清須会議というのは、実際にあった会議のことで、本能寺の変で織田信長が明智光秀に討たれ、その明智を羽柴秀吉が倒した後に清須城で行われた会議のことです。
出席者は、織田家の宿老である柴田勝家、丹羽長秀、羽柴秀吉の3人と織田信長の乳兄弟であった池田恒興の4人です。
この会議では、織田信長亡き後の織田家を誰が相続するかを話し合ったのですが、柴田勝家は織田信長の3男である織田信孝を推しましたが、結局羽柴秀吉が推した三法師という3歳の男の子が織田家を相続することになります。
三法師というのは、織田信長が討たれたときに、やはり京都に居て明智勢に襲われて命を落とした信長の長男である織田信忠の遺児に当たります。
秀吉の主張が通ったのは、明智光秀を倒して、織田信長の仇を討ったという実績がものを言ったということなります。
とまぁ、単に歴史を述べるとこういうことになってしまいますが、これが三谷幸喜にかかると実に面白い場面の連続になります。

この本では、柴田勝家や羽柴秀吉などの登場人物が、独白するというスタイルで物語が進んでいきます。各登場人物の性格描写も面白く、一気に読んでしまいました。
まるで、映画の台本を読んでいるような感覚です。当然映画化する予定で、すでに撮影も進んでいるようです。
映画では、柴田勝家に役所浩司、羽柴秀吉には大泉洋、丹羽長秀に小日向文世、池田恒興には佐藤浩一、さらに前田利家に浅野忠信などといった豪華キャストです。映画の公開は11月だそうですが、必ず見に行こうと思っています。
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