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Q:Skills for Successは、Oxford大学出版から出ている英語のテキストです。Reading & Writing(RW)とListening & Speaking(LS)の2パターン、各5レベル出ていますが、私が利用しているのは、RWのレベル5です。各テキストは生徒用と先生用に分かれており、先生用には、回答とCD-ROMがついています。また、1年間のウェブ教材へのアクセス権も付属しており、こちらのウェブ教材は、テキストで学んだことを簡単にチェックできるクイズ形式で、学習履歴も残ります。どこかの大学で、教科書として使われているのかな・・・と妄想しながら使っています。私が利用しているRWのレベル5は、10のユニットで構成されており、各ユニットに長文が2つあります。各ユニットにはそれぞれテーマがあり、長文はそれぞれ各テーマに沿ったものが選ばれています。長文に出てくる重要語句、長文に関連する質問、関連するエッセイのテーマなどが出題されます。選択肢による問題もありますが、基本的には自由記入が多いので、解答例が掲載されている先生用のテキストを購入しても、余り役に立たないかも、と判断し、生徒用のみを購入しました。問題はどうやって答え合わせをするかです。残念ながら周りにこのテキストを利用している人はいません ^^;そこで、言語学習者が集まるSNSのLang-8で答え合わせをやってみようと思い立ちました。答え合わせをお願いするには、長文の要約や、自分はこう思うけど、これでよいか、なども英語で書く必要があり、それ自体もとてもよい練習になります。答え合わせをLang-8に投稿する関係上、答えをタイピングしておいた方が便利です。そこで、ふと、Evernoteを利用してはどうだろうかと思い立ちました。Evernoteなら、ユニットで利用されている長文のリンクを保存したり、知らない単語の意味調べをしたり、問題の解答を書いたりできます。iPad用のEvernoteアプリ(公式)はそれなりに使いやすく、iPadなので、テキストと一緒に狭い机の上でも利用できます。また、ユニットで利用されている長文はどうやらインターネット上に公開されている文章が多いようで(まだ全部確認していませんが・・)、タイトルや一文で検索すると、簡単に見つかりました。そこで、その文章をChromeで開き、Send to Kindleを使って、Kindle Touchへ転送し、Kindleで読みながら、エッセイで使えそうな文章はHighlightさせています。テキストには、難しい単語がリライトされていたり、不要な箇所を省略したりしていますが、ネット上で全文を読むことにより、その英文への理解度が高まります。Lang-8へ投稿するときは、ネットの記事のリンクを一緒に紹介することで、添削者が添削しやすくなるかなあ・・・と。(読んでもらえてるかどうかは不明ですが ^^;)覚えたい単語はノートのタイトルに単語、本文に意味や例文を書き込み、単語のタグをつけておきます。必要に応じて、単語タグのついた単語を抽出して、iPhoneアプリのEverwordで覚えようと思っています。取り上げられているテーマもおもしろいです。ユニット1はブログでした。ブログは、従来のメディアよりも信頼性があるか、なぜ、人はブログを書くのか・・・。ネットで聞くことのできるクラスルームのディスカッション風景も参考になります。全部をディクテーションするのは、大変なので、要点のみ書き取って、エッセイを書く際の参考意見にしています。こういうテキストは正直いうと、独学には向きません。グループで勉強して、意見を交わすことが前提に作られている教材なので。でも、言語学習者の集まるLang-8を併用することで、一人でも十分このテキストが使える、と思いました。
Aug 17, 2012
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私は基本的に英語を独学しています。わからないことがあったら、まずLang-8で質問しています。Lang-8は言語学習者が集まるSNSで、学習中の言語で投稿すると、その言語を母語にする人からの添削を受けることができるウェブサービスです。添削を受ける代わりに、自分の母語とする学習者がいたら、添削をしてあげます。ギブ・アンド・テイクの、ランゲージ・イクスチェンジです。でも、残念ながら私の日本人の知り合いで、このLang-8のヘビーユーザーはあまりいません。まあ、私のミクロの世界での話ですが ^^;原因の一つは、日本語学習者の少なさと英語学習者の多さが問題でしょう。投稿しても添削してもらえない、ということで、モチベーションが下がり、続かない人が多いようです。そのため、優先的に添削してもらえるようになるプレミアム会員という制度もあります。お金を払えば、添削される可能性がアップし、ノートブックという機能を無制限に利用できるようになります。私は1年数ヶ月前からプレミアムユーザです。添削してもらえないから、というわけではなく、実は、Lang-8という会社を応援したい気持ちでプレミアムユーザになりました。とてもよいシステムなので、ぜひがんばってもらいたい、という気持ちです。私の会費なんかびびたるものでしょうけど ^^;私がLang-8に入ったのは、同じ英語学習者の人に、誘われたからでした。英語を添削してくれる所があるよって。2007年秋頃のことでした。ユーザIDとなる番号は連番で振られており、私は1000番台です。結構初期ユーザだと思います。仲のよいUSのフレンドには100番台の人がいて、彼が言うには、Lang-8のCEOにMixiで声をかけられた、と言っていました。最初、登録したての頃は、投稿しても添削してもらえなかったり、何を書けばいいのかわからなかったり、でした。その後、一念発起し、添削してもらえる工夫を始めました。まずは、フレンドを増やしました。Lang-8上でフレンドになると、フレンドのホームページに自分の投稿した日記が表示されるようになります。つまり、フレンドの数が多ければ多いほど、添削してもらえる確率があがります。フレンドになるためにはフレンド申請をして、相手に承認してもらわなくてはいけません。相手に良い印象を持ってもらうために、申請の際には、簡単な自分の自己紹介と、助けあいましょうみたいなメッセージを送りました。最初は、日本語学習者の英語ネイティブにフレンド申請を送りました。申請を送る前にまず相手の日記の添削をします。その後で、フレンド申請を送るのです。たいていの人は承認してくれました。また、日本語ネイティブの英語学習者のページにもよく訪問しました。丁寧な添削をしている人を見つけて、その人のページへ行き、日本語学習者なら、添削をします。そして、フレンド申請・・・。これをひたすら繰り返します。フレンドでない人から添削してもらったときは、お礼方々フレンド申請を行います。この最初の努力があれば、あとは英語を投稿するだけ。問題はこの努力が楽しいと思えるか、面倒と思ってしまうかで、それがLang-8のヘビーユーザになるか、ならないかの境目なのかなと思います。添削してもらえるようになると、コメントのやり取りも発生するので、格段と投稿が楽しくなります。添削について、批判的な意見もよく目にします。正確でないとか、文法はチェックしてもらえるけど、論文の体裁とか中身はチェックしてもらえないから、とか。まず、前半の正確でないという点について。それって当たり前だと思うんですが ^^; だって、日本人の日本語だって怪しくありません?日本語書けない人多いですよね?私は仕事柄、人の日本語の校正をやっていますが、主語と述語が一致していない文章なんてざらです。ビジネス文書でですよ?それでも、言っている意味はわかります。正しい文章なんて、きちんと校正しなければ、ネイティブでも書けないのです。それでも、コロケーションなどはネイティブに利点があります。おかしいと気づいたら、え?なんで?とコメントで質問すればいいだけですし、それほど否定的になる必要はないと思うのですが・・・。後半の、論文の内容をチェックしてもらえないという点について。ええ?という気がします。それって、日本語でも大変じゃなりませんか?論文の構成は、使用言語以前に、母語できちんと筋を通した上で、書くものであって、論文の中身自体の添削は、言語学習ではなく、その論文専門の学習です。じゃあ、何を投稿するのか、ということになります。Lang-8では、投稿する記事に対する日本語は「日記」になっています。実は私、この「日記」という言葉がイマイチなんじゃないかと邪推しています(笑)。まあ、仕方ないですよね。多くの英語学習法で、英語で日記を書こう、と言われていますから・・・。一行でも二行でも毎日英語で日記を書こうとか。ぶっちゃけ、そんなことで英語がうまくなるのなら、とっくにうまくなってますが(爆)。日記の何がまずいかって、他人が読んでそれをおもしろいと思えるか、ということです。8月17日 晴れお盆明けで、なかなかヤル気がでないけど、とりあえず仕事した。疲れた。みたいな日記を読んでおもしろいでしょうか?私だったら、読みません ^^;添削してもらう文章にしたって読んでおもしろいとかためになるとか、へえと思ってもらえるようなものを書いた方がいいと思うのです。毎回、そういうものを書く必要はないかもしれませんが・・・。というわけで、よほどのことがないと、そういう日記は投稿していません。まあ、旅行に行ったとかは書きますが。私が投稿しているのは、普通のブログにアップするような内容で、・語学の学習法・映画やドラマ、本の感想・観光地、旅行の話・英語に関する質問・コンピュータ、デジタルガジェットの話・日本のこと・娘のことなどです。書くネタにつきたとき、やっていたのが、本の要約。1章読むごとにどんなことが書いてあってどう思うか投稿しました。要約することで、本の理解度は高まるし、要約があるので、感想を書いても、読む人がどんな内容の本かわかってもらえることができます。少なくとも、本の章の数だけ、投稿できます(笑)。この時に、読んでわからなかった英文の解説をお願いすることがありました。ようは英語の質問を英語でするわけです。これはすごくよかったです。それから、調子に乗って、英語でわからないことがあると、どんどん質問を投げていきました。また、もらったコメントや添削の内容でわからない時も、わからないからもっと簡単な英語で説明してとお願いしたりしています。そういうことができるためには、フレンドときちんと関係を構築しておくことが大事です。基本的に、相手も言語の学習者なので、困っている点は一緒です。そこで助けあうわけなので、わからないことをわからないということに対して問題はないと思うのです。中には、日本語の上級者がいて、日本語で説明してくれる時もあります。この時は大変ラッキー(笑)。あと、投稿前のスペルチェックは最低限必要かも。この投稿でLang-8に興味を持ってもらえたら嬉しいです。
Aug 17, 2012
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