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2014年06月18日
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テーマ: 労働問題(25)
政府が労働時間の緩和を目指しているそうで、現行の 1 8 時間、週 40 時間労働制を改めようとしているらしいです。その法案は一般的に「残業代ゼロ法案」などと呼ばれているようです。
国会.jpg
その法案に盛り込まれているもののひとつが、ホワイトカラーエグゼンプションという制度だそうで、簡単に言うと「 1日8時間という労働時間の規制を取り払い、その成果に応じて報酬を定める制度で8時間以上働いても残業代は出ないが、8時間未満の労働でも構わない」という制度だそうです
今の労働報酬は基本的に時間給となっていて、一定の労働時間を働くこととされており、既定の労働時間を超えて働いた場合には、時間外手当、つまり残業代が支払われます。
そういう仕組みをやめてしまって、成果に応じた報酬を支払うこととして、労働時間は本人次第とし、早く仕事を終えて、自宅に戻って家族と過ごしたり、趣味に興じたりできるようにするということのようです。
労働時間が多いといわれている日本の労働者にとって魅力的な制度ということなのかもしれませんが「成果に応じた報酬」ということが実際に実現できるのかどうか、はなはだ疑問です。
昔から、報酬には時間給と出来高給というものがあって、時間給というのは文字通り働いた時間に応じて報酬を支払うというもので、出来高給というのは、たとえばカラーテレビを売った台数に応じて報酬が支払われるというものです。

つまり出来高給の場合では、たくさんカラーテレビを売った人が多くの報酬を得ることができるということになりますが、一方で1台も売れなかった人は1円ももらえないということになります。
結局、この出来高給の仕組みに近いと思われるホワイトカラーエグゼンプションが適用できるのは、その成果が目に見える形ではっきりわかるような、ごく限られた職種に限定されるのではないかと思います。
僕のようなフツーのサラリーマンとしては、一定の時間を働けば報酬がもらえるという制度のほうが、気楽であることは事実です。
というのも「成果に応じた報酬」ということであれば、その「成果」を出すために今よりももっとたくさんの時間を労働に使わなければならない可能性が高いからです。
抜群の能力があって、仕事のほかにどうしてもやりたいこともあって、早く退社したい人には好都合な制度かもしれませんが、多くのフツーのサラリーマンにとっては、今のままのほうが居心地が良いのではないかと思います。





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最終更新日  2014年06月18日 19時32分02秒 コメント(12) | コメントを書く
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