全856件 (856件中 1-50件目)
寒星や神の算盤ただひそか 中村草田男 さんりく海の幸支援制度、石巻・雄勝・立浜復興プロジェクトに、参加しました。3.11以降、やっぱり、「思っている」だけじゃだめなんだなと強く感じて……少しでも、できることを、行動に移すようにしています。あとは、もも・かき育英会も入りました。毎年1万円ずつ、10年間。こんなことしかできないけど、こんなことでもできるのなら、ね。 以前どこかで見たTシャツのロゴ、ほんとにそのとおりだなと思って、時々頭の中で唱えます。 Just thinking about it won't get anything done. 話はまったく変わるんですが、楽天ブログからリンクの表示って削除されたのかな?個人的ブクマをいっぱい載せてたのに……楽天ブログって改悪しかしてない気がする。いい加減引っ越しを真剣に考えたい┓(´Д`)г=3
2012.01.16
コメント(0)
夕焼空焦げきはまれる下にして氷らんとする湖(うみ)の静けさ 島木赤彦 石田淳『教える技術』読了。「行動」に焦点をあてた、非常に納得できる本でした。西瓜丸、この言葉を頭の中に刻んでますから!↓ 人間が変わる方法は3つしかない。 1つは時間配分を変える。 2番目は住む場所を変える。 3番目はつきあう人を変える。 この3つの要素でしか人間は変わらない。 最も無意味なのは「決意を新たにする」ことだ。 (大前研一「時間とムダの科学」より) というわけで、具体的な行動が「変える」「変わる」一番のポイントというわけですね。 成果を出している人は、成果の出る行動をしている。成果を出している人の行動を徹底的に分解し、それをチェックリストにして指導に使う。教えるとは、望ましい行動を出すようにすること。すべての結果は日々の「行動」の積み重ねで成り立っている。「行動」そのものに着目する。行動自体を明確に評価する。 実は西瓜丸、また急きょ秘書に異動になったんです(^^;なんと今年秘書に異動してきた新人後輩が4人もいるので……どんな結果が望ましいのか、そのためにはどういう行動をすべきなのか、考えて自分の仕事&後輩の教育に活かしたいと思います。
2011.12.23
コメント(2)
けふは凩のはがき一枚 種田山頭火 タイトルで「うん?」と思い、そして表紙に書かれた冒頭の言葉で撃ち抜かれます。本書は、これから社会に旅立つ、あるいは旅立ったばかりの若者が、非情で残酷な日本社会を生き抜くための、「ゲリラ戦」のすすめである。もう社会に旅立って10年以上経っちゃった西瓜丸ですが、この本が説くマインドは、大変勉強になりました。要するに、「世界はどんどん変わっていっているのだから、その中で自分を変えて生き延びなくちゃだめだよ」という理解です。勉強ブームのカゲには「不安解消マーケティング」がある。安易に勉強すれば大丈夫と思うな!とは、その通りなんだろうな……。(安易に勉強するだけでも、しないよりはいいんだろうけど) 実は西瓜丸、また来週から秘書に戻るんですよ(^^; 人事やれと言われて人事に行ったのに、また戻れと言われて戻ることに……。そういう、変化だらけの世界に生きているということを実感しますね……人事で生き延びて、また今度秘書に戻って生き延びるには、「差異」を作り出すには、どうすればいいのか? それを考えつつ、初心に戻って業務に取り組みたいと思います<(_ _)> 【送料無料】僕は君たちに武器を配りたい
2011.12.18
コメント(4)
風暗き都会の冬は来りけり帰りて牛乳(ちち)のつめたきを飲む 前田夕暮 TEDというビデオ公開サイト、ご存知ですか?私は全然知りませんでした。BIG ISSUEの記事で読んで気になってて、初めてアクセスしたのですが、日本語字幕がついているやつだけでも面白そう!超人気だという、デレク・シヴァーズの「社会運動はどうやって起こすか」を見たら、確かに面白かったです。たった3分。なのに自分の認識がきれいにひっくり返って……いやはや、一流のプレゼンってこうなのね。でもって、グローバルというかボーダーレスというかフラットな世界というか……とにかく今は、否応なしに自分のいる場所がそういう世界に移行しているんだなと妙に実感しました。まずいぞこれは。
2011.12.08
コメント(2)
一樹一石おろそかならず秋の天 米田双葉子 西瓜丸は非常にめんどくさがりやです。そんな西瓜丸を掃除の鬼(※ただし床だけ)に変えたのは、今年買った、マキタの充電式掃除機! なにせ軽いし、小さいし、コードを引っ張り出してコンセントに刺して次の部屋に行くときはまたコンセントを替えて、という手間がない! とにかく手軽!おかげで、脱衣所トイレ台所含めて、毎日部屋中掃除機をかけるようになりました\(^0^)/……って、コレ、当たり前? 私が買ったのは通販生活のオリジナルのものですが、楽天でもあるようです。働く女性におすすめ!!!
2011.11.20
コメント(4)
柿食ふや遠くかなしき母の顔 石田波郷 少し前に読み終えてた、瀧本哲史『武器としての決断思考』。すごく面白かったです。瀧本哲史さんの本は、いま『僕は君たちに武器を配りたい』も読んでますが、他にも出たらぜひ読みたい。西瓜丸的に何が響いたかというと、それこそ「武器」という考え方です。本を読んだりして得た知識などは、なんらかの「判断」や「行動」に繋げられなければ意味がない。それはこの不透明な時代を生き抜いていくための武器である、と。変化に対応できないことは最大のリスクである。物事に正解はない、だから自分で考えて「いまの最善解」を導き出し、行動することが必要だ…… これを読んで思い出したのがふたつ。IFIビジネススクールの名誉学長である尾原先生のスピーチの一節、「自分の運命は自分でコントロールしないと他の誰かがコントロールする」。それから、何度読んでも面白い、桜庭一樹の『砂糖菓子の弾丸は撃ち抜けない』の言う「実弾」……たとえばお金とか、そういう、世の中にコミットする直接的な力、実体のある力。これらふたつのことと、『武器としての決断思考』は、私の中ではとてもスムーズに結びつきました。ここ最近で「読んでよかった本」のひとつです。
2011.11.13
コメント(2)
誰がために思ひ悩むか愁ひげに首うなだれて咲くコスモスの花 金子文子 2年前に買って今も絶賛愛用中のコケットの鳥かごバッグに続き、ハートを撃ち抜かれるバッグに出会いました! Yoda Hidemiのブックポシェット!! 本当にアンティークの洋書みたいでしょう。内側はシンプルな革です。モチーフとしての本好きにはたまらんですよ……!お財布とキーケースと定期入れ、プラス携帯ふたつがちょうど入るくらいのサイズです。他にも何色かあります。ちょうど今、渋谷西武でフェアをやっているそうです。興味のある方はこの機会にぜひ!
2011.11.09
コメント(0)
葉けいとう燃ゆるかぎりはひとを恋ふ 柴田白葉女 芸能人が書く本をどうも敬遠してきた西瓜丸なんですが、コレだけは即買いました。雑誌CREAで竹内結子さんが連載してきたものをまとめた『たけうちマルシェ』。竹内結子さんご自身、芯の強さを感じさせる、媚びない綺麗さがある人ではないですか。しかも、選ぶ品々が、とてもセンスが良いうえ幅広い。アホか!というような値段の高さのものはあまりなく、我々庶民でも試してみられそうなものが多いし。何より、最初に紹介されてるのが、西瓜丸が10年以上前から愛し続けているうさぎやのどらやきですからね!!! この前も散歩の途中で買っちゃったよ!そんなこんなで勝手に親近感を覚えて、この本を買ったのでした。コレおいしそう、コレも試してみたい……と、付箋をぺたぺたしながら読んでいます。写真も可愛くて、何度も手に取りたくなる本です(^^)
2011.10.04
コメント(0)
向日葵は枯れつつ花を捧げおり父の墓標はわれより低し 寺山修司 千駄木露地でランチしてきました。日本家屋を使った細長い間取りで、雰囲気がとても素敵なんです(´▽`)ランチは1300円で、前菜・スープ・ドルチェから2品と、パスタなどから1品選べて、ドリンクもついていて大満足。 ↑左は奥が生ハムのサラダ、前が秋鮭とじゃがいものサラダ。右はさつまいものスープと、カツオのなんとか(忘れた 笑)。 ↑左は焼きニョッキきのこクリームソース。右はベーコンと玉ねぎのトマトソーススパゲティやわらか~いニョッキは瞬殺だったので、これだけだとおなかすくかも……。パスタは結構ボリュームありました。肉料理や魚料理もぜひ食べてみたい。
2011.10.02
コメント(0)
広場なる噴水の辺に日光充ちゆゑに鳩をりゆゑにわれ在り 香川ヒサ 嵐好きの友達が遊びに来たので、行ってきました憧れのプロカンジャンケジャン。結構前に藤原紀香さんがゲストでいらしたときの「ひみつの嵐ちゃん!」でやってたんですよね~。櫻井くんがシャアになったときの(笑)いつか行かねば、という話を前々からしていたので、念願かなって嬉しいです\(^0^)/ランチセット、1人前2900円ナリ。値段はかわいくない。けれど美味しい。他に食べたことがない味! 甘くて濃厚です。無言で真剣に食べました。最後に蟹の甲羅の中にご飯入れて食べるんですが、これが実に美味しかった……!1年に1回くらい食べたいなあと思いました(^^;
2011.09.30
コメント(0)
ががんぼの脚狼狽(うろた)へるため長し 後藤比奈夫 「ポトスライムの舟」も面白かったんですが、西瓜丸的には、「十二月の窓辺」のほうが衝撃的でありました。なんなの、このV係長。こんなやつが職場にいたら、その上の上司に間違いなく直訴するけど。私なら絶対に戦ってやるけど。でも、それをしても意味がないと諦めるしかない境地にまで追い込まれているということなんだろうな。帯に、「働いている人なら必ず共感できる」とありましたが……私の場合、共感というよりも、驚きとか怒りとか戸惑いのほうが強かったです。そういう感情が先に来たということは、まあそれなりに問題はあるとはいえ、私が職場に恵まれてるっていうことなんだろうな。 「十二月の窓辺」で印象的だったところ↓ここではないどこかは、当然こことは違い、そこには千差万別の痛みや、そのほかのことがあるとツガワは知ったのだった。そりゃそうだよねえ……
2011.09.04
コメント(0)
明日ありや水着のしずく地を濡らす 鈴木六林男 仲良し同僚のMちゃんと、ものすごく昔からものすごく行きたかった「ブルーベリーヒル勝浦」に行ってきました。1泊2日、アクアトニック付きのプラン。運動嫌いの西瓜丸ですが、このアクアトニックはぬるめの温泉みたいな感覚で、ものすごく気持ちよかった!! 屋外バブルバスなんてのもあり、青い空と白い雲と青い海と遠くをゆったりと横切っていく船を眺めながら(夜にニュースを見てびっくりしたんですが、都内は大雨だったのね。勝浦は晴れてたよ)、ぼーっとする至福(´▽`)あまりにリラックスしすぎて、うっかり悟りを開きそうでした!?(笑)従業員の皆さんもほんとに親切で、サービスも行き届いていて、実によかったです。次は連泊したいね!と話しつつ、特急「わかしお」で帰ってきました(でも乗って5分で爆睡)。
2011.08.27
コメント(0)
割箸を四つ脚となし茄子の馬 山田六甲 またブログのさぼり癖が出た……(^^;そして、物語を楽しむことを目的に本を読むことが減ったなあと思って、ちょっと寂しい気持ちです。「こんな知識を得たい」「これについて知りたい」といった理由があって本を読むことが多くなりました。通勤電車の中では新聞読んで終わっちゃうしなあ。これは、私なりの、「大人のなり方」なんでしょうか。……とか言ってるけど、昨日は耐久カラオケ6時間を満喫……。やっぱ全然子供だ(笑) で、『夏の吐息』。文庫化されたのを機に読みました。年齢を重ねていくだけ、哀しみに出会う回数も増えるし、きらきらしたものに出会う回数も増える。そしてそういう「きらきらしたもの」が人生においてどんなに貴重かを知っているからこそ、大切に慈しむことができる。そんなことを感じました。「パロール」「春爛漫」が、特に好き。
2011.08.12
コメント(0)
舌に載せてさくらんぼうを愛しけり 日野草城 まだ白山に住んでた頃、引っ越す直前に知ったのがこの白山ピザでした。西瓜丸が大好きなナポリ風のもちもち生地で、実に美味しい。 特にはまってしまったのが、この左側のサラダが載ったやつ! これを食べにまた白山に行きたいくらい(笑)右側の、ゴルゴンゾーラ+メイプルシロップ(はちみつだったかなあ……)も美味しかった。オニオンリングは残念ながら私が好きな味じゃなかったんだよな~。ペペロンチーノは辛すぎてダメだったし。比較的最近できたお店なので、いい具合に進化していってほしいです。白山で美味しいピザが食べられるところって、なかなかないんだよう。
2011.07.07
コメント(0)
逢へぬ夜の風鈴しげく鳴ることよ 中村苑子 昼間にmotion*visに髪を切りに行ったら、今年の社員旅行は韓国になりそうだという話を聞いて……韓国のガイドやグルメマップを見せてもらってるうちに、「どうにもこうにも韓国料理が食べたい!」「サムギョプサルが食べたい!」と、完全に感化されてしまいました(´▽`;ってなわけで、地元・根津のモゴモゴ。前から気になっていたものの、入ったことはありませんでした。どうやらチヂミが美味しいらしい! それとサムギョプサルは食べねばなるまい!ってことで、ルームメイトと二人で突撃~こじんまりとしたお店には、常連客が次々にやってきました。地元に愛される名店って感じです。いろんな方がブログなどで褒めておられるチヂミは、確かに美味しい! 普通のチヂミより厚めで、カリッと&もっちり。タコとニラが惜しみなく入っています。下味がしっかりついているので、タレがなくても十分いける。 次は真打ち(?)サムギョプサル! あまり日本では見ないタイプの鍋(溝がある鉄板で、真ん中から油が器に落ちるようになっている)で、陽気なママが焼いてくれます。 見てください、このお肉の厚さ! 焼きあがったらこれをハサミでじょきじょき切るのが韓国っぽい。昔ソウルで食べたときも、ハサミ大活躍だったな~。で、野菜に辛味噌とネギその他と巻いて食べるのが、実に美味しい。お肉だけだと油っぽくなってしまうけれど、野菜で巻くことで不思議なくらい平気なんですよねえ。 チヂミもサムギョプサルも相当なボリュームなんで、女子二人で行って、全部は食べきれませんでした……。ほんの少しだけ残しちゃった。(ごめんなさい相葉先生……!!)チゲも美味しいみたいなので、今度はもっとメニューを絞って、再チャレンジしたいです。
2011.07.03
コメント(0)
鎌倉の海のごとくにひるがへる青草に寝て君を思はむ 吉井 勇 1週間経ってしまいましたが、ワクワク学校の最終授業に行ってきました☆最終公演ということでメディアが入ってたようで、テレビでいろいろ報道されてましたが……どうせなら報道されてない回を見に行けばよかったと思うけど、それはさておき(^^;5人の先生の個性あふれる授業は「日々是気付」をテーマに行われました。「ビリビリの授業」by松本先生で学んだ「Happiness=ドライヤー8分」はかなり衝撃的で、夜はドライヤーで髪を乾かすのをやめましたよ、あれから! 5人が「Happiness」1曲分の間自転車で発電した分は、ドライヤーだと8秒間分に過ぎないっていう……。一番印象的だったのは、相葉先生の「パクパクの授業」かなあ~。北海道の養豚場へ取材に行って、出荷する豚を自分で選ぶという経験をした相葉くんのVTRの、つらそうな……けれどこれが現実なんだと呑み込むような表情が印象的でした。西瓜丸、受講中にうっかり涙が(´Д`) 「ごちそうさま、ありがとう」……食べ物とそれを作ってくれた人への感謝の気持ちを忘れちゃいけないなあ。 その二日後に、相葉くんがまた肺気胸で入院と聞いて超心配です。今は休むのが仕事だということで、しっかり休んでまた元気に帰ってきてほしいです。地球のみんな、相葉くんに元気を分けてくれ!!((C)ドラゴンボール)
2011.07.02
コメント(2)
はつなつのゆふべひたひを光らせて保険屋が遠き死を売りにくる 塚本邦雄 30代の夫婦向けの本だったんで、部分的にしか参考にならなかったけど、「設定した貯金額をクリアーすれば、あとはつかっても構わない!」という考え方は、気楽でいいなあと思いました。あと、支出を把握するのに、「銀行引き落としのお金と財布に入れたお金を1か月に1回確認」というのも楽でよい。西瓜丸、小銭に細かいくせに、大きいお金はほんとわからない……大雑把すぎて自分でもびっくりするくらい(><)大雑把は大雑把なりに把握して、予算立てて、賢くお金をつかいたいと思います。。
2011.06.24
コメント(0)
ゆっくりと力を抜いて目を閉じる 明日はたぶん晴れると思う 加藤千恵 いつもお世話になっている和雑貨 翠さんのメルマガで、復興への種まきプロジェクトのことを知りました。壁紙をダウンロードで購入して、被災地へ募金しようというもの。西瓜丸も早速購入しましたよ~☆こういう取り組みができること、本当に素晴らしいと思います。
2011.06.17
コメント(2)
遠き日のアイスコーヒー二つかな 二階堂英子 警察署へ免許証の住所変更へ行ったついでに、足を延ばして東大に寄りました。目的は、UTカフェ・ベルトレ・ルージュのランチ!食べる目的がないと、散歩のモチベーションが続かないこの意志の弱さ_| ̄|●この日のランチは、鶏肉とブロッコリーのパスタ レモン風味(ドリンク付き900円)と、鶏肉のワイン煮込み(ドリンク付き1000円)。サラダのドレッシングおいしい。お肉は柔らかくて、フォークがいらないくらい。 そしてそして、別腹デザート!(※だから痩せません) ルージュ・パフェ580円。ソフトクリームのおいしさにびっくり。ストロベリーにブルーベリーなどなど、いろいろ乗っているのがうれしいですなあ。見た目もかわいいし。結構大きいので、二人で半分こでちょうどよかったです(^^;
2011.06.16
コメント(0)
廃駅をくさあぢさゐの花占めてただ歳月はまぶしかりけり 小池光 大変にお久しぶりとなってしまいました(^^;この2か月ほどの間、まー仕事が忙しかったり自宅を引っ越したりパソコン買い換えたりといろいろやってまして、またブログのさぼり癖がついてて……。ぼちぼち再開します。 で、『怒らないこと』。短気だと定評がある(?)西瓜丸、これを読んで反省しました(^^;「怒りが生まれると、喜びを失う」。確かにそのとおり。「何があろうとも拒絶せず、状況を受け入れて楽しむ」。……そのとおり。つまり、怒ると、周りも自分も損だってことだね。
2011.06.15
コメント(0)
日のあとを追つて行きけり石鹸玉(しゃぼんだま) 佐藤和枝 やずやの香醋と、越海青魚というサプリをずーっと飲んでいます。で、最近はまったのが七彩御膳。お米に混ぜて炊きます。雑穀にちりめんじゃことかさつまいもとか入ってて、超おいしい!! 健康に良くて美味しいというのは素晴らしい。今なら無料でサンプルもらえるようなので、気になる方は試してみてください(^^)
2011.04.19
コメント(0)
さくらばな花体を解きて人のふむこまかき砂利に交りけるかも 岡本かの子 『フライ、ダディ、フライ』などで有名な金城一紀さんのシリーズの、「最初の冒険譚」。面白かったですよ。面白かったんだけど、なんというか、書き急いでいる印象を受けたなあ。とにかく話を進めていって書きあげてしまおう、というか。『フライ、ダディ、フライ』とかは、もっと細部まで書きこんであった気がする。いま手元に本がないので、比べられないんだけど……最後の部分が好きです。 (前略)退屈なのは、世界の責任じゃない。怠惰な僕たちの創り出している世界が、退屈なだけなのだ。だから、眼を見張れ。耳をすませ。感覚を研ぎ澄ませろ。そして、準備を怠るな。驚異的なダッシュを見せつけるために、身軽になれ。(以下略)
2011.04.17
コメント(0)
葉よりまず花咲く不思議見おろして天界に似る二十三階 小島 ゆかり このたびの異動で人事部に異動した西瓜丸。替わりに新しい秘書も入ってきたので、秘書ズが歓送迎会を開いてくれました。リッツカールトン東京のタワーズグリルで、マクロビオティックランチ! ゴージャス! メニューはこちらの3品。・有機ミックスグリーンサラダ、白隠元豆、ひじき、アスパラガス 胡麻風味のヴィネグレット・穀物米の豆乳入りリゾット、ひよこ豆、ロースト茸・苺と林檎のゼリー ヴァニラ風味すぐにお腹が空くんではないかと思ってたんですが、意外にお腹にずっしり来て、満腹感長持ち! もちろん美味しいし!写真撮り忘れたんですが、一人ずつサーブされたミニ食パン一斤(あつあつ)&フレッシュバージンオイルもすごく美味しかった。心なしか、美人に近づいた気がしました(笑)
2011.04.16
コメント(2)
手にうけて開け見て落花なかりけり 高浜虚子 もうすぐ後編が始まっちゃうよ!ということで、慌てて観てきましたGANTZ。(遅すぎ)いやあ、もう、ずーっとハラハラドキドキで……理不尽な設定に完全にひきこまれてました。やっぱりニノは演技がうまいなあ。続きも本当に楽しみです。あと、後編をうっかり「GANTZ ファイナルアンサー」と覚えてました。それじゃミリオネアだ…… GANTZの前は、久々に農家の台所へ行って、初のランチを!私は贅沢ランチをオーダーしました。野菜はもちろん、チキンの焼き加減も絶妙で実に美味しかった。超おなかいっぱいになりました(´▽`) 右の写真の右奥、ホワイトたまごのオムレツです。真っ白! 味は普通に卵です(^^;なんで白いのかな?と思ったら、飼料がお米なんですって! つまりトウモロコシを食べてるから黄身は黄色なんだね……知らなかった。WEBショップはこちら→農家の台所 楽天市場店。
2011.04.15
コメント(0)
ねがはくはわれ春風に身をなして憂(うれい)ある人の門(かど)をとはばや 佐佐木信綱 どうにもこうにも美味しいラーメンが食べたい!と思い立ち、ずっと気になっていた近所のラーメン屋さんに行ってきました。11時半開店で35分に行ったら、ちょうど満席になった……恐るべし火風鼎。私はしょうゆ味のチャーシューメン、ルームメイトは塩味の「まぼろしの塩」を注文しました。 チャーシューメンは脂身の少ない厚めチャーシューがごろごろ。結構しょっぱいスープだけど、美味しいしょうゆ味ってこんな味だったな!と思い出させてくれる感じ。どちらも手打ちの不揃いな麺で、無心で食べてしまいました(^^;それで気付いたことは、私はラーメンを食べ比べた経験があんまりないから、語るボキャブラリーが少ないんだな、と……。ハンバーガーは自分の中に基準があるし(FIRE HOUSE!)、いろんなお店のを食べ比べてるから多少は語れるんだけど。まあなんにせよ、美味しければいいのだ!次は限定20食のつけ麺を食べに行くぞ!!
2011.04.02
コメント(0)
沈丁花生死の境に薫(くん)じけり 渡辺水巴 「夜のむ トマトとレモン」が大好きです。お風呂上りに一瞬で飲み干します。これ、生協の宅配でしか扱ってないって、最近初めて知りました。生協とカゴメの共同開発商品なんですって。これ、実に美味しいのに、カゴメのサイトにいってもどこにも書いてないんですよね……もっと大きいサイズにして普通のスーパーにも置いてほしい。
2011.03.21
コメント(0)
知人と縁がある団体だそうで、紹介を受けました。ささやかながら義援金を寄せたところです。東北地方太平洋沖地震へ緊急支援@チャリプラ
2011.03.13
コメント(0)
実家の家族とも連絡取れてます。全員元気で、家への被害もほとんどなかったとのこと。東京の私の家も、本棚の本がちょっと飛び出たくらいで(落ちるほどではない)、ルームメイトも私も無傷です。電気水道ガス全部いつも通り。ただ、電力が不足する見込みらしいので節電します。取り急ぎ報告でした。被災地のニュースを見るたびに、あまりのひどさに胸を痛めています……義捐金くらいしかできない自分がもどかしい。なんとか、なんとか、がんばってください……
2011.03.12
コメント(9)
日あたりて春まぢかなり駅の土堤(どて) 山口誓子 先日、K崎さんとH江さんの誕生日をお祝いするダイガーの会を両国で行いました。参加者は、ほかCエコと西瓜丸。鍋が食べたくて、本場両国のちゃんこで女子会! 渋い!Cエコが予約してくれたのはちゃんこ巴潟さん。お店の方はとても親切で、もちろんちゃんこも美味しかった! かなりの大ボリュームだったので、女子4人でちゃんこ3人前にして正解でした。うるさくてほんとすみませんでした…… 単品注文した鶏串も超おいしかった! Cエコが買ってきてくれたケーキ。お店の方は快くチャッカマンや取り皿を貸してくださり……ほんとすみませんでした……(再) 相当お腹いっぱいになったんだけど、Cエコ行きつけという飲み屋さんに立ち寄り。いろんな種類のビールが豊富にそろっている、ポパイというお店です。1リットル?のビールタワーをテーブルにサーブしてくれました。 井戸のように手押しポンプで汲むビールはカウンターに。かつてイギリス(だったかな)でビール樽を地下に置いていて、こういうポンプで汲んでいたそうですよ。普通は、上の写真のビールタワーみたく樽が上にあるので、コックをひねれば出てくるんですね。 両国にはIFI時代に1年間通ったんだから、もっとお店の開拓をしておけばよかったなあ……と改めて思った両国ナイトでありました。ダイガー集会、またぜひ。
2011.03.06
コメント(0)
一人とや二人(ににん)三人百人と過ぎたる人を数う百まで 福島泰樹 先日、会社の元上司であるKさんが亡くなりました。まだ30代でした。つい前日まで健康そのものだったらしいのに、本当に突然のことだったそうで……私がKさんと一緒に仕事をしたのは営業部時代なので、もう7~8年前のこと。人望があって、情に厚くてハートも熱い、けれどとても親しみやすい、素晴らしい人でした。で、実は私は今月から人事部に異動になったんですが(つっても後任がまだ来ないので、当分は秘書と兼務なのですが)、今日、新しい上司になるHさんと面談があったんです。私が営業部にいた頃から、Kさんは、当時から人事部だったHさんに、「西瓜丸は本部勤務に向いていると思うから、機会があればぜひ本部に異動を」という話をしていたのだと、今日の面談で初めて聞きました。私は、社内公募で営業部から秘書に異動した、当時ではかなり珍しいパターンで。私が応募する前からKさんは適性を見抜いてくれていて、私が秘書に応募したことを知って、Hさんに「向いてるから、ぜひよろしく!」と更にプッシュしてくれていたんだそうです。全然知りませんでした。Kさんと私は、当時、そう話したこともなかったはずなのに……あのとき社内公募にパスして秘書にならなかったら、たぶん私はずっと早くに会社を辞めてたと思う。IFIビジネススクールで勉強することも、このブログを開設することも、多くの人たちに出会うこともなかったはずです。 そんなことちっとも知らなくて、「ありがとう」を言えないまま、Kさんは逝ってしまいました。きっとKさんは「そんなの気にすんなよ!」と笑ってくれるのでしょうが、それでも……もっとちゃんと「ありがとう」を伝えたかったし、Kさんと一緒に仕事をしてもっといろいろなことを学びたかったです。残念でなりません。今は、どうぞ、安らかにお眠りください。私は、Kさんの遺志を継いで、今度は人事部で力を尽くしていきます。
2011.03.03
コメント(2)
黒白(こくびゃく)の君の記憶に美しき禍としてわれは在りたし 日下淳 面白すぎて、美容院への行き帰りの電車の中でこの本を読んでいて、行きも帰りも目的駅で降り損ねました_| ̄|●帰りに至っては間違って反対方向の電車に乗ったからね! 夢中になりすぎです。『巷説百物語』から続くキャラクターたちが出てくるのは、昔から読んでるファンにとって嬉しいですね。ただ、たしか『巷説百物語』は、基本的に山岡百介の視点(だます側でもだまされる側でもない第三者としての)で話が進んでいった気がするのだけど、これはそうではなかったので……途中でなんとなくオチに勘付いてしまって、それが自分としてはちょっと悔しいというか。
2011.02.26
コメント(0)
風。そしてあなたがねむる数万の夜へわたしはシーツをかける 笹井宏之 おもしろすぎてびっくりした!殺人事件があるわけでも、世紀の脱出劇があるわけでもない。子供の頃に行われていた「キャンプ」をめぐる、かつて子供だった大人たちの話……登場人物像があまりにもリアルだし、設定も「なさそうでありそう」だし、いやはやさすがです。電車で座れたときは眼を閉じてPCの疲れ眼を休めたいこの西瓜丸が、電車に乗ってる間中ずーっと読み続けてしかも家でも読んでたくらい! メモしておきたいな、と思った箇所、ふたつ。「それでね、弾の両親が、ここに集まろうと思わなければ、私たち、知り合いでもなんでもなかった。すべて、だれかが何か思ったり、決めたりして、そこから現実が変わっていく。なんかすごいよね」「でもはじまるのは、いいことばかりじゃないよね。悪いことしようと思う人だっているし、復讐するって決める場合もある。ぼくらだって、会ったことがいいことに分類できるかどうか、人によってさまざまだと思うな」(中略)「でもさ、弾、何かをはじめることでできるのは、結果じゃなくて世界なの。いいことだけでできた世界も、悪いことだけでできた世界もないと思わない?」 「私たちが今日、こわがらずに家を出ていけるのは、迷子にならない保証や困った事態にならない確信があるからじゃない。何かすてきなことや人にきっと会える、困ったときにきっとだれかが助けてくれる、そう思うことができるから、なんとか今日も明日も、出かけていけるんじゃないか。大げさにいえば、生きていかれるんじゃないか」 いやー、ほんとねえ、面白かった。映画は当日だと1800円で、この本は1500円だけど、面白い小説は面白い映画のように印象に残る。風景も見える。
2011.02.24
コメント(0)
人生はただ一問の質問にすぎぬと書けば二月のかもめ 寺山修司 小谷元彦展『幽体の知覚』@森美術館、日経新聞のアートレビュー「平野啓一郎が見た美術展」で知って、行きました(このレビュー、いつも楽しみ)。いやあ、非っっっ常に興味深かった。見ているだけで、不安になるというか。足元から揺さぶられるというか。たとえば髪の毛で作ったドレス。シルクのドレスなら、そのしっとりとしたなめらかさを想像するけど、素材が髪の毛になっただけで、ぞくりとする。あるいは「ファントム・リム」というタイトルの写真。白いワンピースを着て床に横たわる長い髪の少女は無表情で、両手は潰れた果実で真っ赤に染まっている。ぎりぎりのところで見えないスカートの中、緊張感をはらんだ髪先……「ホロウ」というシリーズは、物体の表面がリボンのように解け出していて、それもまた面白い。それから、過去や未来の未知の生物の骨のような「ニューボーン」シリーズなど。「インフェルノ」は、天井と床が鏡で、周囲を滝の映像の膜で覆われた小部屋の中に入って鑑賞します。自分が水の中に浮いているような、上昇と下降を繰り返しているような、奇妙な錯覚が面白い。なぜこの人の作品に惹かれるんだろう……どこかに「死」をはらんだ作品群に、逆に「生」を思うから?このページで、写真入りの詳しい解説読めます。残念ながら2月27日までなので、興味ある方はお早めに!
2011.02.20
コメント(0)
あかねさす生の側にて光り立つ黄の水仙とこのわたくしは 道浦母都子 掲出歌は、阪神大震災を詠んだ歌だそうです。 で、藤原帰一『「正しい戦争」は本当にあるのか』。以前も書きましたが、櫻井くんが読んだ本としてインタビューで挙げられていたので、気になって読みました。ぶっちゃけ難しい……。いや、ひとつひとつ丁寧に追っていくとすごく明快でわかりやすくて納得できるんだけど、それを追っていくこと自体が私にとって難しいっていう(--; 縄文時代弥生時代古墳時代には多少詳しくても、新しくなるほど知識がない西瓜丸です。ただね、この本、高校の時に読んでおきたかった(2003年発行なんで、出たときには西瓜丸はとっくに社会人になってたけど!)。丸暗記しようとするとわけがわからなくなる近代史ですが、ひとつひとつの事件が実はこんな風にものすごく人間臭く繋がってるんだな、ということは新鮮な驚きと面白さでした。あと、インタビュアーの渋谷陽一さんは、私が小沢健二に青春を捧げていた時代にロッキンオンジャパンにしばしば寄稿されてたので、ますます親近感!以下、印象的だったところ、いくつか。<藤原さんの話を、インタビュアーの渋谷さんがまとめて>いままでの話を整理しますと、平和か戦争かっていう論理の立て方が、まず違うんだ、と。まず平和が大事、それは当たり前だろうと。誰もが平和を選ぶ。しかし戦争が起こらざるを得ない状況というのが世の中にはいっぱいある、と。だからそれをひとつひとつ潰していくっていう現実的なオペレーションが、いわゆる反戦的なことであって。(P.59)平和っていうのはある日陽が昇って平和が訪れました、おしまい、じゃなくて、現実の積み重ねなんだっていう。(P.64)武力を必要としない状況を作っていくことが平和のためのプロセスなんだ、っていうのが、藤原さんのお話の肝のところですよね。(P.97)<藤原さんの言葉>平和って、理想とかなんとかじゃないんです。平和は青年の若々しい理想だとぼくは思わない。暴力でガツンとやればなんとかなるっていうのが若者の理想なんですよ。そして、そんな思いあがった過信じゃなく、汚い取引や談合を繰り返すことで保たれるのが平和。この方がみんなにとって結局いい結論になるんだよ、年若い君にとっては納得できないだろうけどもっていう、打算に満ちた老人の知恵みたいなもんです。(P.66)戦争なしに国際関係の仕組みを変えるっていうのは本当に難しいことなんです。ことに、小規模で短期の戦争を伴うと、戦争と言う行動は合理的なんだっていうふうに考えられちゃうから、最悪です。もっとざっくり言っちゃうと、戦争やって痛い目にあうような、戦争なんて目的効率性がないんだと思えるときには国際関係の仕組みって大きく変わるんだけど、戦争ってけっこううまくいくじゃん、合理性高い!って思っちゃえるときには変わらないんですよね。(P.203)戦争を避けるためになにができるかなんか考えなくても平和って言葉は言えるんですよ。(P.254)必要なのは祈る平和じゃなくて、作る平和です(P.311)冷戦が終わって、核戦争で世界が壊滅する危険は遠のいたはずだ。ところが、まさに世界戦争の心配が薄れた時代を迎えてから、正義の戦争とか、民主主義の拡大とか、それまでになく強気の議論が出現したのである。日本でも、海外派兵こそが国際協力であり、国際平和への貢献だ、という主張が広がってきた。(中略)なぜこのような混乱が起こるのだろうか。それは、平和を作る手段が戦争を作る手段とほとんど同じであり、平和を保つのも軍隊なら戦争を作るのも軍隊だ、という、国際政治のもっとも基本的な逆説から生まれている。(P.313) 以前の私だったら、きっと、こういうテーマの本を手に取らなかっただろう。それが、何度も何度も前のページに戻って確かめながら、自分の中で噛み砕きながら読み切ったというのは、ひとつの変化だなと思う。平和は祈るものでなく作るもの……私はどうやって平和を作れるかな、と考えたときに、「戦争なんて不幸になるだけだよ、全然合理的じゃないしそんな手段選ばない方がいいよ!」ということを皆が知る手助けならできるんじゃないかと思った。なので、つらすぎて中断していた、『DAYS JAPAN』の定期購読を再開した。この雑誌には、続いて欲しい。ムンバイのテロに巻き込まれて死んでしまった、私の知人のためにも、私は平和を作る努力をし続けなくちゃ……
2011.02.19
コメント(0)
暴力のかくうつくしき世に住みてひねもすうたふわが子守うた 斎藤史 イスラムの世界について何も知らなかったんだな、ということを知れた一冊。非常にわかりやすくて面白かったです。ユダヤ教とキリスト教とイスラム教は、兄弟みたいなもんなのね。だったら仲よくやればいいのに……と思ってしまうのは、寛容な日本の宗教観がゆえ?イスラム教というと、ISSにマレーシアから来ていたNと、インドネシアから来ていたGのことを思い出します。二人とも優しくて頭がよくて紳士的で、真面目なイスラム教徒で、宿舎の部屋で真摯にお祈りしてたっけなあ。特に、二十歳の夏にGのところへ3週間遊びに行ったのは、「行ってよかった旅行ベスト3」に間違いなく入る!!あの頃よりはずっと上達した英語で、今ならもっといろいろな話をできるのにと思う。また会えるかなあ……
2011.02.13
コメント(0)
ありがとういつも一緒にいてくれて たまに一緒にいないでくれて 佐藤真由美 この頃、新年会とか誕生会とか壮行会とかで、友達ほかと食事に行くことが多いです。大学時代からの友達、高校時代からの友達、会社の同僚、社会人になってからの友達、小中学校時代からの友達、などなど。なんというか、ほんとうに、仲間たちとの温かい絆は、人生を温めたり楽しくしたり明るくしたりしてくれるなあ。ヒットを生み出すのは「仲間の力」だという特集を組んでたのは、日経エンタメでしたね。嵐を筆頭に、ね(´▽`) そんなことを改めて思ったのは、私が福井から神戸へ転勤になるときに、一緒に働いていたバイトの人たちが作ってくれた、世界で一枚のコンピレーションCDを聴き直したから。 なんと、ジャケットに書かれた日付は、2002年9月25日!!すごく凝った手書きのジャケットと、かっこいい選曲。いま見ても、やっぱりうれしい。こういう、人生の中のきらきらしたかけらを大事にしたいなあと思います。「Still...」や「風」が沁みる、今日この頃です。
2011.02.12
コメント(2)
雪降れり時間の束の降るごとく 石田波郷 「時間の束」のごとく雪が降るだなんて、なんて素敵な切り取り方をする人だろう、石田波郷。この人の言葉の選び方がすごく好きです。「朝顔の紺の彼方の月日かな」とか、ほんとたまらないです。 で。先日、会社の人たちと食事会があり、初めて行ってまいりました。リストランテASO。お店の外装も内装も素敵で、味覚のみならず視覚や嗅覚にも美味しいお料理の数々でございました。美味しい料理の数々の中でも、私がとにかく印象的だったのはこのみっつ。1位:フォアグラのソテー ミートソース 黒トリュフを添えてミートソースとフォアグラって、こんなに合うんだ!という驚きもさながら、まるでカスタードプリンのような甘さと滑らかさはびっくり。今までフォアグラを食べた回数はさほど多くないですが、これは実にナンバーワンの美味しさでした。横に添えられているのはトリュフ!?と思いきや、竹炭を練りこんだ黒いニョッキ。柔らかい!2位:きのこと黒トリュフ風味の卵トリュフと卵が非常に合うと聞いてはいましたが、本当に美味しい!! トリュフの芳醇な香りを玉子のまったりとした濃厚な滑らかさが受け止めて、最高の相性です。中にひそんだキノコの触感もよい。3位:自家製フレッシュバター 間違いなく、これまでに食べたバターの中で一番美味しい。ふわふわのムースみたいなんです。生クリーム250ccに塩3g(4gだったかな)を入れて、泡立てるんですって。一番右の真っ白なやつは、シンプルなバター。真ん中のうっすらグリーンのものはオリーブオイルが入っていて、オリーブの青っぽい香りと味がたまらない。一番左は桜のチップで燻製しながら作ったそうで、桜の香りもしっかりするんです。このセットがひとりにひとつずつ。なんと贅沢な!!見た目も可愛い小さなパンたち(全部味が違う!)に、たっぷりつけていただきます。 面白かったのは、ラタトゥイユに柚子味の泡のソースを載せた料理。柚子の皮を細かく刻んで入れた水の中にさらにドライアイスを入れて、柚子の香りを立たせながらいただくという、まるで実験みたいな一品で楽しい。 「カレイライス」という遊び心たっぷりの一皿は、こんがりとソテーしたカレイに、リゾットと、カレー味のムースが添えてある。リゾットの中には人参が隠れてました。ちゃんとカレーライスを意識してるんですって(笑) ほか、 目にも美味しいいろいろ。 左は、鯖と甘海老の燻製。右奥のグラスをかぶせて、煙の香りと共にサーブされます。右はフォアグラ料理の別バージョン。林檎をくりぬいた中に、フォアグラのムース! 左は、私が注文したからすみのパスタ。右の「菜の花と白子のパスタ」を注文した上司は、2月にしてすでに「今年のパスタ・オブ・ザ・イヤー!」と絶賛してました。背の高いグラスに入ったパスタと、透明な器に入ったソースと、別々にサーブされて食べるときに混ぜます。 40日間も熟成したという和牛の炭火焼。氷柱に載ったアイスには、岩塩をかけて食べる。 濃厚なチョコレートのデザートと、まるで花束のような焼き菓子&フルーツ。可愛い! どれも大変においしゅうございました。香りへのこだわりが特にすごいなと思った。大切な大切な記念日などにまたぜひ利用したいと思うけど、人生で、あと何度行けるだろう……(遠い目)
2011.02.11
コメント(0)
敵機五十五機墜落せしと伝えるも生物(いきもの)の事聞こえぬ不思議 町田良子 先月くらいから、私の中の「社会派」(というのかな)が、むくむく湧き上がっている。多分根っこにあるのは、櫻井くんがイチメンで紹介してくれるいろいろなことで……その中で戦争の話や、貧困の話が時々取り上げられていたので。そういう話を自然に意識するようになった。で、先月くらいに、昔々の櫻井くんの記事を読む機会があって、その記事で取り上げられていた本が、『「正しい戦争」は本当にあるのか』という本だった。(これはまだ読んでいる真っ最中!) でもって『正しい戦争~』についてネットで調べていたら、芋づる式に、この石井光太さんの『地を這う祈り』に出会って、読んでみたというわけです。そして衝撃を受けた、と。 現代日本に生きていると、自分を取り巻くこの環境はものすごく恵まれたものなんだということをなかなか意識しないけれど……この本に収められた、一枚一枚の写真が、突きつけてくる。同じ人間なのに、彼らと私は、どうしてこんなに生きる環境が違うんだろう? 毎日の食べ物にすら困り、生存ぎりぎりのところにいる彼らの命と、おいしいものを食べ歩いている(!)私の命に、重みの違いなんてあるはずがないのに? かといって、じゃあ私がいま目の前にあるハンバーガーを食べなければ彼らの口に届くのかというと、そういうわけでもなく。だからといって、「どうせ何にもできないよね」と諦めるのでもなく。ただ、今も世界のどこかで起こっているこれらのことを意識し、「じゃあ私に何ができるんだろう?」と絶えず問いかけ、そしてできることが見つかったら必ず行動に移す……そういうことを積み重ねていくしかないのかなと思う。 たとえば、ペットボトルの蓋を集めてワクチンに換える。(企業や役所などで集めているようです)たとえば、古切手を集めて寄付してお金に換えてもらう。(郵便局や生協で、やっているのを見た)たとえば、着なくなった服をリサイクルする。(ユニクロとか) 戦争撲滅や貧困撲滅をどんなに願っても、願うだけじゃ何も変わらない。Just thinking about it won't get anything done. そういうことです。 <追記>三鷹光器代表取締役会長 中村義一さんのインタビューの一節(以前このブログで取り上げたもの)を思い出した。中村と話しているとき、筆者は唐突に「戦争は好きかい?」と問われた。嫌いだと答えると、言葉がどっと返ってきた。 「嫌いなら、戦争にならないためのものを何でつくらないの? それが必要なものでしょう? 口で『嫌いだ』と言っているだけなのは、戦争をやると言っているのと同じですよ」
2011.02.09
コメント(0)
ひかり野へ君なら蝶にのれるだろう 折笠美秋 超楽しみにしてた金曜ナイトドラマ「バーテンダー」! 相葉くん主演!バーテンダーの格好が似合いすぎる……(*´Д`*)カクテル作るのもさまになってる。練習、大変だったみたいですね。マイガールの再放送もちょこちょこ見てたんですけど、どっちの作品も相葉くんの魅力を引き出してるなあと思いました(´▽`)今後の展開もすごく楽しみ。毎週金曜日の癒しになりそうです。
2011.02.05
コメント(2)
雪ふかくつもりつればと凍えし手をわれにあづけぬいま来し人は 竹久夢二 や、メンチカツカレーを食べたのは確か去年の話なんですが、カツカレーは今日の話です(^^;なんかね、同僚がね。平田牧場に行きたいって言うからね。仕方ないなァと思って付き合ったわけでスヨ。見てください、このカツの大きさ! メンチカツカレーを注文した同僚に、「それ完全にメンズサイズだよね」と笑われました。まったくだ。でかすぎるだろ、これ。まあ完食しましたけどね(いい笑顔)しかしさすがに量が多すぎる……。やっぱメンチカツカレーくらいがちょうどいいか。話逸れますが、平田牧場のロースカツ弁当は、弁当にあるまじきほどのカツの大きさと厚さです。すごく美味しいけど、西瓜丸の許容範囲を超えてしまうので胸やけしちゃうのが残念すぎる(´Д`)
2011.02.03
コメント(0)
倖せを疑はざりし妻の日よ蒟蒻(こんにやく)ふるふを湯のなかに煮て 中城ふみ子 一定量以上の揚げ物を食べると、すぐに胸やけする年齢になってしまいました。特にメンチカツがつらい。好きだから食べたいのに、食べると具合が悪くなるのがつらい。トンカツもそうです。あんなに美味しいのに……!!西瓜丸的メンチカツの許容量は1個。なので、平田牧場のメンチカツカレーは実によろしい。このメンチカツカレーの何が素晴らしいって、カレーだけでも十二分に美味しいこと!! 私好みの欧風カレーは、どろりと煮込んだ野菜の甘みがたっぷり。そこに寄り添うメンチカツは、もちろんカレーなしでも美味しい。両方合わせて結構なボリュームがあるので、これを食べるとさすがに退社時までお腹が減らない(普段は16時にはお腹が空くよ)。 ……カロリーが半端ないって、わかってはいるんだけど……
2011.02.02
コメント(0)
毎日の勤務(つとめ)のなかのをりふしに呆然とをるをわが秘密とす 宮柊二 同僚が貸してくれた本。劇団ひとりさんのエッセイです。内容も面白いんですが、私はむしろ感心したことがあって……それは、仕事の話に一切触れていないこと。プライベートのことで、ここまでいろんな経験を(もちろん自費で)して、それを面白く書けるというのはすごいと思う! 特に「悪口」の章が好き。そしてあらためて、寄生虫博物館に行ってみたくなった。
2011.01.30
コメント(0)
決して勝たない一生を選びし君の決意美しとして泥酔しおり 佐々木幸綱 ずっと前に読み終えたのに、書き忘れてた。毎日新聞で連載していた小説の単行本です。やっぱ林真理子さんはすごいな、現代日本をばっちり切り取ってるな。面白くてあっという間に読み終えました。で、一番思ったのは……やっぱ自分の足で立って歩かなきゃだめだね、ってこと。以前、IFIビジネススクールの尾原名誉学長が、アメリカ?での講演でこんなことをおっしゃってたんです。「自分の人生は自分でコントロールしないと、誰かがコントロールする」。私はそれを新聞の記事で読んだだけだったけれど、ほんとにそうだなあって思って。他の人にコントロールされても面白くないな、って。私は私の価値観で、自分の人生をコントロールしていきたいです。
2011.01.28
コメント(0)
貝などのこぼれしごとく我が足の爪の光れる昼の湯の底 岡本かの子 仲良しの同僚が、高級イチゴをくれました。箱に入ってリボンかかってんの! 携帯と比べると大きさがわかるかと。自分じゃ絶対に買わないけど、もらうと超うれしい(*´▽`*)大きいうえ甘くて、食べ応えがあります! 別の同僚は、東京会館の「ガトー・ベルローズ」をくれました。初めて食べた。美味しいv大きなイチゴも可愛いお菓子も、食べると女子力が上がる気がする! もぐもぐ。
2011.01.24
コメント(2)
雪に傘、あはれむやみにあかるくて生きて負ふ苦をわれはうたがふ 小池 光 昨日の神楽坂散策のもうひとつのお目当てはココでした。神楽坂のここん。ずーっと愛用してた文庫革の財布(同じものをリピートして、3つ目だったかなあ)がぼろぼろになってしまったので、買い換えようと思っていたのだけどなかなか気に入るものがなかったんです。二つ折りタイプのガマ口で、可愛くて2万円以内で買えて、かつ他の人があんまり持っていないもの。ありそうでないんですよ、これが……。で、たまたま「ここん」さんのサイトに迷い込んだときに、ココのオリジナルの文庫革財布を知りまして……昨日初めて実物を見に行って、思った通り可愛かったので、思い切って買っちゃいました。奥がずっと使ってたほうで、手前が新しく買ったほう。先日34歳を迎えたばかりなので、新しい年はこの相棒と一緒に過ごします☆ 私が持ってたのはこれらの柄違い↓ どれも可愛い~~(≧∀≦)
2011.01.23
コメント(0)
一人づつ起きる子供や根深汁 本田あふひ 同僚が教えてくれた、モスバーガークラシック@神楽坂。本日の散歩の目的のひとつはコレです。痩せたいための散歩の目的がハンバーガーというのは間違ってる気もするけれど、モチベーション維持のためには大事なのです。食べたいから歩くのか、歩きたいから食べるのか? ま、どっちでもいいか。いいのか? さあ、念願の、神楽坂バーガーわさびです! 見てください、この高さ!一口かじって感じるのは、まず、ふんわり&表面カリカリのバンズとその甘さ。続けてわさびの風味と、たっぷりのシャキシャキねぎ! 珍しいのはエリンギが入っていることで、この食感がハンバーガーとしてはとても新鮮です。で、わさびが合うんです、これが。この、鼻にツンと来る感じが、まさに「大人のためのハンバーガー」!?肉汁たっぷりのパテは意外とさっぱり。このハンバーガーでは、むしろパテは主張せずに、わさびやらネギやらエリンギやらを引き立てながら上手にまとめている影の立役者です。何書いてんのか自分でもよくわからんぞ。想像していた以上に美味しかった、日本が誇るわさびバーガー1080円。ここは徒歩圏内だし、休日のお出かけ先のひとつとしてリピートしてしまいそうです。
2011.01.22
コメント(2)
冬夕焼人をあやむるごとき色 加藤三七子 水曜はレディースデー! 映画「相棒 劇場版2」観てきました。すごく面白くて2時間あっという間。あっという間。だったんだけど……私が「相棒」を観るようになったのはごくごく最近(今年入ってから、再放送で)なんですが、あれっていろんな意味でリアルですよね。毎回登場する「一般人」の配役が秀逸だと思う。ほんとにいそう。リアリティがものすごい。あと、不条理でやりきれない結末が平気であるところとか……。この劇場版も、終わってしばらく呆けてました。「そう来る!!??」みたいな。ほら、サブタイトルが「警視庁占拠! 特命係の一番長い夜」だったから、あくまでも「一晩」に焦点が置かれた話だと勝手に思ってたんですよね……。去年嵐が五人で共演した、「最後の約束」的な。でも、そうではなかった。面白かったんだけど、自分が想像していた話と全然違ったから、まだそのギャップを呑み込めずにいる。といった感じでしょうか。そして10年くらい前にミッチーのコンサートに行っていた者としては、神戸尊なミッチーが、なんだかとても感慨深いのでした。
2011.01.19
コメント(0)
鴨引くや人生うしろふりむくな 鈴木真砂女 相葉くん@嵐同様、鶏の唐揚げが好きです。最後の晩餐は何がいい?と訊かれたら「おにぎり!」と答えるけど、それに鶏の唐揚げが添えられていたら実に素晴らしい。あ、でも、相葉くんと鶏の唐揚げとどちらを選ぶかと言われたら相葉くんを選びます。誰もそんな二択を私に迫ったりしないだろうけどさ。で、本題です。仕事があまりにも忙しくて、目はショボショボするし肩は凝るし、ルームメイトは帰省中で家に帰っても一人だし……ってことで、自分を励ますために鶏三和の塩唐揚げを買って帰りました。いろいろ鶏唐揚げを食べてきた西瓜丸ですが、母親の手作りを別格とすれば、ここの唐揚が一番美味しい。ここはね、もも肉じゃなくて胸肉なんです(たぶん……)。なのにパサパサしてなくて、ふっくらジューシー。そして塩味ってのがまたイイ。時々無性に食べたくなります。残念ながらミッドタウンの鶏三和は親子丼しかイートインにないのだけれど……もちろん親子丼もすごく美味しいけど、やっぱ唐揚げ定食とかあったら嬉しいなあ。「痩せる気ないでしょ?」第三弾でした(笑)
2011.01.18
コメント(0)
寒夕焼じやんけんぽんの石と紙 鷹羽狩行 「痩せる気ないでしょ?」第2弾(笑)以前買った「大人の定番スイーツ」なる本にここの2種類のショートケーキが載ってて、ずっと気になってたんです。で、散歩ついでに行ってみた、巣鴨のフレンチパウンドハウス。こちら、「ルージュ」と「ブラン」。ルージュのほうはクリームが微妙にピンクがかってて、ふわっと苺の味がします。ブランは生クリームのフレッシュな味わい。どっちもすごく美味しい! でも、どちらかを選ぶとしたら、やっぱブランかなあ~美味しいんだけど、1個600円くらいするのが泣けます(´Д`)
2011.01.16
コメント(0)
冬銀河掌(て)の中の掌のやはらかし 大嶽青岳 モスの期間限定バーガー、「塩バターチキンバーガー」食べてきました。痩せる気ないだろって? ですよねー。でも今日はなんと16306歩も歩いた!食べたいから運動してる感じだな……で、塩バターチキンバーガー。マックのソルト&レモンは相当ジューシーというか油たっぷりでしたが、こちらは思っていたよりさっぱり。微妙に香る柑橘は、レモンではなく柚子です! 上に乗ってるのはポテトらしい。でも「揚げ物の味」しかしなかったな……期待しすぎた感あり。でも、普通に美味しい。
2011.01.15
コメント(0)
全856件 (856件中 1-50件目)