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ががんぼの脚狼狽(うろた)へるため長し 後藤比奈夫
「ポトスライムの舟」も面白かったんですが、西瓜丸的には、「十二月の窓辺」のほうが衝撃的でありました。
なんなの、このV係長。こんなやつが職場にいたら、その上の上司に間違いなく直訴するけど。私なら絶対に戦ってやるけど。
でも、それをしても意味がないと諦めるしかない境地にまで追い込まれているということなんだろうな。
帯に、「働いている人なら必ず共感できる」とありましたが……私の場合、共感というよりも、驚きとか怒りとか戸惑いのほうが強かったです。そういう感情が先に来たということは、まあそれなりに問題はあるとはいえ、私が職場に恵まれてるっていうことなんだろうな。
「十二月の窓辺」で印象的だったところ↓ ここではないどこかは、当然こことは違い、そこには千差万別の痛みや、そのほかのことがあるとツガワは知ったのだった。
そりゃそうだよねえ……
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