ブックアドバイザー木村綾子の日々の徒然

ブックアドバイザー木村綾子の日々の徒然

2026年04月07日
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かなりそそられたので『​ 昔話の民俗学入門 ​』を連れて帰りました(笑)。

​ ​

「民俗学」と言うと難しく感じますが、昔話がもともとどのような意味があり、物語という形に変えて語られるようになったかというものをかなりかみ砕いて説明されています。

例えば、笠子地蔵はなぜ6体なのか…というものや、浦島太郎の玉手箱の正体は何なのかというものなど、言われりゃ確かにその理由が気になるというもの。

興味惹かれたのは、本書だけでなく、私が幼い頃から色々ととりざたされている「わらべ歌」の「かごめかごめ」。
ここでも取り上げられておりました。
これは、わらべ歌の中でもダントツに謎めいているということなんでしょうねー(笑)。

しかし、ここからがなかなかな解説。
引用します。

だが、それ以上の謎めいた言葉については、深読みはあまり意味がないだろう。子どもたちは、連想や思い付きでどんどん新しい言葉を連ねていく。そこに一貫する論理はないと見るべきだ。(p95)

突き放した――――(笑)。
私が生まれて以降だけでも、約半世紀、ずーーと様々な解釈が生まれてきた中で、こうして突き放した見解は初めて。
いや、これも確かにそうで、子どもが創り出した造語を追いかけるのは大人の野暮かもしれません。
でも、ここに行き着いたら、ロマンが消えるような気もする。
正解のないことを追いかける楽しさが、伝承の中にはあるんですよねーーー。


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最終更新日  2026年04月07日 06時33分59秒コメント(0) | コメントを書く


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