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2026.09.15
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カテゴリ: 政治
沖縄知事に古謝氏 自民系、12年ぶり奪還 辺野古容認、玉城氏に大差


古謝氏は14日朝、那覇市で記者団に対し、過去最多となる42万票余りを得たことに触れ「責任の重さを感じる」と語った。~
高市首相は14日、首相官邸で記者団に「経済成長を求める県民の意思が反映された。新知事と連携して力を尽くす」と歓迎した。政府は「民意」を踏まえ、辺野古移設を進める。木原稔官房長官は記者会見で、普天間問題について、辺野古移設が「唯一の解決策」との考えを改めて強調したが、古謝氏が求める普天間返還時期の明確化には明言を避けた。
玉城氏は13日夜、那覇市で支援者に「辺野古は造れない。(移設反対と)県民を代表して主張したことは間違っていない」と述べた。玉城氏は立憲民主、共産、社民各党などの支援を受けた。
県選挙管理委員会によると、確定投票率は61.57%で、2022年の前回を3.65ポイント上回った。

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東京在住で、沖縄にはまた1回しか行ったことがない人間ではありますが、玉城知事を応援していたので、残念な結果に終わりました。ただ、2月の衆院選などから、ある程度予想された結果ではありました。支援政党の組織力の差を覆すことはできなかった、ということに尽きるでしょう。

1.玉城陣営に対する誹謗中傷デマは凄まじいものがあった。が、しかし

玉城陣営に向けられたネット上のデマはすさまじいものがありました。古謝陣営に対するデマも皆無ではなかったものの、その量は明らかに大差があり、また その大半が沖縄県外からの発信と報じられて います。
このデマの嵐が選挙をゆがめたのは間違いありません。が、そのデマがなければ選挙結果が覆ったかというと、そうはらなかったのではないかと思います。理由は、次の2と一緒なので、次節でまとめて説明します。

2.辺野古での事故は、投票にはほとんど影響がなかった

3月に、辺野古で同志社国際高校の生徒が反対運動の船に同乗して、転覆事故によって無くなる事故がありました。もちろん、これは痛ましい事故であり、当事者に重い責任があったことは確かです。しかし、この一件は、ネトウヨ陣営が玉城陣営、ひいては左派、リベラル派全体に対する非難攻撃の材料として、散々にやり玉にあげ続けました。
しかし、その攻撃がどの程度選挙結果に影響したか、というと、得票数、得票率から考えると、「さほど影響はなかった」という結論になります。

それは、得票数と得票率が証明しています。
事故が起きたのは今年3月ですが、その1か月前、2月に衆院選がありました。

一方古謝支持陣営各党(自民、維新、参政、日本保守、国民民主)各候補の得票合計は37万6千票余、得票率は60.2%でした。
しかし、今回の選挙結果は古謝候補42万3千票余得票率60.0%、玉城知事27万6千票得票率38.5%です。衆院選より投票率が高かった分、両候補とも得票数は増えましたが、得票率は衆院選とほとんど同じです。残念ながら、玉城陣営は2月の衆院選時点で支持を失っており、そこから更に支持が減ったわけではない、という結論になります。
公明党が古謝陣営を支持しているので、衆院選の中道票の一部は古謝陣営に回った可能性があることを考えると、むしろ玉城陣営は衆院選より健闘したと言えます。

辺野古で事故が起こる前の衆院選の結果と今回の選挙結果がほとんど変わらないということは、辺野古での事故が選挙結果に与えた影響はほとんどなかったということです。
そして同様に、1で論証したネット上の大量のデマの投票に対する影響もまた、かなり限定的だったと考えられるわけです。勿論、衆院選の際もネット上のデマは相当のものがありましたが、それは沖縄だけを標的にしたものではありませんでした。
ただ、選挙結果を覆すほどの影響は及ぼさなかったとは思いますが、デマが選挙を大きくゆがめたことは間違いありません。

なお、辺野古の事故の投票への影響が小さかったことは、世論調査からも検証できます。 15日付毎日新聞の報道によれば 、投票の際に最も重視したのは「経済振興への取り組み」が最多の53%で、2番目の「辺野古移設」17%を大きく上回った一方、「辺野古沖で修学旅行生らが死亡した事故への対応」はわずか3%です。しかも、この3%には、元々玉城不支持だった人が相当の割合で含まれることが容易に推察できます。このことから、辺野古の事故で玉城陣営が失った票は最大でも3%、実際にはせいぜい1~2%と推測できます。

3.辺野古基地が完成するのか、普天間基地が本当に返還されるのかな?

辺野古基地は、超軟弱地盤のため遅々として建設が進んでいません。これまでは、「軟弱地盤のせいではない、知事が工事を妨害するからだ」というデマがまかり通ってきたわけですが、もはやそんなデマは今後通用しなくなります。さて、辺野古基地は本有に完成するのでしょうか?何年後に完成するのでしょうか?その時、普天間基地は返還されるのでしょうか?
辺野古基地は、普天間より滑走路の長さが短いため、たとえ辺野古基地が完成しても米国が普天間基地を返還しない可能性は度々指摘されています。そのことも、普天間基地建設反対の有力な根拠でした。しかし、そんなことはない、辺野古基地が完成すれば普天間基地は返還されるのだ、というのが政府と辺野古移設賛成派の言い分です。
本当にそうなのかどうか、これから問われます。当選した古謝氏が普天間基地返還時期の明確化を求めたのに対して、 政府はゴニョゴニョと言葉を濁しています。
まさか、辺野古基地が完成しても普天間基地は返還されません、なんてことにはならないですよね???

同様に、「県民所得倍増」が本当に可能なのかも、これから問われていくことになります。





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最終更新日  2026.09.15 07:33:58
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