昨日に続いて、読書の話題です。今年のGWは読書に使う時間が一番多くなっています。
さて、塩野七生(しおのななみ)氏は、長編の歴史小説「ローマ人の物語」を書いた人として有名だと思います。この長編小説ですが、いずれ読みたいとは思っていますが、あまりにも長いので、ちょっと逡巡しています。
その塩野さんが書いたエッセー集が新書版として出版されており、これならすぐに読めるし、いずれ「ローマ人の物語」を読むとしても、あらかじめそのエッセーを読んでおいて、塩野さんの考え方など知っておくのも悪くないと思って、以前より少しずつ読んでいました。

昨日読み終えたのですが、このエッセーは2003年から2006年にかけて文藝春秋に掲載されたものとのことで、いささか古い内容となっています。なお、塩野さんは、イタリアに在住されていて、時々日本に帰ってくるという生活をしているそうです。
このエッセーに書かれている時期の日本の首相は小泉さんでしたが、当時の小泉さんがイタリアでどのように見られていたかなどが書かれており、とても興味深い内容でした。
また、日本は第2次世界大戦の敗戦を機に戦争放棄を掲げ、イラク戦争の時には自衛隊を戦地に派遣しませんでしたが、同じく第2次世界大戦の当事国で、敗戦したイタリアも軍隊を派遣しなかったように思いますが、そんなことは無く、イタリアは堂々と軍隊を派遣していたそうで、それに対してイタリア国民は、悪いとは思わず、むしろ当然だと思っているそうです。
日本とイタリアとでは、国民性も違うのでしょうが、イタリアから見た日本は「なんで?派遣しないの?」ということらしいです。
さて、塩野さんによると今の日本(2003年~06年頃の話ですが・・)には、日本にふさわしいリーダーがいないそうです。当時の小泉さんでさえ、「満身創痍になるまで責務を全うして政治家としての命を終えてほしい・・」とコメントしています。
小泉さんはそれなりによくやったと思っている僕としては、塩野さんが今の首相である菅さんを見て、どんなことを言うのか非常に興味がありますが、おそらくボロクソに言われるでしょうね。いや、呆れ果ててしまい、評価する価値がないということでノーコメントかもしれませんね。
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