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7月5日は父の誕生日。忘れたことはない。
今生きていてくれれば99歳・・生きていてもおかしくない年齢。
先日何十年ぶりかで倉庫の片づけをしたら、父の油絵が一杯出て来た。
遺品の整理をしていて、処分出来ないものは私が預かった。
大きなものはキャンパスから外して持って来たが、40号ぐらいの絵はそのまま置いてあった。
また思い出してしまい、涙が出る。いつまでも置いておくわけにはいかない。子どもたちに負担になるので、思い切って処分することにした。
でもどうしても捨てられないものは、家の中に置くことにした。そうでなくても壁は父の絵で一杯なのに。
SNSで絵を公開したら、お友だちが欲しいと言ってくれたので選んでもらって一枚譲ることが出来た。感謝。
母が6歳で亡くなり、父の兄の所に預けられたが、会いに来てくれるたびに私の様子が寂しそうだったのか、小2の夏休みに急に私を引き取ることにしてしまった。
その後、父の仕事が不規則で、私は学校へ行かなくなり、そのうち喘息になり、ひどい状態に。
私を養護施設に預けることも出来ただろう。父は都内でかなりの仕事をしていた。
小4の時に、突然引っ越した。転職したのだ。家に居る時間が多い仕事に変った。
私のためだったと思う。
子どもの虐待のニュースを聞くたびに、私は父になんて愛されていたんだろうと思う。
何も言わなかったが、年を取るにつれて父の優しがあらゆることで感じられる。
幼い時から、隣に寝ていて目を覚ますと必ず絵を描いていた。どこに行くにもスケッチブックを持っていた。
7月5日・・何をしようか・・・
私は自分が死んだあと、子どもたちに、このように私という親を思ってもらえるだろうか。自信がない。
生きている間は気づかなかったことが沢山ある。親ってそういうものなのだろうか。
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