん👍。外波山文明さんの出演も、うれしい。浅草を舞台にした下町人情コメディ。「浅草の映画」としてもこれは秀逸な作品じゃないかな。ハッと、するような浅草の美しいショットが連続する。90年代初頭の浅草。これはもちろん資料的な価値も高いだろう。生臭坊主が惚れた未亡人を身体張って守ってゆくとゆー物語。インタビュー読むと「河内山宗俊」のフォーマットを下敷きにしているようだ。このノリは「山中貞雄の河内山宗俊」とゆーよりはむしろ「天保六花撰」と言った方がいいかもしれない。今の瀬々監督の重厚な作風からはちょっと想像もつかないような軽快で楽しい映画だけどこれが実にいいのだ。でもそーゆー中でも関東大震災のときの壊滅状態の浅草の写真を使ったり、社会問題への目配せがあったり、ラストでカタストロフを暗示したりとか、やっぱり瀬々監督らしい感じもあったりする。こーゆー戯作的で時代劇っぽい感じは瀬々監督が脚本を書いた深町章監督の「ニッポンの猥褻」(1993)も同様だった。また、この作品のファンキーでアナーキーな感覚は「アナーキー・イン・じゃぱんすけ」や「菊とギロチン」にも繋がってる。オリジナルのタイトルは「坊さんが屁をこいた」例によって配信のタイトルもまたちょっと違っていた。ピンクあるある。オリジナルのタイトルで統一されていけばいいな と思う。昼、はなまるでうどんかけ(小)、ちくわ天といか天実家レッスン夕メシ、鯉のカレー鯉のカレーは初めて作った。超濃厚なカレーになる。骨多くてめちゃ食べにくいが旨いスパイスは鯉の臭みとかクセも取れる。印度すごい。2023/01/14実家作業昼、スパゲティ。ブロッコリ、ベーコン夕メシ揚げ春巻き生春巻きの皮でやるとベトナム風になるおもろい。うまい。
2023/02/01
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