「きらりの旅日記」

PR

カレンダー

プロフィール

ほしのきらり。

ほしのきらり。

2022.03.07
XML
カテゴリ: 美術館・博物館
​​​​​​​​​​​​​​フェルメールの『真珠の耳飾りの少女』肩越しにチラ見するこのモデルは誰なのでしょうか

Mauritshuis

オランダ・ハーグ「マウリッツハイス美術館」門前にて

ヨハネス・フェルメール
Johannes Vermeer
(1632-1675)


1632年10月31日?〜1675年12月15日?(43歳没)

 Jan van der Meer van Delft
ヤン・ファン・メール・ファン・デルフト

オランダ(ネーデルランド共和国)の画家。

バロック期を代表する画家のひとり。

フェルメールの現存作品は、32点〜37点?

20歳にして宿屋と居酒屋の店主と画家を兼務。

代表作は

ヨハネス・フェルメール
​Johannes Vermeer​

​Girl with a Pearl Earring 1665-66

『真珠の耳飾りの少女』 1665年〜1666年​​


油彩 カンヴァス 44.5cmx39.0cm




訴えるようなまなざしで、

肩越しにこちらをチラ見する美しい少女。


絵のモデルは・・・

もしかしてフェルメールの恋人?

それともお嬢さん?


見る者を、

ふとそんな気にさせるこの絵は・・・

37点しか存在しないこの画家の作品のなかでも、

最も人気が高く、

​「オランダのモナ・リザ」​ とも呼ばれています。


La Joconde c. 1503-1519

『モナ・リザ』 1503年〜1519年頃​

ポプラ板に油彩 77.0cmx53cm

フランス・パリ「ルーヴル美術館」所蔵。

それは・・・

レオナルド・ダ・ヴィンチの『モナ・リザ』 が、


かつて言われたように、

謎の微笑をたたえるこの女性が、

実在する人物ではなく、

フェルメールが理想とした女性だからだ、

とも言われます。




少女はどこにいるのかも、

誰なのかもわからないまま、

カンヴァスの中で300年を生きてきました。





フェルメールがもっとも好んだ色

この絵の具は、

材料がラピスラズリという宝石のため、

非常に高価でしたが、

借金をしてまでこの ​「青」​ にこだわり続けました。


フェルメールの死の翌日、

妻は破産を申告しますが、

原因は絵の具の借金だとさえ言われるほどです。


今では ​100億円​ とも言われるこの絵は、

死後約200年にあたる

​1881年の競売​にかけられた際には、

評価できないほど汚れており、

わずか2ギルダー30セント

(約1万円)で落札されました びっくり安い!


​​『 真珠の耳飾りの少女』のモデルは・・・誰? ​​

少女のモデルは・・・

フェルメールが愛した使用人だった!

いやいや〜

2003年に映画化された

「真珠の耳飾りの少女」の影響で、

そう信じている人も多いが、


これはあくまでも、

原作の同名小説(1999年)を書いた

アメリカの作家:トレイシー・シュヴァリエによる創作。


整った顔立ちと深いまなざしは、

ほかの作品のモデルとはまったく異なるため、

少女の正体はわかっていない。


フェルメールの長女:マーリアや、

妻、愛人などとする説もあるが、

画家をとりまく人々の肖像画が残っていないので、

真相はいぜん闇のなか・・・・


だが、

それがかえって何通りものストーリーを生む、

この作品の魅力となっている


(参考文献:朝日新聞出版/フェルメールへの招待より)
(写真撮影:ほしのきらり)

​​​​​​​​​​

モナ・リザにぽち にほんブログ村 旅行ブログ 世界遺産へ ​​​​​​​​​​​​​​​



​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​​

​​​​





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2022.03.07 00:10:12
コメント(0) | コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Site
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: