ブックアドバイザー木村綾子の日々の徒然

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2026年9月のオススメ本

2014.03.31(15%).JPG 『 昭和16年夏の敗戦 』

※訂正させてください!秋休みを18日から28日まで延期します。宜しくお願いします。

※ メインは本の話題とお散歩の記録です。本はジャンルを問わず乱読ですが一度ハマるとその分野だけに満足するまで猛進する傾向がありますのでご注意ください(笑)。またお散歩は寺社、史跡、美・博物館が含まれます。今は「懸造り」「磐座」「自然崇拝」「山岳信仰&役行者」にどっぷりのままです。さすがに登拝系は読みまりすぎて、一気読みする程の量が手元にはなくなってしまいましたので、カテゴライズなしに、読み終えた順に感想を書いていきたいと思います。


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2026年09月29日
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秋休み、明けましたー。
また本日から宜しくお願いします。

さて、秋休み明けの第一弾はフォトジャーナリストの著者が奥駆・逆峯を12日間かけて行った記録、『​ 熊野、修験の道を往く ​』はお届けします。

​ ​

このようなのが読みたかったーーー。
奥駆をした方の体験記!
私が歩いたことのない箇所の奥駆け道がどのようになっているのか、靡にはどのようなものがあり、どのようなことを行っているのか、その時代背景や行はどのように行っているのか……。


巻末には、この行に参加した人に対して著者がインタビューしているのですが、当時52歳で鍼灸師の女性の方がこのようなことを語っていて、もう、激しく同意、共感でした。
そのまんま引用します。
​

「個人的には登りたいと思っている。が、複雑」
はじめは、なんでこの時代に、と思った。しかし奥駆を重ね、男の行者とも知り合いになると、最近は「ナンセンスだがそういう場所があってもいいかなと思う。」それに奥駆で、あれだけ歩いてみると、「大峯はもっと広いよ。山上ヶ岳にはこだわりません。なんでお琴はこだわるのかな」。
優位性を保たれたうえで、叱られた気分だった。(p191)
​
そうなんですよ。
「そういう場所があってもいいかな」
それに尽きるんです。
この体験記って2004年の話なんですよねー。
もう、その時にこのように思われている方がいらっしゃったってことは、案外大峯が好きな女性は同じような感覚を持っているのかもーーーと思ってしまいました。
そうだったらいいなーー。
私は山上ヶ岳に上がりたいというよりは、大峯山寺にいらっしゃる秘仏・役行者像を拝みたいだけなんですけどねー。

奈良博までお出まししなくてもいいので、金峯山寺まで、再び日通さんにお願いして……と結構な願いかも。

それから本書で特筆する点は、こお奥駆では事故が起こっていること。
それについても、しっかりと触れていました。
滑落した人は一命を取り留めましたが、先達がいて、安全を期しながらの行であっても、やはり事故は起こるんだなということを身に染みて痛感しました。
だからこそ、単独で登拝する自分は、更に気を引き締めて参詣しなけらばならないと思ったのありました。


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最終更新日  2026年09月29日 06時44分46秒
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