「きらりの旅日記」

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ほしのきらり。

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2023.07.10
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カテゴリ: 歌舞伎
東京・歌舞伎座で上演中の市川猿之助さんの休演で市川中車さんが演じることとなった歌舞伎のあらすじです手書きハート

東京:歌舞伎座にて

​​​ ​歌舞伎座七月大歌舞伎​



​​ 『菊宴月白浪』 ​​

四世:鶴屋南北作

序幕 

第一場 甘縄禅覚寺の場

第二場 伊皿子町九郎兵衛浪宅の場

第三場 山名館の場



・・・あらすじ・・・

序幕 第一場 甘縄禅覚寺の場

ここは、

甘縄禅覚寺にある

塩谷判官とその仇討ちを果たした

大星由良之助以下、

四十七士の墓前。




高野師直を討ち、

切腹を命じられて一年が経った。



幕府の重臣である石堂数馬之助( 門之助 )、

山名次郎左衛門( 由次郎 )、

塩谷判官の弟の塩谷縫之助( 種の助 )、

山名の実子で師直の養子となった高野師泰( 青虎 )が、

一同に会し、


(はなかたみ) の短刀、

高野家の重宝の管家 (かんけ) の正筆 (しょうひつ)

将軍家に献上することを条件に、




そうした中、

ここへやって来たのは、

腰元の浮橋( 男虎 )。

浮橋は縫之助と恋仲になり

その ​​胤​ (たね) を宿して​いるが、

高野家の家臣垣坂伴内の娘であったため、

縫之助と逢うことはままならなかった。


ふたりが暫しの逢瀬を楽しもうと

その場を立ち去ると、

塩谷家の家老であった

斧家に仕えた下部与五郎( 歌之助 )が現れる。


さらに高野家の家臣の種ヶ島六太夫が姿を現し、

縫之助が亡兄の墓前に供えた

花筐の短刀 (はなかたみのたんとう) を盗もうとする。



これを与五郎が見咎めて争うところへ現れたのは、

元塩谷家家老の斧九郎兵衛の息子の

斧定九郎( 中車 )。



定九郎は、

桃井家の娘の加古川と恋仲となり

その不義の罪により家を勘当された身の上であった。


やがて、

献上の二品の検分が行われるが、

花筐の短刀が、

鈍刀 (なまくら) に摺り替えられていたことから、

その申し訳に縫之助は、

切腹をしようとする。


すると、以前から

勘当を許される機会を窺 (うかが) っていた定九郎は、

亡君の仇討ちに参加せず、

「不義士」と呼ばれるようになった父の

九郎兵衛の汚名を雪ぐ (そそぐ) ことにもなると考え、

縫之助の身代わりとなって切腹すると申し出る。

その訴えが聞き届けられ、

定九郎は、

父の浪宅で切腹することになる。


・・・序幕 第二場につづく・・・


(写真撮影:ほしのきらり。)



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最終更新日  2023.07.10 00:10:12
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