こちら
会議室を出るときに、担当の方が ふと もらした本音?を
先に書いてしまい、ひどい印象を与えてしまいましたが、
どこの誰ともわからない私たち三人に分かりやすく
きちんと説明して下さったと、改めて思っています。
3) 出張検診をして問診等をしていただけますか?
【お答え】
カネミ油症の検診は、それぞれ協力いただける医療機関とか自治体とかの連携をはかりながらやっています。厚労省として直でやっているわけではなく、私たち(厚労省)に頼まれても検診が出来るわけではないので、個別の検診の話しについては、東京都または神奈川県を通してか、あるいは直接、油症治療研究班の方にご相談、お申し込みいただいて、状況をお話してみて下さい。
★ 本人が相談、申し込みをすれば出張検診していただけるのでしょうか?と問合わせて下さるよう、東京都の担当の方に今日、お願いしました。
1)40年前とか、45年前に、認定された被害者の方たちは、今もダイオキシン類の血中濃度が高いのですか?
2)ダイオキシン類が人体に取り込まれた場合、どこに、どのように蓄積されるかわかっているのですか?
3)人体に入ったダイオキシン類が、どのように排泄されるか解明されているのですか?
4)ダイオキシン類が人体から排泄される場合、内臓や細胞、脂肪組織などに、どのような害を与えてから排泄されるか、わかっているのですか?
5)体内に取り込まれたダイオキシン類は、必ず血中に蓄積されるのですか? 血中に蓄積されていないで、内臓などに蓄積されていることはないのですか?
6)ダイオキシン類が、血中だけに蓄積されるわけではなく、45年たって、どれだけ排泄されたか、排泄される前、体内にどのような悪い影響を及ぼしていったかというのも解明されていない状態で、血中のダイオキシン類の数値を、主としての診定基準とするのは非科学的ではありませんか?
7)へその緒のダイオキシン類濃度の検査は実施していますか?
8)ダイオキシン類が遺伝子にどのように作用するか解明されていますか?
2世、3世への影響はどのようですか?
【お答え】
1)から 8) について。 油症センターは情報発信をするのが仕事にもなっていますので、そちらで聞いていただくのがよいかと思います。こちらは科学者ではありませんし、私たちもそれらを見て、こう書いてありますという形でお答えすることになりますので、科学的な研究をしておられる方から聞いていただいた方よいかと思います。
9)国として被害を受けた方々の疫学調査、聞き取り調査をどのような形でされていますか?
【お答え】
事件発生当事に届け出た方1万4千人以上の方が当初カネミ油を飲んだんじゃないかと行政で把握したわけです。 食品衛生法に基づいて、それぞれ自治体でカネミ油を食べたのかどうか、あと精密検診をしてどんな症状があるのかとかいうのを行って、当事は油症の患者さん900人以上が認定されています。 そのあとも継続して研究班が、カネミ油症患者さんたちに検診を実施していて、それを通して治療法の研究とか、実態の把握とかを行っています。 そういう調査を国としてやっています。 国が補助をして研究していることと、国が直轄としてやっていることは、平成20年度と25年度から毎年、患者さんにアンケートをお送りして、どのような健康でお困りなことがあるかといものをお尋ねしています。
【質問追加】
それは認定された方ですよね。 未認定の人たちがこれからどうなるかということですよね。・・・家族も認定されていないし、救われないということなんでしょうか。
【お答え】
もう大分時間が経っている中で、カネミ倉庫も患者さんと分かった段階で いろいろな債務を負うわけですから、ある程度、患者さんだと科学的にいえる基準として診断基準というのを設けているわけです。
【質問追加】
ですから、その診断基準が科学的なのかどうかですよね。 血中のダイオキシン濃度が主で、血中にだけ溜まるのか、血中には出てないけれど他には溜まっていないかとか、どれだけ排泄されているかとか、分かっていないわけですよね。
【お答え】
分かっていることもあると思います。 それは専門家に聞いていただきたいと思うんですよ。 ダイオキシンをいろいろ計って、やっぱり、血中にいちばん出やすいということとか、あとは、汗とか・・・を比べたりしてからのが今の基準だと、現時点では科学的なものという風に考えています。
【質問追加 】
40年前、45年前に認定された人たちが今すべて血中濃度に出ているんですか?
そういうのも含めて油症研究班にお任せしているということですか?
【お答え】
研究を推進する役割が国にはありますから、もちろん、こういう風にいただいているご意見や、妥当なのかどうかという患者さんのご意見もあって、出来る出来ないはまた別の問題ですし、それが科学的に妥当なのかどうかも考える部分はあるかと思います。
カネミ油症についての読みあわせをしている仲間の一人が
風邪をこじらせて行かれなくなり、三人で行ったのですが、
『来られなかった人がいるので…』 ということで 録音をさせて
いただき、そのテープを聴きながら、私はなんて生意気なこと
を言ってきたのだろうかと、少々、自己嫌悪に 陥っています。
記憶を頼りとして、テープも参考にして、質問 9)までを
まとめてみました。 文責は当ブログ管理人にあります。
質問 1) から 9) までは、読み合わせ仲間のみなさんと
相談して、油症治療研究班に質問してみたいと思います。
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