新発想ビジネスヒントフォーラムWEB2.0

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2006年02月23日
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滋賀県長浜市で園児2人が刺殺された事件で、殺人容疑で逮捕された鄭永善容疑者(34)は、
結婚仲介業者の紹介で日本に嫁いでいた。琵琶湖と伊吹山地に囲まれた湖北地域にある長浜市。
この地域には、同様に来日した中国人女性も多い。中国には、日本人との結婚をあっせんする
ヤミ業者もなお存在する。異文化の日本で暮らす中国人妻たち。ストレスの強さを指摘する声もある。




地元のニュースとはいえ、あまりにも凄惨で日が立つにつれて話題にならなくなって来ている
かもしれない。現に、この日記で執拗に追いかけていることに、むしろ奇異な印象を抱かれる
向きもあるだろう。

しかし、 自分は直感的にこの事件に強い啓示を感じた。


長浜や、湖北地域の住民は正直真面目で誠実そのもの。常日頃好感を抱いてきた。
仕事は、誠心誠意。文字通り謹厳実直という土地柄。
ただ、悲しいかな他府県との接触が物理的バリアの問題も加味されてか、極めて少なく途絶
しているとは言わないまでも、ひいき眼にみてさえも風通しは悪いとせねばならないと思う。




と書かれたオレンジ色の看板が残る。黒竜江省出身の中国人女性と日本人男性を
取り持つ仲介業者だったが、数年前に店をたたんだという。この業者が住むと
みられる家を訪ねたが、家人は「取材は受けません」と話すだけだった。




後継者不足以前に嫁そのものの不足するということ。

自体地方都市の問題に留まらず「この国」全体の地力低下を暗示する
かのようである。

嫁を、ひいては孫を金員で購わねばならないという処まで実は足元で
追い詰められている。
他人事ではない、この国の来るべき時代の納税者。
事と次第では、我々の年金生活を維持賦活するためにもこれら嫁獲り工作は
さしせまって切実である。

早い話、あの千里中央だって、子供たちが成人して家を出てゆけば竹の子が
破竹の勢いで庭を席捲してしまう。老夫婦には、竹の子を引き抜く力が衰弱
して果たせず。結果、都市景観にすら相当な影響を生じはじめている。

要するに、このような事態を受けて我々の側の意識において「文化大革命」が

国際結婚を、リスクだと先に述べた。
しかし、国際結婚を忌避し続けることも大いにリスクだと考えなければならない。

そんなこんなで、ご当地長浜で勃発したこの悲劇的な事件はわが国と我々の先行き
を暗示するような極めて衝迫力の高い、考慮させるべき事件だと思ったのだ。



「追いつめられた人間をみんなで助け合うシステム」を構築することを
みんなで考えることが大切と、俺は思いました。



ふたたびscot五郎さんの日記に戻る。


してみて欲しい。ライブドアの「利益つけかえ」が、脱法行為だ、違法だと取り沙汰されている。

しかし、そんな一連のあやしげな法令違反にしても、翻って考えてみて欲しい。

戦後幾たびものベンチャーブームの瓦解に業を煮やした官民挙げての第3次
ベンチャーブーム(90年代後半)に際しては、同伴する出資組合に顔を
つらねる大企業群が、さりげなく「利益供与」を実行しながら来るべき
時代を託すべき新興ベンチャー事業に、その基礎体力を維持扶育する、など
というかたちで日常的に発想されていたのである。

さもなければ、あらゆる産業流通の諸象限で、「系列独占、寡占」が圧倒
的な趨勢となり、いかに新興ベンチャーを嘱望し根づかせようと画策した
ところで、高度化した資本主義のバリア前に現実には死屍累々という閉塞状況。、
辛くも実現確度を指し示す「希望の隘路」として密教的な呼吸でひそかに
喧伝されていた。

堀江貴文らの、たちの悪さはそんな社会正義とまでは言わないまでも経済社会
の内部の「追い詰められた何者」かを、救済するためのメソッドとして発想された
スキームを、まんまと単なるマネーゲーム的蓄財のマジックに貶めて恥じない厚顔さ
に置いて骨頂とする。堀江に喝采した人々は、この深刻さをついに斟酌せずに口を
拭って生きて行くつもりなのだろう。

鄭永善容疑者に対して、石持て追うことはいとも簡単である。
だが、誰がその過酷にも課されていた「生き方」を代位するのか。
答えは、風に吹かれているだけなのだ。








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最終更新日  2006年03月10日 20時13分16秒
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