勝利の女神 ほほえみ日記

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2005年11月25日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
たびたびブログにはご登場していただいている のお話です(^^)


稲葉統也(もとなり)さんは、盲目の柔道家なのです。

2000年シドニーパラリンピック90キロ以下級 5位入賞
1999年フェスピックアジア大会(極東南太平洋身体障害者スポーツ大会)90キロ以下級 銅メダル
2002年フェスピックアジア大会(極東南太平洋身体障害者スポーツ大会)73キロ以下級 銀メダル

視覚障害者柔道の第一人者として、他にも、数々の記録、経歴をお持ちです。

いや、ほんとに、書ききれないくらい・・・

国体でも、障害者大会開催初年から静岡県代表として
ハンドボール投げと砲丸投げに5年連続で出場し、今年で2冠5連覇。
*国体障害者大会には柔道はないのです。


更には、一部での出場は最後の挑戦の今年、
最年長で、自らの記録を塗り替え、大会新記録で優勝されました。


競技の記録、実績もさることながら、その人間性の素晴らしさに

ボクシングの川嶋勝重選手 におかれては
稲葉さんとの出会いが、世界チャンピオンへの最後の一押しになったといっても過言ではなく

底抜けに明るく、楽しく、強く、正しく、優しい人間性は、お会いするたびに感動します。

そんな稲葉さんが、柔道家として現役最後の試合をされるというお話を聞き
以下のメールをいただきました。

**********************

稲葉です。

さっそくではありますが、

今週末の11月27日(日曜日)、東京都文京区の講道館で
「全日本視覚障害者柔道大会」が開催されます。

私はすでに競技性の柔道を卒業? したのですが、


○きっかけとは…

私の3人の子供達も柔道を習っています。
いろいろな大会に出場しているのですが、いまだに0勝です。
8月の大会では負けて涙していました。
それを見て私の心が動きはじめました。


あげないといけないな!!」と感じたのです。


私は、30歳の頃、突然に視覚障害者となり、悩み落ち込む日々もありました。

何度も死を覚悟しましたが、妻や幼い子供達が3人で私を助けてくれました。
私に生きる希望を平凡な毎日の生活を通して教えてもくれました。

日常生活・家の中での動き・外を歩くこと・電車やバスに乗ること・人々との交流・社会参加 などなど
さらにスポーツまでが私を後押ししてもくれました。

2000年には、シドニーパラリンピック
障害者での最高のスポーツの祭典にも出場させてもいただきました。

それに柔道を通して多くの国際試合で様々な国にいかさせていただき
それぞれの国の文化も学ぶことが出来ました。

タイはバンコク
オーストラリアはシドニー
ブラジルはリオネジャネイド・サンパウロ
イタリアはローマ
カナダはケベック
韓国はプサン

本当に いい思い出となっております。

2004年には、「ギリシャ・パラリンピック」が決定していましたし、
なんといってもオリンピックの発祥の地でもあったことから
もう一度、最高で華やかな舞台に上りたい! を
目指し一生懸命に努力しました。

国内最終選考会にて、決勝戦、5分間の戦いで4分まで私のリード
残り時間の1分に敗れてしまいました。
これが本当の実力の差でした。

1分という時間で、ギリシャが… パラリンピックが…
この試合を最後に競技性の柔道を卒業しました。

それからは楽しむ柔道に変わり
子供達と一緒に練習する柔道になりました。

「あの試合で、子供達が涙するまでは…」

思い起こせば、子供達は
私の柔道の試合を会場で見たことがなかったのです。
今回、試合に見に来ます。

それに、今 子供達には
「勝つ負けるの試合よりも一生懸命に努力して前に向かって行くことを見せてあげ
ないといけない」と感じています。

今・私が身をもって子供達に御礼をさせてもらいます。
どん底から私を救ってくれた子供達に!!


2年ぶりに現役復帰です!!
しかも年齢が39歳!!
練習をしていても2年のブランクはかなり体に負担がかかってきています。

今の現役の選手には 到底勝つことは無理です。
これは決して弱気ではありません。
柔道がどれだけ厳しい世界かを知っているからです。

でも でも 
今回の出場には優勝よりも
どこまで現在の選手達に私が食らいついて苦しめることが出来るかが肝心です。

試合には、一生懸命にイジで立ち向かうつもりです。

勝負の世界ですが、
負けると判っていても出場しなければいけない
試合もあることを今・知ることが出来ました。

男として!
お父さんとして!
カッコ良く 散らせていただきます。

この大会に出場することを決めてからは、ハードに体をしぼってきています。
減量やトレーニングでかなり動きも軽くなってきました。

試合まで後3日・体調もいい感じで仕上がって来ています。
段々と「氣」も上がってきています。

今 やらなければいけないことは全てやっています。
自分の許容範囲限界まで努力しています。

そこで どうしてもお願いがございます。

皆様の「氣」を少しでいいので私に送って下さい。

試合日は
平成17年 11月 27日 です。

宜しくお願いします。

尚、試合の当日
東京の須田さんという立派な方がセコンドに付いてくれることになりました。
誠に感謝しております。


この大会は
私の競技性の柔道としては ファイナル です。



*須田達史さん:
キックボクシング世界チャンピオン小林聡選手のトレーナーであり
K-1WORLD MAX2005世界一決定戦では、
見事!初 の世界王座に輝いたアンディ・サワー選手のセコンドにも付いた方
ご自身もキックボクシングの元日本チャンピオン!
*********************



ご自身でも書かれていらっしゃるとおり、
稲葉さんは、30歳のとき、網膜色素変性症を患い、突然両目の視力を失ってしまいました。

「悲しみではなく、恐怖のあまり涙が出て止まらなかった」
外出も出来ず、三人の子供の将来を思うと不安が込み上げてきた。
そんな時、障害者スポーツの世界があることを知り、中学時代に打ち込んだ柔道を再開し、
同じ障害を持つ仲間としのぎを削った。

「皆大変な一線を越えてきた人たち。『見えないなら努力しろ』と遠慮なく語り合った」

“戦友”を得て、心のリハビリに道が開けた。《2003年11月1日 静岡新聞》


思いもよらない突然の失明、生きて行くことへの計り知れない不安。
そこから、立ち上がってきたのは、家族の応援のおかげ。

『応援してくれる人』のエネルギーと暖かさ、
与えるパワーの大きさを知っている稲葉さんだからこそ
素直に言える、 『応援よろしくお願いします』 なのです。

みなさん!!!

稲葉さんの、最高のチャレンジに、

平成17年 11月 27日 講道館へ

大きな『氣』を送ってください!



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最終更新日  2005年11月25日 12時55分22秒


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