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2003.12.18
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カテゴリ: テレビ
【追記】

開催期間の半分が終わった、chappiさん炸裂企画「楽天広場年忘れプチコスプレ劇場」、私も毎日なんとか演技を続けております。
ここまでネット上に恥を晒すことになろうとは思いませんでした。
もうヤケです。
なんでもやっちゃいます。

まだご覧になっていない方、私の演じた「私のお気に入り」はこんなものです。



この画像だけで何を演じているのかわかった方、あなたそれはまずいかもしれません。

私のは最低線でありまして、他の方々はもっとぶっとんでいます。


はい、しつこく宣伝、プチコスプレ会場。
http://goodmusic.ddo.jp/~chappi/index.cgi

ところで、このイベントの副産物として「夜泣きじじい」なるハンドルがある。
どうもこれがしっくりくる。

「幻泉館主人」って、偉そうなんだよね。
呼びかける時も困るみたい。
ちょっと長いし、切って「御主人さん」もなんだかな。
らいばあさんが編み出した「幻ちゃん」は悪くないけど、どうもいじめられキャラらしい。
やだ、いぢめないで。

今リアルパースンが呼ばれてる「★☆やん」でもいいんだけどさ、一応本名出してないんで、あまり好ましくない。
本人は子泣きじじいみたいなものだし、昔の歌聴いて泣いてる「夜泣きじじい」、いい感じ。
略称「じじい」も、なかなかいいじゃん。




漠然とした危機感を抱いていたようです。
日本よ、日本人よ、いつからお前はそんなに偉くなったんだ?

【2003年8月7日付日録】
[大きくおなり 優しくおなり]

ウィッシュというその昔のフォーク・デュオのベスト盤を買う。

午前1時から始まるオールナイトニッポン。
それを聴く前に30分、仕方なく聴き流していた番組が「コッキーポップ」だった。
なんだろうな、あの臭さは。

それでも、今聴くとちょっとほろっとくる曲もある。
谷山浩子さんの「カントリー・ガール」なんかそうかな。
ウィッシュは「お葬式」という曲が有名なのだが、「六月の子守唄」、より正確にはその一節だけが妙に心に残っているのだ。

 ♪ 大きくおなり 優しくおなり

ひたすら子供に優しくなれと祈る。
きっと私も、そんな子育てをしてみたかったのだと思う。
優しいひとになりたかったし、優しいひとを求めていたし、優しいひとを育てたかった。
これからだと子供が成人するまで面倒を見てやることができないから、もう私が子供を作ることはないだろう。
それだけがこの世に、心残りかな。

優しくおなり。
松下竜一さんの『豆腐屋の四季』に、似たような言葉が出てくる。
今手元にないので曖昧なのだが、幼い日の竜一さんが、自分の片目に星が入っていて見えないことで、母親をなじる。
お母さんは、空の星が流れて竜一さんの目に入ったという話をする。
そしてただただ優しかれ、優しくなれと竜一さんを育てるのである。

自費出版だった『豆腐屋の四季』が講談社から出版されてベストセラーになるのが1969年。
緒方挙主演のテレビドラマを毎週見たものだった。
少し調子のいい弟役を林隆三さんが演じていた。
貧しくとも誠実に生きる主人公の姿に、日本中が共感できた時代だったのだ。

その少し前から東芝日曜劇場で時々やっていたシリーズに「天国の父ちゃんこんにちは」というのがあった。
森光子さんが演じる「日比野さん」が、「こんちわ~、パンツ屋です!」と、行商をして松山省二さん、二木てるみさんといった子供たちを育てる話。
話がビンボです。
泣けるんです。
最後に森光子さんが、今は亡き「父ちゃん」がプロポーズした時の言葉を朗読するのがお約束。

> 貧しいから
> あなたにあげられるものといったら、
> さわやかな五月の若葉と、
> 精一杯愛する心だけです。
> でも、結婚してくれますか。

うろ覚えなので、少し違うかもしれない。
今思うと、貧しいけれど、ではない。
貧しいから、愛と優しさに満ちていたのだ。

いま、優しく生きることは困難だと思う。
目をつぶって、耳をふさいでいるのは、それは優しくなんてない。
見るべきものを見て、聞くべきことを聞いて、怒るべきことを怒り、そしてなおかつ優しく生きたい。


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Last updated  2004.11.02 00:34:21
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