2005年12月12日
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わたくしごとですが、12月12日は※§回目の誕生日です(あら、字が化け

き、めいめいに尾頭付きの鯛の塩焼きが付いて、大根なますも恒例でした。子
どもだと、なかなか鯛1匹は食べきれないのですが、「箸さえつければよい」
と言って、大人はニコニコしています。子どもが残した分はどうなるのか……
それは翌日には「鯛のおつい」になって、大人たちが食べてしまうのでした。

おつい(おつゆ=汁物)は、鯛のあらと長ねぎだけを具にして、薄い醤油味で
作りますが、もともとが塩焼きの鯛なので、ひれなどには焼くときの化粧塩も
残っているはずです。だからあまり醤油は濃くしません。大きな鍋に何人分も

いっぱい出てきます。これをラーメン鉢などによそって、汁も楽しみ、骨など
に残った食べ残しの身もせせるのです。目玉の周りが好きな人もいました。

昨今では、わが家は鯛のあらを買ってきて、少し焦げるほどに魚焼き器で焼い
て、ねぎとともに「おつい」にします。近頃は養殖鯛に何を食わせているのか、
焼きが浅いと鍋が油で覆われるほどギトギトしますので、焼くときに適度に油
を落とします(ときどき身ごと燃えたりします)。焦げによる香ばしさも味の
うちです。長ねぎは斜めに切ったりせず、筒切りで大量にぶち込んでください。
鯛のうまみを(うろこに気をつけて)最後の1滴まで飲み尽くしましょう!





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最終更新日  2005年12月12日 00時54分54秒
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