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今日は代々木公園で、親子でネイチャーゲームをしました。天気にも恵まれ、桜が3分咲きの公園でほぼ1日、身近な自然と遊びました。いつも感じることなのですが、子どもの遊ぶパワーは本当にすごいですね。すべてが遊びで、遊びの中に大切なものが全部つまっているような気がします。彼らの目線は大人とは違っていて、宝探しなんかをやると実に面白いものを見つけてきます。中でも「何か音のするもの」というお題では木と木と叩いたり、笹を振り回してビュンビュンいわせたり、枝を折ってパキッとやったり、何か考えるのではなくて思いつきでいろいろやってくれます。そういう姿を見ていると、こっちも妙に楽しくなってしまってすっかり子どものころに戻ってしまいます。参加されたお父さん、お母さんたちも、自然の中で遊ぶうちに自分の中の子どもに出会って、遊び心がムクムクと顔を出してきたようです。最後には夕日に照らされて、みんな子どもの笑顔になっていました。参加者のお一人から、家に帰ってからもお子さんが「ゲームやろう」といってゴミ箱の中からいろいろと探してきて遊んでいます、というかわいくて嬉しいメールをいただきました。思わず、「また遊ぼうね!」と声をかけたくなりました。
2006年03月26日
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今日、久しぶりに代々木公園を歩きました。昨日春分の日に、東京では桜の開花宣言が出されていたので、楽しみにして出かけました。やはり桜の木々のつぼみはどの木も今にも開きそうに膨らんでいました。咲いている木はないかな、と歩きまわりながら、ようやく花を開いている木を見つけました。いったいいくつあるのかと思うほどのつぼみの中でその一輪だけが開いていました。なんだか、あたりの様子をそーっと窺うような雰囲気もあり、なんともかわいらしい花でした。花に近づいて匂いを嗅いでみると、懐かしい春の甘い香りがしました。平日だったので人も少ない公園で、保育園の子どもでなのでしょうか、6、7人の子どもたちが嬉しそうに自転車に乗って走っていきました。なんだか危なっかしいその姿と、咲き始めたばかりの桜の花が重なって、なんだかとても嬉しい気分になりました。鳥の羽ばたきの音がして空を仰ぐと、20羽ぐらいのハトが公園の空を楽しそうに旋回していきました。耳を澄ませば、カラスやシジュウカラやスズメの声が近くから遠くから聞こえてきます。どの声もどこか嬉しそうです。週末はきっと花見の人で大賑わいになるのでしょう。公園の木々は静かに心の準備をしているようでした。
2006年03月22日
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今日は娘の卒園式でした。別に私が卒園するわけではないのですが、息子に続き6年間お世話になった幼稚園なので、園庭の河津桜とももうお別れかぁ、と思うと、なんだかさびしい気持になってしまいました。卒園式では、やはり思わず泣いてしまいました。お父さんたちの中で大泣きしていたのは私だけだったらしく、後からお友達のお母さんに冷やかされました。いろいろな思いがこみ上げてきたのですが、なんといっても、子どもたちの可能性に満ちた姿は見ているだけで感動ものでした。入園式の時には、泣いてしまったり、席にじっと座っていられなかった子供たちが、胸を張って立派に歩く姿や声を張り上げて歌う声に、これからの無限の可能性を感じて、涙が止まりませんでした。そして、心から拍手を贈りました。そして、お世話になった先生方がわが子のような目で子どもたちを見守る姿と涙を流しながら、子どもの名前を呼ぶ声に、心から「ありがとうございます」という感謝の気持が湧いてきました。そこには120人の子どもと、親をはじめとした家族、幼稚園の先生方がいたのですが、私にはそこがどこか大きな家族のようにも感じられました。そして、こんな風に子どもたちをみんなで育くんでいくことが当たり前になったら、どんなにかいいだろう、と思わずにはいられませんでした。ファミリーツリーでの活動も、家族の形にとらわれることなく、血のつながりも超えて、人が人に関わりあって育まれていく、そんな場をファミリーととらえて応援していきたいと、あらためて強く感じた卒園式でした。
2006年03月16日
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とうとう、見つけました。私が通いたい、私だけの秘密の場所(サイト)を。以前から、身近な場所に、自然を感じられるサイト(場所)を持ちたいと、ずっと思っていて、探していたのです。そして、今日ふと思いたち、近くの気になっていたあたりを歩いていると、いつもは入っていかなかったところが呼んでいるような気がして、誘われるように入っていったのです。そこは、周囲の喧騒からは信じられないくらい静かな場所でした。小高い丘に上にぽっかり空いた空間には、いろいろな木々が立ち並び、爽やかな春の風が吹いていました。感動のあまり、呆然と立ち尽くしていると、一羽のカラスがやってきて、私から数メートルのところに降りました。カラスは私のことなど気にしていないようで、木をつついたり、地面を掘ったりして遊んでいます。ワイドアングルビジョンで、視線を向けないように注意しながら、しばらくそのカラスとの時間を楽しみました。言葉はもちろん通じていないのですが、たしかにそこには、私とカラスだけがいて、その場所を共有していたのです。私にはそれがなんとも嬉しくて、カラスが飛び去ったあとも切り株に座り、長い間風に吹かれていました。きっとこれからよく通う場所になることでしょう。身近なところに自然と深く触れ合う場所を持つことは私にはとても大切なことのように思えます。この場所との出会いに感謝したいと思います。
2006年03月15日
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日本に四季があって本当によかったと感じます。季節の移りゆく中で、体と心が変わっていくのを感じます。最近になって、4つの季節に加えて、日本人が昔から感じてきた季節の移ろいを示した二十四節気を意識することが多くなりました。約2週間ごとの季節の変化が、美しい言葉で表現されています。3月6日~20日は「啓蟄(けいちつ)」です。この言葉を初めて聞いたのは、たしか小学校4年のときだったと思います。先生が、土の中から虫や蛙などが春になったのを喜んで出てくるんだ、というようなことを話してくれました。子どもの頃から虫好きだった私は、なんだか妙にワクワクしてしまって、帰りのあぜ道で、虫がいないかと夢中で探してまわったのを覚えています。今日、ふとそのことを思い出し、道々に虫の動きを探してみました。残念ながら、まだ虫たちの姿を見ることはできませんでしたが、すずめ達がとても楽しそうにさえずっている声が聞けました。暖かな風を感じながら、心踊るような気持ちになりました。この時期は何か新しいことが始まる季節でもあります。昨日は名古屋で初めての勉強会をさせていただき、たくさんの方々との嬉しい出会いがありました。ファミリーツリーの活動を紹介させていただくことでお一人お一人の中に何かが芽生え、新しい動きにつながっていったらこんなに嬉しいことはありません。皆さんには、どんな動きが始まっていますか?
2006年03月08日
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昨日、娘の幼稚園で、お茶会がありました。年長になると、1年かけてお茶の作法を教えてもらい、この時期に親が子どもからお茶をいただく会があるのです。息子のときは仕事でいけなかったので、今回は、と楽しみしていました。会場は幼稚園のホールで、赤い敷物にお客様扱いの親は座り、その前の畳に子どもが座ります。子どもたちは一人づつ、「おさきに」、「どうぞ」と一人づつ声をかけあって、親の前まで歩いてきます。娘が私の前に正座し、お互いに正座して顔を見ました。娘はちょっと緊張気味の顔でしたが、嬉しそうです。私も思わず嬉しくなってニコニコしてしまいました。茶道の先生の合図とともに、子どもたちは、一生懸命に作法の通りにお茶を振舞ってくれました。お菓子をいただき、子どもたちがお茶を点てているときに、先生がこう言われました。「お母さん、お父さん、目の前のお子様をよくごらんください。 ついこの間まで赤ちゃんだったお子さんが、今は目の前でお茶を たててくれるまでに成長しました。 どうぞ、その姿をよくご覧になり、そして今日は お子さんがここまで育ってくれたことに感謝されてはいかがでしょうか。 ふだんは子どもを育てるということで、子どもが親に感謝する ことが当たり前に感じられるかもしれませんが、 当たり前のように大きくなってくれた子どもに対して、 あらためて感謝の心を向けてみるのも、素晴らしいことだと思う のです。」娘や他のこどもたちの姿を見て、本当にその通りだなぁ、と思いました。子どもが育つことはあまりに当たり前で、そこについつい感謝する気持を置き忘れてしまいがちです。でも、その当たり前に育っている子どもから、日々どれだけ多くのものを与えてもらっているでしょうか。毎朝、元気に「おはよう」と言ってくれる子どもたち。元気に幼稚園や学校に出かけていく子どもたち。お腹が空いたといって騒いでいる子どもたち。けんかして泣いている子どもたち。スヤスヤと寝ている子どもたち。どれも子どもがいてくれなかったら、体験できないことばかりです。そして、そういうことの中から、たくさんの感動や元気を気づかずにもらっています。子どもだけではないのかも知れません。妻や親や兄弟や親戚や、同僚や地域の人たち、私に関わってくれるすべての人たちとの間にある、当たり前のことへの感謝の気持ちを思い出させてくれた、お茶会でした。
2006年03月05日
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