ブックアドバイザー木村綾子の日々の徒然

ブックアドバイザー木村綾子の日々の徒然

2026年08月19日
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山の修行から続いては、海の修行へ(笑)。

向かった先は「鬼ヶ城」。
ここは昭和の初期に国の天然記念物に指定されているのですが、私の聖地関連の世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の一部として登録されていたのは、知らなかった―。
まだまだ詰めが甘い私です。



こうして鬼が対で並んでいると、前鬼・後鬼と思ってしまうから、推し活って怖いよねー(笑)。



遠望に見えるのが、マブリカ(魔見ヶ島)。
童子が鬼ヶ城に立て籠った海賊の気を逸らせたためこの島で踊り、その間に坂上田村麻呂は無事海賊討伐を果たしたという言い伝えのある島だそうです。

鬼ヶ城本丸に画像を戻します。





意外や意外、遊歩道になっていますが、崖っぷちのところも多く、高所恐怖症とおぼしき方々は前になかなか進みづらかったようです(それで渋滞が起こってました)。
こりゃ、確かに修行だわ。





岩壁はこのようにぼこぼこの穴が開いています。
これは、鬼ヶ城が凝灰岩からできていて、風化と波による侵食で大小の多くの空洞(タフォニ)をつくり出すのだそうです。
また、タフォニは岩盤や岩塊の表面に形成される風化の穴で、平面形は円または楕円形ですが、それが拡大し連結すると鬼ヶ城のように複雑な形状になるとのこと。
因みに3枚目は行者窟という名前がついています。

鬼ヶ城は片道約1㎞で、1時間程度かかります。
いちばん先端に行くと、ピストンで戻ることも可能ですが、車道横に旧トンネルがあり、そちらを歩く方が早く駐車場につくことができます。
トンネルがそこそこ長いので、日差しを遮られ体的にも楽。

そのトンネル。



旧トンネルですが、現在も車が通れますので、歩行には要注意です。

このトンネルを出て、駐車場に向かう途中の民家の軒先に次のような写真が展示されていました。



1979(昭和54)年に台風が来た時の鬼ヶ城の画像だそうです。
高波が打ち付けている様子がよく分かります。
このような波などが岩壁に当たって、今のような光景を生み出しているんですねー。
それにしても、想像をはるかに超える波の高さ!



次の場所に向かう途中の獅子岩とこいのぼり。



こちらの画像はこいのぼりのある方とは反対側から見た獅子岩と七里御浜と鬼ヶ城。
この七里御浜は日本一長い(22km)砂礫海岸で、まん丸い石ばかりです。
玉置神社の玉石社に埋め尽くされている丸石はこの周辺の漁師さんがこれを持って玉置神社に奉納したという話を以前地元の人から伺ったことがあるのですが、まさにそうでした。

やはり伝承というのは、軽んじてはいけないなーと思いつつ、次の参詣場所へ。


後編に続きます。


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最終更新日  2026年08月19日 06時43分46秒
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