「きらりの旅日記」

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ほしのきらり。

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2019.07.26
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​​​​​​​​​​​​​​アニメ「フランダースの犬」で有名になったノートルダム大聖堂【世界遺産】聖母大聖堂には、

ルーベンスをはじめとして、驚くほど多くの宗教画が掲げられております。

まず「聖母大聖堂」のジオラマから


きらりのわがまま『ベルギー旅日記』・・・第99回


Onze-Lieve-Vrouw Kathedraal
​オンゼ・リーヴェ・フロウ・カテドラル​


【世界遺産】聖母大聖堂

教派=ローマカトリック

創設日=12世紀以前

守護聖人=聖母マリア

設計者=ペーター・アッペルマン

様式=ゴシック様式

着工=1352年



尖塔数=1(南塔は未完成)

尖塔の高さ=123m

塔には・・・615段の階段があります。

世界遺産=ベルギーとフランスの鐘楼群を構成する建築物のひとつ

として登録されております

​「聖母大聖堂」内に掲げられた宗教画を観てゆきましょう

05・06ー15・11・2009
CATHEDRAL OF OUR LADY
ANTWERP

RE・U・NION
Quinten
METSIJS
Peter Paul  RUBENS



手書きハートアンブロジウス・フランケン手書きハート
Ambrosius Francken

Prediking van de heilige Eligius van Noyon

「ノワイヨンの聖エリギウスの説教」

4LTAAESTUK VAN HET SMEDENAMBACHT

鍛冶職人の祭壇

1588年油彩パネル

縦=250cm 横=180cm(中央パネル)



『アントワープ王立美術館所蔵』

教会を満たした鍛冶屋職人やそのほかの聴衆に、

司教の祭服に身を包んだ「聖エリギウス」が

説教をしています。

これが、(当時未完成であった)アントワープの



明らかに見て取れます。

ここには・・・

1885年まで、鍛冶屋職人たちの

礼拝堂が置かれていました。

両翼パネルには・・・

聖エリギウスがよく知られる由来

となった数々の善行が描かれています。

左パネルでは・・・

足の不自由なものを助け

死者を埋葬しています。

翼裏では・・・

聖人が鍛冶場で仕事をしている様子が見られ

司教に叙任されている場面を目撃することになります。

鍛冶職人の守護聖人に捧げられたこの三連画は、

アントワープの有名な宗教的歴史画家

「アンブロジウス・フランケン」のよって

大聖堂のために制作された最初の祭壇画でした。


手書きハートバーレント・ファン・オルレィ手書きハート
​Barend van Orley ​​

Laatste Oordeel met de zeven Werken van barmhartighid

「最後の審判と7つの慈善の行い」

救貧院付司祭の祭壇画

ALTAARSTUK VAN DE
AALMOEZENIERS VAN DE ARMENKAMER

1517年から1524・25年頃 油絵パネル

縦=248cm 横=218cm(中央パネル)

縦=248cm 横=94cm(両翼パネル)

『アントワープ市王立美術館蔵』

アンシャンレジーム期を通じて貧民と病人救済は、

教会と信心会の人々の宗教的な動機によるものが

大部分を占めていました。

救貧院の果たした役割は、

大きなものだったのです。

その救貧院付の司祭のために

バーレント・ファン・オルレィにより描かれた

この三連画において、慈善の行いと

持たざる者への介護が重要な位置を占めています。

最後の審判の日に、

司祭たちは、安息の気持ちを持って

判事の前へと進み出ることができるのは、

その善き行いのおかげである一方で

前景地面の右手にいるこじきと

ミギパネル前景の男の艶やかな服装には、

誰もが辿りうる運命への警告の意味が込められており

また、司祭の地位へとかれたを勧誘した

司祭が伝統的に享受していた

安楽な境遇を表わしてもいるのです。


​​​​​​​​・・・つづく・・・

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最終更新日  2019.07.26 00:10:07
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