ブックアドバイザー木村綾子の日々の徒然

ブックアドバイザー木村綾子の日々の徒然

2021年03月22日
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先日『​ 発達障害だって大丈夫 ​』の感想を書きましたが、当事者のカイトくんが成長し、小学生になった時の出来事を綴った『​ 発達障害の君を信じてる ​』を読了。

​ ​

確か前作の感想として、当事者のケアも大変だけど、その兄弟のケアはより大変なのかもという類のことを書きましたが、本書を読んで、それをより深く感じたと共に、長男のマナトくんも性格的にフォローが必要な気質だったのだということを知りました。

いわゆるいちばん「普通」となるのが末っ子のコトコちゃんでだからこそ、発達障害の日常を知りたいと思っている人にはコトコちゃんのエピソードは何も役に立たないし、必要のないところのため、講演会でも彼女の話をスルーすることが多いと綴られていました。

カイトくんのように認定をもらったADSの子や、そうじゃないけど、ちょっとサポートしなければ難しいマナトくん、二人をどのように親として日々サポートしながら日常を送っているのか、カイトくんのよううに認定をもらっていないけど、我が子のことが気になるという方にもかなり参考になるものではないかと思います。

インパクトがあったのは、著者が子ども会の会長を引き受けたエピソード。

それでも、著者が以下のように書かざる得ない状況。
何だろうね、読んでいてくさくさしてしまいました。

基本、「子どもには罪は無い」のですが、どうしても親御さんに何かあると、子どもにも、多少のとばっちりは行きます。「ちっとも手伝ってくれないのに、子どもだけは、毎回しっかり預けてくわけね」とか。それがオハラ(※著者の本名)家だと、「忙しいのはわかるけど、やることやってくれないんや、ああいう子が生まれるのも当然かって感じと」なっても文句は言えない、そんな風に思います。(p215、216)


せめて、「ああいう子が生まれる」なんて思ってしまう風潮は消えてほしい、つくづく思いました。


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最終更新日  2021年03月22日 15時02分39秒コメント(0) | コメントを書く


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