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日本人のノーベル賞受賞者・・・とは?
受賞時点で日本国籍の受賞者
【物理学賞】
受賞年 名前
受賞者の貢献度 学歴/受賞理由
1.1949年(昭和24年) 湯川秀樹
京都帝国大学理学部卒、理学博士(大阪帝国大学)
1/1 中間子の存在の予想
2.
1965年(昭和40年) 朝永振一郎
京都帝国大学理学部卒、理学博士(東京帝国大学)
1/3 量子電気力学分野での基礎的研究
3.
1973年(昭和48年) 江崎玲於奈
東京帝国大学理学部卒、理学博士(東京大学)
1/4 半導体におけるトンネル効果の実験的発見
4.
2002年(平成14年) 小柴昌俊
東京大学理学部卒、ロチェスター大学大学博士課程修了 (Ph.D.)、理学博士(東京大学)
1/4 天体物理学、特に宇宙ニュートリノの検出に対するパイオニア的貢献
5.
2008年(平成20年) 小林誠
名古屋大学理学部卒、理学博士(名古屋大学)
1/4 小林・益川理論とCP対称性の破れの起源の発見による素粒子物理学への貢献
6.
益川敏英
名古屋大学理学部卒、理学博士(名古屋大学)
1/4 小林・益川理論とCP対称性の破れの起源の発見による素粒子物理学への貢献
7.
2014年(平成26年) 赤崎勇
京都大学理学部卒、工学博士(名古屋大学)
1/3 高輝度で省電力の白色光源を可能にした青色発光ダイオードの発明
8.
天野浩
名古屋大学工学部卒、工学博士(名古屋大学)
1/3 高輝度で省電力の白色光源を可能にした青色発光ダイオードの発明
9.
2015年(平成27年) 梶田隆章
埼玉大学理学部卒、理学博士(東京大学)
1/2 ニュートリノが質量を持つことを示すニュートリノ振動の発見
【化学賞】
10.1981年(昭和56年) 福井謙一
京都帝国大学工学部卒、工学博士(京都大学)
1/2 化学反応過程の理論的研究
11.
2000年(平成12年) 白川英樹
東京工業大学理工学部卒、工学博士(東京工業大学)
1/3 導電性高分子の発見と発展
12.
2001年(平成13年) 野依良治
京都大学工学部卒、工学博士(京都大学)
1/4 キラル触媒による不斉反応の研究
13.
2002年(平成14年) 田中耕一
東北大学工学部卒、工学士(東北大学)、東北大学名誉博士
1/4 生体高分子の同定および構造解析のための手法の開発
14.
2008年(平成20年) 下村脩
旧制長崎医科大学附属薬学専門部卒、理学博士(名古屋大学)
1/3 緑色蛍光タンパク質 (GFP) の発見と生命科学への貢献
15.
2010年(平成22年) 根岸英一
東京大学工学部卒、ペンシルベニア大学博士課程修了 (Ph.D.)
1/3 クロスカップリングの開発
16.
鈴木章
北海道大学理学部卒、理学博士(北海道大学)
1/3 クロスカップリングの開発
【生理学・医学賞】
17.
1987年(昭和62年) 利根川進
京都大学理学部卒、カリフォルニア大学サンディエゴ校博士課程修了 (Ph.D.)
1/1 多様な抗体を生成する遺伝的原理の解明
18.
2012年(平成24年) 山中伸弥
神戸大学医学部卒、博士(医学)(大阪市立大学)
1/2 様々な細胞に成長できる能力を持つiPS細胞の作製
19.
2015年(平成27年) 大村智
山梨大学学芸学部卒、東京理科大学大学院理学研究科修士課程修了、薬学博士(東京大学)、理学博士(東京理科大学)
1/4 線虫の寄生によって引き起こされる感染症に対する新たな治療法に関する発見
20.
2016年(平成28年) 大隅良典
東京大学教養学部卒、東京大学大学院理学系研究科博士課程単位取得満期退学、理学博士(東京大学)
1/1 オートファジーの仕組みの解明
【文学賞】
21.1968年(昭和43年) 川端康成
東京帝国大学文学部国文科卒、文学士(東京帝国大学)
1/1 『伊豆の踊子』『雪国』など、日本人の心情の本質を描いた、非常に繊細な表現による叙述の卓越さに対して
22.1994年(平成6年) 大江健三郎
東京大学文学部仏文科卒、文学士(東京大学)
1/1 『個人的な体験』『万延元年のフットボール』など、詩的な言語を用いて現実と神話の混交する世界を創造し、窮地にある現代人の姿を、見る者を当惑させるような絵図に描いた功績に対して
【平和賞】
23.
1974年(昭和49年) 佐藤栄作
東京帝国大学法学部卒、法学士(東京帝国大学)
1/2 非核三原則の提唱
【経済学賞】
・・・・ノーベル経済学賞を受賞した日本人はいない。
日本国籍時の研究成果で受賞した元日本国籍の受賞者
【物理学賞】
24.2008年(平成20年) 南部陽一郎
東京帝国大学理学部卒、理学博士(東京大学)
素粒子物理学における自発的対称性の破れの発見
1/2 福井県福井市にて生まれ育ち、東京帝国大学を卒業、東京大学で理学博士号取得。ノーベル賞として評価された研究は渡米後のものだが日本国籍の時のものである。その後1970年(昭和45年)に49歳でアメリカ国籍を取得した際に日本国籍を失っており、受賞時にはアメリカ国籍。晩年はイリノイ州シカゴだけでなく大阪府豊中市の自宅にも居住していた。
25.
2014年(平成26年) 中村修二
徳島大学工学部卒、博士(工学)(徳島大学)
高輝度で省電力の白色光源を可能にした青色発光ダイオードの発明
1/3 愛媛県西宇和郡瀬戸町(現在の伊方町)生まれの大洲市出身(小学校時代に転居)。徳島大学工学部を卒業後、同大学大学院工学研究科修士課程修了。徳島県阿南市の日亜化学工業社員時代に青色発光ダイオードの開発を社長に直訴し、GaN(窒化ガリウム)の結晶を作製するツーフローMOCVDを発明。同社の青色発光ダイオード製品化に貢献した。1999年に同社を退職し、2000年にカリフォルニア大学サンタバーバラ校教授に就任。軍事関係の研究経費取得の都合から、米国籍を取得
日本にゆかりのある受賞者
【化学賞】
受賞年 名前/受賞者の貢献度
学歴/受賞理由/日本との関係
1986年(昭和61年) 李遠哲 国立台湾大学卒、Ph.D.(カリフォルニア大学バークレー校)化学反応の素過程についての研究
1/3 大日本帝国領だった台湾出身の台湾人。幼少時は日本国籍を有し日本語を話した。
旧帝国大学の一つ、台北帝国大学を前身とする国立台湾大学を卒業後、国立清華大学大学院で学び、カリフォルニア大学バークレー校でPh.D.を取得。
1987年(昭和62年) Replace this image JA.svg チャールズ・
ペダーセン デイトン大学卒、S.M.(マサチューセッツ工科大学)
高選択的に構造特異的な相互作用をする分子(クラウン化合物)の開発と応用
1/3 大日本帝国の保護国だった大韓帝国の東莱郡(現在の大韓民国・釜山広域市)にノルウェー人の父と日本人の母との間に生まれ、良夫という日本名も持つ。8歳まで朝鮮で育ち、教育を受けるために長崎県を経て、10歳で神奈川県横浜市に移り、18歳まで同市にあるセント・ジョセフ・インターナショナル・カレッジで学んだ後、アメリカに渡った。後にアメリカに帰化した。
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