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2018.07.30

野球における捕手の一考察

テーマ： ★つ・ぶ・や・き★(566350)

カテゴリ：野球

このタイトルは、私の好きだった巨人の山倉捕手の早大の卒論のタイトル。なので、もしかしたら以前にも使ったことがあるかもしれない(忘れた^^:)。

ここ3試合ほど、スタメンに復帰しているが、約1ヶ月ほとんど「干されていた」小林。使われない理由について「打てない」「配球が悪い」「カープに配球が読まれている」「誰が捕手でも打たれるならこっちも打たなきゃならないから打てる捕手を使う」「小林は首脳陣の指示に従わない配球をした」「痔の再発」「交流戦明けの練習に大幅遅刻」「橋本到とともにストレッチをサボって松茸の天ぷらを我先に食べた」etc。

痔は大丈夫そう。遅刻がいけないならすぐに謹慎なり抹消なり罰を与えてあとはフラットにすべきだし、松茸は今更(しかし、ズムサタでバレたのが心配。・・・あれでクビになって今選手生命が消えようとしてる人もいるし)

「誰が捕手でも打たれるならこっちも打たなきゃならないから打てる捕手を使う」のなら、宇佐見や大城が出て打たれれば打たれるほど小林の出番がなくなるという矛盾。で、それに気づかない首脳陣

←笑い事じゃないが、きっと気づかない。

さて、今回小林が3試合出て、(ど)のノーヒットノーランはともかく、あとの2試合、「ほら、やっぱり小林の配球が！！！！！」

)

まあ、全盛時のぐっさんについては、球種も知ってるし、上に書いたことはほとんど頭に入ってるし、大体一、二球見ればその日の調子も分かったし、たまにしんのすけでない捕手が外ばっかり構えてると「インコース行かんかい！・・・ああ、もう遅いわ」とかね。
今のぐっさんは知りません。全く投球を見る機会がないし、今の持ち球で打者をどうやって打ち取るか、多分確立されてない。もしそれを完璧にやれる捕手がいるのならずっと組んで欲しいくらい。

と、このくらい自分でもよく知ってる投手なら、不本意な配球で打たれたら、捕手の配球にも文句も出る。しかし、ほぼ、そんなに知らない笑。大体、接戦で終盤に入ってきたら、もう「打たれないか」ばっかり怖くて何投げるかなんて見る（考える）余裕もない人がほとんどよ、ファンは

山倉さんがまだ正捕手になりたての頃、他の捕手が出て打たれると私はよく「捕手のリードが悪い！！」と一刀両断していた。実際、山倉さんが怪我で離脱して他の捕手がずっと出て負けが込んでどうにもならなくなった時、その捕手の奥さんが山倉さんちに泣きながら電話してきて「早く帰ってきて主人を助けてください

」と言ったそうだ。・・・負ける、叩かれるでその捕手相当病んでたんだろう。良かったね、SNSとかない時代で。今の野球選手はほんとに可哀想だと思うもの。

私の言う「リードが悪い」は、何の根拠もなかった。ただ、野球をよく知らない子供の戯言である。多分、今も捕手の配球云々で騒いでる人の多くはこのレベルだと思う。これに加えて、当時はあまり(全然？)なかった「ゲーム脳」というもので野球を見る人が増加し、生身の人間がやってるということを忘れてゲーム進行通りにやれない人たちを叩く。

小林の辛いところは、フロントが御用新聞をフィルターにして小林を叩いているところか。「あの時石川(ロッテ)のくじが当たっていたらと悔やまれる」みたいなことを、デリカシーなく書いていたことがある、報知。大体、見てるだけの人間には、そのとき投げてる投手の各球種の良し悪し、相手打者の「何を狙ってるか」の雰囲気、そういうのはわからない。だから、見てるだけで「あそこでこれを投げさせるのは間違っている」って断言できるのってすごいと思うよ（棒）。私がもし、もうちょっと影響力の強いブロガーだったら、ちょっと怖くて書けないわ、そういうのは。何も考えてない、野球もよく知らない人間が大勢、何も考えずに影響されて、変な世論を作りかねない。

昨日も書いたけど、野球は結局のところ我々には「娯楽」なんだから、あんまり配球のことなど考えずに沖楽に試合を見たい。・・・まあ、沖楽に見ようと思ってるのに怒らせる人がいたりしてあんまり楽しめないんだけど