ブックアドバイザー木村綾子の日々の徒然

ブックアドバイザー木村綾子の日々の徒然

2014年03月11日
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温泉において「源泉かけ流し」という言葉は当たり前のようになりました。

が、この温泉大国においては「かけ流し」では飽き足らなくなり、ついに「自噴泉」なる言葉まで登場。
それを集めたガイドブックが『 奇跡の湯ぶくぶく自噴泉めぐり 』。



「自噴泉」とは何ぞやということになりますが、「かけ流し」だと、温泉がわいているところから、湯船に温泉をひいてくることになるのですが、こちらは湯船の真下から温泉がぶくぶくと出てくるものということになります。

温泉がわいているところに湯船をそのまんま作っちゃったのか、湯船っぽいのがあったのか、湯船が先に出来ていて、うっかりその下から温泉が沸いて出たのかは分かりません(こうなるともはや神がかり)が、まぁそういうわけです。

私も東北時代にどっぷりと温泉三昧をしておりました、この言葉がありませんでしたが、「自噴泉」も結構入りました。
確かに「ぷくぷく」です。
気泡が上に上がってくるんですね。



でも、なんだかこのぷくぷくにすでに入っているので知った気になっておりましたが、本書の最初には「開湯1800年世界遺産:つぼ湯」なるものが紹介されており、のけぞりました。

温泉が世界遺産になっている~!!!!
知りませんでした。

ここは和歌山県の湯の峰温泉。

本書によると、

熊野本宮大社を目指し、縦横に複数の参詣路が伸びている。
聖地と呼ばれる”奥熊野”のうち場和に、湯の峰温泉はある。
熊野詣の湯垢離場だった「つぼ湯」は、2004年に温泉初の世界遺産に登録。その小さな湯壷は、自噴する奇跡の湯だった。(p4)


聖地に温泉。
もっと話は続きます。

『先代旧事本紀 巻十国造本紀』(9世紀初頭~10世紀初頭編纂)には、第13代成務天皇の御代(推定西暦23年)に
、ニギハヤヒノミコト(※本書では漢字表記)の五世孫のオオアトノスクネ(※本書では漢字表記)を国造に定めたという記録がある。このオオアトノスクネ(※同上)が湯の峰温泉発見の祖と伝えられている(p6)


つぼ湯は実際には入ることは不可となっておりますが、それでもこのガイドブックには入湯できる周辺のぶくぶく湯を紹介しています。

そういえば、ぶくぶく湯ではないですが、恐山にも参道に小屋があり、それは温泉でした。
お参り前に身を清めるというのは、しごく当然のことなんですね。
温泉が先か、神さまが先か。


しかし、私が入ったことのあるぶくぶく湯は掲載されておりませんでした。
と言うことは、この日本のこんなものではないということです、自噴泉。

viva温泉天国ですが、本日は3月11日。
その恩恵の裏には地震大国であることも忘れてはいけません。

今日は職場でシェイクアウト訓練がありました。


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最終更新日  2014年03月11日 15時47分42秒
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