報道によると富士バイオメディックスという会社が粉飾決算を行ったようですが、どうやら通常のパターンじゃないようです。
富士バイオメディックスという会社は、すでに経営破たんしているようですが、かつては名古屋証券取引所のセントレックスという新興市場に上場していた、れっきとした上場会社でした。
かつては羽振りの良かった会社が経営に行き詰まり、粉飾決算をすることはよくあることですが、つまり、粉飾決算はその会社の経営陣が行うのが通常のパターンで、代表的な例がホリエモンです。
ところが、この富士バイオテックの場合は、粉飾を指南する「粉飾アレンジャー」なる役割の人物がいて、この人物が経営陣の不正会計を指導したんだそうです。 経営陣としては、藁にもすがる思いだったのかもしれませんが、粉飾のやり方が良く分からないから、家庭教師として「粉飾アレンジャー」を雇ったという感じ ですかね~。
雇うほうも雇うほうですが、粉飾を生業にする人物もいかがなものかと思います。会計に関する専門的な知識を持っているにもかかわらず、粉飾を指導するなんて・・・・
雇ったほうの経営陣の弱みに付け込んだのかもしれませんが、そもそも粉飾に手を染めるような弱い精神力しか持ち合わせていない人は経営に携わるべきではありません。
しかも最近では、上場会社でも粉飾決算や架空増資などのインチキを行う企業が増えているとのこと。なんだか、経済大国だった日本は、情けない国になってしまいましたねぇ~
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