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小5・小6の2年間は、一日も学校へ行かず、市内の適応指導教室へ通いながら卒業した娘のサキ。 そこで出会った先生の紹介で、市内の中学校の支援学級に通い始めたものの、1年生の頃は出席日数は約半分。行けるときでも、ほとんど私が送り迎えをする状態で、もらった内申書には空欄(テストも受けていないため、評価できない)と1、2ばかりでした。 卒業後には...引きこもり?養護学校?サポート校?自宅でインターネット学習?その頃の私には、「いつか娘が高校生になる」というイメージは、まったく持てませんでした。 ところが中1が終わる頃、突然 「高校生になりたい」 と言い始めた娘。 理由は 「アニメグッズを買いたいのに、お小遣いだけではお金が足りない。 バイトしたいけど、アルバイト募集の条件には、たいてい 高校生以上 って書いてあるでしょ? だから、高校生にならないと」 (えっ そ、そんな理由で???) ところが、そんな理由のために、サキは中2になると、本当に毎日学校へ通うようになりました。やがて、高校生になるために成績も上げたい、と、塾へも通い始めました。 そして成績は少しずつよくなり、内申書から1が消え、2と3ばかりになっていきました。 その頃、サキはこんな目標を持ちました。 「卒業するまでに、1つでいいから4をとりたい!」 「そうだね~自分の得意な教科で、4がとれたらいいね~」 支援学級のお友達の中には、教科によっては普通クラスで、みんなと同じ授業を受けている子たちもいます。 でも、サキはもともと大勢での授業が苦しかったので、ずっと支援級の少人数で授業を受けていました。 「高校生になったら、みんなと一緒に授業を受けられるようにならなきゃね」 「そうだね~高校生になったら、ねぇ~」 まだ、その頃の私には、「サキが高校生になる」というイメージは湧きませんでした。 中2が終わる頃、今度は志望校が決まったサキ。 理由は 「制服がめっちゃ可愛いから」 (またまた、そんな理由で???) でも、サキが選んだ志望校は、県立高校の中でも「美術コース」のある学校でした。 物心ついてから、毎日絵を書き続けている娘ですから、それはとても自然な選択のように感じました。 問題は、 成績が足りるか? と、 デッサンの実技試験は大丈夫か? ということ。 それまでデッサンなど一度も習ったことのなかった娘ですが、4月からその学校を受けるために、地元にある美大、美高受験対策のデッサンを指導してもらえるアトリエへ通いはじめました。 塾での勉強も、それまでの英・数の2教科に加えて、国・社・理を含む5教科に変更。遅い日は、学校帰りにアトリエで絵を描き、そのまま塾へ行き、22時過ぎの帰宅になります。 デッサンでは、最初はこんな静物画ばかり描いていましたが、 最近では、試験の課題になりそうな「手」の練習にも入り、こんなデッサンを描いて帰ります。 絵の下手な私には、どれももう十分上手に見えるわけですが、美大受験の高校生たちの中で描いている自分のデッサンは、いつも「本当に下手なんだよ」だそうで... これまで自由に絵を描いてきた娘にとっては、このデッサンの練習は、とても苦しい修行。 「大好きだった絵が、嫌いになってしまいそう。 でも、ここを乗り越えたら、力もついて、これまでよりもっと豊かな絵が描けるようになるんだろう、と思って、今は頑張るしかない」 そんな風に、壁にあたってはときどき号泣を繰り返しつつ、それでも志望校に合格する日を夢見て、頑張っています。 少し前まで 「頑張るってことば、大嫌い」 って言っていた娘が、私の目には、めちゃくちゃ頑張っているように見えます。 美術コースの受験生だけ、美術の内申点が倍になるそうで、しかも「4以上が望ましい」そうで...(そのときのサキの美術の成績は、2から3になったばかりでした)それを知ったサキは、4月から美術だけは普通クラスで授業を受け始めました。 「ママ、怖い子とか、いないかな?」 「友達ができなくても、美術だから、作品作ってればいいんだよね?」 「ああ~~、緊張してお腹が痛くなってきた」 ...小4からまともに教室で授業を受けていなかったのですから、実に5年ぶりの授業参加、というわけですね。 それでも、自分でそれを決め、サキはしっかり教室で授業を受けるようになりました。テストも、美術だけは90点近い点を取りました。 とにかくサキは、本気でした。 1学期の最後に、担任の先生との面談がありました。1学期の成績表が広げられました。 サキは、美術で5をとりました サキの目標は「1つでいいから4」だったのに、サキは5をとったのです。 もちろん、5なんてそれ1つだけ。4も1つもありませんでした。 それでも、そのたったひとつの5が、私にもサキにも、真っ暗闇の空に光る、たった一つの金星のように光り輝いて見えました 面談を終えて、車に乗り込んだとたん、サキが叫びました。 「ママーーー やったよ 5だよ 5をとったんだよーーーー」 そのとたん、先生の前では我慢していたサキの2つの瞳から、ポロポロと大粒の涙がとめどなく零れ落ちました。 思わず、もらい泣きする私。 志望校は、今のところ「可能性がないわけじゃない」感じ。すべり止めは大丈夫(合格)そう、だと先生に言われています。 サキはきっと、高校生になれるね。ようやく、そんなイメージが私にも持てるようになりました。 ひなたまさみ
2009年09月26日
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みなさん、こんにちはシルバーウィーク最終日、いかがお過ごしですか?長らくブログを休んでしまい、申し訳ありませんでした。PCの故障、多忙、そして私自身がちょっぴり体調を崩したり…なかなか落ち着いて文章を書くことが出来ずにいましたが、とりあえず、私も家族もちゃんと生きています。ご心配をおかけしました。メールやお手紙をいただいた皆さんには、これからお返事していきたいと思います。時間がかかるかもしれませんが、待っていてくださいね。本当にありがとうございました私は相変わらずのダブルワーク、睡眠時間を4時間確保するためには、毎日PCに向かうことはまだできません。それでも子どもたちは成長し、日々の暮らしの中には書きとめておきたい小さな感動がいっぱいあります。もともとわが子たちのために、アルバムを残すつもりで書き始めたブログです。自分なりのペースでも、忘れたくない思い出はなるべく書いていきたいと思います。まだまだ不規則な更新ばかりになると思いますが、こんな日記でも読みに来てくださる方がいれば嬉しいです。では今日は、息子ヒデキ(小6)の運動会の報告を…9月19日(土)、ヒデキの小学校生活最後の運動会が開かれました。快晴!ではなく、どんより曇った空の下、時折強い風が吹いていましたが、心配していた台風に見舞われず、新型インフルエンザにも感染することなく、無事運動会が開かれ、ヒデキも参加することができました。ヒデキはこの日…なんと 紅組の…応援団長でした そして応援合戦のときには、神聖なる自分の柔道着を着て…あ、これにはちゃんと理由がありまして。 写真でヒデキと背中合わせに立っている 青い剣道着のような衣装を着ている少年。彼が白組の応援団長で、彼の着ている衣装が歴代応援団長の着るものだったのですが、ヒデキには小さすぎて入らないシンデレラの靴が入らないお姉さまたちのように焦りまくるヒデキに、「君にはいつも着ている柔道着があるじゃないか?」と、担任の先生の優しい一言が。同じ道場に通っている仲間たちも、ヒデキの晴れ姿に大満足のようでした。ヒデキは声を張り上げて、しっかり頑張っていましたよ。あの、臆病だったヒデキが…まさか応援団長を引き受けるなんてね。1年生から6年生までの児童の半数、約450人のリーダーとして、立派に役割を果たしたヒデキは、親バカ承知で書いちゃいますが、わが子ながらかっこ良かったですなぜかママ達に人気のあるヒデキ。「うちの子は白組なんだけどさ、ヒデキが応援団長なら、息子には悪いけど紅組の応援しちゃうわよ」なんて声をかけてくれたママ達が何人もいました(ああ、じいじやばあばたちが生きていたら、見せたかったな)久しぶりに、亡くなった義父母、両親のことを思い、ちょっぴり涙が出ました。でもきっと、みんな天国からヒデキの様子を見守ってくれていたと思います。ヒデキが参加した競技は徒競走と騎馬戦。徒競走では、1位でゴール。騎馬戦は、土台になってしっかり仲間を支えていました。そして、一年間練習を積んだ鼓笛隊パレードでのトランペットもしっかり演奏できました。 お姉ちゃんのサキ(中3)は、小学生の頃から運動会が大嫌いでした。小学校へ通えなくなったきっかけも運動会でした。6年生のときには、娘の参加していない運動会を見て、6年生の鼓笛隊パレードで娘の同級生たちの姿に感動して涙を流したっけ。運動会が大嫌いな娘と大好きな息子。同じ親から生まれているのに、こんなに違うなんてね。サキはこの日、弟のヒデキが大活躍する運動会を見ていました。初めて「運動会を見たい」と言い、朝早くから一緒に小学校へ行きました。そして一日中、デジカメを持って撮影してくれました。(この日記に掲載しているヒデキの写真は、すべてサキが撮影したものです)普段はケンカばかりの二人。弟に対してはクールで厳しいお姉ちゃんですが、運動会を終えたとき、「今日は初めてヒデキのこと、ちょっとカッコ良いって思ったかも」この日のために、大好きなお昼休みも返上して練習を重ねてきたヒデキ。無事、大役を果たせて良かったね。身長153cm、体重75kg元気いっぱいのヒデキは、健やかに成長を続けています。ひなたまさみ
2009年09月23日
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