「きらりの旅日記」

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ほしのきらり。

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2009.11.22
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カテゴリ: ロシア
エルミタージュ美術館で、とっても美しい「イケ面」を発見した!半身の裸体なのですが首に痛々しい矢が刺さっていて、それでも彼は、不思議な微笑を浮かべている・・・彼に何があったのだろう?美しい「イケ面」を描いた宗教画家たちの心を知りたい!きらりは、今日も眠れません・・・

『ロシア旅日記』 ・・・エルミタージュで見つけた美しい「イケ面」

           【世界遺産】エルミタージュ美術館 イタリア・ルネサンス期のギャラリー 

                    30室ある中の1室に彼は居る


           美しい上半身は、作者が何度もこの絵を手がけた末の作品であります。
ペルジーノ聖セバスティアヌスの殉教.jpg
                  「聖セバスティアヌスの殉教」

                  THE MARTYRDOM OF ST.SEBASTIAN



ペルジーノ.jpg

                  1448年ころ~1523年


                  イタリア・ルネサンスの画家


                  本名は  Pietro Vannucci 


                  ペルージア人を意味するペルジーノが通称となる。



実は「聖セバスティアヌスの殉教」を描いた絵は、沢山あるのであります。


彼を描いた画家は、


ソドマ

サンドロ・ボッティチェッリ

アンドレア・マンテーニャ

ペルジーノ



グイド・レーニ

ヘラルト・ファン・ホントホルスト

ジャン・ロレンツォ・ベルニーニ・・・・etc



ソドマ作「聖セバスチアヌスの殉教」
ソドマ=聖セバスチアヌスの殉教.jpg
いつも「イケ面」に描かれる「セバスティアヌス」





ローマ兵だった


彼には、カリスマ性があり


人々の病気を、たちどころに治してしまい キリスト教信者にしてしまう・・・


そんな彼は、矢で殺害されるが・・・奇跡的に生きていてまた活躍


時の皇帝の命で、最終的に処刑されてしまう!


そんな話らしい?


だから、とっても人気がある聖人らしく?


セバスティアヌスは


何故か?


いつも


ほとんど裸体で


手を縛られて矢に貫かれ


それでも、辛そうな顔を見せずに


苦悶とも恍惚ともつかない表情で天を仰いでいる。


私が出会った「イケ面」セバスティアヌスも


上半身だけですが・・・とても美しい♪


怒ってるどうして矢が首にっ怒ってる


それなのに、彼は、幸せであるが如きの表情で
ペルジーノ聖セバスティアヌスの殉教.jpg
なんかぁ~スェクシィ~じゃないの手書きハート


誰が・・・・こんな残酷な事をするのっ!


と、怒りたくなる作品なのです。


キリスト教の布教には、こうした絵画が多く


この時代の巨匠たちが、彼を描いたのには、訳があるのであります。


画家たちにとって・・・あらゆる面で厳しかった


画家たちは、


美しい男性の裸体を思い切り描きたい))


そんな目的の為に描いたとも・・・思われます。


その中には「同性愛主義者」も、少なく無かったと考察されます。


皆さんが、そうだったと言うと・・・(失礼すぎますが)


やっぱり美しい絵画は、男女共通して良い物であります。


しかし


大作家=三島由紀夫氏も「聖セバスティアヌスの殉教」の写真を


自らが「聖セバスティアヌスの殉教」ポーズをとり


大写真家=篠山紀信氏に撮影させたと言う・・・三島氏の話は有名だそうです。


文学の世界と芸術の世界の天才は、神様の領域に属しているのかも知れませんね!


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最終更新日  2009.11.22 14:48:35
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