時空の流離人(さすらいびと) (風と雲の郷本館)

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December 9, 2007
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「グリコ・森永事件」 と呼ばれる事件が起こった。江崎グリコの社長が誘拐されたのを皮切りに、スーパーに毒入り菓子が置かれるなど、世間を騒がせた。1984年(昭和59)の3月から始まった事件であり、既に20年以上の歳月が経過している。未だに未解決の事件であり、2000年(平成12)の2月に時効が成立している。

 内田康夫の 「白鳥殺人事件」 (徳間書店他)は、この「グリコ・森永事件」をヒントに書かれた、浅見光彦シリーズの旅情ミステリーである。

 光彦は、菓子業界の業界紙社長からの依頼で、取材旅行に出かけたが、新潟県新津市のホテルで殺される。ダイイングメッセージは、 「白鳥の」 。光彦は、事件を調べ始めるが、そこには、「毒入り菓子、企業恐喝事件」の影が・・・

 笑ったのは、光彦の次の台詞。

「しかし、それはあくまで可能性というだけのことで、ご都合主義の推理小説ならそれで済むかもしれないが、完全犯罪を企もうとする人間にとっては、可能性だけではだめなのです。」

「内田センセ、あんたが言うか!」

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「白鳥殺人事件」(内田康夫)



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Last updated  December 9, 2007 09:40:46 AM コメント(4) | コメントを書く
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