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テーマ： 政治について(20047)
カテゴリ： 政治
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100804-00000040-sph-soci
菅直人首相（６３）が３日、衆院予算委員会でブチ切れた。自民党の平沢勝栄衆院議員（６４）から、２００２年５月のラジオ番組で君が代斉唱を拒否していたとの指摘を受けると、「証拠を挙げていただきたい」と声を荒らげて事実関係を否定。平沢氏の質問中から「違う」などとヤジを飛ばし、怒りをあらわにした。前日（２日）の予算委員会では低姿勢に終始していたが、わずか１日で「イラ菅」に戻ってしまったようだ。
平沢氏は、質問時間の最後にこう切り出した。 「総理は君が代、日の丸賛成ですか？ 反対ですか？」
菅首相は「日の丸が掲示されている前では、国旗に対して敬意をできるだけ表すようにしている。君が代を歌う場面では起立して斉唱している」と説明した。
だが、平沢氏は即座に、菅首相がかつて出演した「ミッキー安川のずばり勝負」（ラジオ日本）での“事件”を挙げ、追及を始めた。
「ミッキー―」は、故・ミッキー安川さんが司会を務めた討論番組。番組冒頭では、君が代斉唱することを慣例にしていた。平沢氏は番組関係者らの話として、２００２年５月３１日、当時・民主党幹事長として出演した菅首相は「私は歌いたくない」と国歌斉唱を拒否した、と指摘した。
これを聞いた菅首相は「ウソだ」「調べてください。証拠を出してください、今の話は！」と質問中にヤジを飛ばしまくった。答弁に立つと平沢氏をにらみつけるようにして反論した。
「こういう場でそこまで言われるのなら、きちんと証拠を挙げていただきたい。小中学校の時代から、国歌の斉唱をしなかったということはありません。国歌を斉唱しないという態度を取ったことはありません」。あくまで事実無根を強調した。
(以下略)
なんと愚劣な質問と、なんと愚劣な回答だろうかと思ってしまいます。
「総理は君が代、日の丸賛成ですか？ 反対ですか？」
この質問は一体なんでしょうか。
そして、「日の丸が掲示されている前では、国旗に対して敬意をできるだけ表すようにしている。君が代を歌う場面では起立して斉唱している」と言う菅直人の回答、これは(私自身の主義主張、好みとは異なりますが)別に問題ないでしょう。
それに対して、８年も前のラジオ番組で君が代を歌ったとか歌わなかったとか、そんなことどーでもいいじゃんか、としか思えません。一民間ラジオ局の番組で君が代を歌ったとか歌わなかったとかが、国会質問で取り上げるような話かい、本当に自称「愛国者」の連中の考えることってのは下らねえな、としか思えません。
しかし、それ以上にがっくりするのは、菅直人の
「ウソだ」
「調べてください。証拠を出してください、今の話は！」
「こういう場でそこまで言われるのなら、きちんと証拠を挙げていただきたい。小中学校の時代から、国歌の斉唱をしなかったということはありません。国歌を斉唱しないという態度を取ったことはありません」
という反応。
どうして、「君が代を歌わなくて何が悪いんですか」と言えないんでしょうか。今は今、昔は昔、時間とともに人の考え方が変わっていくなんてことはいくらでもあるんですから、「その当時は歌う気はなかったけど、今は考え方が違う」でもいっこうに構わないはずです。
－－－－－－－－－－－－－－
ちなみに、私は君が代という歌そのもの、日の丸という旗そのものに対しては、賛成も反対もないと思っています。ただし、好き嫌いで言えば、君が代は大嫌いで、日の丸はどちらかというと好きです。君が代の何が嫌いかといえば、歌詞の内容と、それが体現する政治思想。そして、これを教育の場あるいはその他で強制することそのもの。(日の丸は好きですが、それを強制することは嫌いです)
私はこれまでのところ、この大嫌いな君が代は歌ったことはありません。いや、小学生のときには歌ったことがあるかもしれないけれど、よく覚えていません。少なくとも中学生以降は歌ったことがない。
だいたい、君が代斉唱なんて場面は滅多に遭遇したことがありません。中学高校大学の入学式卒業式で君が代斉唱はありませんでした。当時、東京の中学高校では君が代斉唱なんて、あまりなかったのです。その面では良い時代でした。
大学を出て最初に就職したとき、新人研修で毎晩君が代斉唱をやっていましたが、私は口を閉ざしていました。
菅直人首相（６３）が３日、衆院予算委員会でブチ切れた。自民党の平沢勝栄衆院議員（６４）から、２００２年５月のラジオ番組で君が代斉唱を拒否していたとの指摘を受けると、「証拠を挙げていただきたい」と声を荒らげて事実関係を否定。平沢氏の質問中から「違う」などとヤジを飛ばし、怒りをあらわにした。前日（２日）の予算委員会では低姿勢に終始していたが、わずか１日で「イラ菅」に戻ってしまったようだ。
平沢氏は、質問時間の最後にこう切り出した。 「総理は君が代、日の丸賛成ですか？ 反対ですか？」
菅首相は「日の丸が掲示されている前では、国旗に対して敬意をできるだけ表すようにしている。君が代を歌う場面では起立して斉唱している」と説明した。
だが、平沢氏は即座に、菅首相がかつて出演した「ミッキー安川のずばり勝負」（ラジオ日本）での“事件”を挙げ、追及を始めた。
「ミッキー―」は、故・ミッキー安川さんが司会を務めた討論番組。番組冒頭では、君が代斉唱することを慣例にしていた。平沢氏は番組関係者らの話として、２００２年５月３１日、当時・民主党幹事長として出演した菅首相は「私は歌いたくない」と国歌斉唱を拒否した、と指摘した。
これを聞いた菅首相は「ウソだ」「調べてください。証拠を出してください、今の話は！」と質問中にヤジを飛ばしまくった。答弁に立つと平沢氏をにらみつけるようにして反論した。
「こういう場でそこまで言われるのなら、きちんと証拠を挙げていただきたい。小中学校の時代から、国歌の斉唱をしなかったということはありません。国歌を斉唱しないという態度を取ったことはありません」。あくまで事実無根を強調した。
(以下略)
なんと愚劣な質問と、なんと愚劣な回答だろうかと思ってしまいます。
「総理は君が代、日の丸賛成ですか？ 反対ですか？」
この質問は一体なんでしょうか。
そして、「日の丸が掲示されている前では、国旗に対して敬意をできるだけ表すようにしている。君が代を歌う場面では起立して斉唱している」と言う菅直人の回答、これは(私自身の主義主張、好みとは異なりますが)別に問題ないでしょう。
それに対して、８年も前のラジオ番組で君が代を歌ったとか歌わなかったとか、そんなことどーでもいいじゃんか、としか思えません。一民間ラジオ局の番組で君が代を歌ったとか歌わなかったとかが、国会質問で取り上げるような話かい、本当に自称「愛国者」の連中の考えることってのは下らねえな、としか思えません。
しかし、それ以上にがっくりするのは、菅直人の
「ウソだ」
「調べてください。証拠を出してください、今の話は！」
「こういう場でそこまで言われるのなら、きちんと証拠を挙げていただきたい。小中学校の時代から、国歌の斉唱をしなかったということはありません。国歌を斉唱しないという態度を取ったことはありません」
という反応。
どうして、「君が代を歌わなくて何が悪いんですか」と言えないんでしょうか。今は今、昔は昔、時間とともに人の考え方が変わっていくなんてことはいくらでもあるんですから、「その当時は歌う気はなかったけど、今は考え方が違う」でもいっこうに構わないはずです。
－－－－－－－－－－－－－－
ちなみに、私は君が代という歌そのもの、日の丸という旗そのものに対しては、賛成も反対もないと思っています。ただし、好き嫌いで言えば、君が代は大嫌いで、日の丸はどちらかというと好きです。君が代の何が嫌いかといえば、歌詞の内容と、それが体現する政治思想。そして、これを教育の場あるいはその他で強制することそのもの。(日の丸は好きですが、それを強制することは嫌いです)
私はこれまでのところ、この大嫌いな君が代は歌ったことはありません。いや、小学生のときには歌ったことがあるかもしれないけれど、よく覚えていません。少なくとも中学生以降は歌ったことがない。
だいたい、君が代斉唱なんて場面は滅多に遭遇したことがありません。中学高校大学の入学式卒業式で君が代斉唱はありませんでした。当時、東京の中学高校では君が代斉唱なんて、あまりなかったのです。その面では良い時代でした。
大学を出て最初に就職したとき、新人研修で毎晩君が代斉唱をやっていましたが、私は口を閉ざしていました。
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