僕はキユーピー株式会社の株式を100株だけ持っています。3月決算会社が大多数を占める中で、キユーピーは珍しく11月決算会社です。株式会社は、決算期末後3カ月目に株主総会を開催しますから、キユーピーの場合は2月が株主総会となります。
ということで、キユーピーは2月28日に株主総会を開催するのですが、あいにくとこの日は外せない業務があって、休暇を取ることができず、今年のキユーピーの株主総会には出席できません。
なお、出席できなくても株主総会の議案には賛否の意思表示をすることはできます。すなわち「議決権行使書」というハガキが同封されていて、その行使書にはあらかじめ僕の名前や持ち株数などが印刷されており、そのハガキに記載されている賛成・反対のいずれかに○を記して、投函すればよいというわけです。
僕のように100株しかもっていない場合は、仮にこのハガキ(議決権行使書)を投函しなくても大勢に影響はありませんが、せっかくの権利ですから、ハガキを出そうと思い、株主総会招集通知をよく読んでみようと・・・・
ふと気がつくと、最終ページの総会会場の地図を印刷したページが若干破けていました。
上の写真で、地図の左横のほうに少し穴が開いた状態になっているのがお分かりになるでしょうか?まぁ、文字が印刷されているところが破れているわけではないので、影響は無いのですが、なんとなく不愉快ではありますね。
ちなみに、20年ほど前までは、株主総会には「総会屋」といわれる人たちが跋扈していて、会社に対していやがらせというか、総会の場で議長(社長が務めます)に対して、暴言を吐いたりしていました。
そういう人たちは、もうどこかに姿を消したのですが、今、僕に送られてきたような、一部分が破れているような招集通知が、その「総会屋」さんたちのところに郵送されたとしたら、大変なことになっていたでしょうね。
つまり、総会屋さんたちは、敗れた招集通知を手に会社に押し掛け「担当者を出せ!」「株主をバカにしているのか!」「謝罪をしろ!」と散々に騒ぎ立て、いくばくかの金銭を受け取るようなことをしていたらしいのです。
でも、僕は、そんなことはしませんし、もともとキユーピーという会社にある程度の好意を抱いているので、その株を購入したのですから、そういう嫌がらせのようなことはしません。
でも破れていた箇所が、文字にかかっていたり、そもそも文字が読めないくらい大きく破損していたら、文句の一つも言ったかもしれませんね・・・
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